2007年01月10日
南克幸選手の今シーズン
プレミアリーグの開幕三連戦も終了。 幸先よく3勝を挙げたチーム、3敗と苦しいスタートを余儀なくされたチーム、それぞれ、手ごたえと課題を得た。 三連敗という苦しいスタートとなった大分三好ヴァイセアドラー。 中心選手として活躍する南克幸選手は、三連戦で得た手ごたえを、 「大会前の最終調整時よりも、戦えるという実感があった。エースのマイヨ(フィリップ・マイヨ)につなげれば、それなりの攻撃が組み立てられると感じた。でも、これからマイヨのデータも取られていくことで苦しむ状況も考えられるだけに、他の選手たちも機能していくようにまた組み立て直さなければならない部分もある」 と語った。 旭化成の廃部に伴い、南はプレーするチームを失った。 黒鷲旗で東海大学に惨敗し、チームとして最後の試合を終えた時点で、周囲はどこかチーム全体譲渡はあきらめていた。 しかしそのなかでも、南は1人あきらめなかった。 誰もいない体育館でも、旭化成の選手として最後までもくもくと練習を続けた。 しかし、その願いは叶わず、彼自身がプレーする先をみつけられなければ、受け入れてもらえなければ、バレー人生が終わる。厳しい現実が突きつけられた。 バレー人生最後の場所として、南は大分三好でのプレーを決めた。 開幕前、「4強入りを目指したい」と夢を語る他の選手に対し、南は1人、 「今の時点では7強1弱、28戦全敗もありうる。そのなかで、何ができるかを示すことが僕の仕事であり、その状況を打破したい」 そう語った。 旭化成からの出向という形で、始まった南克幸のプレミアリーグ。 1年で結果を出さなければ、翌年の契約が結ばれることは難しい。 「バレー人生が最後になるかもしれないのに、ここまでいろんなことがあって、ようやくここまでたどり着いて、バレーができる喜びを強く感じているはずなのに、それが気持ちとして出すことができないことがとても歯がゆく、もどかしい」 三戦を終えた後、南はそう言った。 なぜ熱くなれないのか。 誰よりも自分自身が苦悩しながら。 長いシーズンはまだ始まったばかりだ。
posted by tanaka yuko |15:43 |
バレーボール |
コメント(2) |
この記事に対するコメント一覧
Re:南克幸選手の今シーズン
はじめまして。南さんの現役続行を新聞で知りました。というか、現役でいたことを知りました。
私は南さんの大ファンでしたので気にはなってました。今、どういった形で応援したらいいのかわかりませんが、一目でいいから南さんのプレーが見たいとおもってます。テレビやインターネットででもかまいません。そんな機会があればとてもうれしいです。
posted by ueno | 2007-03-01 14:07
Re:南克幸選手の今シーズン
私も、南選手のファンでVリーグなどよく見に行ったり、写真も一緒にとってもらっても、快く応じてくれた南選手に、ずっとバレーをつづけてもらいたいと思います。今、つらい時期だと思いますが、バレーを本当に愛している気持ちが、きっと道を開いてくれると思います。応援しています。がんばって!
posted by ユリ | 2007-03-17 14:37


