2010年02月10日
ホワイト・ハート・レーンに同じくTOP4圏内を狙うアストン・ヴィラを迎えての一戦はスコアレスのドローという結果に終わった。11月最後の試合だった前半戦での対戦でも、アストン・ヴィラのDFがかなり粘り強く、簡単にGOALを割れそうにない印象があっただけに、実はこの結果は予想の範疇でもあったが…。
崩されそうな際どい場面はあるものの、とにかくDFで最後の集中力が切れない。アストン・ヴィラの前節終えてリーグ最小の18失点という数字は、やはり伊達ではなかった。
試合を支配するという点では概ねスパーズのペースだった。ピーター・クラウチの高さを生かしたポストプレーから、ルカ・モドリッチやトム・ハドルストーンが度々GOALを狙う場面があったが、シュートが上手くヒットしなかったりDFに防がれたりと、なかなかネットを揺するまでには至らず…。
両SBもタイミングの良い上がりでサイドからの崩しを試みるが、劇的な変化をもたらすほどではなく、個々のプレーや連携面での最後の少しの精度の足りなさがGOALに繋がらなかった。特に首位を争う二強と比べると、やはりそういった差が如実に表れていると感じられた。
スパーズが打っても打っても決められなかったのにはヴィラのGK、ブラッド・フリーデルのパフォーマンスが素晴らしかったこともあげられる。御歳38歳の大ベテランは元アメリカ代表でもあるが、エヴァートンのティム・ハワードといい、アメリカはなかなかに良いGKを輩出する国である。
現在、ヴィラでフリーデルの控えのブラッド・グザンが常時代表に招集されているが、今季プレミア最少失点を誇るフリーデルが更にこのパフォーマンスを維持できれば、既に代表引退をしているとはいえ、逆転でW杯招集されることもあるかもしれない!?それくらいに良かった。
スパーズは後半半ばからはほぼ押し込む状態だったが、結局膠着状態を打ち破ることができずフィニッシュ。この試合、スタメン選手を一人も代えることなく90分を終えたが、フレッシュな選手を入れることによってリズムや空気を変えるという手立てはなかったものか。
ベンチにはニコ・クラニチャルや新加入のエイズゥル・グジョンセンなど、攻撃で変化を付けれる選手がいたはず。コンディションが整っていなかったのであれば仕方ないが、押し込まれ続けるヴィラが、スパーズの攻め方に最後は“慣れてきている”ようにも映ったので、そのあたりベンチにももう一工夫欲しかった。
この試合で光明だと感じたのは20歳の左SB、ギャレス・ベイルのプレーぶりか。“ウェールズの至宝”と将来を嘱望されてきた逸材は、開幕からブノワ・アスー・エコットの控えの位置付けだったが、アスー・エコットの怪我で出場機会を得ると、試合毎に徐々に自分の持ち味を発揮してきている。
精度と安定性はまだ物足りないが、左足のキックの威力とスピードを生かした突破力には大きな魅力を感じるし、この試合ぐらいのプレーが平均して披露できるようならば、もしかするとこのままレギュラーに据えられる!?なんてこともあるかもしれない。縦へのスピードのある選手がなかなかいない(アーロン・レノン負傷中のため)だけに、貴重な存在になることを期待したい。
posted by JIN18 |11:40 |
♠GO!SPURS! |
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2010年02月07日
Quien sera el Quatro Jugones?? -Ⅰ-
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そして2010年を迎えた!
今夏開催されるW杯欧州予選を10戦全勝と圧倒的な力で突破したスペインは、本大会でも優勝候補筆頭と目されている。“クアトロ・フゴーネス”もそれぞれ代表やクラブで活躍し、2年前を上回る勢いを感じさせる。予選終了後のアルゼンチンとの親善試合では、本大会のライバルといってもいい強豪相手にサッカーをさせない完勝ぶり(アルゼンチンが酷すぎたともいえるが…)。昨年最後の試合となったオーストリア戦では先制されながらも、アウェーのウィーンで5点を奪い逆転勝ち。
スペインFANでなくとも注目はしてしまいそうな魅惑のチームに仕上がりつつある。
ダヴィド・シルヴァ(ヴァレンシア)
パブロ・エルナンデス(ヴァレンシア)
ヘスス・ナヴァス(セヴィージャ)
セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)
チャヴィ・エルナンデス(バルセロナ)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
セスク・ファブレガス(アーセナル)
シャビ・アロンソ(レアル・マドリー)
上記の11月の親善試合2連戦で招集されたMF陣だが、恐らく8割方はこのメンツが本大会にも出場することだろう。太字で列記した元祖“クアトロ・フゴーネス”も皆名を連ねている。というか!この4人以外のメンツもまたスゴイ!と改めて見ると感じる次第。
精度の高い長短のパスを駆使したゲームメイク能力と長距離砲を兼備し、プレースタイルにエレガントな香りを感じさせるシャビ・アロンソ。好調セヴィージャにあってキレ味鋭いプレーで心境著しいヘスス・ナヴァス。一応、FW招集のようなので記載はしなかったが、左WGや左SHでプレーするファン・マヌエル・マタという新星もいる。
ある程度は定まっているとはいえ、いったい誰がスタメンを構成するのか?逆にいえば、バランスさえ崩れなければ誰が出ても遜色ないくらいのメンツが揃っている。
特に攻撃に才ある選手であれば(ブスケッツあたりはちょっと違うが…)、誰が“クアトロ・フゴーネス”を構成していてもおかしくないくらいのレベルだ。
個人的にはシャビ・アロンソのプレーが好きなので、EUROでは控えの位置づけだったが、南アでは是非ともレギュラーとしてプレーしてほしいと思っている。が!では?代わりにいったい誰を外せば良いのだろう??窮してしまう。。。中盤を5人にしてFWを1枚減らす…のも2トップがフェルナンド・トーレスとヴィジャではどちらも削りがたい。。。
ヴィセンテ・デル・ボスケ監督にとっては本当に嬉しすぎる悩みだし、選択にも苦慮するのではないだろうか。それでも、つい先日、グティ(レアル・マドリー)の代表入りについて「扉は開かれている」と語っていたというが、ここにグティまで入ったら、本当にどれだけ中盤の逸材が揃っているんだ!?と。
大会までまだ時間があるとはいえ、そういった観点からも今夏のスペインには最注目!しているし、本当に楽しみでもある。やっぱW杯は大会前から、こういったワクワク感を楽しめるよーぢゃなきゃいけない。
非現実的な目標が霞むお寒い試合を年明け早々からカマしている(オフ明けというエクスキューズは確かにあるが…)どこかの代表の現況を見ると、やっぱりより楽しくてワクワクするほーに現実逃避?したくなってしまうのである。
ちなみにシルヴァ、チャヴィ、シャビ・アロンソ、イニエスタが私の選ぶ“NEWクアトロ・フゴーネス”ですが、皆様的にはどういったSELECTになるでしょう??
posted by JIN18 |09:42 |
◎世界蹴球雑記系 |
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2010年02月06日
※タイトルのスペイン語は合ってるか自信ナシです…。。。
“優れたテクニックを有し、司令塔としてゲームを組み立て、GOALに直結する決定的なパスを供給するだけでなく、自らも得点力を兼ね備える攻撃センスに秀でたMF”
いわゆる「10番」「TOP下」などと形容され、攻撃のタクトを揮うこれらの選手がもてはやされるようになったのは80年代以降ではないかと思う。
華麗な中盤を擁したブラジルとフランスが、82年スペインW杯を席巻したことがその潮流を築いた。その実は、共にFWに絶対的なエース・ストライカーを欠いていたことから、質の高い中盤をより全面に押し出さざるを得なかったわけだが、その攻撃的なプレー・スタイルは多くの人々を魅了した。
82年度版ブラジルの'“黄金のカルテット”は、今も尚世界制覇5回を誇る“サッカー王国”においてさえ史上最高の中盤だったといわれている。ジーコ(フラメンゴ)、ソクラテス(コリンチャンス)、トニーニョ・セレーゾ(アトレチコ・ミネイロ)、ファルカン(インテルナショナル※82年当時はASローマ)は、何れも国内の強豪クラブで⑩番を背負い創造性溢れるプレーを披露していたという。そんな彼らが一同に集った82年度版ブラジルは、まさにドリームチームだったというわけである。
スペインW杯でBest4に進出したフランスは、2年後の地元開催のEURO84で圧倒的な力を見せ付けて優勝。ミシェル・プラティニ、アラン・ジレス、ジャン・ティガナ、ルイス・フェルナンデスといったブラジルに劣らぬ豪華な中盤を擁し、彼らを中心とした華麗なパスワークから“シャンパン・フットボール”と形容されたりもした。
以降、TOP下隆盛時代に突入するわけだが、その後20年以上経った今日に至るまで、有能な選手はほぼ絶え間なく輩出され続けているが、前述の2チームのように4人もの“才”が一同に介するというチームには、何気にほとんどお目に掛かれていない気がする。
それだけの才が現れ、同時に介すること自体が希少…もっといえば奇跡的だったり、或いは時代の要請ともいうべき戦術との兼ね合いでそれが許されなかったということもある。
イタリアW杯でユーゴスラヴィアを指揮したイヴィツァ・オシムは国内のメディアを黙らせるため、緒戦の西ドイツ戦(1-4)で敢えてドラガン・ストイコヴィッチ、サフェト・スシッチ、デヤン・サヴィチェヴィッチ、ロベルト・プロシネチュキといった4人のスター選手を共演させて大敗をしたといわれているが、調べてみるとプロシネチュキはサヴィチェヴィッチとの交代でピッチに入っており、4人が一同に介したことにはならない。準々決勝のアルゼンチン戦でも4人が試合に出場しているが、ここでもスシッチと交代する形でサヴィチェヴィッチはピッチに立っている。やはりなかなか4人を並び立てるのは勇気がいるということなのか。。。
89年と91年のWユースを制したポルトガルにも質の高い中盤が揃っていた。彼らが順調に成長し臨んだEURO96では、ルイ・コスタ、ルイス・フィーゴ、パウロ・ソウザ、ジョアン・ヴィエイラ・ピントが活躍しBest4進出を果たしている。ただし、ジョアン・ピントは1.5列のどちらかというとMFというよりFWだったが…。
記憶を呼び起こしても際どいところでこんなモノ。
ところが世紀を超えた先のEURO2008でヒサシブリに“4人集”と形容される名手揃いのチームが出現した。
大会を制したスペインである。
それぞれがビッグクラブで活躍するチャヴィ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、ダヴィド・シルヴァ、セスク・ファブレガスの4人は“クアトロ・フゴーネス(四人の創造者たち)”と呼ばれ、大会前から大いに期待と注目を集めた。
大会前の1トップから本大会に入ってダヴィド・ヴィジャとフェルナンド・トーレスの2トップに移行したこと、故障上がりのセスクのコンディションが整わなかったこともあり、4人が一同に介したのは大会緒戦と準決勝で二度戦ったロシア戦の僅かな時間帯とヴィジャが負傷欠場した決勝だけだったが、その魅力の片鱗を窺わせ、何れも若いだけに先々が大いに楽しみであると見られていた。
そして2010年を迎えた。。。
to be continued…
posted by JIN18 |11:32 |
◎世界蹴球雑記系 |
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2010年02月02日
【 ガーナ 0-1 エジプト 】
0-1 85' ゲド
何となく予感めいたモノはあったが、実際にその結果を目にすると驚きを禁じえないし、素直にその偉業を称えたい。
ネーションズカップ決勝で、エジプトがガーナを1-0で下し大会3連覇を達成した!
この規模の大会での国際大会3連覇などそうそうあるものではない。簡単に調べてみたところでも、アルゼンチンがコパ・アメリカの前身の南米選手権で1945~47年に3連覇を成し遂げたのと、イランがアジアカップで第4回から6回まで、メキシコがCONCACAFゴールドカップで93、96、98年と3連覇を果たしたケースしか見当たらない。
正しく稀有な偉業であるといえる。
80分過ぎまでスコアレスで推移した試合を動かしたのは70分に交代出場したモハメド・ナギ・ゲド。エル・イティハドに所属する26歳のMFは、今大会何れも交代出場から5GOALをあげるという驚異のスーパーサブとして活躍、大会得点王にも輝いた。
エジプトは今大会Groupリーグから6戦全勝!
3連覇大会オールでも19試合連続無敗継続中と、まさにネーションズカップでは無類の強さを誇る。
となると…。
返す返すも残念なのは、今夏W杯に出場できないことだ。クラブレベルでもアル・アハリやザマレクなどが強豪として名高いが、エジプトがアフリカ屈指の実力国であるとことは間違いないところ。
もし、Group-Cに収まっているのがアルジェリアでなくエジプトだったとしたら。。。イングランド、USA、スロヴェニアとどんな戦いを繰り広げただろう!?
大会選出Best11は以下の通り。MVPにはエジプトのキャプテン、アーメド・ハッサンが選ばれている。
【GK】
エサム・エル・ハダリ(エジプト/イスマイリア)
【DF】
マジド・ブゲラ(アルジェリア/グラスゴー・レンジャーズ)
ワエル・ゴマー(エジプト/アル・アハリ)
ホセ・アルベルト・マビナ(アンゴラ/ペトロ・アトレティコ)
アレクサンドル・ソング(カメルーン/アーセナル)
【MF】
アーメド・ファティ(エジプト/アル・アハリ)
アーメド・ハッサン(エジプト/アル・アハリ)
ピーター・オデムウィンギ(ナイジェリア/ロコモティフ・モスクワ)
アサモアー・ギャン(ガーナ/レンヌ)
【FW】
フラヴィオ・アマド(アンゴラ/アル・シャバブ・リヤド)
モハメド・ジダン(エジプト/ボルシア・ドルトムント)
posted by JIN18 |23:38 |
◎世界蹴球雑記系 |
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