Yuki's Sports Arena

スポーツイベント・ハンドボール 2009年4月号

このエントリーをはてなブックマークに追加

sportevent200904
 一昨日3月19日、スポーツイベント・月刊ハンドボール4月号が発売されました。    - 海外組特別リポート 豊田賢治選手(韓国・斗山)  - 21st 男子世界選手権 Part.2        ①韓国代表チーム          李才佑(イジェウ)選手と沈載福(シムジェボック)選手のインタビュー       ②ベストセブンの横顔          イヴァン・チュピッチ選手(クロアチア)          ティエリー・オメイエール選手(フランス)         キリル・ラザロフ選手(マケドニア) を書かせていただています。  さて裏話しですが・・・今回はたくさんあります。  まず豊田賢治選手との取材での出来事から。  掲載された写真をご覧いただけるとわかると思いますが、取材場所にしたケーキ ショップで撮影を行いました。背景にネオンを入れ、  「韓国らしい感じでうまく撮れたかも・・・ハングル入ったし♪」 と私が満足気に頷いていたところ、  「あ、足裏マッサージとか書いてありますよ!」   さすが忍者トヨケン、背景に入ってしまう日本語のネオンの数々にすぐに気付いたの でした。場所柄とても日本語が多いのです!  「うーん、新宿に見えてもおかしくないよね・・・」  座る位置を変えてもらったり、私の座っていた壁側に来てもらったりで、数枚の写真 撮影に協力いただきました。インタビュー含め改めて豊田賢治選手に感謝いたします。  次に韓国つながりで、李選手と沈選手の記事について。  李選手は以前から面識がありましたが、沈選手はザグレブで初めてお会いしました。  韓国の方々に接するといつも暖かい気持ちになります。こちらからお願いした質問に 対しても「お役に立てると良いのですけれど」「何かわからないことがあったら、いつでも 聞いてくださいね」、最初や最後に必ず心のこもった言葉をかけてくれます(豊田選手も かけてくれました。豊田くん、日本語だからさすがに大丈夫でしたよ)。  沈選手の現在の様子などは改めて記す場があればと思っています。  また、取材を通じ、李選手の優しくて愛らしい奥さまからもご協力いただきました。 李選手には別件でも頼みごとをきいていただいたりで、ご夫婦には感謝のみです。  韓国の皆さん・・・本当にありがとうございますね(読んでるかな?)。    最後に、ベストセブンの裏話しとして、チュピッチ選手の事故当時を振り返ります。  ここでもう一度、豊田賢治選手が登場。  チュピッチ選手の怪我の詳細は7月末にクロアチアにいるバーバラから聞きました。 その後間もなく、同じ左利きである豊田選手にこの話しを告げました。  「不幸中の幸いという言い方をしては良くないかもしれませんが、薬指はハンドをする ときに一番使わない・・・他の指に比べて影響のない指です。何ともいえないですが・・・ その選手、復帰できるといいですね」  静かな口調の穏やかな豊田選手の言葉に、少し元気付けられました。    そしてもう一方、スポーツイベントの野村編集長の優しい心遣いが思い出されます。  北京五輪の直前だったこともあり、私はチュピッチ選手の身におこった悲劇にかなり の衝撃を受けていました。私とクロアチアの繋がりをよくご存知の野村さんはそういった 自分を理解してくださっていました。  「もしかしたら、指を失くしてしまったことで、今までできなかったことができるように なるかもしれませんよ・・・例えばですが、5本の指がきちんとある人間が投げることが できないような球を投げることができるようになるとか・・・」  世界選手権で活躍するチュピッチ選手を見ながら思い出していました。  私の特別な見方がそうさせているのかもしれませんが、チュピッチ選手のうつシュート の球の流れが魔球のように神秘的に見えることがあります。あのようなコースを描くこと が不思議な。多くの場合、キーパーは反応しているのに取ることができませんでした。  野村さんのこの言葉は、とても心に残っています。  前々から考えていたことではありますが、そのとき起きたことそのものに良し悪しは なく、その後どのように生きていくかによって決まっていく、変化していくということ。全て は自分の最期のときまで判断できないことなのだと、少なくとも私はそう思っています。  死にそうな程の苦しい出来事の後に、最上の喜びがあったり  一生忘れることのない瞬間の後、やり場のない悲しみが待っていたり  私の周りには喜怒哀楽が極端過ぎる程の経験をする選手の方々が本当に多い。  せめて・・・見続ける、見届ける立場に自分がいるのなら、そういった人々の無言の 叫びを心で受け取り、必要なときに伝えていきたいと思っています。  困難や辛苦に正面から向かい合い、何かを目指す選手や関係者の方々の姿は・・・ 私自身を含んだ多くの人々への励ましに、そして力に変わると思うからです。


 【 携帯サイトはこちらです http://mobi.plus-blog.sportsnavi.com/yuki93 】




1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
Information
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

スポーツイベント・ハンドボール 2009年4月号

 メカルさん、コメントありがとうございます。
 お返事が遅くなってしまって大変申し訳ありません・・・
 お元気にお過ごしですか?

 シムくんはメカルさんたち御三方のことをよく覚えて
いますよ。某島の話しは出した瞬間、もう大爆笑でした。
話しをした会場に、スイス遠征で一緒だったGKの子が
いた(試合中だった)ので、その子を指差して「自分より
彼です!」って一生懸命になってました。

 いつか再会できる日がくるといいですね。
 シムくんは間もなく大学連盟の大会を迎えますよ。
すごく頑張っています。メカルさんもファイティング! 
 

スポーツイベント・ハンドボール 2009年4月号

こちらでお会いするのはお久しぶりですが、
いつも楽しく拝見しております☆
さて、今回YUKIさんが取材した韓国人選手ですが、
シム選手と面識があります。
メカルが大学2年のときに一緒にスイスに行ってハンドしました。
当時からフェイントはキュンキュンで、シュート力もありましたよ♪
メールアドレスも教えてもらいメールしたこともあります。

彼が世界の舞台で活躍していることをメカルも本当に嬉しく思います。
また、彼の話で面白いことがあればぜひ教えてください☆

こんな記事も読みたい

高校野球!!開幕!!【岡山からカープの波を!!】

8時ではないが、全員集合!!!【 左腕坊主   ハンドボール 櫛田亮介】

関東リーグ前期日程/蹴球部【順大スポーツ】

ブロガープロフィール

profile-iconyuki93

 Yuki Hattori, Japan
 神奈川県生まれ、東京外国語大学朝鮮語学科卒業。基礎課程で朝鮮語学、3年次以降は主に英語教育学(特に語彙指導)を学ぶ。
 米国高校留学を経て大学時代から通訳を始める。1995年以降、国際大会チーム担当や要人随行、外国人選手・コーチの通訳および規定や契約作成、翻訳等主にスポーツ関係に携わる。90年代後半デンソーに所属し、世界的に活躍したバーバラ・イエリッチの元専属通訳。
 現在は記者を兼ね、欧州と韓国のスポーツ、主にハンドボール事情を追っている。
-------------------------
 原稿・通訳・翻訳のご依頼はコメント欄(非表示設定になっています)からお願いいたします。
  • 昨日のページビュー:3
  • 累計のページビュー:220679

(11月09日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 2018年ワールドカップ・サッカー開催地
  2. 女子バレー五輪予選2000 ~8年前・クロアチアの状況~
  3. 女子バレー五輪予選2000 ~精神的支柱の存在・2/2~
  4. 女子バレー五輪予選2000 ~日本対クロアチア戦~
  5. パク・ジュンギュ選手の涙
  6. 2022年ワールドカップ・サッカー開催地
  7. 韓国 SKハンドボール・フェスティバル各賞 Fin
  8. スポーツイベント・ハンドボール 2009年4月号
  9. 尹京信選手、ブンデス最後の試合
  10. 北京五輪から世界選手権へ 2/2

月別アーカイブ

2011
10
08
2010
12
11
08
06
05
02
01
2009
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2008
12
11
10
09
08
07
06
05

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月09日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss