2008年08月31日

北京五輪追記 「憤り」

 北京五輪が終わって1週間が経ちます。
 燃え尽き症候群になるかなと、自分で少し心配していたものの、そういう状況にも
陥りませんでした。今回から北京五輪であった出来事を少しずつ綴ります。

 オリンピックは取材規制がとても厳しいものです。
 セキュリティーを万全にする必要がある以上、当然といえば当然ですが、そのため
フリーランスで動いていらっしゃる多くの方々は、チケットを購入し、一般の観客と同じ
ように会場で観戦するという方法をとっています。私は17日に北京入りしたわけですが、
18日からの試合は全てチケットを得て入場しています。もともと休息日にしていた21日
(第3試合は当日急遽観戦しました)以外は18日以降、男女ほぼ全試合を見ることが
できました。それが可能だったのは、協力してくださる人があってのことでした。
 
 ハンドボールは男女とも日本チームが出場していません。一時のブームのもとに
出場を果たしていたら、また違ったかもしれませんが、日本チームがいない現状の
中で、記事を求める人もいません。自分自身、今回は記者としてというよりも私個人
のいくつかの目的があって北京に赴きました。
 
 ハンドボールよりもメジャーな他競技でありながら、記者の方々が苦労して入場し、
そのような中でも記したいこと・伝えたいことを公にする場がないという現状もあります。
それでも見るべき、見届けるべきもの、自身の何かのために皆北京へ向かっています。

 今回のオリンピックで私が何より憤りを感じたのは、ある試合会場である協会役員
が中央の最前列(関係者)の席に座りながら眠っていたことでした。様々な事情が
あるでしょうし、お疲れでどうしても眠い中、眠るなとは言いません。けれども眠るので
あれば、その席を退くなり方法があることでしょう。日本が出場していない競技の試合
とは言え、その競技の協会役員です。対戦中の国々に対しても失礼ではありませんか、
同列の席で旗を持って応援している方々のいる中で。
 恐らく協会の費用で来て、簡単にパスが発行されて。一番中央の最前列の席(その
会場においては貴賓席に該当する席)で見ることがどういうことか、その意味も価値も
わかってはいないのだと思います。
 隣に座っていた同国の役員の方が躊躇しながらも、起こすことができない様子に
見えたのは上下関係からだと想像しました、できれば注意して欲しかったのですが。
 私が大声(&名指し)で叫んで起こす方法もありましたが、周りの応援の声で消さ
れてしまっていたことでしょう。いっそ見えなければいいのに、試合を観戦していたら
どうやっても目に入る位置に座っていたのでした(気付いたのもそのせいですし)。

 憤慨していた私でしたが、観戦を有意義なものにしなくては意味がないとある人に
諭されました。怒ったところで損をするだけ・・・某国某競技の現状そのままです。

posted by yuki |15:14 | 2008 Beijing Olympic Games | コメント(0) | トラックバック(0)
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