2006年10月04日
順当に決勝まで進むと思われていた埼玉選抜が、準々決勝でまさかの敗退。
対戦した福岡選抜のキャプテン・蔵本選手の秀でた身体能力、そして気迫。これが勝負を決定付けた。
春高バレーのポスターに顔が掲載され、テレビやバレーボール雑誌で取り上げられる機会も多かった八子大輔選手。
埼玉県・深谷高校の八子選手にとっても、これが最後の試合になった。
まさかの敗退に、がっくりと肩を落としながらも、1時間30分後に行われた5~7位決定戦を前にした八子選手は、常に笑顔を見せていた。
それまでの、注目し続けられる重圧から、勝たねばならないというプレッシャーから開放された顔だったのかもしれない。
2-1で広島選抜に勝利し、5位を決めた後の取材で、「3年間を振り返って」という問いに対して、しばしの沈黙の後、八子選手は言った。
「楽しかったこと、そうでなかったこと、いろんなことがありました。プレッシャーもあったけれど、それもプラスにしていこうと意識してきました。最後の試合を、とにかく楽しく、自分たちのバレーで終わることができてよかったです」
埼玉選抜に破れ7位になった広島選抜のキャプテンであり、エースでもある明石選手は、同じように3年間を総括して、こんな言葉を残した。
「最後の最後で、本当にいいチームになれたと思う。結果は7位だったけれど、どのチームよりもいいチームでした。だから、もっとこのチームで試合をしていたかったけれど、でも、全員が思いのすべてを出し切れた。だから悔いはありません」
どちらも、まっすぐ前を見ていた。
爽やかに笑顔を浮かべて、「ありがとうございました」と頭を下げて、取材を終えた。
彼らは高校最後の公式戦を終えた。
これから先の進路で、また新たな挑戦が続き、困難も伴うだろう。
でも、このときを忘れずに、また新しい一歩を踏み出してほしい。
3年間、お疲れ様でした。
のじぎく兵庫国体・バレーボール競技も残すところあと1日。明日は、福岡選抜対岡山選抜の3位決定戦の後、長野選抜対兵庫選抜の決勝戦が行われます。
ぜひ、ご注目下さい。
posted by tanaka yuko |00:53 |
バレーボール |
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