2007年01月15日
松下電器パナソニックパンサーズ×NECブルーロケッツ
プレミアリーグ第2週。 昨日、一昨日と東京体育館、とどろきアリーナの2会場に行って来ました。 いくつも注目する試合やプレーがあり、選手がいるのですが、特に気になったのは表題のこの1戦。 昨年の前半を突っ走りながら、後半にケガ人が続出し3位に終わったNECブルーロケッツと、昨年4強入りを逃した松下電器パナソニックパンサーズの試合。 今季、松下には大きな戦力が加わった。 昨秋の世界選手権で得点王に輝いたエクトル・ソト(プエルトリコ)と、セッターの宇佐美大輔。 松下にはスーパーエースの山本隆弘がいる。山本、ソトの2枚看板を指令塔・宇佐美がどう操るか。 昨年までNECでプレーした宇佐美にとっては、古巣との初対戦となるこの試合。宇佐美にとっては「どうしても負けたくなかった試合」。序盤から、秀逸したトスワークを見せつける。 アタッカーの打つポイントにトスを“置く”ように挙げるセッターと、ポイントを通過するように“流す”トスを挙げるセッター。 高いトスを打ち抜く山本のようなタイプには、置くようなトスを挙げるセッターが求められ、スピードを活かし、ポイントでボールをとらえてスパイクを放つ千葉進也(堺)や細川延由(NEC)のような選手には、流すトスが挙げられるセッターが求められる。 どちらも技術がなければ到底できない。 宇佐美は、その両者の希望を叶えることのできる卓越した技術の持ち主であることは間違いない。 松下電器に移籍後初となる今大会も、ネットとアタッカーの手の間、ココという微妙な場所に一瞬止まったようにさえ見える“置く”トスを挙げて見せたかと思えば、サイドへ移動して相手ブロックよりも速いスピードで打ちぬく選手に対してはマーカーの外へそのまま飛んでいってしまいそうな流れるトスを挙げる。 その技術の秀逸さに、改めて驚かされた。 試合は、ホームゲームの利を生かしたNECが1セット目を手にし、そのまま逃げ切るかと思われたが、巧みなコンビでセンターを絡め、勝負どころで山本、ソトが決めた松下が逆転し、セットカウント3-1で勝利した。 古巣との対戦を終え、昨日の東京体育館での対大分三好ヴァイセアドラーとのフルセットの熱戦を終えた後、宇佐美は言った。 「昨日の試合は相手がNECだから負けたくなかった。だってそうでしょ。今までいたチームとせっかく対戦できるのに、そこでみっともないプレーをしたら移籍した意味がない。そりゃ、力も入るし、どこよりも勝ちたいと思うでしょ」 古巣との対戦は、あと3度残されている。 そのたびにどんなプレーを見せ、どんな試合が繰り広げられるのか。 ご注目下さい。
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posted by tanaka yuko |17:00 |
バレーボール |
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