2008年10月16日

日本語教育に携わりながら 二

 だいぶ遅ればせな感はあるのですが、我が子が「○○はどういう意味?」と頻繁に
質問してきます。前回綴った『海外からの編入生』にとっては第2言語として、我が子
にとっては第1言語(母国語)として、異なった環境ではありますが、2人とも日本語を
学ぶ過程にある子供たちです。

 彼らを通じて私自身も学んでいるということを記しましたが、それは教える方法に留ま
らず、日本語そのものも含まれます(長く指導される立場にいらっしゃる方々には当然
のことと感じられるかもしれません)。彼らからの質問に対し、私自身が驚いたり、その
答えを時間をかけて考えたり。自分は教えるという立場にありながら、知らずにいたこと、
生徒たちが無意識に気付くこと、そういったことに感動を覚えるときもあります。
 未知だった何かを私こそが受け取って、子供たちに教えてもらっているのですね。

 最近の質問に「『watermelon』はスイカだよね。じゃあmelonは?」というものがあって、
「そのままメロンで良いのよ」と答えてから、ふと考えこんでしまいました。

    watermelon = water + melon 
    西瓜(水の瓜) = 水 + 瓜 

   メロンっていうよりは瓜って教えたほうがいいのかしら。でも瓜って最近の子には
   馴染みがないものかもしれないし、「じゃあ、きゅうりは?」って質問されるかしら。
   英語圏ではきゅうりは野菜、メロンは果物ってカテゴリーになるだろうし・・・

 思考が少しずつずれていっていますが、こうやって考えることが楽しく、子供たちの
ふとした疑問を通じて、彼らの世界を少し垣間見ることができます。

 教師は生徒の師であると同時に、生徒は先生の師でもあるのかもしれません。
 親と子の関係もそうですが、いずれも、お互いの存在がなければお互いの呼び名
も存在しないのですね。


 チームスポーツの指導に携わる方々を思い浮かべながら、こちらを記しました
(・・・と記しておかないと、スポーツ関連ブログとしてのこちらの規定に反し、記事を
削除されてしまう心配をした管理人でした)。

 【 携帯サイトはこちらです http://mobi.plus-blog.sportsnavi.com/yuki93 】

posted by yuki |10:06 | Word and World | コメント(0) | トラックバック(0)
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