2010年05月16日

セリエA・最終節

リーグ戦もいよいよ最終節、前節、ローマの踏ん張りで最終節に持ち越された優勝争い。
さあ、優勝争いの行くえは?って、えーーーーーーーーー!?
スカパーさん!お願いしますよ!!(怒)
最終節、インテル戦もローマ戦も中継がない!!!
昨シーズンもそうでした。

1年の締めくくりの最終節。しかも白熱の優勝決定戦の中継がないなんて。
ガッカリです。

放映権の問題はわかりますが、せめて、最終節だけでも何とかならなかったんですかね?
それとも、イタリア国内でも中継がないの?そんなことないですよね。

優勝が決定する試合を観れないなんて、サッカーファンとしては、何のために1年間、リーグ戦を見て来たのかわからなくなっちゃいますよね。

イタリアの放映権の管理体勢にも問題があります。
各クラブが主催ゲームの放映権を持っているため、アウェイゲームの放映権を買っていないスカパーは放送できなかったわけですが、エンターテイメントとしてサッカーを盛り上げるには間違った考えです。
自国のリーグに人気を持たせるための世界戦略が考えられていないですね。
人気チームの試合を見せることによって、リーグの人気はでるのですから。
イタリアサッカーの低迷はこの辺から来てるんじゃないですかね。

セリエAを日本国内で唯一放映するスカパーも、イタリアサッカーの人気が落ちているという現実を考えたら、
目先のことよりも、人気回復に向けて、1シーズンの中で、最も感動を与える試合は放映すべきですよね。
自分で自分の首を絞めるようなものです。
スポーツとは、感動を観てこそ、ファンになり、また観たいと思う訳ですから。
視聴料を取って放映してるんですから、諸問題はあるかと思いますが、来シーズン以降はなんとかして欲しいですね。

posted by yuspo |10:16 | セリエA | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年08月03日

ミランvsチェルシー(プレシーズンマッチレポート)

レイルウェイズカップ2008の第1戦にひいき続き、第2戦のレポートです。

開幕を2週間後に控えっているチームと1月後に控えているチームでは、こんなにコンディションが違うものなのか。チェルシーがよかったというよりもミランの出来がひど過ぎた試合でした。

ミランのスタメン
キーパー カラッチ
ディフェンス右から、ボネーラ、シミッチ、マルディーニ、ファバッリ
ボランチに、フラミニ、ガットゥーゾ
中盤右にザンブロッタ、左にヤンクロフスキ
トップ下にピルロ、
1トップ?にアンブロジーニ

何をテストしたいのやら、本来のポジションとは程遠い布陣。
ローマのように0トップをやりたかったんですかね?
中1日の試合で使える選手がいなかったのか。

チェルシーは、
キーパー ツェフ
ディフェンス、イバノビチ、アレックス、テリー、アシュリー・コール
アンカーの位置にミケル、
その前に バラック、ランパード
3トップ、ライトフィリップス、アネルカ、マルダ

こちらは何をテストしたいのか、ハッキリわかる布陣。
前試合のデコに代わってバラックが入り、3トップをもう一度試してきた感じですね。


ちなみにこの前の1戦目のセビージャ戦のミランは

キーパー アッピアーティ
ディフェンス オッド、マルディーニ、カラーゼ、ザンブロッタ
中盤、ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
2列目にカカ、セードルフ
1トップ パロスキ

ミランお得意のクリスマスツリー型の布陣。

パト、ロナウジーニョをオリンピックで、新加入のボリエッロをケガで欠くミランは、
明らかに前線の駒不足。2試合通じてまるで見せ場を作れませんでした。
セビージャ戦は、ガットゥーゾのナイスヘッドのオウンゴールで、0-1負け。

チェルシー戦も最初の3点はオウンゴールみたいな失点でした。
1点目はランパードのフリーキックがディフェンスの体にかすり角度が変わって、カラッチの股間を抜けてゴール。
2点目は、左サイドからのクロスボールを競り合ったファバッリが見事にアネルカの前へ落とし、すかさずアネルカが振り抜きゴール。
3点目は、ゆるゆるに抜けてきたボールをカラッチが見事な空振り!アネルカ、すかさずゴール。
前半あっという間に、0-3。

後半は、流れの中からマルダのクロスをアネルカが頭で1発、スライディングで1発。
アネルカこの日4ゴール。ラッキーはありましたが体はキレてました。
結果は0-5。アマチュアとの調整試合みたいな感じでした。

明らかに選手層の差がモチベーションの差に表れている試合でした。
チーム内のポジション争いが激しいチェルシーは点差がついても動きは落ちず、
パスを回している時も、ボールを持っていない選手が目まぐるしく動き回っているのに対し、
ミランはまるで動かないから、パスの出しどころがなく、あっさりボールを奪われる。

ミランのコンディションが悪すぎて、チェルシーの選手の評価もむずかしい感じです。
チェルシーで目立ったのは、後半途中から出てきた19歳のシンクレア。
素晴らしいドリブル突破で右サイドを駆け上がり絶妙なクロスを上げたのですが、
途中アネルカに代わって入ったシェフチェンコの手前でカラーぜにクリアされ、またもゴールならず。
シンクレアのスピードはなかなかのものでした。
バラックはケガ明けで、いま1つという感じですかね。前半のみでお役御免でデコに交代。


ミランはコンディションが上がってくればよくなるのか?
パト、ロナウジーニョは戻ってきても、オリンピック疲れでしばらく使えないでしょうから、
ちょっと先行き不安な感じですね。
ミランはアンチェロッティで大丈夫なのでしょうか。

posted by yuspo |22:57 | セリエA | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年08月03日

ジョゼ・モウリーニョ

移籍市場も動き始めプレシーズンマッチも始り2008-09シーズンの陣容が徐々に見え始めてきました。
今シーズン、私が注目しているチームのうちのひとつにインテルがあります。
ジョゼ・モウリーニョがどんなチームをつくり上げてくるか、たいへん興味があります。

インテルの移籍の動きとして、現時点では
アドリアーノの復帰、ローマからマンシーニ、ポーツマスからムンタリを獲得。
モウリーニョのもとへ、かつての師弟が集まるのかと思いきや、そうでもないようです。
(ランパードは家族のことを思い今シーズンはイングランドに留まることを決めたようです。)
含有戦力のみでもモウリーニョは行けると踏んでいるのか。
8/31のメルカート締め切りまでに動きはあるのでしょうか。

モウリーニョのチームづくりで注目しているポイントは、
選手との対話を重要視し、最高のモチベーションでピッチに送り込むマインドコントロールのうまさ。
シンプルな言葉で明快に、選手本人に直接伝える、そして選手との信頼関係の厚さ。
さらに、選手の能力を最大限に引き出すためのトレーニング哲学をモウリーニョは持っています。

「トレーニングを実のあるものにするのは、選手の頭脳である。
トレーニングの目的を明確に認識し、プレーを忘れないようにする頭脳が必要だ。」

モウリーニョのサッカー哲学には
「プレーすることとは、基本的には考えることである」
という発想があります。
考えることは、集中力を要することであり、そのために集中力を高めるトレーニングプログラムが組まれます。

集中力はトレーニングで鍛えることができるもので、
選手に考えさせ、コミュニケーションを取り合うように仕向け、常に集中を強いられる複雑なトレーニングを組むのだそうです。
そして、選手たちがそのプログラムを容易にこなせるようになったら、さらに複雑な新しいプログラムを考える。
こうしたトレーニングを繰り返し、習慣化することにより集中力が高まるのだそうです。

モウリーニョがかつて、ベンフィカの監督に就任して間もない頃、
選手たちは、ボールを奪われてもすぐに取り戻そうとしない、
ボールを奪っても攻撃に転じる速度を上げないという、モウリーニョにとって最悪な状態だったそうです。
そこで、モウリーニョは、場面転換における集中力を高めるトレーニングを行ったのです。
そのことにより不調だったベンフィカを建て直しました。
その後会長の交代劇により、わずか8試合の指揮を執った後ベンフィカを離れてしまいましたが。


このトレーニング方法、やり方は違うものの、どこかで聞いたことありませんか?
そう、何色ものビブスを使って複雑なルールを決めてやる練習。
サッカーをご存じの方にはあえて言う必要はありませんよね。

トレーニングでできないことは試合ではできない。
そして、最高のモチベーションで試合に臨むためには、最高の集中力が必要なことなのでしょう。


「もし、朝目覚めて自分にモチベーションがなかったら、私は監督であることをやめる。」
選手にも同じメンタリティを求めるモウリーニョ。

潜在能力を持っているインテルの選手たちに、モウリーニョのメンタリティが加わるとどういうサッカーになるのか?
今年のインテルがどうなるか楽しみであります。

そして、我々はすでに、モウリーニョのメンタリティが注入されたチームを目撃しています。
イングランドプレミアリーグが世界最強リーグだと言われ始めたのは、いつからでしょうか?
それは、そんなに昔から言われていたでしょうか?
少なくとも、モウリーニョがチェルシーの監督に就任した以降ではないでしょうか。
チェルシーがモウリーニョ就任後、圧倒的な強さでプレミアを制し、いつしか打倒チェルシーを合言葉にイングランドのチームがレベルを上げていったように思います。

カルチョスキャンダルなどで低迷するイタリアサッカーにこのモウリーニョのメンタリティが注入されるとどうなるのか。今後が非常に楽しみです。

さて、そのインテルのプレシーズンマッチがスカパー!で生中継されることが決まりました。
8/8(金)25:55から、アムステルダムトーナメント2008 インテルvsセビージャ 
8/9(土)28:10から、アヤックスvsインテル

この大会には、アーセナル、インテル、アヤックス、セビージャの4チームが参加します。
モウリーニョがどんなチームを作り上げてきたか、ぜひチェックしたいと思います。
また、この大会には、私が注目するもうひとつのチーム・アーセナも参加します。
アーセナルについてはまた、つぎの機会に書こうかと思います。


参考文献
「ジョゼ・モウリーニョ-KING OF 監督 誕生ストーリー」
「モウリーニョ-どうしてこんなに勝てるのか」
「週刊サッカーマガジン・8/12号」

posted by yuspo |00:07 | セリエA | コメント(2) | トラックバック(0)
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