2008年03月19日
目指せスーパーマン
取材は嫌い、苦手、と最初からストレートに言う選手と対すると、内心で「ヨシっ」とスイッチが入ります。 SかMかで言うと、S体質なのかもしれません。 …あまり関係ないかな。 昨日取材をした、NECグリーンロケッツの向山昌利選手も、冒頭から 「取材は嫌いだし、苦手です」 とハッキリ言う選手でした。 しかも、内容が身体感覚についていろいろとうかがうというものなので、普段はあえて言葉にすることのないような、身体の感覚を探るもの。 「苦手」と言いたくなる向山選手の気持ちもわからないではありません。 そうは言っても、取材が進むにつれて、徐々にカギとなる言葉が次々に発せられるようになります。 幾度となく、向山選手は自分のことを 「不器用だけど、要領がいい」 と評していました。 後ろに選手が来たとか、正面から迫ってくる相手をかわす僅かな隙間。 それを察することのできる「要領のよさ」が備わっているのだそうです。 今年32歳になる向山選手、目指すは「40歳まで現役であること」、そして「スーパーマンのような選手になること」。 スーパーマンというと安易な響きのようですが、強くて、速くて、大きくて、何でもできる“スーパーマン”。 ケガに苦しめられた今季の分も、来季は更なる活躍を見せてくれることでしょう。 30歳を越えた選手の取材をすると、「何も考えていないし、特別なことをしていない」という言葉を聞くことが多々あります。 でもそのたいていは、肌のきれいな女性が「何もしていない」と言うのと同じで、何かしらシンプルなようで特別な何かを持っているものです。 競技の違いはありますが、バレーボール選手でも、30歳を越えた選手から聞く技術論や、戦術論は非常に興味深いものばかり。 そして彼らは「何でもできる、誰もが認めるすごい選手になりたい」と理想を語ります。 あれもこれも試して、さまざまな経験を重ねたときだからこそ見えてくるスーパーマンという理想。「ベテラン」というくくりにしてしまうだけではもったいない。 年齢を重ねて、経験を積み重ねて、誰にも真似できない光を発することのできる選手たちの活躍を楽しみに、明日からは高校生バレーボーラーの取材です。
posted by yuko164 |17:38 |
ラグビー |
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