2007年09月29日
10分ほど前にシーズン最後の試合、グランドファイナルが終わった。ジロング・キャッツ対ポートアデレード・パワー、戦前優勢を伝えられていたキャッツ、最大の敵はポートアデレードではなく、舞台負けと経験不足と言われていたが、フタをあけてみてびっくり、本当に強かった。
ハイライトは第1クオーター。4分50秒、ポートアデレード初ゴールのチャンスにいきなりケーン・コーンズ Kane Cornesがフリーキックをはずしたのが痛かった。その直後ジロングが逆襲、この試合のキープレイヤーのひとり、キャメロン・ムーニー Cameron Mooneyがゴール、その約2分後にスティーブ・ジョンソン Steve Johnsonが続いてゴール。これで勢いがついた。ゲリー・アブレット Gary Abletteの非凡なインターセプト、このクオーターの後半には再びジョンソンがゴールと、このクオーター終わって37対14。
このあとの試合ぶりは今後語り継がれることになること間違いなしのワンサイド。最終的にはグランドファイナル史上最大の得点差、119点差で勝利を収めた。
この試合の最高殊勲選手に贈られるノーム・スミスメダルはスティーブ・ジョンソンが受賞、44年ぶりの優勝でコーチのマーク・トンプソン Mark Thompsonは「長い間、辛抱してくれてありがとう」と声をつまらせながらファンにお礼。
今シーズン、2軍にあたるVFLで優勝、シーズン中最もフェアなプレイで活躍した選手に贈られるブロウンローメダル、新人賞のライジングスターもキャッツからと名誉という名誉を独占したジロング。やっぱり本当に強かった。なおAFLの発祥の地、ビクトリア州のチームが優勝したのは2000年以来、7年ぶり。ジロングは16チームあるAFLのうち、各州の首都以外の都市に本拠を置く唯一のチームでもある。
posted by yuko0312 |17:17 |
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2007年09月23日
2007年のAFLプレミアシーズンもとうとう残りあと1試合。「9月の最後の土曜日」グランドファイナルに出場するのはコリングウッドとのしましま対決を征したジロング・キャッツと、クラブハウスを火事で失いどん底状態からはいあがってきたカンガルーズを撃沈したポートアデレード・パワー。キャッツは44年ぶりの優勝を賭けての出場になる。一方のポートアデレードはレギュラー18人中11人が2004年の優勝経験者。シーズンを16勝6敗で終えたジロングが最後に負けた相手がこのポートアデレードなのだ。
明日、月曜日はシーズン中、最もフェアなプレイで活躍した選手に贈られるAFL最大の名誉、ブロウンロー・メダルの授賞式で、こちらもキャッツのゲリー・アブレット Gary Abletteとポートアデレードのチャド・コーンズChad Cornesの一騎打ちとみられているが、このブロウンローを受賞した選手がグランドファイナルに出場すると、何故か活躍できないというジンクスがあるというから、両チームのファンにとってはこちらも気がかりだ。 いずれにせよ今年のグランドファイナルはパス回しの早さが勝負の2チームだけにクロスゲームは必至。
ちなみにグランドファイナルがビクトリア州に及ぼす経済効果は3600万ドル(30億円)、去年はシドニー対ウエストコーストと、ビクトリア以外に本拠を置くチーム同士の対決だったため、約2万人がこの期間、他州からメルボルンに来たというデータが残っている…と書くと、どれだけ大きなイベントかわかってもらえるかしらん。
posted by yuko0312 |17:07 |
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2007年09月15日
9月!ファイナルシリーズ開幕!評論家もファンも予想できなかった今年のシーズン、16チームの上位8チームが「9月の最後の土曜日」グランドファイナル出場を目指して戦っている。5位から8位の4チームによる2試合は「エリミネーション・ファイナル」と呼ばれ、負けたらもう後がない。残り上位4チームは「クオリファイイング・ファイナル」を戦い、これに勝つと1週休んで、「エリミネーション」を生き残ったチームと戦う。つまり8位までに入っていればチャンスはあるわけだ。
9月8、9、10日のファイナル第1週終了時点で残っていたのは、ポートアデレード(2位)、ウエストコースト(3位)、コリングウッド(6位)、ホーソン(5位)、そしてカンガルーズ(4位)、ジロング(1位)(カッコ内はシーズン中の順位)。7日に行われたウエストコースト対コリングウッドはなんと珍しい延長でコリングウッドがドラマチックな勝利を収め、3週目にコマを進めた。
さて今年のハイライトは2001年以来、優勝のないAFLのホームグラウンド、ビクトリア州のチームによるプレミアシップ奪取なるか。さらに44年間優勝のないジロング・キャッツはどこまで戦えるか。
シーズンを破竹の15連勝で終えたキャッツはファイナルシリーズに入っても、緒戦の対カンガルーズ戦を106点差で勝利し、本命ぶりをアピール。ビクトリア第2の都市、とは言うものの人口30万弱、基幹産業のフォードがレイオフを繰り返し、千葉ロッテのキャンプ以外、今いち明るい話題に欠けていたジロングの街にも活気を与えている。
チームは「神様」と異名を取った名プレイヤー、Gary Ablett ゲリー・アブレットの2人の息子Gary Jrゲリー・アブレット・ジュニアと、弟のNathan ネイサン、赤毛のディフェンダー Cameron Ling キャメロン・リン、昨年出場停止の記録を作った暴れん坊から一転、副キャプテンとしてチームを支えるCameron Mooneyキャメロン・ムーニーと、昨シーズン期待されながら10位に終わったくやしさをバネに成長した選手ぞろい。ひとつ懸念があるとすれば、ファイナル第1週の勝利を受けて、1週休みができたこと。休養は必要かもしれないが、調子が乗っているときはそのままトントンと行きたいのでは。来週はコリングウッド相手の「しましま対決」(ユニフォームが黒白横縞と青白縦縞)が控えている。
posted by yuko0312 |09:12 |
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2007年09月09日
8月31日からメルボルンに遠征していたAFL日本代表チーム、サムライズが9月8日、メルボルン国際日本語学校で同校に通う子供たちを対象にしたフッティクリニックを行った。これは今年6月、同校で中継生放送が行われたNHKラジオ第一放送の「地球ラジオ」にチームの前キャプテン、加瀬毅さんが出演したことがきっかけで、ほぼ毎年のように練習試合で来豪しているサムライズにとっては初めての試み。当日は初夏を思わせるような好天も手伝って予定を大幅に超える170人の児童生徒が参加、校庭で約1時間に渡ってフッティを楽しんだ。
国際日本語学校(土曜校)に通うのは両親のいずれかがオーストラリア人という子供も多く、中にはひいきチームのジャージにフッティ用のスパイクと準備万端のツワモノもいたが、ほとんどの子供たちがボールに触るのが初めて。1グループ約10人ずつに分かれて、通常AFLが子供用プログラムの「Auskickオズキック」で使っている小ぶりのピンクや黄色のカラフルなボールで、フッティ独特のスキルのひとつ、ハンドパス(握りこぶしでボールを叩いて味方にパス)からキック、さらに模擬ゲームまでにチャレンジ。プレイするのには慣れていても子供相手に教えるのは稀なサムライズの選手たち、女子マネージャーたちも加わってゲーム指導、ボール拾いさらに子供たちのケンカの仲裁までと大奮闘で、試合とは違ういい汗をかいたようだ。
クリニックの後には父母会の方による心づくしのアフタヌーンティをいっしょに楽しみ、遠征最後となった催しをしめくくった。
今回のクリニックに対する児童生徒の関心の高さと参加には校長の藤家管幸先生も驚くほどの大成功。未来のサムライズがこの中から育つことを期待できるかも?
posted by yuko0312 |11:12 |
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