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【アジア野球選手権2012】第2日 中国-韓国

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アジア選手権中国代表(中華民国棒球協会)


●11/28
中国0-4韓国

試合詳細・ボックススコア等(中華民国棒球協会公式)

・スタメン
8 崔 暁(北京)
3 褚夫佳(江蘇)
4 李 磊(北京)
2 王 偉(北京)
7 陸振洪(江蘇)
5 孟偉強(広東)
D 国 濤(北京)
6 安 旭(北京)
9 頼競峰(広東)

P劉 宇(北京)5回1/3 →冉 松(四川)1/3 →陳 坤(四川)1回1/3 →呂建剛(天津)1回 →李 帥(河南)1回


[試合経過]


2表 四球とミスでためたランナーをタイムリーで返され、韓国先制。さらにランダンプレーの間にランナーが返り、0-2
その後、劉宇は毎回のようにランナーを溜めながらのらりくらりと点を与えず抑える。

5裏 それまで完全に抑えられていた中国は、2つのバントヒット(記録上うち1つは敵失)で無死1・3塁のチャンスを作るも無得点。
6表 劉宇がランナーを溜め降板すると、代わった冉松が2点タイムリーを浴び0-4に
この回3人目の陳坤が登板する

8表に呂建剛、9表は李帥とベテランリレーから韓国は追加点を奪えず、0-4で試合終了


[気になった選手]
・安旭 アジアシリーズでは守備機会が多くなくなかなか判断しづらかったが、守備は賈徳龍(広東)と同レベル、もしくは上なんじゃないかというぐらいの安定感。派手さはないが堅実。
初回のランダンプレーで最後の二塁カバーを怠らずきっちり暴走ランナーをアウトにできたのは大きかった。問題は打てる気配が全くしない打撃。

・孟偉強 初日の記事に記した急造サード。練習で見ぬかれたのか、初回からバントで狙われ、その後も韓国の三塁方向へ意識した感じが見られた。
大きなやらかしはなかったものの、かなり安旭に守備範囲で助けてもらった感はある。アジア大会郝国臣同様、肩でカバー。

・頼競峰 海峡杯・アジアシリーズと見てきたが、きちっと後方の打球を半身で追える数少ない中国の外野手。やはりこちらも問題は全く打てる気配のしない打撃。下位打線が自動アウトになってしまっている。

・王偉 5回には1人もランナーを出せていなかった状況を打破する、チャンスのきっかけとなったバントヒット。4番、決して足の早くない捕手だけに責任感あふれるプレーであった。
守備面でも2度の盗塁阻止、1度は投手の遅いクイックを補う座り投げを見せるなど、もはやレジェンド。

・国濤 アジアシリーズから全くいいところなし。かつての不調に陥った賈昱冰を思いださせるような扇風機ぶりを発揮。どんな球にでも手を出し、全くバットに当たらないという、見た感じ絶不調。


[投手]
・劉宇 初回こそカーブを効果的に使って3者凡退に抑えたものの、毎回毎回ランナーを背負い、のらりくらり切り抜ける苦しい投球。直球も本来より5km/h程度遅い129-132しか出ておらず、コントロールもばらけていた。あまり調子が良くなかったか。
韓国が捉えきれなかったことが幸い。

・冉松 左の中継ぎ要員が他にいないことから、消去法の登板だったか。直球は137出たものの、甘く入った球をタイムリーされ追加点に。直球のコントロール、スライダーのキレ、まだまだ。

・陳坤 直球はMAX135。最近は縦割れのナックルカーブの比率を減らし、アジアシリーズでも指摘された少し変化させる速球を軸としている。

・呂建剛 いつ見ても貫禄の投球。変化球の使い方が素晴らしい。直球も136まで出ており、かつての故障で落ちた球速が今になってまた少しずつ速くなっている。

・李帥 アンダースロー右腕だが、モーションが二段に。アジアシリーズから1か月も立たないうちになんの変化があったのか。二段モーションのアンダースローという変則になってしまったわけだが、ちょっとボークが心配。


とにかく打撃力の脆弱さが際立った試合。縦の変化球には全く対応できず、コントロールされた直球でさえ140前半でも振り遅れる。
相手は韓国の一軍半投手だそうですから、ここまで完璧なまでに打てないというのも最近の中国代表にはちょっと見られなかった感じです。特に直球への対応は一周りすればそれなりにできていることが多かったですからね。
守備面では李磊・安旭の北京二遊間を中心に、外野も(一つミスはあったものの)最低限はしっかりできており、この点は点差に現れたのではないでしょうか。



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