2009年04月12日

『地上波』×『Jリーグ』論

■ スーパーサッカーの終了

2009年3月28日、TBS「スーパーサッカー」が15年半の歴史に幕を下ろした。2009年4月より「S☆1・スパサカ」としてリニューアルされたが、下記の点からサッカーの扱いが軽んじられた気がしてならない。

・放送開始時間が0時より0時半開始に変更
・放送時間は15分短縮の30分
・短縮の上、他スポーツニュース+一般ニュースも放送

実際、先週の放送ではJ1リーグの全試合ダイジェストが放送されたが、スーパーサッカー時代のダイジェストに加えてかなり大味になっていたように感じた。

蛇足だが、DF内田(鹿島)が事前に特集されていたためか、鹿島アントラーズの試合ダイジェスト放送時に「内田が密着マークにあい、仕事をさせてもらえない!!」といった解説が。サイドバックが密着マークとは…??そのフレーズを言いたい気持ちはわからないではないが、誤解を与える表現ではないだろうか…。

■ 現在のサッカー番組

Jリーグをテレビで観る場合のベストチョイスはCS放送に加入することであるのは間違いない。しかしだからといって、地上波全国放送からJリーグの結果ダイジェストを放送する番組がなくなっても構わない、というのは暴論である。ライトユーザー獲得、そして底辺拡大のために、そのような番組は必須だと考える。

現在放送されている主なサッカー番組は上述した「S☆1・スパサカ」に加えて、EX「やべっちFC」、NTV「月間サッカーアース」(月1回) などであるが、以下のようにJリーグの露出はまだまだ少ないと言って良い。

・J2リーグのダイジェストがほとんど放送されない
・海外サッカーに大きな時間が割かれる
・企画モノ(FK対決、ロケ、等のVTR)が多い

特にライトユーザーの興味を惹くために上記のような構成になっているのは想像できるが、ライトユーザーをコアユーザーへと移行するためには、やはり自国のJリーグに特化した専門番組が必要であると感じる。

■ 求められる専門番組

地上波で放送されるJリーグの試合が好視聴率を出せていない状況で、Jリーグ専門番組を作るという案は正直言って非現実的な話である。それを理解した上で夢想してみたい。

Jクラブは27都道府県に存在し、Jクラブが無い県でも「Jリーグを目指すクラブ」が存在している県は多い。地域密着構想は着々と進んでおり、今こそ全国のサポーターが視聴するようなJリーグ専門番組を作るときであるとも言える。またライトユーザーにとっても『我が県のクラブ』を注目していくきっかけを作る役割も担いたい。

個人的には非常に基本的ながら、以下のような2つの番組があれば良いと考える。

1.毎週金曜日放送 Jリーグプレビューショー

放送時間:30分
開始時間帯:23時~24時30分の間
内容:J1~J2リーグ全試合のプレビュー。チームの状態や注目選手に迫る。

2.毎週日曜日or月曜日放送 Jリーグダイジェスト

放送時間:1時間
開始時間帯:22時or23時
内容:J1~J2リーグ全試合のダイジェスト。Jを目指すJFLクラブの動向なども。

個人的にも、私の地元・栃木SCの活躍が全国に流れる番組を、是非見てみたいものである。またチーム同士の因縁を煽る事により『県vs県』という民族対抗意識に火をつけることが、地域密着構想を掲げるJリーグの盛り上がりにとって、非常に大切なことなのではないだろうか。



…長々書いてきました。読んでくださった方、ありがとうございます。結論としてまとめまして、何が言いたいかといいますと、要するに、

「何故、TBSは加藤未央ちゃんを切ったのか」

ということです。毎週あの御姿を観れなくなったのが悲しすぎたので、こういった記事を書いてみました…。加藤未央復活希望!!というまとめで、この長文を〆たいと思います。

posted by zeppelin |19:06 | 国内 | コメント(16) | トラックバック(0)
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2009年04月06日

【アーセナルvsマンチェスター・シティ】 「コロ・トゥレのドリブル」と「ベントナーの左足」

■ スターティング

何とか本来の調子を取り戻しつつあるガナーズ。セスク・ファブレガスが復帰を果たしたことで、その好調を確固たるものにしたいところ。エミレーツ・スタジアムにシティを迎えたアーセン・ベンゲル監督は、復帰明けのファブレガスをトップ下に、その後ろに二枚の守備的MFを並べた。

アーセナル:4-5-1
GKアルムニア、DFサニャ、トゥレ、ギャラス、クリシ、MFデニウソン、ソング、ウォルコット、 ファブレガス、アルシャビン、FWアデバヨル
※スカパーでは4-4-2と表記されていたような気もするが、実際は4-5-1

マンチェスター・シティ:4-4-2
GKギヴン、DFオヌオハ、リチャーズ、ダン、サバレタ、MFライト・フィリップス、コンパニー、デ・ヨング、ブリッジ、FWロビーニョ、ベラミー

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■ 試合

開始8分、MFファブレガスの柔らかいフリーキックからFWアデバヨルが頭で決めて先制。DFは完全に釣られており、FWアデバヨルはフリーの状態であった。その後も基本的にはアーセナルのペースで進むが、シティのGKギヴンが素晴らしい活躍を見せて最小失点で抑える。シティの攻撃はその殆どが二人のFWの個人技頼りであったが、FWロビーニョはただの曲芸師以外にはなりえなかった。

後半もアーセナルが試合を支配した。MFファブレガスの素晴らしいロブ・パスをFWアデバヨルが流し込んだのは49分。またもやこのホットラインで試合を決めるゴールをあげ、危なげなく勝利を収めた。終盤に投入されたFWベントナーの左足がとんでもないシュートミスをしたが、笑って済ませるほどの余裕を持った快勝であった。

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■ 気になった選手たち

ガナーズの右SB、サニャは素晴らしい働きを見せた。この試合のMVPの一人であろう。タイミング、スピード、スタミナ調節、全てをクリアした最高のオーバラップを何度も繰り返していた。DFサバレタがいらついていたのは、紛れもなくDFサニャのプレッシャーによるものである。

初めてプレミアのアルシャビンを見たが、既にフィットし始めているのには驚いた。パス&ゴーを非常に高いレベルで行える彼は、更に光っていく可能性がある。この試合でもアデバヨル ソングとの見事なワン・ツーで観客を沸かせた。

2アシストで上々の復帰戦を飾ったセスク・ファブレガス。加えてMFナスリ、FWファン・ペルシーが戻ってくれば更なるガナーズの躍進が見られそうだ。あとはFWエドゥワルドの本格復帰を望むばかりである。…あ、『幻の選手』ことMFロシツキーにも期待したいところではあるのだが…。

最後にGKの活躍を忘れてはならない。マヌエル・アルムニア、シェイ・ギヴンの両GKの安定感が際立った試合であった。アルムニアはイングランドに帰化して代表入りする噂もあるが果たして…。確かに「カシージャス+レイナ」に挑むよりは可能性を感じる『移籍』ではあるが。

posted by zeppelin |21:59 | マッチレポート | コメント(5) | トラックバック(0)
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