2009年10月05日

アジアカップ予選 日本代表候補リスト73名分 を見て…

サポティスタより引用
→AFC公式サイトに日本代表候補リスト73名分が掲載

AFC公式サイトにアジアカップ予選の登録メンバー・日本代表候補73名分のリストが掲載された。

GK
1 川口能活(磐田) 18 楢崎正剛(名古屋)
23 川島永嗣(川崎) 26 都筑龍太(浦和)
35 西川周作(大分) 40 榎本哲也(横浜FM)
56 菅野孝憲(柏)

DF 
2 寺田周平(川崎)  3 駒野友一(磐田)
4 闘莉王(浦和)  20 内田篤人(鹿島)
21 安田理大(G大阪) 22 中澤佑二(横浜M)
24 高木和道(G大阪) 25 長友佑都(F東京)
28 山口智(G大阪)  31 新井場徹(鹿島)
32 水本裕貴(京都) 36 徳永悠平(F東京)
37 栗原勇蔵(横浜M) 42 森重真人(大分)
47 石櫃洋祐(神戸) 48 吉田麻也(名古屋)
62 岩政大樹(鹿島) 66 岩下敬輔(清水)
68 菊池光将(川崎) 69 槙野智章(広島)
73 村松大輔(湘南) 75 山村和也(流通経済大)

MF
5 稲本潤一(レンヌ) 6 阿部勇樹(浦和)
7 遠藤保仁(G大阪)  8 松井大輔(グルノーブル)
10 中村俊輔(エスパニョール) 14 中村憲剛(川崎)
15 今野泰幸(F東京) 17 長谷部誠(ヴォルフスブルク)
29 香川真司(C大阪) 30 橋本英郎(G大阪) 
34 青木剛(鹿島)   38 羽生直剛(F東京)
41 阿部翔平(名古屋) 43 工藤浩平(千葉)
45 金崎夢生(大分)  50 田中英雄(神戸)
51 谷口博之(川崎)  52 梶山陽平(F東京)
53 関口訓充(仙台)  54 狩野健太(横浜M)
55 乾貴士(C大阪)  57 本田圭佑(VVV)
58 水野晃樹(セルティック) 61 山田直輝(浦和)
63 石川直宏(F東京) 64 明神智和(G大阪)
65 米本拓司(F東京) 70 枝村匠馬(清水)
71 佐々木勇人(G大阪) 72 菅沼実(柏)

FW
9 田中達也(浦和) 11 玉田圭司(名古屋)
12 巻誠一郎(千葉) 13 柳沢敦(京都)
16 大久保嘉人(神戸) 19 興梠慎三(鹿島)
27 佐藤寿人(広島) 33 岡崎慎司(清水)
39 矢野貴章(新潟) 44 柏木陽介(広島)
46 矢島卓郎(川崎) 49 中後雅喜(千葉)
59 森本貴幸(カターニア) 60 前田遼一(磐田)
67 エスクデロ(浦和) 74 石原直樹(大宮)


~引用ここまで

数字が小さい選手たちは前から登録されていたと考えて、番号が重い選手たちが最近岡田監督が注目し出した選手と考えて良いかと思います。

引用元にも書いてありましたが、まず、高原、小野、小笠原といったビッグネームがいません。復帰の可能性はまだ薄そうですね。
そして平山や渡邉(千)、小川といった招集があるかもと言われていた選手もいません。市川がいないのには驚きました。

逆にここに注目していたのかという選手も多いと思います。明神なんかは興味なさそうに見えて実はあったんですね・・・。是非呼んでみて欲しいです。

それにしてもこの予選なのに選手事前登録っていう制度はどうかと思っていたんですが(背番号大きくなりすぎるし)、これはこれでおもしろいものですね。

posted by zeppelin |21:18 | 国内 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年09月06日

【オランダvs日本】 奇跡を起こすために

問題点は大きく二点ある。「戦術」と「本田圭佑の処遇」である。

■ 戦術

日本代表の現在の戦術は、簡単に言えば『前線からプレスをかけ続け、相手にスペースを与えず、ボールを奪って攻める』というものであると思う。

そして毎度お馴染みになってきたが、今回の試合も後半にバテて間延びしスペースが広がってやられてしまったわけである。しかし多くの人がこのサッカーの発展系を考えながらこう思っていたのではないだろうか?『今はまだプレスのかけ方の配分や連動性に問題があるだけで、今後はそういったプレッシングのテクニカルな面を改善をしていくのだろう』と。

だが驚愕の発言があった。どうやら監督本人はあのハイプレスを90分通して行うつもりであるらしいのだ。

以下、引用

「まあ(ハイプレスが)90分持たないということだけは、大体予想がついていました」
 指揮官はそう語っているが、いずれにせよハイプレスを続けることによる、体力、気力、集中力の限界が70分前後に起こったのは、必然と見てよいだろう。では、残り20分を日本は今後、どう戦っていくべきなのか。岡田監督の結論は、はっきりしている。
「それ以外にわれわれが、目標(W杯ベスト4)を達成する道はないと。あれではもたないから、戦い方を変えるのではなくて、もつようにする。それだけです」

ソース: http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/text/kaiken/200909060002-spnavi.html

■ 目指すサッカー

これでわかったことがある。どういう根拠で90分持つようになると考えているのかはわからないが、このままでは99%このサッカーは完成せず、南アフリカで惨敗するであろうということだ。

単純に考えて、今の状態のプレスを90分持たすようにするのであれば、各選手の体力そのものが伸びる以外には実現方法が無い。本大会まであと9ヶ月、その伸びは現実的であろうか…?(そもそもそんなことを言っているのに何故30近い選手ばかりなのか??)

南アフリカが冬だから、灼熱のドイツのようにはならないと思っているのだろうか?(今回のオランダも涼しそうだったが…)。高度なプレッシング・サッカーの完成を楽しみにしていただけに、この目指すゴールが本当に残念でならない。

■ 奇跡を起こすために

そしてここで止まってはいけないとも思う。改善策は二点に絞られると考えた。

① 岡田監督の解任、及び短期間でチームを作れる監督の招聘
② 前半で確実に決定機を決められるエースの出現

①は特効薬であると思うが、経験豊富な監督の招聘は今からでは現実的に難しく、またサッカー協会の姿勢からも現実性は低いであろう(監督は『南アフリカまではどういう成績だろうと解任しない』と言われている世界でも稀有な存在なのである)。

要するに②しかない。この場合監督は岡田監督であるから、ハイプレスは恒久的に行われる。よって前半に点を取り、いけるとこまでプレスをかけて、後はドイツのオーストラリア戦のようにならないように祈る、じゃなくてバテたら全員で気合で守る。あのバテようでは、後半に得点できる期待が薄すぎるからだ。そして今のままの面子では、アジア勢以外から点を取れる期待自体が薄いわけで、そこで必要となってくるのがエースである。

が、こんなエースがいないから日本は何年も苦しんでいるわけで、②も現実性はかなり低いと言わざるを得ない。期待を込めていえば、森本がセリエで今期15点以上得点し、堂々たる姿勢で南アフリカに乗り込むか、Jリーグのトップスコアラーを連れていくしか無いだろう(前田なのか佐藤なのか、それとも石川なのかはわからないが)。
本田も候補の一人ではあるが、今回、岡田監督(とチームの王様)から『落第』と公言された彼が、今後も選出される可能性は相当薄そうだ。これを覆すためにはエール・ディ・ビジで最低でも20点以上取ることが命題になってくる。

岡田監督のサッカーの未来はほぼ見えた。だが現実的な対策はまだまだ闇の中である。ベスト4、否、1次リーグ突破という奇跡を起こすためには、エース出現という奇跡を待つしかないのであろうか。

--

これが私の考える、論理的に考えた今の日本代表の現在地です。皆さんはどう思いますか・・・??私の考えを否定してくれるような、光が差す考え方が聞きたいです。


(後半「本田圭佑の処遇」に続く・・・)

posted by zeppelin |18:18 | 海外 | コメント(12) | トラックバック(0)
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2009年04月12日

『地上波』×『Jリーグ』論

■ スーパーサッカーの終了

2009年3月28日、TBS「スーパーサッカー」が15年半の歴史に幕を下ろした。2009年4月より「S☆1・スパサカ」としてリニューアルされたが、下記の点からサッカーの扱いが軽んじられた気がしてならない。

・放送開始時間が0時より0時半開始に変更
・放送時間は15分短縮の30分
・短縮の上、他スポーツニュース+一般ニュースも放送

実際、先週の放送ではJ1リーグの全試合ダイジェストが放送されたが、スーパーサッカー時代のダイジェストに加えてかなり大味になっていたように感じた。

蛇足だが、DF内田(鹿島)が事前に特集されていたためか、鹿島アントラーズの試合ダイジェスト放送時に「内田が密着マークにあい、仕事をさせてもらえない!!」といった解説が。サイドバックが密着マークとは…??そのフレーズを言いたい気持ちはわからないではないが、誤解を与える表現ではないだろうか…。

■ 現在のサッカー番組

Jリーグをテレビで観る場合のベストチョイスはCS放送に加入することであるのは間違いない。しかしだからといって、地上波全国放送からJリーグの結果ダイジェストを放送する番組がなくなっても構わない、というのは暴論である。ライトユーザー獲得、そして底辺拡大のために、そのような番組は必須だと考える。

現在放送されている主なサッカー番組は上述した「S☆1・スパサカ」に加えて、EX「やべっちFC」、NTV「月間サッカーアース」(月1回) などであるが、以下のようにJリーグの露出はまだまだ少ないと言って良い。

・J2リーグのダイジェストがほとんど放送されない
・海外サッカーに大きな時間が割かれる
・企画モノ(FK対決、ロケ、等のVTR)が多い

特にライトユーザーの興味を惹くために上記のような構成になっているのは想像できるが、ライトユーザーをコアユーザーへと移行するためには、やはり自国のJリーグに特化した専門番組が必要であると感じる。

■ 求められる専門番組

地上波で放送されるJリーグの試合が好視聴率を出せていない状況で、Jリーグ専門番組を作るという案は正直言って非現実的な話である。それを理解した上で夢想してみたい。

Jクラブは27都道府県に存在し、Jクラブが無い県でも「Jリーグを目指すクラブ」が存在している県は多い。地域密着構想は着々と進んでおり、今こそ全国のサポーターが視聴するようなJリーグ専門番組を作るときであるとも言える。またライトユーザーにとっても『我が県のクラブ』を注目していくきっかけを作る役割も担いたい。

個人的には非常に基本的ながら、以下のような2つの番組があれば良いと考える。

1.毎週金曜日放送 Jリーグプレビューショー

放送時間:30分
開始時間帯:23時~24時30分の間
内容:J1~J2リーグ全試合のプレビュー。チームの状態や注目選手に迫る。

2.毎週日曜日or月曜日放送 Jリーグダイジェスト

放送時間:1時間
開始時間帯:22時or23時
内容:J1~J2リーグ全試合のダイジェスト。Jを目指すJFLクラブの動向なども。

個人的にも、私の地元・栃木SCの活躍が全国に流れる番組を、是非見てみたいものである。またチーム同士の因縁を煽る事により『県vs県』という民族対抗意識に火をつけることが、地域密着構想を掲げるJリーグの盛り上がりにとって、非常に大切なことなのではないだろうか。



…長々書いてきました。読んでくださった方、ありがとうございます。結論としてまとめまして、何が言いたいかといいますと、要するに、

「何故、TBSは加藤未央ちゃんを切ったのか」

ということです。毎週あの御姿を観れなくなったのが悲しすぎたので、こういった記事を書いてみました…。加藤未央復活希望!!というまとめで、この長文を〆たいと思います。

posted by zeppelin |19:06 | 国内 | コメント(16) | トラックバック(0)
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2009年04月06日

【アーセナルvsマンチェスター・シティ】 「コロ・トゥレのドリブル」と「ベントナーの左足」

■ スターティング

何とか本来の調子を取り戻しつつあるガナーズ。セスク・ファブレガスが復帰を果たしたことで、その好調を確固たるものにしたいところ。エミレーツ・スタジアムにシティを迎えたアーセン・ベンゲル監督は、復帰明けのファブレガスをトップ下に、その後ろに二枚の守備的MFを並べた。

アーセナル:4-5-1
GKアルムニア、DFサニャ、トゥレ、ギャラス、クリシ、MFデニウソン、ソング、ウォルコット、 ファブレガス、アルシャビン、FWアデバヨル
※スカパーでは4-4-2と表記されていたような気もするが、実際は4-5-1

マンチェスター・シティ:4-4-2
GKギヴン、DFオヌオハ、リチャーズ、ダン、サバレタ、MFライト・フィリップス、コンパニー、デ・ヨング、ブリッジ、FWロビーニョ、ベラミー

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■ 試合

開始8分、MFファブレガスの柔らかいフリーキックからFWアデバヨルが頭で決めて先制。DFは完全に釣られており、FWアデバヨルはフリーの状態であった。その後も基本的にはアーセナルのペースで進むが、シティのGKギヴンが素晴らしい活躍を見せて最小失点で抑える。シティの攻撃はその殆どが二人のFWの個人技頼りであったが、FWロビーニョはただの曲芸師以外にはなりえなかった。

後半もアーセナルが試合を支配した。MFファブレガスの素晴らしいロブ・パスをFWアデバヨルが流し込んだのは49分。またもやこのホットラインで試合を決めるゴールをあげ、危なげなく勝利を収めた。終盤に投入されたFWベントナーの左足がとんでもないシュートミスをしたが、笑って済ませるほどの余裕を持った快勝であった。

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■ 気になった選手たち

ガナーズの右SB、サニャは素晴らしい働きを見せた。この試合のMVPの一人であろう。タイミング、スピード、スタミナ調節、全てをクリアした最高のオーバラップを何度も繰り返していた。DFサバレタがいらついていたのは、紛れもなくDFサニャのプレッシャーによるものである。

初めてプレミアのアルシャビンを見たが、既にフィットし始めているのには驚いた。パス&ゴーを非常に高いレベルで行える彼は、更に光っていく可能性がある。この試合でもアデバヨル ソングとの見事なワン・ツーで観客を沸かせた。

2アシストで上々の復帰戦を飾ったセスク・ファブレガス。加えてMFナスリ、FWファン・ペルシーが戻ってくれば更なるガナーズの躍進が見られそうだ。あとはFWエドゥワルドの本格復帰を望むばかりである。…あ、『幻の選手』ことMFロシツキーにも期待したいところではあるのだが…。

最後にGKの活躍を忘れてはならない。マヌエル・アルムニア、シェイ・ギヴンの両GKの安定感が際立った試合であった。アルムニアはイングランドに帰化して代表入りする噂もあるが果たして…。確かに「カシージャス+レイナ」に挑むよりは可能性を感じる『移籍』ではあるが。

posted by zeppelin |21:59 | マッチレポート | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年02月12日

【日本vsオーストラリア】 ほんの少しだけ、戻った高揚感

昨日、本当にひさしぶりのことですが、代表の試合でほんの少しだけ高揚できました。何がそうさせたのでしょう?W杯最終予選という舞台?韓国以来の『宿敵』?それとも代表のパフォーマンス…。いろいろ絡み合ってのことだと思います。
さて、駄文ですがお付き合いくださいますようお願い申し上げます。

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■ 視聴率

まず最近下降気味で心配している視聴率だが、22.9%(ビデオリサーチ)だったらしい。

11.6% 19:00-19:11 EX* アジア地区最終予選「日本×オーストラリア」
22.9% 19:11-21:24 EX* アジア地区最終予選「日本×オーストラリア」

良く踏ん張った、という視聴率ではないだろうか。ちなみに前回のW杯最終予選・ホームゲームの視聴率は以下の通り。

2005/02/09(水) 47.2% EX* 19:17-21:34 ×北朝鮮
2005/03/30(水) 40.5% EX* 19:17-21:33 ×バーレーン
2005/08/17(水) 26.0% EX* 19:17-21:33 ×イラン

イラン戦は消化試合にも関わらずこの視聴率。現在の視聴率を見ると、完全にバブルがはじけた様子だ…。失ったものは大きいが、何とか以前の熱気を取り戻して欲しいものである。そのために必要なものは何だろうか。やはりスター選手の招集→ライト層の取り込み、の作戦しかないのだろうか…。そもそもスター選手がいなくなってきているという問題もあるが。

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■ 総評・採点

岡田監督の日本代表には否定的な私だが、悪くない試合であった。やりたいサッカーは見えているので、あと少し足らない何かを見つけなくてはならない。またホームで勝ち点1という結果は良いものではないが、予選の順位を鑑みるとこれもそう悪くはないだろう。

終始日本が試合を支配するもスコアレスドロー。おしいシュートシーンは何度か見られたが、攻め続けても完全な決定機という意味では一度も訪れなかった。田中、玉田、大久保、岡崎(+興梠)といったタイプのFW陣で決定機を作るには、完璧に崩すorキレイに裏を取る以外には難しいと思われるが、それはアジア上位レベル以上には難しい。やはり強引さを持ったFWが必要だと思われるが…。

ディフェンスはほぼ完璧だった。危険視されていた高さ問題もクリアし、危険なシーンはほとんど見られなかった。確かにオーストラリアはアジアレベルでは危険な存在だが、圧倒的な相手では無い。「ヒディング氏無し+ホーム」というドイツW杯時とは違いすぎる好条件ではあったが、攻めさえ熟成されれば悪夢を振り払うための条件は整った。

またフィンランド戦で好プレイを見せたFW岡崎はベンチ。そしてMF中村(憲)に至ってはベンチ入りも果たせなかった(ちなみに遠路はるばるドイツからやってきたMF稲本もベンチ外)。サブのメンバーを見て、試合状況に対応するための構成として納得いかなくはないが、MF中村(憲)はねじ込むべきだったのではないかと思わざるを得ない。

GK:
18 都築龍太 5.5 見せ場無し。よって平均点。
DF:
2  中澤佑二 6.5 ケーヒルを完璧に抑えた。
4  闘莉王  5.5 守備は無難に。フィードは武器になった。
6  内田篤人 6.0 突破は見事だったがシュートの判断は微妙。
15 長友佑都 5.5 パスの凡ミスも目立ったが守備は及第点の動き。
MF: 
7  遠藤保仁 5.0 いつもの様にはリズム作れず。下がり目すぎた。
17 長谷部誠 5.5 運動量でチームに貢献。シュートも惜しかった。
10 中村俊輔 5.5 ラストパスの精度はさすがだが、物足りない。
9  田中達也 6.0 チェイシング、フリーランニングでチームに貢献。
8  松井大輔 4.5 チームコンセプトの理解が薄すぎる。
FW: 
11 玉田圭司 5.5 テクニック、キレはさすがだが…。

SUB:
16 大久保嘉人 5.5 何度か抜け出すも決めきれず。
13 岡崎慎司   -  短時間のため採点不能。

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長々読んでいただき、誠にありがとうございました。
ご意見、ご感想、ご批判、間違い指摘、等何でもお待ちしております。

posted by zeppelin |21:23 | マッチレポート | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年02月08日

『ファンタジスタ』の思い出 【後編】

先日の「前編」にコメント頂いた方々、ありがとうございました。非常にたくさんのコメントをいただけて、うれしい限りです。

『ファンタジスタ』の思い出 【前編】

ちなみに今回のランキングに泣く泣く入れられなかった(勝手なランキングなんですが…)次点の選手達は以下の方々です。

ドメニコ・モルフェオ → ちょっとはアズーリで見たかった
ポール・ガスコイン → ユニ持ってるくらい好きですが…
デヤン・サヴィチェヴィッチ → タイプは違うかもしれませんが
オーガスティン・オコチャ → ちょっとずれてますけれども
フランサ → Jリーグで一番注目に値する選手

それでは後編です。第5位以降から順番に。
※あくまで私の好みの順であって、選手の優劣の順位ではありません。


⑤ マヌエル・ルイコスタ(ポルトガル)

個人的には、純粋なファンタジスタタイプではないと思う。いわゆる「トップ下/司令塔」と「ファンタジスタ」では与えられた役割が違いすぎるからだ。が、彼のプレイにはどこかファンタジーを感じる。そういう場面こそ、ルイコスタが一番輝く瞬間でもあった。

ポルトガル黄金世代の10番、通称『マエストロ』。背筋を伸ばした柔らかいドリブル、絶妙のタイミングで放たれるスルーパス、舞うようなボールタッチ。特に浮き球のロングパスは素晴らしいアートであった。

※ 詳しくは先日のエントリー「ルイ・コスタ、引退に寄せて」をご覧ください。


④ デニス・ベルカンプ(オランダ)

「世界最高のセカンドトップ」と称されたオランダの"アイスマン"。精確無比な技術によって、力学を無視したかのようなトラップを見せる。精密にコントロールされたシュートと決定的なラストパスに加えて、圧倒的なイマジネーションを誇った。

印象に残っているプレイとしては1998年フランスW杯のアルゼンチン戦で見せたトラップだ。長い距離を走りつつ、後ろから来たロングボールをいとも簡単に相手DFをかわす位置にトラップし、すかさずシュート。技術の正確性という意味では世界最高レベルであったろう。

上記も有名だが、更に有名なのはプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドFC戦で見せたゴールだろう。DFを背負いながら、左足のインサイドでこするようにタッチ、ボールはDFの右側、自身は左側をすり抜けながら反転し、冷静にボールをゴールに流し込んだ。こんなゴールを狙ってできる選手は、後にも先にもベルカンプだけかもしれない。


③ ドラガン・ストイコビッチ(ユーゴスラビア(当時))

悲劇の天才、『ピクシー』。全盛期に近い状態の彼を日本で長年に渡って見ることができたのは、正に幸運であった。

90年イタリアW杯の活躍やEURO2000で魅せた老獪なプレイも記憶に残るところではあるが、やはり私にとってのピクシーは名古屋グランパスで魅せた素晴らしいプレイの数々である。絶大なキックフェイントとトリッキーなヒールキックや華麗なダイレクトタッチを連発し、シュートは完璧にコントロールされた一級品だった。フリーキックも正確そのもの。この創造性をファンタジスタと呼ばずして何と呼ぶべきか。

日本人が最も身近で見て、感じたファンタジスタ。それがピクシーだったのだ。

参考: 木村元彦 著 / オシムの言葉
→ 90年W杯、そしてピクシーについて知るなら、是非上記の書を推薦したい。


② アレクサンドル・モストボイ(ロシア)

『ロシアの皇帝』たる10番。まさに天才である。

創造性溢れるプレーを一試合の中で何度も連発できる高い技術と発想力を誇っていた。ボールキープ、巧みなパス、好判断のドリブル、広い視野、正確なFK、強烈なミドルシュート…。全ての基本技術を持った上で、それを90分間フルにファンタジーに転換できる希有な司令塔であり、ファンタジスタであった。

ちなみに私の理想像であるプレイヤーでもある。かっこいい顔も含めて。


① ロベルト・バッジョ(イタリア)

説明不要であると思うが、バッジョ=ファンタジスタなのだ。バッジョがそう呼ばれだして、ファンタジスタという言葉が生まれた。唯一無二の1位である。

私が好きな時期のバッジョは、まず98年フランスW杯の彼だ。「10番」デル・ピエロの控えとして登録されたバッジョは、不調のデル・ピエロに変わってイタリアの勝利に貢献し続ける。初戦のチリ戦、マルディーニからのロングパスを完璧にコントロールしたダイレクトパスは、ビエリにピタリと合わせたスルーパスになる。このプレイこそ、正にファンタジーであると感じた。あの頃、「18番」は輝いていた。

もう一つ好きな時期のバッジョが晩年のブレシア時代である。剛を捨て究極の柔を手に入れた、とも言うべき柔らかく華麗な創造性は、ファンタジスタの完成形であるとすら思えた。一試合に何度も魅せるプレイができる選手は、正にバッジョ以外にはありえない。

ここまで書いて見ての結論だが、『ファンタジスタ』とは老いてこそ『柔』を持って『創造性』を発揮できる選手のことを指すのだと思う。スピードや筋肉に頼らずとも、その発想力と圧倒的な技術で一発で局面を打開する、それこそがファンタジーだ。



以上

いかがだったでしょうか。つたない文章力ではありますが、頑張って書いてみました。この投稿で初めて知った選手などがいましたら、是非映像を見てみることをお勧めいたします。

ご意見、ご感想、ご批判、間違い指摘、等何でもお待ちしております。

posted by zeppelin |00:42 | 海外 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年02月06日

『ファンタジスタ』の思い出 【前編】

以前「 『典型的な10番』の思い出 」というランキング形式のエントリーをさせていただいた際、沢山のコメント、及び好評をいただきまして、感謝しております。またありがたいことにそこでリクエストもありましたので、今回は『ファンタジスタ』についてランキング形式でエントリーさせていただきたいと思います。

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まず、『ファンタジスタ』は非常に定義の難しい言葉だと思います。他のスポナビブログ上でも数多の議論がなされており、人によって定義は大きく異っているように見えます。

例えばメディアなどではミランのカカがファンタジスタとして紹介されることがあります。確かにカカは素晴らしいプレイヤーだとは思いますが、カカがファンタジスタかと言われると私には全くそうは思えません。また日本で言えば中村俊輔の扱いにも同じ疑問を感じています。代表の試合では散々「日本のファンタジスタ」と言われていますが、現在の中村のプレーのどのあたりがファンタジスタなのでしょうか?(但し若い頃の中村にはファンタジスタの兆しを感じていましたが…。)攻撃的な選手でテクニックがあればファンタジスタ、そう言葉だけが一人歩きしているのではないかと感じざるをえません。

誤解しないでいただきたいのですが、もちろん上記の事柄に悪意はありません。カカや中村が嫌いなわけでもありません。ただ私にはそう感じられないだけなのです…。しかし、90年代以前からサッカーを見ている人なら、多くの人がそう感じているのではないでしょうか?何故なら、我々は『ファンタジスタ』という言葉が生まれるきっかけとなったファンタジスタをずっと見てきたのです。そのように思ったことが、このエントリーのきっかけでもあります。

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ではファンタジスタとはどういった選手なのか?私が考えるファンタジスタとは以下のような選手です。こういった要素が集まって「ファンタジー」と呼ばれた我々を魅了するプレイが生まれると思うのです。

・柔らかなトラップ、絶妙なスルーパス、コントロールされたシュート
・意外性(トリッキーなプレイ)と創造性(イマジネーション)に溢れた
 一つ一つのボールタッチ、ボールコントロール
・味方を最大限に活かせる視野
・2トップの一角で、いわゆる1.5列目(例外もありますが…)
・ロベルト・バッジョのような選手

それでは私の好きなファンタジスタ10傑をご紹介したいと思います。皆さんも思い入れのある選手がいたら、是非ご意見をコメントいただければ幸いです。
※あくまで私の好みの順であって、選手の優劣の順位ではありません。


⑩ ロベルト・マンチーニ(イタリア)

ここ数年でサッカーを見始めた人にとっては「インテルの元監督」と言った方が通りは良いかもしれない。バッジョと同じ時代、同じ場所で戦ったセリエA往年のファンタジスタである。アズーリでは最たる実績を残すことはできなかったが、紛れも無くセリエAでは90年代を代表する選手であった。

ファンタジスタは才能あるFWと組むと更にその輝きを増すが、マンチーニにとってのそれはまぎれもなくジャンルカ・ヴィアリであった。二人のコンビによって、サンプドリアは待望のスクデッドも獲得している。

プレイヤーとして晩年を迎えつつあったラツィオでのマンチーニも見事であった。コーナーキックをゴールに背を向けたまま、足裏を使ってダイレクトに決めたゴールはキャリアのハイライトの一つと言えるだろう。


⑨ ジャンフランコ・ゾラ(イタリア)

10位に続き、90年代のイタリアを代表するファンタジスタである。バッジョやマンチーニと比較しても引けを取らないドリブル、シュート、パスセンスを持ち合わせていた。更に彼ら以上とも言える武器がフリーキックである。「PKよりもフリーキックのほうが簡単」と発言したという話があるくらい(実際は発言が曲解されたものと判明)正確で鋭い軌道を描き、何度もネットを揺らした。

ゾラもマンチーニと同様にアズーリでは最たる実績を残せてはいない。二人にとって同時代にバッジョがいたことは、アズーリだけの実績をみれば不運であったといわざるを得ない。特に94年のアメリカW杯、ゾラは途中交代で初めてW杯のピッチに立つが、僅か10分後には退場を宣告されてしまう。これがゾラ唯一のW杯出場となった。

セリエAで活躍した後、ゾラは30歳でイングランドへと渡りチェルシーFCと契約する。ファンタジスタは晩年になるほど円熟味を増した最高のプレイを魅せる。それはゾラもまた例外ではなく、7シーズンに渡ってイングランドのファンを魅了し続けた。その後、イタリアに戻りカリアリでプレイを終えたのだが、当時のカリアリ/背番号10のユニフォームは私の宝物である。


⑧ ジャウミーニャ(ブラジル)

ガラリと雰囲気が変わったが、私はこの選手に何故か強烈なファンタジーを感じる。ファンタジスタの条件として挙げた項目からほとんどが外れているが、意外性という一点においてのみ最高レベルを突き抜けた何かを感じるのである。

説明するよりもY○uTubeなどでプレイを見てもらう方が断然良いと思うのだが、とにかくトリッキーなドリブルを駆使する。そして何とヒールリフトを実践した選手でもある。見ていて楽しい、それもファンタジーの一つだと思った。


⑦ アルバロ・レコバ(ウルグアイ)

ヴェネツィアでのレコバは本当に凄かった。圧倒的なテクニックを持ちながらも強烈なシュート、速くて巧いドリブルを持ち合わせた驚異的な選手であった。左足一本、一人で試合を決定付けてしまう、正にファンタジスタそのものに見えたものだ。また絶好調⇔絶不調の波が激しいことも悪い意味でファンタジスタらしい一面であった。

その後のインテル時代のレコバは時折ハッとした活躍を見せるものの、コンスタントに試合に出ていないために初年度を除けば大きなインパクトを残すには至っていない印象がある。これは本当に勿体無かったことだと思う。小さいクラブで良いから試合に出続けるレコバが見てみたかった。


⑥ アレッサンドロ・デル・ピエロ(イタリア)

今シーズン(2008/2009シーズン)、デル・ピエロは正に絶好調そのものである。34歳を迎えたユヴェントスの象徴は、衰えるべきところは衰え、プレイの柔らかさに円熟味を増してきている。今シーズンの彼のプレイには、ブレシア時代のバッジョが重なってみえる。正に真のファンタジスタになろうとしているデル・ピエロに、数年ぶりの胸の高鳴りを感じさせられている。これこそがファンタジスタだ、というファンタジーをひさしぶりに見ているのだ。

既定路線なら今シーズンのバロンドールはリオネル・メッシが順当だが、デル・ピエロの受賞はどうだろう。正気かと思われるような暴論かもしれないが、本気で期待したくなってしまうような最高のファンタジスタになろうとしている気がする。勿論CLの勝ち上がりに左右されることになるだろうから、現実的には厳しいのかもしれないが…しかし…。

アズーリでのデル・ピエロは、当落線上と何度か言われながらも1996年からのUEFA欧州選手権(EURO)、及びW杯の全てに選考されている。楽しみなのは2010年、南アフリカW杯。かつてバッジョに助けられながらプレイした1998年のフランスW杯のように、今度は逆にジョビンコ(まだ早いですかね?)を助けながら円熟味溢れるプレイを魅せるデル・ピエロが見たいものだ。

数年後にこのランキングを書き直したとき、このデル・ピエロの順位が更に上位になっているようであれば、それはそれはたくさんのファンタジーが生まれていることだと思ってやまない。


以上。

長くなりましたので5位以降はまた後日アップさせていただきます。
ご意見、ご感想、ご批判、間違い指摘、等何でもお待ちしております。

長々読んでいただき、誠にありがとうございました。

posted by zeppelin |19:56 | 海外 | コメント(13) | トラックバック(0)
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2008年11月26日

JFA犬飼会長の解任署名運動

最近話題の「ベストメンバー問題」ですが、スポナビブログやYahoo!ニュースへのコメントを見る限り、大多数のサポーターは今回のターンオーバーを問題視していないことがわかります。また「Jリーグ秋-春制移行問題」についても同様で、まだ十分な議論がされていないであろうにも関わらず、暴言とも思える感情的な意見が次々と繰り出されています。

もう限界だと感じました。サポーターの気持ちすら想像できず、己の理想論だけを暴言に乗せて繰り出すJFA 犬飼会長は、Jリーグや日本サッカー界にとって本当に有用なのでしょうか?もう、私にはそうは思えません。一度だけならまだしも、何度も繰り返される彼の暴言は、確実にチームやサポーターを傷つけて始めています。

本当に、もう1サッカーファンとして我慢ならない状況になってきました。意見を発言すること自体は、たとえ暴論だったとしても仕方無いと思います。私が一番我慢ならないのは、人の痛みを考えずに人を傷つける、彼の「上から目線」丸出しの言動なのです。

小さい行動しかできませんが、私は下記リンク先にて会長の解任署名にサインしました。

犬飼会長の解任署名リンク
http://www.shomei.tv/project-379.html


誤解が無いように記しますが、これは犬飼氏個人への攻撃では無く、『JFA会長』へのサッカーファンからの1つの解答です。日本のサッカーが良い方向に進むために、何の力も無いですが、一生懸命考えた結果からの行動なのです。

実際にこの署名によって会長職を辞すということはまず無いでしょう。でもこういった署名を知ることによって、彼が少しでもサポーターの気持ちに気づき、チームを思いやった行動をとってくれれば良いと、願って止みません。


参考リンク:
犬飼基昭日本サッカー協会会長はいったい何を考えているのか?(from サッカーコラム J3 Plus+ さん)

posted by zeppelin |23:52 | 国内 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年06月11日

【オーストリアvsクロアチア】 「ヘルツォークの再来」&「スーパー・オールディーズ」、登場

※解析や解説、では無く、あくまで私の感想文です。

■ 開催国

前日。日本戦でビールを飲みすぎたことにより、開幕戦「スイスvsチェコ」の前半5分で眠りに落ちてしまった私にとって、この試合が実質的なEURO2008初観戦であった。そしてこれからの大会の予感が膨らむ素晴らしい初戦となった。

前回のEURO2004でのポルトガルがそうであったように、私はどうしても開催国に肩入れして観戦してしまう節がある。開催国の選手達というのは、『国民の期待』のようなものが大きくのしかかり、他の国には見られない緊張感を醸し出しているものだ。選手と国民の、緊張感と期待が勝利によって開放・爆発する瞬間というのは何度みても高揚させられる。

いきなり蛇足だが、オーストリアのFIFAランクは101位(2008年5月時点)である。ちなみに日本がW杯予選で対戦しているバーレーンは72位、オマーンは81位、タイは93位である。今回の試合内容からみても、FIFAランクというものが如何に参考にならないかを示していると言って良いだろう。

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■ スターティング

オーストリアのシステムは 3-5-2、スターティング・イレブンは GKマチョ、DFプレドル、シュトランツル、ボガテッツ、MFシュタントフェスト、アウフハウザー、サウメル、ゲルカリウ、イヴァンシッツ、FWハルニク、リンツ。2トップ下のMFイヴァンシッツはキャプテンで10番を背負う司令塔。90年代からサッカーを見始めて、こういうエントリーを書いたりしている私からすればたまらない布陣である。

対するクロアチアは 4-4-2、スターティング・イレブンは GKプレティコサ、DFチョルルカ、ロベルト・コバチ、シムニッチ、プラニッチ、MFスルナ、ニコ・コバチ、モドリッチ、クラニチャル、FWオリッチ、ペトリッチ。中盤はセントラルの位置にキャプテンのニコ・コバチと司令塔モドリッチ、右にサイドアタッカーのスルナ、左にクリエイティブなプレイヤーであるクラニチャルを置いてレベルの高い中盤を構成している。MFレコ、FWクラスニッチはベンチ。この布陣にFWエドゥワルドがいたらどんなに…、それは言わない約束だが。

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■ 試合

開始直後からクロアチアの2トップ、FWオリッチ&ペトリッチがハードワークなプレッシングを行う。その勢いもあってクロアチアの攻勢となり、開始わずか3分でFWオリッチがPKを獲得、これをMFモドリッチが冷静に沈めてクロアチアが先制。その後もトップの位置まで張り出すMFスルナや、タメを効果的に使うMFモドリッチを中心として、クロアチアがオーストリアを押し込んでゲームを支配する。MFニコ・コバチのクレバーなプレイも効果的であった。疲れからかプレッシングが少し弱まったところでオーストリアもミドルシュートなどで反撃したが、無得点のまま前半終了。

後半は一点してオーストリアが攻勢。これぞ開催国の意地か。逆にクロアチアを押し込め、前線との距離を開けさせて攻め続ける。ここが勝負とみたオーストリアはMFサウメルに代えて「オーストリアの英雄」MFヴァスティッチを投入。名古屋グランパスにも所属していたこの38歳のアタッカーの活躍は見事だった。タメ・展開・フリーランニング・飛び出し、MFヴァスティッチにボールを収めてから始まるオーストリアの猛攻が続く。マークが分散されたMFイヴァンシッツもスルーパス、ミドルシュートを次々と繰り出した。FWキーナストを入れてからは完全にパワープレイに終始し得点を狙ったが、ロスタイムにヘディングがゴールポストをわずかに外れて万事休す。逃げ切ったクロアチア、もう少し何かが足らなかったオーストリア、であった。

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■ 14番

解説の方が言っていたが、「クライフの再来」と称されるクロアチアのMFモドリッチ。小柄な体格だが、最大限に懐の深い部分でドリブルを行うため、ボールを失うことがほぼ無い。また巧いタメの作り方、非常に効果的なダイレクトタッチ、相手の隙を突いたドリブル突破など、まさに現代型の司令塔である。近い将来、イニエスタやセスクに肩を並べる存在へなっていくであろうプレイヤーだと感じた。

個人的にはクロアチア最大の注目株はFWエドゥワルドであったが、ご存知の通り大怪我を追ってEUROには出て来れない。それもあって、これからはこの小柄な14番に注目していきたい。今回の試合で魅せたのは、まだほんの少しの輝きだけだったのだ。

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■ 10番

この試合で一番注目していたのはオーストリアの10番、アンドレアス・イヴァンシッツだ。「アンドレアス・ヘルツォークの再来」と称されるこのMFイヴァンシッツだが、確かに90年代オーストリアの名選手であるヘルツォークとの共通点が非常に多い。同じ「アンドレアス」の名を持つ点、同じレフティーである点、同じ10番を背負っている点、同じトップ下の司令塔である点、だ。

この試合でも序盤こそ厳しいプレッシングに翻弄されたが、後半(特にMFヴァスティッチの登場以降)は司令塔として十分な働きを見せた。彼のような典型的な10番タイプは本当に私の好みのど真ん中である。ボールタッチ・ボールキープはエレガントであり、繰り出すパスはクリエイティブな曲線を描いた。

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■ スーパー・オールディーズ

これも解説の方が言っていたことだが、今期のオーストリア・ブンデスリーガではMFヴァスティッチ(38歳)、そして元ジェフ千葉のFWマリオ・ハース(33歳)を称して「スーパー・オールディーズ」と呼んでいたらしい。90年代中盤から2000年代初期にかけてSKシュトルム・グラーツでコンビを組んでいたこの二人を見て、元監督のイヴィツァ・オシムは何を想うのだろうか。

今シーズンのリーグでの活躍の通り、この試合でもMFヴァスティッチはゲームメイキングに効果的な働きをいくつも行った。ちなみにMFヴァスティッチは日本ではFW登録だったが、『オシムの言葉』の中にもあったように本質的にゲームメイカー的な選手らしい。まさに"老獪"であった。

こうなってくるとFWハースが召集されていないことが悔やまれる。FWハース、MFヴァスティッチ、MFイヴァンシッツの想像性溢れるトライアングルが見たかった、などと素人の私は思ってしまうが、オシムに言わせれば「クリエイティブな選手を3人も起用することはまさにナンセンス」であろう。

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■ 希望

オーストリアの決勝トーナメント進出はなるのであろうか。もう一つの開催国、スイスにはFWフレイの離脱が大きく圧し掛かる。この試合を見た限りでは、オーストリアに期待したいところである。

次戦のポーランド戦で何としても勝ち点3を取り、最終戦でドイツに引き分ける。それでも進出には他力が必要だが、何とか開催国として進出できることを祈って、この文を締めたいと思う。

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posted by zeppelin |01:30 | マッチレポート | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年05月24日

『採点』は本当に難しい

『採点』というものは(当たり前だが)本当に難しい。フィギュア・スケート・体操などの採点協議において、一部は「転倒したら -1.0」などの完全ポイント制が導入されているが、主観的な要素を必要とする部分も多く残っている。ことサッカーにおいては、全てを客観的に採点することは現時点では不可能に近く、議論の的となりやすい採点だと言えるだろう。(アメリカ・MLSでは完全客観的採点にチャレンジしていると聞いたことがある。)

採点方式も各国によって異なり、有名なところではイタリア式「10点満点/0.5点刻み」であったり、ドイツ式「5点満点/1点が最高点」などが挙げられる。日本で目にするのはイタリア式がほとんどである。


と、前置きはこの辺にして、今日の本題に入りたいと思います。私自身も趣味で採点を行ったりしますが、余りにも他のサッカーを見る人とかけ離れているのではないかと不安になることがあります。そこで今回は以前にメモした私の採点を晒し、「ここは私と合ってます」「ここは間違ってないですか?」などの議論・指摘をしていただけたらと思います。

対象となる試合は、2008年3月26日(水)に行われたW杯アジア三次予選「バーレーン vs 日本」です。この試合の日本代表を採点しました。この試合を選んだ理由は『負け試合であること』『少し前の試合だが実際見て採点している人は記録アリのはず』などの理由に因ります、勝手ですがご容赦ください。それでは参ります。

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W杯アジア三次予選 / バーレーン vs 日本

■ 敗戦

日本代表がW杯予選を戦ってきた中で、最終予選以外で負けを喫するというのは実に19年ぶりのことらしい。確かに10年前のマカオ戦ではFWカズが6点とって圧勝したりしてたものだった。三次予選にはそういった楽なイメージを持っている。

これは日本が弱くなった、ってわけでは多分無くて、間違いなくアジアのレベルが上がっていることによる。それは昨今のアジアカップや各大会のアジア予選で明らかになっていたことではあったが。

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■ 試合・前半

日本のシステムは 3-5-2 のドイスボランチでスタート。前半はDFラインと前線の間延びがひどすぎて終始攻撃の形が作れず。MF山瀬は素晴らしい攻撃センスをもってはいるが、中盤でボールをキープする選手がおらず得意の飛び出しができない。DF3人とボランチ2人、そして両ウイングバックを加えた7人が守り、前線ではMF山瀬とFW2人が孤立する形となった。

いつもはキープしてスルーパスを配給するパサーであるMF遠藤がいるはずだが、中央の中盤が3枚のため先発から外れていた。この場合FW大久保に下がり目でボールを受けてFW巻の足元でのポストプレイ、MF山瀬の飛び出しを促す器用さを求めたかったが、FW大久保は前線で張り続けたままだった。FW巻の高さのポストプレイもバーレーンのDF山脈に阻まれ攻め手がない。攻撃は両サイドからの単発のドリブル突破、クロスがほとんどであった。

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■ 試合・後半

後半11分、MF遠藤がMF山瀬に代わって投入される。するとMF遠藤のキープによってやっとビルドアップ、そしてパスサッカーが形になり始めた。MF駒野からFW大久保へクロスは非常に惜しかった。27分、日本は疲れが見えたMF安田に代えてMF山岸を投入。その5分後、FKから長いロングボールを放りこまれサイドの突破を許し、センタリングからGK川口のファンブルも手伝って失点。37分にDF阿部に代えてFW玉田を投入し4バックにして攻め込むも、引いたバーレーン相手の牙城を崩せず。試合終了となった。

一体何本のミドルシュートを打たれたのか。MF鈴木のポジショニングが下がりすぎだったことと、MF中村(憲)のフォロー不足によりDFラインの前に広大なスペースが発生していた。当然ながらこれには修正が必要である。攻撃に関してはボールの落ち着くプレーメーカー(今回でいえばMF遠藤)の存在は今の日本に欠かせないことがわかった。6月の予選四連戦にはMF中村(俊)とのどちらかの先発は確実に必要だと思う。

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■ 採点

私が採点なんておこがましいですが、勇気を出してみます!

GK:
1 川口能活 4.5 キャッチング、何より判断にミスが目立った。
DF:
6 阿部勇樹 5.5 やはり阿部はボランチである。
2 中澤佑二 6.5 必要不可欠な存在。
15 今野泰幸 5.0 やはり今野はボラ…(ry ファールが多かった。
MF: 
13 鈴木啓太 5.0 アンカーを意識しすぎてポジショニングが低すぎた。
14 中村憲剛 5.5 何度か効果的なパスを通した。
3 駒野友一 5.5 アーリークロス等良かったが精度がいまひとつ。
5 安田理大 5.0 守りの判断が危なすぎる。攻撃もドリブルのみ。
10 山瀬功治 5.0 ほぼゲームから消えていた。
FW: 
12 巻誠一郎 5.5 奮闘はしたが、スルーではなくシュートが欲しかった。
16 大久保嘉人 5.0 前半はかなり攻撃のブレーキになっていた。

SUB:
7 遠藤保仁 6.0 キープ、パス、起点となった。
9 山岸智 5.5 良くも悪くもない、いつもの感じ。
11 玉田圭司 5.5 下がり目でボールを受けることを意識しすぎた。

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■ 感想

まだあと四戦あるが、焦りはある。この予選で負けたら、当然ながら日本のW杯は早くも終わってしまうのだ。6月の四連戦、初戦のホーム・オマーン戦は絶対に落とせない。

各方面でいわれていることだが、やはり最近(2000年代に入ってから)の代表には『気持ち』が感じられない(時にアジアカップなどで感じることはあるが。)。精神論だが、皆がその空気を感じているはずだ。

ラモス・カズ、ゴンらがチームを鼓舞していた時代の代表は皆熱かった。形相からして違っていたのだ。そんな気持ちが今一番必要なじゃないかとも、皆が感じている。中田英寿が鼓舞し続けても、いつからか代表からは気持ちが失われていった。

個人的には、Jリーグ屈指のレジスタに変貌を遂げた鹿島アントラーズの闘将・小笠原満男の代表復帰を今こそ熱望したい。昔からあった技術だけではなく、鹿島で見せるあの気持ちを代表に持ち込んでほしいものだ。

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posted by zeppelin |14:51 | マッチレポート | コメント(2) | トラックバック(0)
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