2012年02月17日
中国棒球協会は2月24日から今年最初の公式大会である「中国棒球冠軍杯賽」の開催を発表しました。
2012年全国棒球冠军杯赛竞赛规程
これまで協会が主催してきた国内の全国大会は毎年一回行われる全国棒球錦標賽(選手権)と毎年のリーグ戦(20試合前後)の2つで、試合経験の不足がかねてから叫ばれています。
この大会は新設されたのだと思いますが、今年限りなのか来年以降も続くのかは全くわかりません。しかしこれを機に国内大会の再編が行われるのではないかと私は予想しています。
これまでも幾度と無く休止の危機にさらされてきたリーグ戦(CBL、中国野球リーグ)の存続も俄然不透明になったのではないかとも推測されます。
この大会が行われるのは昨年新たに建設された雲南省の野球場過去記事参照。総当たり戦で競われます。
協会はCBL球団を持つ7チーム+解放軍(四川の兄弟チーム)と遼寧(実質北京二軍)の9チームにオファーを出したようですが、天津と北京は台湾で春季キャンプを行っており、参加辞退が決定したようです。
河南・上海の2チームは今月上旬から雲南の現地でキャンプを行っており、四川もすでに雲南入りしたとのこと。残るチームの動向はわかりませんが、全チームが参加するわけではないようです。
中国球界は来年、中国スポーツ界で最も重要とされる4年に一度のスポーツの祭典「中国全国運動会」(全運会、国体にあたる)とWBCを控えており、各チームとも例年以上に気合が入った調整具合が伺えます。
CBL開催問題はどうなってしまうのか、アジア野球選手権には参加できるのか、全運会に向けて各チームの戦力底上げはどうなるのか、WBCに向けて代表の動向はどうなるのか
今年も混沌とした中国棒球のシーズンが幕を開けました。
posted by 管理人 |17:44 |
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2011年12月14日
高知県で行われた四国開催トライアウトについて
四国アイランドリーグplusドラフト会議の結果について
先日四国アイランドリーグplusの合同トライアウトとドラフト会議が行われ、高知中央高校の中国人留学生・孫一凡投手が高知よりドラフト1位指名を受ける快挙を達成しました。
孫一凡の経歴を簡単に紹介しますと、北京の首都師範大学付属中を卒業後、岡山の作陽高校に留学。1年時からベンチ入りし公式戦に登板するなど期待されていたようですが、監督の転任に伴い(詳しい事情はわかりませんが)3年から高知中央高校に転校。
このたびILのトライアウトを受験し、2次選考免除の特別合格選手となり、高知よりドラフト指名を受けました。
調べた情報を少しまとめておきますと、恵まれた体格から130後半の直球と、キレの良いスライダーを投げ込むとのこと。中国人投手には珍しい、下半身の安定した癖のないフォームも持ち味のようです。
バッティングも良かったようですが、投手としてのIL入りに至りました。
まだ入団は決まったわけではありませんが、トライアウト受験→高知からの指名ということで入団は確実ではないかと思われます。
中華人民共和国成立後に日本の球団とプロ契約を果たした中国籍の野球選手は孫一凡で10人目、アイランドリーグでは香川に所属した李澤源に続き2人目となります。
日本の高校からの入団となりますと、元西武の朱大衛、青森山田→BC石川(退団後、北京に入団)の董偉に続く3人目です。
高知中央の現監督は元作陽の監督であり、孫一凡もいっしょに転校してきた形になるわけですが、詳しい経緯は分かりません。ILの公式発表でも経歴欄は高知中央高校とのみ表記されています。
高知中央高校は青森山田高校と並んで中国人の野球部員が在籍している高校です。今季から四川のレギュラー格をつかんだ翟学浩内野手も高知中央野球部に在籍経験があるとのこと。
孫一凡は転校後の公式戦出場が確認できないため、何かしらの事情があったのだと思われますが、作陽時代は1年生投手・中国人留学生とのことで県内関係者の間では多少名前は知られていたようですね。
なんにせよILトライアウト特別合格、ドラ1指名。高知は投手の頭数も少ないようですし、今季の活躍に期待しましょう。
最後に1年次の投球フォーム画像を見つけたので貼っておきます。http://plaza.rakuten.co.jp/firebyrd/diary/200910180000/
http://plaza.rakuten.co.jp/firebyrd/diary/200910190000/
ちなみにこの大会の公称からは約10kg増量してますね。現在の体はもっとしっかりしていると思います。
posted by 管理人 |16:47 |
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2011年11月18日
すでにシーズンは終わってしまいましたが、昨年に引き続き、今年度版の選手名鑑を手に入れることが出来ました。
日本、中国含めネット上には現在一切アップされていない(はず)ので、各球団ロースターをアップしておきます
なお毎年のことながら実物には大量の誤植がありますので、名鑑以外の情報も基にしています。誤った情報もあるかもしれせん(確実にあるはずです)のでそのあたりはご容赦を・・・
★=今シーズンがCBL初登録
■天津雄獅隊 (天津ライオンズ/Tianjin Lions)
領 隊
焦 益 (兼監督)
監 督
焦 益 (兼領隊)
コーチ
60李家強
??李 偉
??張万軍
トレーナー
張 強
投 手
11李 鑫
17呂建剛
18商亜澎
19許雲龍
20李梓踉
26李文明
30王躍強
41趙士華★
42陳 瑋
58蘇長龍
捕 手
22張振旺
32楊順意
内野手
5張皓玥
10張建博★
12聞 磊
16侯鳳連
24楊国剛
27于海超
29王 磊
40李洪鑫
61王 凱
??韓聯捷★
外野手
15劉 国★
25高 強
31劉若律
33鄭顕龍
52古汶鑫
■広東獵豹隊 (広東レパーズ[レオパーズ]/Guangdong Leopards)
領 隊
曽敬忠
監 督
80頼国鈞 (兼選手)
コーチ
0謝偉祥
32何信宜 [台湾]
68江泰権 [台湾]
81王永平
トレーナー
林暁雄
投 手
3陳俊毅
5湯 淼
8陳誠飛
11劉 凱
17趙学林
18王 培
21魯 超
26孫国強
79王 君
80頼国鈞 (兼監督)
捕 手
2梁永楽
13馮 毅
50孟偉強
内野手
6黄逸暉
9崔少峰
10劉広標
20唐 煒
22孫富龍
23潘文彬
31賈徳龍
86林暁帆
99那 闖
外野手
15黎徳明★
16頼競峰
25羅錦駿
30李新雄
52斉 択
66張洪波
■江蘇希望之星隊(江蘇ホープスターズ/Jiangsu Hopestars)
領 隊
馬振新
総監督
75荘勝雄 [台湾、日本]
監 督
99周晩碧
コーチ
56韓徳義
73夏隆正 [台湾]
77韓国軍
88丸山一仁 [日本]
トレーナー
曹 凱
投 手
0張徳洋
14孫友亮
16高 健
17張 想
18朱偉潔
21胡洪雨
27祁 迪
28朱経昊★
32虞駿岩
40王 豹
80劉龍煒
??任梓豪★
??安煒傑★
??鄭超群★
捕 手
捕手登録選手なし
内野手
2張 凡
3陳 晨
7桑忠文
8陳 彪
9陸振洪
12杜暁磊
15陸 毅
23高 鈿★
24劉 超
33褚夫佳
??曹 雨
??王 寧★
??朱璋煕★
??劉 昶★
外野手
5陳 浩
10曹暁峰
30王 剛
36陸晨傑
??孫 蒙
??耿 彪★
■四川蛟龍隊 (四川ドラゴンズ/Sichuan Dragons)
※登録背番号のユニフォームとと試合で使用したユニフォームが異なるため、複数の情報で確認。基本的に試合で使用した背番号を掲載したため、名鑑とは背番号が異なる。
領 隊
22朱 彬
監 督
78徐大勇
コーチ
68劉 江
88陳建華
トレーナー
陳俊雨
投 手
8張 偉
13羅 夏★
18陳 坤
23王蒙豪
28肖 俊
33冉 松
46祝万雲
66殷炳賢
捕 手
20金利民
内野手
6肖 偉
9翟学浩★
12張国臣
21馮 飛
26朴 攀
29李又林
40田文軍
45黄 可
55郭 俊
58楊 波
68周 攀
外野手
1范 傑
7鄧海軍
25祁 磊
??袁文凱
??夏 斌
ポジション不明
30倪紫陽★
37才譲扎西★
??付瀟霄★
■北京猛虎隊 (北京タイガース/Beijing Tigers)
領 隊
劉金剛
監 督
68宋平山
コーチ
36魏 崢
38蘆学明
39羅衛軍
66任秋革
トレーナー
李 偉
投 手
3楊海帆★
8黄 権
19孟慶遠
22李宏瑞
23李龍達
31毛 磊
33劉 宇
55賈金超
58李夕俊
捕 手
35楊 洋
56王 偉
内野手
2李澤源
4徐 超
6李 磊
10程 賛
11張 賽
13賈昱冰
21国 濤
25李 斌
26安 旭
28袁友根★
外野手
4李 晨
7宋 佳
15董 偉
27崔 暁
37翟源凱
51任 旭
99王 超
■河南吉象"四季胖哥"隊 (河南エレファンツ/Henan Elephants)
領 隊
邱新航
監 督
??李躍軍
コーチ
16杜 軍 (兼選手)
30史 龍 (兼選手)
??樊逢敏
トレーナー
程 淵
投 手
14李軍輝
17李 帥
20陳 鋒
21逯宇松
28鄒喬峰
34張子博
99卜 濤
捕 手
27楊成治
58王 東
内野手
12謝 旭
18杜 鵬
19郜時軼
23王江涛
25張伏佳
26邱真丞★
30史 龍 (兼コーチ、兼投手登録)
31代東超
32許忠益★
33郭 輝
35喬子龍
42李祥誠
外野手
13張 超
15熊 健
16杜 軍 (兼コーチ)
22彭 凱
24馬 力
38代漢釗
■上海金鷹隊 (上海ゴールデンイーグルス/Shanghai GoldenEagles)
領 隊
23何長征 (兼選手)
監 督
9張玉峰 (兼選手)
コーチ
30単 偉
31葉明強
36袁本栄
トレーナー
曹年山
投 手
0張 鵬
7張 力
11董 事
15姚 望
16奇済平
18楊 震
20夏康男
25胡凱焱
26張謝逸
99張 俊
捕 手
2郝国臣
4陸 洋
23何長征 (兼領隊)
内野手
5曹一傑
6張銭斌
9張玉峰 (兼監督)
19董春華
28張小晨
29李 超
51梁 奇
53韓継超
59陳忠陽
外野手
3厳鉦豪★
8蒋龍庭
23馬 贇
50夏正彦
52陳 香
55代 偉
56竺 佳
66楊燕勇
posted by 管理人 |04:05 |
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2011年11月13日
MLBの中国投資、IBAFの野球支援の一環として昨年から始まったマイナー教育リーグへの中国代表参加。今季も9月末から1ヶ月弱の日程で行われました。
昨年は「アジア大会前のアリゾナキャンプ」として行われましたが、
今季もリーグ参加は継続となり、中国側は来年のアジア選手権そして2013WBCを見据えた若いメンバーで「新生中国隊」として代表を編成してきました。
メンバーについては公式ロースターが発表されていませんので、判明分だけまとめておこうと思います。
なお日程・結果についても情報をほとんど発見できませんでしたのでこちらも悪しからず・・・
中国代表 2011アリゾナ教育リーグ遠征ロースター(判明分)
団長:申偉(棒球協会)
監督:John McLaren(MLB)
ヘッドコーチ:易 勝(棒球協会)
投手コーチ:呂建剛(天津)
投手コーチ:Scott McGregor(MLB)
野手コーチ:周晩碧(江蘇)
野手コーチ:張玉峰(上海)
通訳兼チームスタッフ:敖立邦(MLB中国オフィス)
右投手
16劉 宇(北京)
20李梓踉(天津)
23李 帥(河南)
33陳 坤(四川)
60高 健(江蘇)
62趙謝逸(上海)
??李文明(天津)
??夏康男(上海)
??張徳洋(江蘇)
左投手
11李 鑫(天津)
15卜 濤(河南)
27冉 松(四川)
捕手
3孟偉強(広東)
13郝国臣(上海)
56王 偉(北京)
内野手
30褚夫佳(江蘇)
63那 闖(広東)
66李 磊(北京)
??陸 毅(江蘇)
??国 濤(北京)
外野手:
8劉若律(天津)
9頼競峰(広東)
31楊燕勇(上海)
ほか4名(確認できず)
監督には元マリナーズ監督で今季はナショナルズで監督代行も務めた、マクラーレン氏を起用。マクレガー投手コーチはアジア大会に続いての中国代表帯同となりました。
呂建剛、張玉峰の投打の大選手はコーチ業に専念することになったようです。
投手・野手ともに初代表が多いフレッシュな顔ぶれ。筆者も名前しか知らない選手がちらほら・・・
最年少は確認できた範囲ですと上海の楊燕勇外野手、17歳。過去フル代表最年少が2006年WBCの王靖超で18歳だといわれていましたから、過去最年少の選出ではないでしょうか。
マクレガー監督は楊燕勇をかなり気に入っていたとのこと、これから期待が持てる選手ですね。
しばらく私は2013WBCのメンバーを脳内妄想しながらニヤニヤできそうです(笑)
posted by 管理人 |03:26 |
野球中国代表 |
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2011年11月10日
大変更新が遅れてしまいました。
中国野球リーグ(CBL)が今シーズン途中をもって打ち切りが発表されていたことをこのブログに書いたのがまだ夏が始まる前・・・
早いものでもう11月でございます
結局、打ち切りが確定となった2011CBLはシーズン半分を終えたところの順位でプレーオフに突入することとなり、2位広東と1位天津による5戦3勝制のシリーズという形に収まりました。
シリーズ(総決賽)は7月15日から1,2戦が広東本拠地の奥体中心(黄村)棒球場で、3戦以降が天津本拠地の天津体育工作大隊棒球場で行われ、リーグ戦1位の天津が初戦こそ落としたものの3連勝で広東を破り、アジアシリーズに出場した2008年以来3年ぶりの優勝を決めました。
今期CBLの結果は以下のとおりです。
■2011CBL 中国野球リーグ総決賽(優勝決定シリーズ)
第1戦 広東 6-3 天津
第2戦 広東 1-3 天津
第3戦 天津 9-0 広東
第4戦 天津 10-3 広東
【優勝 天津雄獅(天津ライオンズ) 3勝1敗】
■2011CBL 中国野球リーグ順位表(勝-敗、勝ち点の順)
①天津 14-4 28
②広東 12-6 24
③江蘇 10-8 20
④四川 9-9 18
⑤北京 8-10 16
⑥河南 7-11 14
⑦上海 3-15 6
■2011CBL タイトル
・リーグMVP 楊国剛(天津)
・最優秀投手 蘇長龍(天津)
・最多本塁打 李磊(北京)
・最多盗塁 李磊(北京)
・最多安打 馮飛(四川)
・最多得点 李磊(北京)
・最優秀新人 李鑫(天津)
・優秀監督賞 焦益(天津)
・優秀審判賞 周春嘯
・スポーツマンシップ賞 四川ドラゴンズ
・優秀本拠地 天津
・最優秀本拠地 四川
なおご存知の方も多いかと思いますが、今期CBL優勝チームはアジアシリーズには出場しません。
posted by 管理人 |18:07 |
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