2007年08月14日

エビちゃんの「声」と実り多き紅白戦

ずいぶん長いこと更新していませんでした。
5月の黒鷲旗以後、ワールドリーグ、インターハイなどなど、その都度「書こう」と思ったことはあったのですが、気づけば8月も半ばでした。
すみません。

現在は、ワールドグランプリの真っ最中。
今週末は、大阪へと会場を移して三連戦が行われます。

先週の金土と有明でのチャイニーズタイペイ戦、オランダ戦を取材してきました。
世界選手権以後、メンバーが大きく入れ替わったタイペイとの試合は、3セット目はわずか5点しか相手に与えないという完勝。
しかしその翌日は「ガリバー軍団」と評されるように、身長190を超す選手を複数有するオランダの高さと、サーブの打ち分けに屈し、フルセットでの惜敗。

たった2日間ではありましたが、いろいろと思うことや考えることがあったなか、最も強く印象に残ったことがありました。
「声」です。

大会のベンチ入りメンバーは12名。直前まで14名が選出されているなかから、今回は杉山選手と、櫻井選手がベンチアウトでした。
2日目のオランダ戦、劣勢の場面や相手がサーブを打つ場面、こちらのスパイク時、「いけー!」「シン、頑張れ」「サオリ、キャッチからだよ」「ゆっくり、ゆっくり」「ブロック1枚、打てるよ!」などなど、なんとも絶妙な声が響いていました。

誰だろう?
そう思って見た先にいたのは、櫻井選手。エビちゃんでした。
大会直前の記者会見で、急遽召集されたことに触れると「自分ができることをやるしかないと思います。プレーの面もそうだけれど、私の場合はまず“声”。どんな場面でも、それだけは徹底しようと思います」と迷わず答えた櫻井選手。

その言葉どおりの、絶妙で、最高の声で、チームをサポートし、ともに戦っていました。

日本でのワールドグランプリはあと3戦。
櫻井選手の「声」のように、それぞれのすべきことが成されていれば、きっと結果もついてくると思います。


日曜は、香川での全日本男子紅白戦を取材に行ってきました。

ワールドリーグ後に新たに召集された宇佐美選手、柴田選手、南選手。そして、荻野選手、齋藤選手、山村選手といった復帰組も加わり、それぞれのポジション争いも激化。
地域振興のための交流を第一にした紅白戦ではなく、「普段やっている練習そのままの一生懸命なプレー」(植田監督)という真剣そのもの、ポジション争いに向けたアピールの場。
まだ本調子ではないとはいえ、それぞれが、何をすべきか、何をしなければならないか、何がしたいのか、ということは明確に現れていたように感じました。

北京まであと1年を切り、五輪へ向けた戦いもいよいよ本格化。
今秋のワールドカップで3位以内に入れば、五輪出場権を手にすることができます。

そのために何をすべきか。
詰めることができるのが、今この時期のはずです。
ワールドカップへ挑むラグビー日本代表・ジョンカーワンHCは「日本の代表として誇りに思える戦いをしてほしい」と選手たちに言っていました。
バレーボール日本代表ももちろん同様。見ている人たちが誇りを持てるような、そんな試合が秋に見られることを願ってやみません。

posted by tanaka yuko |14:15 | バレーボール | コメント(0) |
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