2008年07月30日
一個人的奥林匹克 = The One Man Olympics =
昨日こちらで紹介しました"Stand Up!"のMV(ミュージック・ビデオ)が気になって 少し調べてみたのですが、すぐに多くのことがわかりました。この曲は北京五輪映画 第1弾として5月から中国で放映中の 『一個人的奥林匹克』 (The One Man Olympics) の主題歌で、中国語では『站起来』と書きます。YouTubeの動画をご覧になられた方は もしかしたら、ある程度の想像がついたかもしれませんね。 物語は実話に基づいたもの、1930年代の中国。 主人公の劉長春は短距離走者として頭角を表してきていた五輪出場を夢見る若者。 しかし1931年に918事件(日本では満州事変)が起き、短距離練習も勉学もできない 状況に追い込まれます。南京政府が資金難を理由に1932年のロサンジェルス五輪 出場を見送る声明を出すと、日本は、自らの傀儡政権である満州国の存在を世界に 知らしめるために、劉長春を満州国の代表として出場させようと試みます。彼は断固 拒否し、周囲の協力を得て1932年7月8日宋君復監督と共に上海からの郵便配達船 ウィルソン号に乗り、米国へと向かいました。史上初、そして唯一人の中国代表選手 として五輪の舞台に立つために・・・。 主人公を演じた李兆林(リー・チョーリン)は、中央演劇学院俳優学科の卒業生で、 国家2級の陸上選手でもあるそうです。彼の陸上経験がこの大役抜擢をもたらしたと 言っても過言ではなく、初の映画出演がこの作品となりました。 Stand Up!のMVの中でも一部見ることができますが、英語題に書かれた筆記体は 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長の直筆によるもの。 また、この映画のプレミア上映会には200人以上の著名人が招待されチャリティーも 兼ねて行われ、約114000ドルが四川省地震の被災者の方々に寄付されたそうです。 あらすじを知ってから動画を見ると、涙が止まらなくなりました(歳ですね・・・)。 このMVを通して五輪が持つ真の平和の意味を、改めて深く感じています。
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posted by yuki |11:44 |
Beijing 2008 Olympic Games |
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