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WBC中国暫定メンバー 戦力分析②

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WBC中国暫定メンバー 戦力分析①(投手・捕手編)

●2013WBC中国代表(暫定) *=左
・投手
ブルース・チェン*(ロイヤルズ)、卜濤*(河南)、李帥(河南)、李文明(天津)、呂建剛(天津)
李鑫*(天津)、劉宇(北京)、楊海帆(北京)、孟慶遠(北京)、羅夏(四川)
陳坤(四川)、冉松*(四川)、朱大衛(上海)、楊燕勇(上海)※兼外野手

・捕手
王偉(北京)、董偉(北京)、孟偉強(広東)

・内野手
レイ・チャン(レッズAAA)、安旭(北京)、李磊(北京)、賈昱冰(北京)、賈徳龍(広東)
杜暁磊(江蘇)、褚夫佳(江蘇)、岡村秀(江蘇)

・外野手
崔暁(北京)、頼競峰(広東)、陸振洪(江蘇)


戦力分析第二弾は内野手・外野手編です。

実はカージナルス傘下のプロスペクトで、中国系二塁手のKolten Wongに傘下打診をしているという報道があったのですが、結局ロースターには入ってきませんでした。
書類的な問題なのか、球団に拒否されたか、本人の意志なのかは定かではありませんが、野手のサプライズ補強として期待していただけに、ここはちょっとショックでしたね。まあそんなにうまくいくわけないんですが。


【内野手】
・レイモンド・チャン/張宝樹 (AAAルイスビル) 右右 [遊撃手・三塁手] 1983.08.24 185cm/88kg
2009年WBCでも活躍した中国系アメリカ人のマイナーリーガー。両親ともに中華圏出身の2世である。
オープンスタンス気味の中距離打者だが、あまり率を残すタイプではなく、どちらかと言うと守備の人。
前回大会は壮行試合で調整不足を露呈するも、本戦では3番・遊撃手として攻守ともに活躍、台湾撃破の立役者となった。ここ数年は所属チームで三塁守備につくことが多く、今大会では三塁を守る可能性がある。

・安 旭/アン・シュ (北京タイガース) 右右 1987.09.07 [遊撃手] 180cm/80kg
元巨人育成選手。北京復帰後はしばらく内野のバックアップや代走での出場が主だったが、2010年頃から遊撃レギュラーに定着。
遊撃守備はフィールディング・送球ともに安定しており、やらかしも少ない好選手。一方打撃に課題を残しており、スタメンで使うには打力が足りないといわざるを得ない。

・李 磊/リ・レイ (北京タイガース) 右右 [二塁手・外野手] 1984.06.24 176cm/75kg
大幅な世代交代を図った現中国代表の主将。俊足巧打に加え、中国の中堅世代では突出した守備力を誇る5ツールプレイヤー。外野も守れる。
かつて岡島からHRを放ったり、国内ではHR王のタイトルを獲るなど、体に見合わぬパワーも持ち合わせる。中国でプレーしているのが非常にもったいない選手。
アジア選手権で少し調子を落としているように見えたのが気がかりか。2番、あるいは3番打者としての起用が濃厚。

・賈昱冰/ジア・ユビン (北京タイガース) 右右 1983.02.18 [一塁手] 190cm/90kg
大陸の眠れる大砲。当たれば中国随一の飛距離を誇るものの、非常に三振も多い「扇風機」。ラフプレー問題を起こすなど、若干問題児の側面も。
かつてマリナーズとマイナー契約を結んだり、プレ五輪で大活躍したものの、北京五輪の大ブレーキをきっかけに長らく冬眠。
怪我・手術を経て、昨年末にようやく実戦復帰にこぎつけた。2008年以来久々の代表選出となったが、どの程度までコンディションが回復しているか。

・賈徳龍/ジア・ドゥロン (広東レオパーズ) 右右 [遊撃手・三塁手・一塁手] 1985.07.04 182cm/86kg
本職は遊撃手だが、内野をどこでもそつなくこなす守備力が持ち味。前回大会は三塁手スタメンであった。攻撃面で特筆すべき点はない7番打者タイプだが、バントに難があるなど、小技を不得手とする。
今大会も三塁手での起用が考えられるが、チャンの状況次第で遊撃手もあるか。

・杜暁磊/ドゥ・シャオレイ (江蘇ホープスターズ) 右右 [二塁手・三塁手・捕手] 1990.05.25 175cm/68kg
数年前に捕手から転向。身体能力を生かした守備と、俊足に定評がある。スローイングに若干難ありか。
小柄な体と足を生かし、小技で勝負する選手。内野のバックアップ、状況によってはブルペン捕手を務めることも考えられる。

・褚夫佳/チュ・フージァ (江蘇ホープスターズ) 左左 [一塁手] 1989.09.10 191cm/87kg
前回WBCで「ダルビッシュから唯一良い当たりを放つも、イチローの好守に阻まれた」「中島の放った一塁線ライナーを横っ飛びで好捕した」あの選手である。
長身のため強打者タイプに見えるが、独特のスタンスに構える打撃はいわゆる「つなぎの4番」タイプ。非常に俊足でバントも上手く、守備では打球処理に定評。「大陸の福浦」とも。
アジア選手権は2番で起用されるなど、中軸・上位の打順を厭わないのが売りだが、プレースタイルが迷走しているようにも見える。

・岡村秀/おかむら しゅう (江蘇ホープスターズ) 右左 [三塁手・一塁手] 1993.10.13 181cm/83kg
青森山田高校出身の日中ハーフ。高校時は全国的には無名だったが、3年時に4番を務めた。妹はジュニアトップレベルのゴルファーで、兄弟揃ってレスリングで全国経験を持つなど、生まれ持った身体能力が魅力。
昨年は中国代表のアメリカキャンプに帯同し、4割を超える打率をマーク。本職の一塁手ではなく、代表のレギュラーが空いている三塁手として経験を積んだ。
その後所属した江蘇ではリーグ戦中止により公式戦出場はならなかった(外国籍の規定による)が、中国で練習を積み、晴れてWBC代表に選出された。今大会では代打起用が予想される。

【外野手】
・崔 暁/チュイ・シャオ (北京タイガース) 右右 [外野手] 1988.07.31 178cm/65kg
元巨人育成。巨人時代は主に二塁を守っていたが、北京復帰後に本格的に外野転向。
2009年にレギュラーを掴みブレイクすると、三拍子揃ったポスト孫嶺峰として2010年アジア大会から代表入りした。
打撃ではオープンスタンスに構え、二塁打の多いプルヒッター。打球判断には中国特有の粗さが残るが、守備範囲でカバーする。昨年のアジア選手権では盗塁王にも輝いた。
1番センターでの起用が濃厚。

・頼競峰/ライ・ジンフォン (広東レオパーズ) 右右 [外野手] 1989.10.07 181cm/72kg
広東の守備型外野手。中国の外野手に数少ない「後ろの打球をきちんと追える」選手。反面、中国外野手伝統の「やらかし」も多々ある。
新世代の中国の外野を担う選手として俊足と肩に期待されているが、広東でも9番が定位置のように、打撃を苦手とする。8番、あるいは9番右翼手での起用が濃厚。

・陸振洪/ルー・ゼンホン (江蘇ホープスターズ) 右左 [外野手・二塁手] 1991.04.15 175cm/70kg
広角に打てる打撃と、パワーを兼ね備えた若手中距離打者。まだ21歳と若いこともあって、新世代代表では売り出し中の部類に入る。アジアシリーズでは4番に座った。
守備は特段上手くはないが、内野手出身ということもあって最低限以上の守備力は持つ。足も決して遅くなく、守備範囲は広い。
レフトスタメン、打順は5番、あるいは6番が予想される。



なにせ中国の情報は数字がないのでこういった情報を伝えるのは本当に難しいのですが、海外の野球に興味が有る方のみならず、日本を応援する方も対戦相手の情報として、特徴だけでも頭に入れていただけると、より面白くWBCが見れるのではないかなと思います。
またWBC関連の情報は、逐次ツイッターやブログで更新していくつもりですのでよろしくお願いします。



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生まれも育ちも日本。中国渡航経験なし。
大陸の野球がただ好きなだけ。国際野球全般に興味アリ。
最近は中国版ツイッター"weibo"で情報収集しています。
最新の情報はTwitterでつぶやいていますので、こちらはまとめのような形になることが多いですが、悪しからず。
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