2009年06月30日

サッカーで頭の体操

FIFAコンフェデレーションズカップは、結果的にはブラジルが優勝となりましたが、アメリカが大健闘の大会となりました。
決勝戦、前半の勢いではあわや?と思わせる内容でしたね。「世界を驚かす」とは、まさにこういうことでしょう。
アメリカがよかった点は、やろうとするサッカーが明確でそれを選手が見事に実践したというところではないでしょうか。

ところで、今回の大会で驚いたことは、グループリーグで2連敗したチームが決勝トーナメントに進んだってこと。こんなlこともあるんですね。数字の問題なんで、可能性としてはあるのでしょうが、これは驚きでした。
まあ、イタリアがだらしなかったというのが、最大の要因だったのでしょうが、アメリカが良いサッカーをしていたということも大きいでしょう。1勝2敗のチームが3チーム並び、総得点差で決まったわけですから、かなりマレなケースですよね。

そんなことを朝の通勤電車の中で考えていたら、ふと思いつきました。

「て、ことは、逆に2連勝したチームが決勝トーナメントに進めないってこともあるの?」

これ電車の中で考えてたら、かなり頭の体操になりますよ!
初戦を勝って、2戦目は。。。など考えていると、なんだかよくわからなくなってきます。

そこで、
■い頭を●くする、サッカー問題。

(問い)
ワールドカップグループリーグで、初戦、2戦目と連勝したチームが決勝トーナメントに進めない可能性を答えなさい。
【平成22年度ゆうスポ中学入試問題】

わかりやすくするために、馴染みのある国名にしてやってみましょう。

ブラジル、クロアチア、オーストラリア、日本の4チーム

対戦順は、

初戦、ブラジルvsクロアチア、オーストラリアvs日本
2戦目、クロアチアvs日本、ブラジルvsオーストラリア
3戦目、日本vsブラジル、オーストラリアvsクロアチア

と、してみましょう。

どちらが、何点差で勝つかもふまえてくださいね。

こうしてみて、電車のなかで考えてたら、ありました!その可能性が!
できると、けっこうスッキリしますよ。
みなさんも考えてみてください。

ヒントとしては、グループリーグは全6試合なので、6個の勝利を奪い合うことになります。したがって、1チーム、カモになり3連敗するチームが必要となります。

答えは後日。
ぜひ、メモは取らずに頭の中だけで考えてみてください。

posted by yuspo |20:50 | コラム | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年06月25日

スペインも木から落ちる

【意】どんなに華麗なパス回しをしてボールポゼッションで上回り、ゲームを支配し、圧倒的に攻撃をしかけても、サッカーにおいては敗れることがある。
【ゆうスポ・サッカーことわざ辞典第一版】

まさに無敵艦隊。国際Aマッチ15連勝、35戦無敗の世界記録を樹立したスペインでしたが、負けるときはこんなものなのでしょうか。
FIFAコンフェデレーションズカップ・南アフリカ大会準決勝、破竹の勢いで勝ち続けてきたスペイン、アメリカにまさかの敗退。
ベストメンバーで臨み、圧倒的にボールを支配し攻撃を仕掛けたスペインでしたが、ゴールを奪えず0-2。
フットボールには絶対というのはないということですね。
これはきっと、サッカーの神様が、スペインが来年のワールドカップにむけて調子に乗って天狗にならないよう戒めたのでしょう。


しかし、アメリカは見事な試合をしました。粘り強い守備はお見事でした。
やはり、さすがオリンピックでは毎回最多のメダルを獲得するアスリート量産国。運動能力の優れた人間が本気でサッカーをすると強いですね。身体能力の優れた選手が集中力を切らさず、組織的に守備をすると得点を奪うことは難しいということなのですね。

こんなフレーズ、前にも書いた覚えがあるのですが、そう、CLのバルサ対チェルシー。
攻撃的な強者に対抗する戦術として、手本となる試合なのかもしれません。


コンフェデ見てて思ったのですが、来年のワールドカップは、けっこうおもしろい大会になるのかもと感じました。
アフリカっていう先入観に騙されていたのですが、南アフリカはアフリカでも最南端。南半球はこの時期秋から冬。気候が涼しいというか寒いんですね。昨夜の試合も気温5℃。アフリカなんで暑さでヘトヘトなのかというイメージだったのですが、サッカーには持って来いの気候です。
しかも、アフリカはヨーロッパとほとんど時差がないので、ヨーロッパ大陸以外の大会でコンディション調整がうまくいかず成績を残せていなかったヨーロッパ勢が万全で望めそうな気がします。
しかも、世界のサッカーは着実に進歩しています。今回のアメリカといい、エジプトもいいサッカーをしていました。
日本のことは、まぁ、、、、抜きにして、楽しみな大会になりそうです。


それにしても、現時点で勢いに乗っている、スペイン対ブラジルの決勝が見たかったですね。
いっそのこと、準決勝2試合目のブラジル対南アフリカで、ブラジルにも負けてもらって、3位決定戦であたってくれないかな(笑)。




posted by yuspo |22:07 | コラム | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年06月11日

日本は、本当に世界4位を狙えるのか?

4大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表ですが、喜んではいられません。
大胆にも世界4位を目指すと公言した(広言?)岡田ジャパン。はたして、本当にねらえるのか?

世界4位を目指すと言うなら、サポーターの我々も今まで以上にきびしい目線で見守る必要があるでしょう。
それにしても、先日のカタール戦は何を意図していたのかまるで見えないふがいない内容でした。ワールドカップまで1年を切った今、単なる消化試合などあり得ないはず。

ワールドカップで4位になるというのはどういうことか?みなさんわかっているかとは思いますが、あらためて考えてみましょう。
当然、グループリーグは突破しないといけませんよんね。1勝1敗1分けなんてぬるいことはまさか、言わないですよね。そう、まずは2勝です。そして、ベスト4まで行くということは、ベスト16、ベスト8を勝たなければいけないわけです。最低でも4勝するということです。ベスト4、すなわち3位決定戦まで戦うとすると、グループリーグ3試合、決勝トーナメント3試合の計6試合を戦うことになります。6試合で4勝。そのことを肝に命じて戦うべきです。


それでは、この6試合、どんな相手と戦うのでしょうか?
ワールドカップの組み合わせ抽選は、通常だと、出場国32チームを4つのグループ(ポット)に分けて抽選します。
現時点で出場国は全て決まってはいませんが、まずポット1は、いわゆる強豪国プラス開催国・南アフリカが入ります。アルゼンチン、イタリア、ブラジル、スペイン、ドイツなど優勝候補と呼ばれる国。ポット2にはオランダ、イングランド、ポルトガルあたりのどこかが、ポット1からモレて入ってくることになり、いわゆる「死の組」を形成することになります。そして、おそらく、残りのヨーロッパ勢、昨年のユーロで躍進した、トルコ、ロシアあたりがこのポット2に入ってくることでしょう。そして、3番目に引かれるポット3には、あなどれないアフリカ勢・南米勢。そして最後に引かれるポット4に日本を含むアジア、北中米が入ることに。。。

こうして、AからHまでの8グループに分けられることになります。同じポット内で同組にはならないので、そう考えると、日本がだいたいどんな対戦相手と戦うか見えてきます。
ヨーロッパ以外は、同じグループに同じ大陸が入ることはありませんから、イタリア、スペイン、ドイツと同じ組には、もう1チームヨーロッパ勢が加わることになります。FIFAの温かいボール(あのボールは絶対そうに違いない!!)のいたずらで、アルゼンチンあたりは、「死の組」に入る可能性が高いんじゃないですかね。イングランドとか。
日本は前回ブラジルと同組だったので、今度はアルゼンチンのような気がします。

さあ、そんなことを想像しながら、来週のオーストラリア戦を見てみましょう。
そう考えたら、カタール戦のような温い試合をしている場合ではないはず。

グループリーグ突破を神様(FIFA様?)にお願いする組合わせとしては、南アフリカと同組に入ることですかね。開催国というアウェイのデメリットはあるものの、強豪国が欠ける分、そこには、ヨーロッパ勢1チームと南米勢1チーム。これは一番おいしい組なのでは?
しかし、南アフリカがどんなチームなのかは得体が知れません。そんな、南アフリカをチェックする絶好の機会が今週末(6/14)から始まる【FIFA コンフェデレーションズ カップ】。出場国はスペイン、イタリア、ブラジル、南アフリカ、エジプト、アメリカ、イラク、ニュージーランド 。日本はアジアカップで負けてしまったため出られませんでしたが、これは要チェックかも知れませんね。
行きつけのスポーツバー・ジャパンで、全試合中継するそうなので、ぜひチェックしてみようと思います。

posted by yuspo |23:20 | コラム | コメント(9) | トラックバック(1)
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2009年05月17日

拍子ぬけな、リーグ戦結末

今週末は、プレミア、リーガ、セリエとリーグ優勝に王手が懸かった試合となり、大いに期待していた方も多いかと思います。

ところが、リーガとセリエは、なんと、優勝目前のチームが試合をやる前に2位チームが敗れてしまい優勝決定。
くしくも、3リーグとも土曜日に優勝が決まってしまいました。
やっぱり、優勝決定の瞬間は試合に勝ってスッキリ決まって欲しいですよね。
しかも、セリエAはミラン戦の中継がなかったので、ニュースで知ることに。。。
かなり、拍子ぬけな結末でした。
2位のチームはもうちょっと、意地を見せてほしかったですね。
もしくは、同じ日に試合をやって欲しいですよね。

プレミアに関しては、試合をやって決まったものの、スコアレスドローで優勝が決まるのもなって感じでした。
ただ、ユナイテッドは毎回優勝が決まる瞬間、ピッチにいなかったり、アウェイだったりが続いていたので、ホームで決められたのはよかったのかも知れませんね。

でも、やっぱ、毎年思うのですが、あの優勝カップを掲げる瞬間は何度見てもいいですね。
どこが優勝してもあのシーンは、鳥肌が立ちます。

今シーズン、あのシーンが次に見れるのは、チャンピオンズリーグ。


試合結果&スタメンフォーメーション
>>> マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル
>>> ビジャレアルvsレアル・マドリード 

posted by yuspo |20:23 | コラム | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年05月07日

ブルークリフ・パート2―魔術師、魔のロスタイムの悪夢に散る

映画『レッドクリフ』の舞台は“赤壁”でしたが、この試合の舞台は“青壁”。
圧倒的な攻撃力を誇るバルサ軍に魔術師率いるチェルシー軍が青い壁をつくり対抗。

ブルークリフ=青い断崖絶壁

メッシ、エトー、イニエスタが盛んにポジションチェンジをして、青い壁をこじ開けようとするが、
90分間で枠内に1本もシュートを打たせてもらえない。

その壁からはじき返されたボールがバルサのネットを揺らす。
チェルシーお得意の得点パターン。
ツェフからのロングフィードをドログバが落とし、中盤がそれを拾ってチャンスをうかがう。まさにおあつらい向きのこぼれ球をエッシェンが叩き込み先制。
ねらい通りの攻撃。魔術師にんまり。


スタッツを見ると
ボール支配率 チェルシー36% バルサ64%
バルサがボールを支配しているというより、ボールを持たされているという感じか。
試合巧者チェルシーの守備は、ポジショニングといい、ボールへの寄せ、シュートコースの消し方、どれをとっても完璧。文字通りに完全な壁。
90分間バルサは、チャンスらしいチャンスを全く作らせてもらえず封じ込まれました。

しかし、サッカーというのは、本当になにが起こるかわからない。
180分間完璧なゲーム運びをしたチェルシーだったが、エアーポケットのような一瞬の間に悪魔が忍び寄る。
追加タイムの4分中の3分目でまさかの失点。しかも致命的なアウェイゴール。


魔が差す:
悪魔が心に入りこんだように、ふとふだんでは考えられないような悪念を起こす
[株式会社岩波書店 広辞苑第六版]


しかしロスタイムという間はかくも劇的で、残酷なものであろうか。
見ているこちらも、去年の再戦を考えていたその隙間に差し込むドラマ。
たった、1本のオン・ターゲット・シュートが勝敗を決した。


いやぁ、ほーんと、サッカーって、おもしろいですね。(水野晴郎風)

チェルシ-対バルセロナ
この試合の結果詳細・スタメンフォーメーションはこちら>>>

posted by yuspo |08:29 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年05月06日

アーセナルのすべる話

立ち上がりアーセナルはいいゲームの入り方をしたかに見えたが、わずか8分でコケちゃいました。

ギブスが足を滑らせ転倒し、決定的場面をパク・チソンが倒れながらも決めユナイテッドが先制。
見ているこちらも、吉本新喜劇のようにコケてしまいました。
そして、間髪入れずに、クリスティアーノ・ロナウドの見事なFK。

残り約80分間は消化試合となってしまいました。
さらに後半、鮮やかなカウンターからトドメの1発。観客は、雪崩のように出口へ。
そんなゲームに、おいおいゲームをもっと盛り上げなさい、と言わんばかりに、主審が赤いカードを掲げる。
それでダラけたゲームに締りが出た感じでした。


精神論だけで勝敗を語ることはできませんが、この勝負、2戦合わせてメンタルの差が明らかに表れた結果だったように思います。
マンチェスター・ユナイテッドは「勝者のメンタリティ」をもっています。自分たちは勝つ実力がありそれを強く信じている。そんな気持ちがプレーの節々に見られます。
自信を持ったプレーは強さを感じます。リバプール、チェルシー、バルセロナ。これらのチームにも気持の強さをを感じます。
アーセナルにはそれがありません。劣勢を跳ね返す精神力の強さがありませんでした。
若いチームだからしかたないのか。それにしても、チームを牽引できる選手がいない。

普通、ビッグゲームだと、ミスをした選手が奮起して活躍したりするんですけどね。ギブスは後半頭で交代してしまい、完全に戦犯者になってしまいました。

転倒が決定的に見えるが、逆の視点で見てみると、その前の折り返しが、ゴールライン際の深い位置からのマイナスの折り返しであったことが大きかった。あの位置からの折り返しは、やはり高い確率で得点に結びつきます。攻める側は、ゴールを狙いやすく、守る側はミスを起こしやすい。
ギブスもマイナスにボールが入ってきたのでバランスを崩し、転倒したといえるでしょう。
ただ、ギブスのフィジカルの弱さか、スパイクの選び方がわるいのか。一流選手はあそこで踏みとどまると思いますが。


メンタルの部分が影響あるだろうハードワークの差も明らかでした。
ユナイテッドは、ルーニーを筆頭に、フレッチャー、パク・チソンなど、労を惜しまずハードワークをするプレーヤーが目立ちます。寄せのスピードの差が、アーセナルとユナイテッドでは断然違いました。

アーセナルの攻めに緩急がなかったのも、気持の部分に左右されているのかも知れませんね。気持に余裕がないと、持ち味は発揮できないように思います。

アーセナルは、アルシャヴィンを入れてのチーム完成度アップを来シーズンに期待したいですね。「すべらない話」で。
その前に主力流出は避けないといけませんが、スタンドにいたベッカムとフラミニはひょっとしてアデバヨールを誘いに来たのか??


一時調子を落としていたマンチェスター・ユナイテッドでしたが、守備の安定感が戻り調子を戻してきました。
さて、決勝は、バルサかチェルシーか。


アーセナル対マンチェスター・ユナイテッド
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posted by yuspo |10:28 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年05月05日

コテンパンに、砕シコ!

真っ向勝負を挑み、砕け散ったレアル・マドリード。男の美学を感じる試合でした。

リーガの優勝の行方を決っする戦い。
ここ数シーズンのクラシコは、シーズンの勢いがそのまま結果に出る感じでもあります。リーガを制する側がコテンパンに勝つ。
バルサの、今年のリーガでの強さを象徴するような試合となりました。

先日の、このブログでバルサのセットプレーは怖くないなんて書いたのが、聞こえたのか、セットプレーからプジョルの強烈なヘッド!
「俺がバルサのキャプテンだ!コンニャロ!」と言わんばかりの、キャプテンマークを掲げたあの気迫。
プジョルさん失礼いたしました。
あの一発で勝負が決まってしまったような気がします。


やられたら、やり返す。来シーズンはレアルが、この屈辱をバネに奮起することでしょう。それが、クラシコ。


レアル・マドリードvsバルセロナ
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posted by yuspo |01:33 | リーガエスパニョーラ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年04月30日

サイド攻撃の違いがチャンスの差/マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル

序盤から圧倒的に攻めたマンチェスター・ユナイテッドが完全に主導権を握り、アーセナルは防戦一方に。
それでもアルムニアのスーパーセーブで何とか耐えていたが、あと数分耐えれば流れが落ち着きそうなところで、前半17分、コーナーキックが逆サイドに流れたボールを、キャリックが縦への切り込みからの折り返し、ディフェンダーにあたってコースが変わったこぼれ球をオシェイが押し込み先制。リバウンドからのシュートだっただけに、アルムニアも反応はしていたがはじき返しきれませんでした。

マンチェスター・ユナイテッドが序盤決定的なチャンスを作れた要因は、両サイドの主導権を完全に握ったところでしょう。

ユナイテッドは、前線を3トップ気味に配置し、中央にテベス、右にロナウド、左にルーニーという布陣できました。サイドバックのオシェイ、エブラも高い位置をキープし、そして、3センターハーフの早いプレスが利いていたことと、両サイドへの展開が見事でした。

両チームのチャンスの回数の違いは、右サイドの深い場所への侵入回数の違いに表れていました。
ユナイテッドは、フレッチャー、ロナウド、オシェイ、テベスがこのエリアに幾度となく侵入し、決定的なクロスを上げていました。
アーセナルも本来このエリアをうまく使うチームですが、ほとんど侵入できませんでした。
右サイドのウォルコットを使いたいのですが、このエリアをエブラとルーニーにうまくスペースを消され、ウォルコットを生かすことができませんでした。ウォルコットは張りついてくるルーニを嫌い、中に絞ってプレーすることが多く、サニャもルーニーを気にしてか上がることが出来ず、アーセナルはサイドを使えず真ん中一辺倒の窮屈なパス回しとなり、ユナイテッドの早いプレスに引っ掛かり思うようにパス回しができませんでした。

右がダメなら左を使えばよかったのですが、ここに使われていたディアビも中に入ってくるプレーが多く、このエリアを使えません。
しびれを切らしたのかアデバヨールがこのエリアでボールをもらうのですが、アデバヨールがそこにいたのでは意味がありません。

アルシャヴィン。ふと彼の存在がよぎってしまいました。残念ながらCLでは使えません。
ナスリの中盤の底での起用も、中盤の深い位置からのボールの供給、ミランでいうピルロのような役回り、という意図はわかるのですが、急造なので、左のサイドで使ったほうが良かったように思います。

サイドの主導権の打開を見せる交代がなかったのが残念ですね。逆に相手が嫌がっているウォルコットを下げてしまいました。

アルムニアのおかげで1失点で切り抜けたのはアーセナルにとっては、2ndレグにつなげる結果ではあります。
ただ、アウェイでもユナイテッドは点を取れる攻撃力を持っているだけに、アーセナルはアウェイゴールを取りにいけなかったのが勝敗の分かれ目になりそうな気がします。

いずれにしろ2ndレグは、アーセナルは点を取りに行かなくてはいけない訳ですから(もともと守れるチームではありませんが)おもしろい試合が期待できそうですね。

マンチェスター・ユナイテッド対アーセナル
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posted by yuspo |09:28 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年04月29日

男のロマンよ!どこに行く?!バルセロナ対チェルシー

悲しいかな、ロマンはリアリズムに勝てないのか?
正直予想外の結果に言葉を失いました。まさかのスコアレスドロー。
まるでヤンチャな少年が現実社会に打ちのめされた。そんな衝撃的な試合でした。

また、あのタヌキオヤジ(マジシャン)に騙されました。「攻撃的なチーム同士によるオープンな試合になるだろう」そう言ったヒディンク。
ふたを開けてみれば、超ドン引き。思えば、前日の会見で「バイエルンのようにはならない、バルセロナを研究している」この言葉がすべてでした。
こ憎たらしい限りに、「ドン引きっていうのは、こうやってやるんだよ」って見せつけられました。最高レベルのスキルとフィジカルと組織力を持った選手たちが、本気で守備をするとこんなにも強いのかと青ざめてしまいました。ツェフも含めた、ここまで完璧な守備はある意味拍手でした。

怪しい判定もありましたが、個の強さ、高さを持つチェルシーにとって、ある程度ファウルで止めるのも計算の内。バルサのセットプレーには怖さを感じません。
あらためて思ったのですが、バルサの選手って、チェルシーの選手と並ぶとちっちゃいですよね。
それでも、最高のレベルで繋ぐパスサッカーで、どんな引いた相手も崩してきたバルサ。
あのパスワークがこうも簡単に封じ込まれてしまうとは。。。

完全に研究しつくされたバルサの攻撃パターン。サイドからドリブルで切り込んでのワンツーからのシュート。中を絞って完璧に止められました。
逆に縦に行かれる分には、バルサは怖くない。高さがない分クロスが怖くない。そんな感じでした。バルサの盲点は、左利きのメッシが右、右利きのアンリが左にいること。最大の武器でもありますが、敵の長所を消す。それを封じられると手だてがない。縦に切り込んでマイナスにクロスを出せれば、幅も広がるでしょうが、バルサの両サイドは逆の足で蹴ることはほとんどない。
チェルシーが想定外だったのは、唯一後半45分、ダニエウ・アウベスのクロスが、ボージャンに通り、ヘッドを外したところ。それ以外は、マルダが完璧にマークしていました。
引き分け以上に鼻をへし折られた感じの敗北感を感じる結果だったのではないでしょうか。

バルサはこの結果を受けての週末のクラシコ。クラシコを起爆剤にして2ndレグにのぞめるか。

2ndレグも同じ戦いをチェルシーはしてくるような気がします。
ドログバの一発、セットプレーの高さはバルサにとっては脅威です。
その1点を完璧に守り切られてしまったら。。。考えただけで寒気がします。
前半38分まさに、ドログバのそんなシーンがあり、後半2分、セットプレーからのバラックのヘディング。決まりませんでしたがバルサは肝を冷やしたことでしょう。

超攻撃的なサッカーと対抗するのは、超守備的なのか?
歴史の流れをみても、今までもそうだったように今回も成り立ってしまうのか?

しかも、マルケスの負傷、プジョルの累積での出場停止。
この現実に打ち勝つことができるのか、男のロマンに期待したいと思っているひとは多いのではないでしょうか。

願わくば、バルサが早い時間に先制して、また、あの雨あられのような、4-4の試合が見たいですよね。


バルセロナ対チェルシー
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posted by yuspo |07:55 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年04月22日

リバプール対アーセナル

一つのミスが勝敗を分ける。そんな言い回しをよく耳にしますが、この試合はどうだったのか?

サッカーにおいて、ミスはつきもの。ボールを奪われたことをミスとすると、すべてがミスになってしまう。

ミスを誘うプレー、相手の隙をつくプレー。それがこの試合に得点をもたらしたように思います。

片やCLで、片やFAカップで、共にチェルシーに敗れた者同士のこの対戦。
逆転優勝に向けてどうしても勝ち点3が欲しいリバプールの気持ちが、終始ゲームを支配しました。

その流れを、一瞬の隙をついてアーセナルが先制します。
前半36分、ペナルティエリア内でボールを持ったマスチェラーノからセスクがボールを奪い取り、ナスリへ。
ナスリは中に切り込むと見せて、アウトで縦にボールをはたき、オフサイドラインギリギリでセスクが飛び出し、絶妙なマイナスのクロス。それをここまで35分間まるで影をを潜めていたアルシャヴィンが中に現れシュート、ネットを揺らす。

何としても負けられない、ではなく勝ちたいリバプールは、前半以上に前線からのプレスをきつくします。
その効果が後半4分、サニャの中途半端なクリアをカイトがカット。右サイドからのカイトのクロスをフェルナンド・トーレスが頭で合わせ同点。
さらに、後半11分、シルベストルの窮屈なバックパスをファビアンスキがあわててサイドへパス。余裕のないパス回しをすぐにカットされ、バタついたファビアンスキはゴールの中で守ってしまい、ベナユンのヘディングがゴールを割る。これでリバプールが逆転。

アーセナルの不安定な守備陣は前線からプレスをかければ崩せると、狙ってきたのが見事に的中という感じでした。
アーセナルの完全なミスからの失点でしたが、ミスを誘ったプレーの結果でしょう。

流れは完全にリバプール。ところが今度は、アルシャヴィンが一瞬の隙をつき背後から詰め寄りインターセプト。奪った勢いでそのままゴール前に持ち込みシュート。アウトにかかったボールがきれいな軌道を描きネットに突き刺さる。
さらにその3分後、左サイドからのクロスボールのクリアがアルシャヴィンの目の前に転がり、すかさず振りぬきゴール。なんと、アルシャヴィン、ハットトリック。

ここからまた盛り返せるのが、やはりリバプール。そのわずか2分後、リエラのクロスをトーレスがボールを完全に静止させるトラップ。華麗なステップから振り抜き同点に追いつく。

このまま引き分けを予感させるが、アンフィールド劇場はまだ幕を下ろさない。
やはり、どうしても勝ちたいリバプールが前掛かりになったところを、ウォルコットがスピードで持ち込み、ものすごいスピードで駆け上がってきたアルシャヴィンにラストパス。アルシャヴィン4点目。
それでも、まだ何かあるのではとの予感は的中し、ロスタイム、ベナユンの意地のゴールで同点。

正直、先日のチェルシー戦でリバプールは完全燃焼して燃え尽きてしまったのでは?と思っていたのですが、どうしてどうして、不屈の精神力は健在でした。

ミスをすれば失点をする。確かにその通りなのですが、ミスを誘うプレー、隙を狙うプレーが得点を生むということを感じた試合でした。

しかし、アルシャヴィンは右でも左でも蹴れるのがすごいですよね。

リバプールにとっては敗戦に近い引き分けですが、アーセナルは、まだ、チェルシー戦、マンチェスターユナイテッド戦を残しており、
マンチェスター・ユナイテッド有利といえども、まだまだ目が離せない戦いが続きますね。

この試合の結果詳細・スタメンフォーメーション&ハイライト動画はこちら>>>

posted by yuspo |11:20 | イングランドプレミアリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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