2009年09月06日

【オランダvs日本】 奇跡を起こすために

問題点は大きく二点ある。「戦術」と「本田圭佑の処遇」である。

■ 戦術

日本代表の現在の戦術は、簡単に言えば『前線からプレスをかけ続け、相手にスペースを与えず、ボールを奪って攻める』というものであると思う。

そして毎度お馴染みになってきたが、今回の試合も後半にバテて間延びしスペースが広がってやられてしまったわけである。しかし多くの人がこのサッカーの発展系を考えながらこう思っていたのではないだろうか?『今はまだプレスのかけ方の配分や連動性に問題があるだけで、今後はそういったプレッシングのテクニカルな面を改善をしていくのだろう』と。

だが驚愕の発言があった。どうやら監督本人はあのハイプレスを90分通して行うつもりであるらしいのだ。

以下、引用

「まあ(ハイプレスが)90分持たないということだけは、大体予想がついていました」
 指揮官はそう語っているが、いずれにせよハイプレスを続けることによる、体力、気力、集中力の限界が70分前後に起こったのは、必然と見てよいだろう。では、残り20分を日本は今後、どう戦っていくべきなのか。岡田監督の結論は、はっきりしている。
「それ以外にわれわれが、目標(W杯ベスト4)を達成する道はないと。あれではもたないから、戦い方を変えるのではなくて、もつようにする。それだけです」

ソース: http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/200909060002-spnavi.html

■ 目指すサッカー

これでわかったことがある。どういう根拠で90分持つようになると考えているのかはわからないが、このままでは99%このサッカーは完成せず、南アフリカで惨敗するであろうということだ。

単純に考えて、今の状態のプレスを90分持たすようにするのであれば、各選手の体力そのものが伸びる以外には実現方法が無い。本大会まであと9ヶ月、その伸びは現実的であろうか…?(そもそもそんなことを言っているのに何故30近い選手ばかりなのか??)

南アフリカが冬だから、灼熱のドイツのようにはならないと思っているのだろうか?(今回のオランダも涼しそうだったが…)。高度なプレッシング・サッカーの完成を楽しみにしていただけに、この目指すゴールが本当に残念でならない。

■ 奇跡を起こすために

そしてここで止まってはいけないとも思う。改善策は二点に絞られると考えた。

① 岡田監督の解任、及び短期間でチームを作れる監督の招聘
② 前半で確実に決定機を決められるエースの出現

①は特効薬であると思うが、経験豊富な監督の招聘は今からでは現実的に難しく、またサッカー協会の姿勢からも現実性は低いであろう(監督は『南アフリカまではどういう成績だろうと解任しない』と言われている世界でも稀有な存在なのである)。

要するに②しかない。この場合監督は岡田監督であるから、ハイプレスは恒久的に行われる。よって前半に点を取り、いけるとこまでプレスをかけて、後はドイツのオーストラリア戦のようにならないように祈る、じゃなくてバテたら全員で気合で守る。あのバテようでは、後半に得点できる期待が薄すぎるからだ。そして今のままの面子では、アジア勢以外から点を取れる期待自体が薄いわけで、そこで必要となってくるのがエースである。

が、こんなエースがいないから日本は何年も苦しんでいるわけで、②も現実性はかなり低いと言わざるを得ない。期待を込めていえば、森本がセリエで今期15点以上得点し、堂々たる姿勢で南アフリカに乗り込むか、Jリーグのトップスコアラーを連れていくしか無いだろう(前田なのか佐藤なのか、それとも石川なのかはわからないが)。
本田も候補の一人ではあるが、今回、岡田監督(とチームの王様)から『落第』と公言された彼が、今後も選出される可能性は相当薄そうだ。これを覆すためにはエール・ディ・ビジで最低でも20点以上取ることが命題になってくる。

岡田監督のサッカーの未来はほぼ見えた。だが現実的な対策はまだまだ闇の中である。ベスト4、否、1次リーグ突破という奇跡を起こすためには、エース出現という奇跡を待つしかないのであろうか。

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これが私の考える、論理的に考えた今の日本代表の現在地です。皆さんはどう思いますか・・・??私の考えを否定してくれるような、光が差す考え方が聞きたいです。


(後半「本田圭佑の処遇」に続く・・・)

posted by zeppelin |18:18 | 海外 | コメント(12) | トラックバック(0)
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