2003年12月28日
このオフシーズン、寒さも以前より増してきたパリ―。
リーグも順調に終了し、ケガもなく新年を迎えることができそうだ。
前半に痛めてしまった足(右太もも)も何とか完治して、万全の体調で望めそうだ。
フランスではみんなで新年を祝う傾向がある。カップルや友人同士、仲の良い人たちと過ごしているようだ。
それに対してクリスマスは、カップルというよりも家族と過ごすことが多い。日本とは過ごし方が異なっているのかもしれない。
そんな年末のパーティに自分も誘われている。去年もSETEで経験したけど、今度はパリ…当然ASPTT.PARISのメンバーがほとんどで、なにやら大人数が集まるらしい。楽しみだ(しかもパリだし!)。
チームの前半戦は、結果としてあまり納得のいくものではなかったけど、みんなはもうそのことについては触れていない。忘れているわけではないけど、極端にプライベートにまでバレーを持ち込んでいない…ここがある意味”プロ意識”なのかもしれない。
『プロ意識』って一言で言っても難しい。
プレーはもちろん、それなりのパフォーマンスでファンを呼ばなければならないし、生活面でもよく言われる”体調管理”には意識を徹底していかなければならない。「結果が全て」といわれるプロ選手にとって、”風邪”でさえも簡単にはひけない!それ以外にも食事、休養(睡眠)…すべての行動において、プロとしての意識を持って行動しなければならない。≪自論≫
自分もこれから来シーズンに向けて動き出す時期に入る―。
来シーズンは、まだどこの国のどのチームになるかも全て白紙状態…。でも自分の気持ちは一つ!『とにかくプロリーグで…』という気持ちだけ。
そのためにこの2シーズンは、苦しみながら自分にムチ打って頑張ってきた。
何とかして新年から気持ちを一新して、ムダにならないシーズン、ムダにならないプレーをしていきたい。
~これを読んでくれている全ての人へ~2004年も良い年でありますように…。2004年もこのホームページをよろしく!
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2003年12月23日
前半戦が終了して、ゆっくり身体を休める予定のこの年末―。
パリの至る所で日本人観光客が溢れている。それぞれ楽しいクリスマス、年末を迎えるのだろう…。
NICE(ニース)でプレーしている「KIM」こと、木村くんがパリへ休暇を使って遊びに来ている。彼も自分と同じ21日に前半戦を終了していて、翌日の昼にパリに到着した。
彼が何より驚いていたのはパリの”寒さ”だった。
「(寒すぎて)顔がイタイ!」
ニースを含めて南フランスはまだ暖かい―。
そういえばセットにいた昨シーズンも自分はあまり着込んでいなかった。日中だったらTシャツでも平気なぐらいに暖かかった。でもパリは日中でさえ10度にも満たないし、何しろ”風”がものすごく冷たい!
これは昨シーズン、自分も経験しているが、耐えられる寒さではない。パリに住み着いた今は慣れたけど、たまに来るとなると、カゼをひきやすいぐらいの気温が変化する。
日本では埼玉県、フランスではパリにいる自分。温かい日や寒い日、雨など埼玉もパリも気候ではそんなに変わらない。
それに比べ、日本では福岡、フランスではニースと比較的温かい地方にいる彼にとって、パリは極端に寒すぎる。彼にとって”厚着”の毎日になっている。
「パリってさすがにデカイ都市ですね…(寒いけど)。地方にいたら絶対誰でも憧れますよ…。」
と。
たしかに便利さでいえばその通りで、特に困ることがないといえばない。
「どこに行っても日本人がいますよね。ニースにはこんなにいない…」
とも言っていた。
たしかに(日本人は)多い。さまざまな組み合わせだけど、とにかく日本人観光客は多い。この前は、信号待ちしている人が自分を含めて”全員日本人”ということもあった。ここはパリ???と疑いたくなるほどだ。
でも”日本食”の店には、なぜか日本人よりフランス人が多く訪れているらしい。
そして自分でも気がつかないうちに、パリを案内できるようになっていた。
「もう(顔以外は)完全にパリっ子じゃないですか!?」
部屋では決まって”バレー談義”になる。
自分たちに関する情報交換をしている。
1年目の彼には日程や環境など、すべてが初めての体験で、彼といろんな話をしていると、夢が叶って嬉しい気持ちと、環境の変化などによる緊張感などが伝わってくる。昨シーズンの自分を見ているような表情だった。
自分にとってKIM(木村くん)の存在はありがたい。昨シーズンのことを考えると、バレーについて話し合えることが何より心強いし、精神的にも楽になれる。
昨シーズンは何もかも自分一人だったけど、今は自分とKIMの2人で、試行錯誤しながら取り組んでいる。
彼は、自分のためにいろんな情報を提供してくれている。自分も、彼にプラスになるような情報は常に提供している。
一緒の時期にフランスを目指して、Vリーグでも全日本でもない、一般の中から抜け出してきた自分たちが、どこまで挑戦できるのか…まずはフランスで、お互い最後まで諦めずにとことんやっていこうと誓った。
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2003年12月21日
今日の試合で、前半戦の日程が終了した―。
今日の試合では、全員が序盤から落ち着いてプレーしていたために、自分の思惑どおりのトス回しができた。
1セット目は、比較的いろんな攻撃をまんべんなく使って試すこともできた。相手もエンジンがかかる間もなく25-12で先取!
2セット目も前半からエンジン全開。ミスらしいミスもなく25-15で連取!
このままの調子で…と思ってもうまくいかないのがバレーボールで、スタートダッシュに失敗。これまでほぼ完璧に返球されていたサーブレシーブに精彩を欠き、乱れだした。
でも要所でブロック・サーブポイントが連続で取れたおかげで、粘る相手に27-25で取ってセットカウント3-0で終了。
課題というか”集中力”の問題だけで、失敗しても、その原因がはっきりしていた。
ジャンプサーブに対するサーブレシーブもだいぶ返球されるようになったし、『自分がトスをどこに上げるか』だけで、チームのアタック決定率も変わってきている。
これで前半戦は7勝4敗(3位)―。
貯金は3つ。後半戦はこの”貯金”をどんどん増やさないといけない。
前半戦は、自分のケガや私事情で帰国しなければいけなかったために、少しチーム内でリズムがズレていた。後半戦は、ケガも完治しているだろうし、じっくりとチームとして集中していけると思う。
トップとは星一つの差で、ずば抜けているチームはない。どこかで頑張って抜け出せば勝機は必ずある!
とにかく勝っていくことが自信にもつながる。
新年を迎えて最初のホームでの試合は、結果だけじゃなくて内容も満足できるように展開していきたいと思う。
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2003年12月18日
バレーボールマガジン、自分のホームページ…これらを見てくれたいろんな人たちからメールが届くようになった。
「ありがとうございます」。
でも最近は、バレーボールが好きで、自分のことをこれらの情報で知った人たちから激励のメールが送られるようになった。もちろん友人からも届く。
本当にありがたいと思う。
今までの自分は、正直言って”自分のため”だけに取り組んできた。でも今は、自分を応援してくれてる人たちがいる…「こういう人たちのためにもやらないと!」と新たに気持ちが高まっている―。
自分の現状としては、ケガ(右太もも)してしまって、思うように今はプレーできないけど、全くボールを触っていないわけではない。練習には参加しているし、徐々に回復してるし、思ったほど重症ではないから、同じメニューを慎重にこなしている。とにかく”試合に出てナンボ!”と自分では考えているし、外国人としてプレーしている以上、控えで座っていたくはない。やっぱり「この外国人で正解だった…」と言わせたい。
フランスで挑戦している自分に、今まで知らなかった人たちから「応援しています」「頑張ってください」というメール…頑張れないわけがない!
友人からもいろんなメールが届いている。彼らも各々頑張っているようだし、オレだって…と思うのが普通だと思う。
いろいろな人たちからのメール、電話に何度となく勇気付けられている。
たった一人、日本人もいない場所で、すべてを苦しみながら必死でやっていた昨シーズンにはなかったこと―。
すべては自分に返ってくる!
それが「吉」と出るか「凶」と出るかは、自分の結果を出す過程にかかっている。オレの”やり方”次第だ。
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2003年12月15日
昨日の試合でのケガの影響で、今日はほとんど動くことはしなかった…というより動けなかった。
今夜の練習も、コーチ・チームメイト全員から、昨日の時点で”休養”を命じられていた。
おそらく週末の試合に、そのまま出ることになると思う。おそらく次の試合は、ベンチスタートになるだろう…最初から出たいけど、今無理することはできない。
フランスには”マッサージ”という習慣がない!そして”指圧”はあるが、これは日本人経営者によるもので、結構高い料金をとられるらしい…。
結局、自分の部屋でほぐすか、シャワーのお湯で温めるぐらいしかできない。日本だったらすぐに、専門医にみてもらいに行く状況だろう。
ケガの状態は、はっきりいって軽くないようだ(自分の判断)。
あとどれぐらいで治るかさえもはっきりしないし、自分では全くわからない。
それでも夕方はジムに行った―。
右足をかばうようにしながら、シャンゼリゼ大通りを歩きながら向かった。
当然のようだけど、いつものメニューはこなすことはできなかった。強いて言えば”腹筋・背筋”そして”腕立て伏せ”…基本的な足に負担のかからない程度のトレーニングのみ。時間にして30分が限界だった。いつもなら”ランニング30~40分”は欠かさないのに、今日はさすがに無理だった。歩くことはしたけど、痛みにこらえきれずにすぐやめた…。
今後も少し足に負担のかかるものはできないと思う。
『安静』…かといって、部屋で何もしないわけにいかないし、日本にいた時もジッとしていなかった(というより、していられなかった)自分だから、外を散歩(近所のみ)したり、階段の上り下りをくり返したり…。今日はその程度しかできなかった。それだけでも痛みを感じる。
明日はどういう症状になっているかわからない。とりあえず無理だけはしないように、というふうには考えている。
(でも結局出歩くだろうけど…)
今朝から、ウール(生地)の”サポーター”を右ももに装着するようにした。とりあえず患部を温めるようにした。これ以上悪化するようなことがあれば、病院に行かざるを得なくなるだろう…昨シーズンの”二の舞”だけは避けたい(絶対に)!
フランスに来て思うことは、実際に”ケガ”してしまうことが増えたこと―。
昨シーズンといい今回といい、日本では”突き指”程度ですんでいたものが、大ケガにつながってしまうことが増えてしまった。
でもこれらの理由として、自分のトレーニング不足も挙げられるんだろうけど、単にそれだけではなく、少なからずフランスのバレーボールのレベル・環境にも影響していると思う。
自分もそれなりに集中して最大限のプレーを心がけている。けど、その結果としての”アクシデント”だから、多少はしょうがないのかな…?と思うこともある。
とりあえず日本にいる時に、時間を惜しまずに1日2~3回のトレーニングを毎日やっていたことが、唯一の救いなのかもしれない―。
これでもし、日本で自分がトレーニングなど何にもしていなかったら…と考えるとゾッとする。きっとこんな程度ではすまなかっただろう…(と言い聞かせている)。
前回(昨シーズンのケガ)と同様に、”ケガとうまく付き合う”ことで乗り切っていきたいと思う。マジでそう考えるしかない!
それにしても痛い…(これ本音)。
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