2007年07月11日

250試合出場もケガにたたられたスーパースター

 AFLは1シーズン22試合。年間全試合出場しても200試合までに最低10 年はかかる。今回ご紹介するのは7月6日(金)の対ジロング・キャッツ戦で250試合出場を果たしたエセンドン・ボンバーズのベテラン、ジェームス・ハードJames Hird。AFLを見たことがない人にも、名前だけは知られているスーパースターだ。
 お祖父さん、お父さんがボンバーズでプレイ歴のあることからAFL独特の「親子ルール」でキャンベラから1992年に入団。ポジションは試合の流れを作り、チャンスがあればゴールも狙える攻守の要、ミッドフィールダー。常にボールに向かってゆく勇敢なプレイスタイルとシャープなゲーム感でファンを魅了してきた。また「ゴールデンボーイ」と呼ばれるルックス、ゲーム分析にも優れた理知的で落ち着いた語り口で女性ファンのハートもわし掴み。選手としてのキャリアも、1998年から2005年まで7年間キャプテン、ゲーム審判の投票により最もフェアなプレイで活躍した選手に贈られるAFL最大の名誉であるブロウンローメダル(1996年)、さらに優勝(2000年)と申し分ない。
 ただひとつ、泣き所はケガ。1999年は足のストレス性ヒビで出場はわずか2試合。2002年には試合中に味方の選手と激突し、ほほ骨に金属板を入れる大手術も経験している。記念ゲームはこの日を見ようと集まったフアンで会場のドックランドスタジアムは5万1500人とほぼ満員、3人の子供といっしょに横断幕を破ってグラウンドに登場した「ハード様」に期待が集まった…が、第2クォーター16分、鋭いダッシュからハンドボールをした後、ふくらはぎを痛めてベンチに下がってしまい、試合終了後全治2~4週間と診断された。34歳のハードは今年が最後のシーズン。残り8試合、いくつに背番号「5」が見られるのか。ボンバーズ・ファンならずとも気になるところだ。

posted by yuko0312 |17:24 | AFL オーストラリアンフットボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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