2009年04月26日
プレミアのハル・シティ、ブンデスのホッフェンハイムの例を見ても明らかだが、これまでTOPリーグに全く縁のなかった昇格TEAMが旋風を巻き起こすのは、そのリーグ全体に活気を与えてくれる。
今季のJ1でそういった存在として、新しい風を吹き込んでいるのがモンテディオ山形だ。開幕から一月半を経ての順位が5位。開幕前降格候補筆頭と見られていたTEAMとしては申し分ない滑り出しといっていい。開幕戦で磐田相手に6GOALをあげたのは驚かされたし、2節の今季HOME初開催となった名古屋戦での雪が降りしきるなかでの熱闘も印象深い。
決して観ていて面白いサッカーとは思わないが、勤勉さと新鮮さ、そして、予想を上回る進撃には興味を惹かれる。
今節対峙するのは昨季J1王者の鹿島。溌剌とした戦いを見せる昇格TEAMがどこまで通用するのか、山形の今後のJ1での行方を占ううえでは、前節のG大阪に続いて願ってもない相手だ。
山形の特徴は、何といってもその粘り強いDFにある。雪中の名古屋戦を観た折りにも感じたが、DFの組織がしっかり整っておりとにかく真面目でしぶとい。ボール保持者には左右或いは前後から複数の人数でプレスを掛け、容易に自由を与えない。
こういったDFを90分間続けるのは非常に困難な所業なのだが、鹿島戦では体力は落ちても集中力は切らすまいという姿勢が、ピッチ上の全員から感じられた。FWだけでなく、本山雅志や野沢拓也といった2列目の選手もしっかりケアし続けたことが、ボールを保持していながらも鹿島がなかなか攻めきれなかった要因だ。
山形のしぶといDFは、11人がそういった意思を共有できるからこそ成り立つものだし、また自分たちの力を過大も過小もせずしっかり認識しているからこそ、一人一人にブレが出ないのだろう。決して豊富とはいえない選手層で、そういったTEAMを作り上げた小林伸二監督の手腕は評価に値する。
特にセンターバックのレオナルドは非常に良い選手だと感じた。高さと強さを兼備するDFはJ1のなかでもTOP級ではないだろうか。シーズン終了後に強TEAMに引き抜かれる…なんてこともありそうな気が…。。。
個々の能力に勝る鹿島に押し気味にGAMEを進められながらも、集中したDFでそれを防いで反撃の機会を窺っていただけに、疑問の残るPKで先制点を与えたのは、山形にとっては不運だった。
スピードを生かしてエリア内に侵入してきた興梠慎三を、キム・ビョンスクが倒したとして鹿島にPKが与えられたが、キム・ビョンスクはボールをクリアしていたし、ボールに集中していた双方が勢いよく当たっただけ…のようにも見えた。ちょっと厳しい判定だ。
いずれにしろ、前半半ばで失点したことで、より攻めないわけにはいかなくなった山形がどういった反抗を見せるか!?試合は新たな興味に推移していくことになる。
決して多彩な攻め手を誇るわけではないが、活動量豊富に右サイドから仕掛けるキム・ビョンスクの突破力、精度の高いKICKを誇る左の石川竜也、長谷川悠の高さ、古橋達弥の変幻自在な動きと、山形にもいくつか攻撃の武器がある。
前半は、自陣でのDFでボールを奪っても、前の選手との距離がありすぎて、そこに当ててもなかなかボールが収まらなかったが、後半に入るとGOALを狙うという意味で、より意識が前掛かりになったため、攻撃に絡む人数が増えた。ただ、鹿島のDFも堅固なだけに、単純な攻めではなかなか決定機が生まれないようにも感じられた。
個々の能力で劣る分より組織で連動して攻めなければならないわけだが、そういった意味では同点GOALはなかなか良い形だった。右サイドを上がってきた秋葉勝とのパス交換で、近くのDFの動きを止めリターンを受けた古橋が、素早く向き直り上げたクロスをファーでフリーになっていた長谷川がHEADで叩き込んだGOALは、山形の攻撃の形がよく表れたものだったのではないだろうか。
その後、王者はリードするべく反撃を試みるが、山形も臆することなくそれを受け止め、逆にオフライドラインを抜けた長谷川がGKと1対1になるなど好機も作った。
試合はそのまま1-1でタイプアップ。鹿島にとっては不本意な結果に違いないが、山形にとっては今季J1でこれからもやっていける!という自信に繋がる勝ち点1だったのではないか。
順位は前節と変わらず5位。
上出来だ。
そうなると、序盤のJ1に爽やかな風を吹き込んだこの勢いが、はたしてどこまで続くのかが非常に興味あるところ。ここまでの山形の好調さを見て、これから対戦するTEAMは相応に警戒してくるはずだ。
各TEAMと一回りの対戦を経ての再戦で真価が問われそうな気がするし、ちょうど二回り目に差し掛かるのは梅雨を終えた夏の季節だ。今の山形の真面目で勤勉なサッカーは、その尽きない走力に負うところが大きいが、夏場の時期にどこまでそれが継続できるか。気が早い話だが、そこをどう凌ぐかが正念場になるような気がする。
ハル・シティは年が明けてすっかり勢いを失い降格圏に足を踏み入れようとしている。
ホッフェンハイムもエースのイビシェヴィッチを怪我で欠いて以降すっかり精彩を欠いている。
日本の昇格TEAMはこの後どういったシーズンを送るのだろうか??
興味は尽きない。
posted by JIN18 |22:11 |
■J-League 2009 |
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2009年04月25日
【 LIVERPOOL 4-4 ARSENAL 】
0-1 36' ARSHAVIN
49' Fernando TORRES 1-1
56' BENAYOUN 2-1
2-2 67' ARSHAVIN
2-3 70' ARSHAVIN
72' Fernando TORRES 3-3
3-4 90' ARSHAVIN
93' BENAYOUN 4-4
スコアとその経過を辿るだけでも俄然興味を惹かれるミッドウィーク開催のこの試合!
事前に結果を知っていたのだが、実際に試合を観るとまさにそんな想いに違わぬ一戦だった。両TEAMのfootballの質、激しさ、熱さ、展開、雰囲気はまさにENTERTAINMENT FOOTBALL☆と呼べるシロモノ。
両TEAMが良い意味でアグレッシヴだったので、撃ち合いになりそうな雰囲気は序盤からビンビン漂っていた。このレヴェルにあって尚流れるようなアーセナルのパスワーク。スティーヴン・ジェラードがいないぶん、ワイドな展開はいつもより欠ける印象はあったが、リヴァプールの“魂”を感じさせるアタック。前半はSHOOTシーンこそ決して多くなかったが、それでもハイレヴェルな攻防の応酬は十分楽しめた。
後半、点の獲り合いになったことに、飛ばしすぎの影響があったのは否めない。アンドレイ・アルシャフィンの2,3点めはDFのMISSが失点に直結したモノ。それでも、それが試合全体の価値を貶めるモノだとは思わない。あくまでもアグレッシヴに戦い抜いた姿勢のほうを賞賛したい。
次第にHOMETEAMが押し込む展開になったモノの、それでも一度はひっくり返し、追い付かれてはまた突き放したアーセナルの反発力もお見事!
それにしても!フェルナンド・トーレスはホント!痺れる。。。EURO88決勝のマルコ・ファン・バステンのSHOOT!を彷彿とさせる(ファン・バステンはもっと角度がなくダイレクトだったが…)ような、先週のブラックバーン戦のボレーで放ったHYPERなドライブシュート(←click this!)もビックリしたが、この日も2GOAL以外にも数々の好機に絡んだ。
トラップでDFを外し、GKに弾かれながらもGOAL右隅に蹴りこんだ2点めのSHOOT!は、派手さは感じないが一流のストライカーらしい一撃。3月に入って9試合で7GOALという、速くて上手くて高くて強くてオマケにイケメン(笑)!と5拍子揃ったACEの爆発は、逆転で覇権を狙うTEAMにとっては頼もしいばかりだ。
そして!アフシャフィンだ。決定力の高さ=SHOOT!の正確性は特筆モノだ!172cmとアタッカーとしては小さいけれど、とにかく体幹が強い。体幹が強いからバランスが良い(保てる)。バランスが良いから良いSHOOT!を放てる。何となく、名古屋に入った頃のPIXYの役割とPLAYの質に近いモノを感じるだけに、ベンゲル・サッカーの申し子たる存在に成りつつある!といっていいだろう。
とにかく!後半は時間が過ぎるのが早い早い!
ドローという結果は、マンUとの差が開くことを考えると、リヴァプールにとっては決して良い結果とはいえないのだが、順位表の位置付けはさておき!やはり両TEAMの健闘を讃えたい。
リヴァプールのスティーヴン・ジェラード、アーセナルのエマヌエル・アデバヨールやトマーシュ・ロシツキーがいればそれぞれどうなったか!?…と思わなくもないが、そういった無粋な考えはやはり止めておこう!
目の前の試合で、ENTERTAINMENT FOOTBALLを堪能できたことを素直に喜びたい。
posted by JIN18 |13:29 |
◎世界蹴球雑記系 |
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2009年04月19日
昨季最終節の千葉の戦いぶりに感動を覚えた方も多いのではないだろうか。
勝利(且つ他力本願)しかJ1残留の道がないなかで、0-2とリードされながらも、後半30分弱から立て続けに4GOALをあげ、奇跡の大逆転劇(J1残留という意味も含めて)を演じた壮絶な試合だった。
負ければそこで命すら絶たれるかのような鬼気迫る戦いぶりには、FANでなくとも胸を突き動かすものを感じさせられた。戦術だとかシステムだとかそういった類を超越した「ただただ勝ちたい!」という“氣”が、ストレートにビンビンに伝わってきたからだ。
今季は「少数精鋭」を標榜。本当に使える選手だけを厳選したとはいうものの、その実、それは相変わらず?財政状況が決して芳しくないことの表れだ。しかし、昨季最終節で見せたあの気迫をコンスタントに示すことができれば、それなりに面白い存在になるのではないか!?と期待したくなる。それが今季の千葉に対する見方だった。
ところがだ。
蓋を開けてみると、まるで昨季のリプレイを観ているかのような開幕からの滑り出しだ。
開幕戦でG大阪に完敗を喫したのは仕方がないとして、その後も1敗3分と未勝利のままアッ!っという間に1ヶ月が過ぎてしまった。間に挟んだナビスコ杯2試合もドロー。気が早いとはいえ順位は降格圏に沈んだまま。苦しみに苦しんだ昨季が脳裏に過ぎりそうな状況で迎えたのが、この日のFC東京戦だった。
実は昨季最終節の“フクアリの奇跡”で対峙したのがこのFC東京だった。
その時以来ないJ1での勝利を再びFC東京からあげるのか。それとも尚泥沼に足を踏み入れたままもがくのか。そういった意味で非常に興味を惹かれたこの対戦を、遅まきながら今季初生観戦ということで足を運ばせてもらった。
FC東京のほうも開幕からここまで決して良好とはいえない。
特に気に掛かるのがその失点の多さだ。DFに関する限り、それなりに人材が揃っている印象があるが、ナビスコ杯も含めると今季3失点以上喫した試合が既に3試合もある。完封負けこそないものの、毎試合1点ずつしか獲れない攻撃陣も波に乗れない要因の一つだ。千葉ほど深刻ではないにしろ、この試合で復調のキッカケを何かしらつかみたいところだった。
試合は立ち上がりからほぼ互角の様相を呈した。双方中盤の攻防が激しく、なかなかFINISHに至る場面まで辿り着けない。
バランスという面では、ピッチに映える白いユニフォームが均等に散らばっている千葉のほうが良さそうにも見えた。ただ、相手の牙城を崩すまでには至らない。スタイルは決して悪くないのだが、やはりどうしてもスパイス不足と感じてしまう。局面で最後に力を発揮する個の力が物足りないのだ。とはいっても冒頭に記したように、代えの選手がそんなにいるわけではない。
ポストとDF以外、前を向いての仕事はあまり期待できそうにない巻誠一郎は、GOALに近いところに寄せなければ、より一層恐さはない。サポートする深井正樹、アレックスの両雄も、徳永悠平や長友佑都らに封じられ、なかなかサイドを決定的に崩すには至らない。決して悪くはないけれど、正直得点の予感もそんなに漂わないのが千葉の攻撃だった。
FC東京のほうは、佐原秀樹(確か)がHEADを空振りしたり、長友や米本拓司が拙い対応を見せたりと、局面のDFで時に危うさを感じさせたものの、攻撃に関しては個々の能力で勝る分、より可能性は感じられるものだった。
先制点となった石川直宏のGOALも持ち味を発揮したBeautifulな一撃。ドリブルでエリア左際に切れ込んで内への動きでDFを交わし、シュートコースを見つけると、右足でカーブを掛けて放ったSHOOT!は、綺麗な軌跡を描いてGKの指先を掠めた。
後半に入ると千葉は同点GOALを狙い前掛かりになり、そこでできたスペースを突きFC東京は追加点を取りにいくといった姿勢が顕著になる。
千葉は攻撃のために、FC東京は試合をリードしたままFINISHするために、積極的に選手交代を行う。よりGOAL前での場面やSHOOTの数が増えたが、それでもFC東京が逃げ切りそうな気配が感じられた。
しかし、後半41分あっけなく同点GOALが生まれた。
左サイドのアレックスからGOAL前に上がった低いクロス。FC東京DFの動きが鈍い。「オフサイドか!?」と思った刹那、唯一人ボールに集中していた(ように見えた)巻が、外しようがない至近距離から左足でボールをGOALに突き刺した。
遠目で詳細は分からなかったのだが、FC東京DF陣にできたあの一瞬のエアポケットのようなものはいったいなんだったのだろう!?
とにかくこの同点弾で傍目に見ても分かるくらいFC東京がおかしくなった。勢いづく千葉に圧倒されたのか、フリーだろうと何だろうと、とにかくボールを遠くに蹴るだけ!試合が振り出しに戻ったというのに、繋ぐ意思もなく、まるで虎の子のリードをなりふり構わず守りにいくようなPLAYを見せられては、勝利の見込みはない。選手交代で既に攻撃の格となる選手を、失していた影響があるにせよだ。
こうなると昨季の例があるだけに、観ている側も嫌な予感が過ぎる。
そしてそういう時に限ってその予感は的中する。
ロスタイムも2分が過ぎようとする頃、谷澤達也が出したスルーパスに反応した深井が、ボールを落ち着いてネットへ流し込んだ。
うぎゃー!!(歓喜か悲鳴かはご想像にお任せします)
2-1
逆転だ。。。
交代出場して以来ほとんど大した見せ場もなかった谷澤が、初めて演出した決定機でGOALが決まるとは、これも勢いが成せる業か!?
程なくしてタイムアップのホイッスルが鳴った。
“フクアリの奇跡”の再来だ(驚)。。。
千葉にとっては逆襲の狼煙をあげるにはこれ以上ない勝ち方だ。
翻ってFC東京にとってはかなりShockの残る負け方だ。勝利濃厚の試合で、まさか“フクアリの悪夢”の再来が訪れようとは…。
もしかすると、先々振り返ったとき、それぞれに今季のターニング・ポイントになるかもしれない、或いは今後、因縁の対決になるかもしれない、それぐらいインパクトがあった終了間際のドラマだった。
posted by JIN18 |14:23 |
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2009年04月17日
「選手は去年の成績で満足してしまっているのではないか。もっとハードワークが必要だ」
試合後、PIXY監督の口をついた言葉に頷いた方も多いのではないか。
スコアこそ1点差だが、内容的に見て浦和の勝利は至極妥当といえるだろう。決勝点は話題の17歳FW、原口元気が決めたシュートレンジの広さを感じさせる見事なSHOOTだった。
どうにも波に乗れない。
前線にダヴィが、右サイドバックには田中隼磨が加わり、去年よりも確実に戦力UPしたはずなのに、なかなかそれに見合った結果が付いてこない。まだ5試合を終えただけという見方もできるが、先々に不安を覚える戦いぶりだったのも事実だ。
『赤の対決』として注目を集めたこのCARD。
昨年は2節で初対峙した。この時は名古屋が厳しいプレスで浦和に全くサッカーをさせず、2-0のスコアで完勝を収めている。
その前の開幕戦(vs京都戦)で、「PIXYグランは一味違うぞ!」というところを既に提示していたが、1-1のドローに終わったことにより、まだそれは確信とまではいいきれなかった。そうして迎えた試合で、前年07年アジア王者相手に完璧な勝利を収めたことで、名古屋の面々は間違いなく1年間やっていけるという自信を付けたはず。まさに弾みを付けた一戦だったのだ。
結局昨季は3位でのFINISH!
ACL出場権も獲得した。
それまでのTEAMの状況を鑑みれば、十分に成功を収めたといえる。
当然今季はそれ以上の成果が望まれるし、TEAMとしてもより高い目標を設定しているはず。ちなみに、浦和戦に関していうと昨季は4度相まみえて3勝1分。正確な数字は割愛するが、J創設以来の戦績もかなり分が良い相手だったと記憶している。
今年1年の新たな弾みを付けるという意味でも、今一度“赤”の強敵との対決で素晴らしい結果を残すことが望まれたのだが…。。。
試合前練習で玉田が負傷するというエクスキューズがあったとはいえ、立ち上がりからTEAM全体の動きは芳しくなかった(J1の間にACLが入った影響もあるのかもしれないが…)。今季の試合で総じていえることだが、エンジンの掛かりがとにかく遅いのだ。
逆に立ち上がりから出足の良さで上回る浦和は、必然的にポゼッションが高くなり試合の主導権を握った。名古屋は押し込まれながらも最終ラインが踏ん張り、決定的な場面こそなかなか与えなかったが、シュート数の差からもどちらに勢いがあるかは歴然!
こぼれ球もなかなか拾えず、拾ったとしても引いた全体の押し上げが乏しいため、攻撃はどうしても散発的になる。結果、相手にボールを奪われてはまた押し込まれるといった繰り返し。
複数で連動して攻め崩していた昨季までの姿は、試合のなかでもなかなか披露できなくなってきている。昨季の好成績から、相手に研究されているということもあるのだろうが、盛んに十八番として喧伝されているサイド攻撃にしても、広島あたりと比べるとかなり物足りなく映る。この試合においてもサイドバックの効果的な上がりは数えるほどだった。
「攻撃的で魅力的な美しいサッカー」
未だ紙面や誌面で名古屋のサッカーを形容する際によく目にする言葉も、それだけが一人歩きしているような気さえするのが今季の出来だ。
攻撃がダヴィ頼みに…という懸念も現実的になりつつある。。。
それは、他の選手が個人でチャレンジする場面が乏しいということでもある。特に気になるのが小川佳純だ。昨季から目立つ試合とそうでない試合の差はあったが、今季はこの試合だけでなく、正直、開幕以来ほとんど印象的な活躍を見せていない気がする。今季から⑩番を背負いこれまで以上に期待される若武者に、まさか実質2年目のジンクス!?なんてことはないと信じたいが…。。。
PIXYが監督に就任した昨季から、J1は全試合を観ているが、これだけ悪い試合というのもあまり記憶にない。イヤ!悪い試合は確かにあったが、試合中を通して…或いは数試合こういう状態が続くというのはあまりなかったように思う。
冒頭のPIXY監督の言葉ではないが、TEAMには今一度原点に帰ることが望まれる。昨季の成績を受けて…ということではないだろうが、とにかく受身で試合に入るCASEが非常に目立つ。まさか、昨季3位で強豪になったと勘違いしていることはないと思うが、全員がSTARTからもっとガムシャラに!もっとめいっぱい走る姿で試合に臨んでもらいたいものだ。
PIXY監督就任以来ほぼ順風満帆でやってきた感がある名古屋だが、次節の試合は今後の名古屋を占ううえで、大きなターニングポイントになると見る。
posted by JIN18 |17:33 |
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2009年04月11日
サンフレッチェ広島の熱烈サポというわけではないが、今の広島がやっているサッカーに非常に注目しているというのは、既に何度も述べている通り。
この節で広島戦を3節連続で取り上げることになる。
決してそこに深い意図があるわけではない。が!毎節のCARDから最も注目すべきところをPick upすると、不思議と広島絡みになってしまうという。。。
「開幕からしばらくが正念場」
といった類のことを、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が語っていたことがあるが、J1を代表する強TEAMとの対戦が続いていたここ数節。それら強豪に“調子乗りサッカー”がどれだけ通じるか!?という点にどうしても興味を抱いてしまうのだ。
特にこの日の相手となったガンバ大阪はJ1でも屈指の攻撃力をウリにするTEAM。スタイルは異なるかもしれないが、攻撃志向という点では重なる両TEAMが、はたしてどんな撃ち合いを演じるのかに大きな興味…というよりも、楽しみに近い期待感を感じたわけだ。
こんな好CARDにも関わらず!相変わらずJ-SPORTSの初回放送が遅いため、こ~んなに時節を逸した書き込みになる点は、どうかご容赦ALE☆
両TEAMとも中盤でしっかりパスを繋ぐスタイルだが、広島のほうがより流動的で少ないタッチ数で素早く回している。当然ポゼッションでも上回る。
とはいえ、ガンバが大きく押されているという印象は受けない。
それはひとえにDFがしっかりと整っているからなのだろう。各ポジションにおける忠実なプレスはもちろんのこと、選手、或いはラインにおける距離感に隙がなく連動している。一見広島が押し気味に見えるのも、その実ガンバがある程度ボールを持たせているようにも映った立ち上がりだった。
亜細亜を制した昨年あたりからより顕著になったが、以前のイケイケ!押せ押せ!のスタイルから、状況に応じたペース配分・戦い方を会得したガンバには、まさに円熟期に突入したかのような安定感を感じる。
そのペースを司る中心に君臨するのが遠藤保仁であることはいうまでもない。
J1でそういった戦い方ができるTEAMというのは何気に少ない。パッ!っと思い浮かべてみても、ガンバと昨季覇者の鹿島ぐらいしか出てこない。そういった意味での成熟したTEAMというのはまだまだ少ない。
ともあれ、広島の出方を窺うガンバには、広島が隙や綻びを見せれば一気に逆襲に転じようという余裕があるようにも感じられた。
意表を突くミドル弾だったチョ・ジェジンの先制GOALも、広島DFの寄せがない間隙を突いてのもの。とはいえ、SHOOTの距離を考えると、寄せの甘さよりも決めたほうを誉めるべきGOALだろう。
広島は柏木陽介が積極的ボールに絡む場面が目立つ。ドリブルで仕掛けたりスルーパスを試みたり、顔を出すケースがいつになく多い。小気味良いPLAYは観ていて非常に気持ちが良いし、35分に同点に追い付いたGOALも柏木のスルーパスから生まれたもの。
しかし、裏を返せばそれはウリである両サイドからの攻撃の機会があまりないということでもある。もちろん、研究されているということもあるし、相手のシステムや単純な力の相関関係もあるのだろうが、両サイドのミハエル・ミキッチと服部公太が積極的に高い位置を保つ場面は、これまでよりもかなり少なく感じられた(特に右のミキッチ)。
前半終了前の逆転GOALは服部のクロスを佐藤寿人がHEADで叩き込んだもので、そこでの服部のクロスの質と佐藤寿の決定力はサスガ!といったところだが、前半に関しては物足りない両サイドという印象を覆すには至らなかった。
とはいえ、同点GOALで広島の動きが一段と良くなったのは事実。攻守において、ガンバのバランスを凌駕する動きを見せたことが、一気に試合をひっくり返すことに繋がったのはいうまでもない。まさに“調子乗りサッカー”の面目躍如といったところか。
ただ、前半のうちに逆転してしまったことで、後半がちょっと戦いづらくなるようにも感じられた。守りに入るには早すぎるし、広島のスタイルを考えれば、もっと追加点を狙いにいくというのがセオリーかもしれない。しかし、前掛かりになれば、同点時以上にギアを上げてくるガンバに、よりチャンスを与えることにもなる。ましてや、冒頭でも述べたように、そういったギアの入れ替えやPACEを変えることに関しては、ガンバのほうに一日の長がある。
さて、広島がどういった入り方をするのか…。。。
それを推し量る間もなく、後半開始早々ガンバが幸運な形で同点に追い付いた。
エリア内で左の安田からのパスを受けたルーカスが、滑って転んだだけのようにも見えたが判定はPK!青山敏弘が後ろから倒したという主審の判断だが、ほとんど触れてないようにも見えた。
最近やたらと注目を集め、当然相手に研究されていることもあってか?得意の“コロコロPK”はここでも披露ならなかったが、PK職人・遠藤がフツーにアッサリとGOAL左に蹴りこんで、試合は振り出しに戻った。
ツキがないな…と広島に対して感じる。
今節だけではない。前節鹿島戦は終了間際に決勝点を奪われ、2節大宮戦では圧倒的に攻めながら、一瞬の虚を突かれた形で逆転負け。
そしてこのガンバ戦での微妙なPK。復帰したJ1の舞台は毎節広島に試練を与える。
しかし、早々に追い付かれたことで逆にやることはハッキリした。再び勝ち越すことを目指して広島は攻める。ガンバのほうもHOMEで受けてばかりというわけにもいかない。後半はよりライン全体を押し上げてGOALを意識したPLAYを見せる。必然的にスペースが生まれることから、広島の両サイドもようやく機能し始める。リベロのイリアン・ストヤノフの精度の高いロングフィードをミキッチが受ける形で、右サイドを起点に良い攻撃を創出する。
その後、試合は一進一退の展開を見せるが、結局スコアの動かぬままタイムアップ。勝てばガンバはJ1通算250勝、広島はJ1通算200勝というメモリアルになるはずだったが、どちらもそれは次節以降に持ち越しのおあずけに。
ただ、両TEAMの出来を観る限り勝ち点1を分け合うのは至極妥当に思えた。ただし!もっと点を取り合って欲しかった。次回対戦の折りには是非とも4-4ぐらいの撃ち合いを演じてほしい。というのが勝手なイチ蹴球FANの願いである。
posted by JIN18 |16:27 |
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2009年04月06日
快進撃を続けていたホッフェンハイムがイビシェヴィッチの負傷で転け、いよいよ本命バイエルンが出てくるかと思いきや、古豪HSV、中堅どころのヘルタが頑張りを見せ、気が付けばヴォルフスブルクが首位に立っているという混戦模様を呈してきたブンデス・リーガ。
長谷部誠が在籍し、今季途中に大久保嘉人が加入したこと以外、極東の島国で大して注目を浴びることもなさそうなこのTEAMが、この時期にこんな良い位置に付けるとは、正直全く予想もしていなかった。
かつての名選手としても有名なフェリックス・マガト監督は、選手を見る慧眼にはなかなか優れたものがあるらしい。ヴォルフスブルクはフォルクスワーゲンという強力なスポンサーを抱えるが、その潤沢な資金をベースにマガトのお眼鏡に適った選手を獲得したことが、この躍進の一因であるようだ。
このTEAMのウリは何といっても現時点でリーガ最多得点を誇る攻撃力にあるといっていいだろう。
今節も2GOALをあげたグラフィチは、前述のイビシェヴィッチを抜いて遂に得点RANKの首位に立っている。
そしてもう一人!ウインター・ブレイク後のリーグ9試合で何と!!12GOALの荒稼ぎをしているエディン・ジェコ!!こちらも気が付けば得点RANK4位タイ!まで上がってきている。
グラフィチはル・マンに所属していたとき、松井絡みで試合を観る機会も都度都度あったが、正直こんなに点の獲れる選手だとは思わなかった。。。
ジェコは先のW杯予選でも大活躍したが、今年に入ってホント!水を得た魚のようにGOALを量産している。そして、この2人を後方から支援するのが、ジェコ同様W杯予選でも活躍中のズヴィエズダン・ミシモヴィッチだ。
かつて、シュトゥットガルトのエウベル、フレディ・ボビッチの2TOPとクラシミール・バラコフを合わせて“マジック・トライアングル”と形容されたことがあったが、ヴォルフスブルクの3人が今季この状態を維持したままFINISHするようであれば、“ニュー・マジック・トライアングル”と名付けたい。というと言い過ぎか…。。。
とにもかくにも、木曜にバイエルンTVでこの試合の放送があるようなので、そこでFCハリウッドをズタズタにした攻撃力というものをじっくりと拝見したい。
☆今季ブンデス得点RANKING(26節終了時点)
1位 20点 グラフィチ(ブラジル/ヴォルフスブルク)
2位 18点 パトリック・ヘルメス(ドイツ/バイエル・レヴァークーゼン)
ヴェダド・イビシェヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ホッフェンハイム)
4位 15点 エディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ヴォルフスブルク)
クラウディオ・ピサロ(ペルー/ヴェルダー・ブレーメン)
6位 14点 マリオ・ゴメス(ドイツ/VfBシュトゥットガルト)
ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ(スロヴェニア/1FCケルン)
イビシェヴィッチとジェコとミシモヴィッチで組むボスニア・ヘルツェゴヴィナのフロント・トライアングルも、かなり強力なのは間違いない!というか、是非ともW杯で観てみたいし、一流どころともそこそこ与していけるのでは!?
posted by JIN18 |23:14 |
◎世界蹴球雑記系 |
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2009年04月04日
前節から中3日という慌ただしい日程で行われた今節はセルビアを除く5TEAMが予選の試合に臨んだ。
セルビアはベオグラードのスタディオン・パルティザーナにスウェーデンを迎えての親善試合を行ったが、最近の好調ぶりをそのまま反映させる形で2-0と快勝を収めた。GOALはブラニスラフ・イヴァノヴィッチのロングスローを、長身を生かしたバックHEADでループ気味に決めたニコラ・ジギッチと、オフサイドライン裏へ抜け出したマルコ・パンテリッチが、ゴールライン際から戻したお膳立てボールを、途中出場のボシュコ・ヤンコヴィッチがFINISHしたもの。
この日は3日前の試合で代表デビューを飾ったネヴェン・スボティッチ(ボルシア・ドルトムント)がネマニャ・ヴィディッチとコンビを組んでフル出場。ズラタン・イブラヒモヴィッチが出場していないとはいえ、強豪スウェーデンをシャットアウトした点は評価できる。
とにかく今はTEAMの状態が素晴らしい。タレントという点では90年代のTEAMのほうが華やかだったが、とかくサッカー以外のことで煩わされることが多かった当時に比べると、TEAMの“状態”という面では、もしかすると旧ユーゴ分裂後今が一番良いのでは!?という気がする。
黄金世代が一線から退いた新世紀以降は、ドイツW杯以外は大舞台への出場を逃し続け、唯一出場したその大会では世界に恥を晒した。。。しかし、その汚名をそそぎ復活の狼煙をあげるだけの力が今のTEAMにはありそうだ。
唯一の懸念は絶対的なACEがいないこと。パンテリッチ、ジギッチ、ダンコ・ラゾヴィッチ、ミラレム・スレイマニ、ミラン・ヨヴァノヴィッチ…etc候補はそれなりにいるが皆帯に流し襷に短し。。。かつてのデヤン・サヴィチェヴィッチやプレドラグ・ミヤトヴィッチ(二人ともモンテネグロだが…)の域に達する選手はいない。
中盤とDFにはそれなりに人材が集うだけに、本大会出場権は確実に得るとして、そこでの躍進の鍵を握るのは頼れる新ACEが現れるか否かに尽きるだろう。
(本来であればマテヤ・ケジュマンがその座に就いて然るべきだったのだが…)
【 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 2-1 ベルギー 】
1-0 12' ジェコ
2-0 15' ジェコ
2-1 89' スウェルツ
場所をゼニツァに移して行われたリターン・マッチは、3日前の快勝の勢いそのままに、序盤にGOALを連ねたボスニア・ヘルツェゴヴィナが連勝を飾った。2つのGOALをGETしたのは、前節も先制点をあげたエディン・ジェコ。
12分には、右サイドのズヴィエズダン・ミシモヴィッチが左足で上げたクロスを、ファーサイドでジャンプ一番!HEADで叩き付けて先制。その3分後には中央でDFを引きつけたセニヤド・イブリチッチが、右でフリーになっていたジェコへ出したパスを、ダイレクトで空いたGOALに蹴りこんだ。
イヴィヴァ・オシムが名を馳せたCLUBとしても有名な、ジェリェズニチャルでキャリアをスタートさせた23歳になったばかりのFWは、今季ブンデスでの活躍にも進境著しいものがあるが、ここにきて代表でも一気にACEの座に登り詰めそうな勢いだ。
先制GOALの場面で頭一つ飛び抜けていたように、192cmの高さは大きな武器だが、くわえて足元も結構正確なのが、ヴェダド・イビシェヴィッチともども今季GOALを量産できている要因だろう。
ジェコは、後半にもミシモヴィッチのスルーパスを受けて左サイドを抜け出しGKと1対1になる場面があったが、左足で放ったSHOOTはセーブされ、惜しくもHat trick達成は成らず。。。
すっかりハサン・サリハミジッチに代わる⑩番が板に付いてきたミシモヴィッチは、こういったチャンスのお膳立てばかりでなく得点力も兼備する、まさに生粋のTOP下!今予選でも5試合で4GOAL、2戦目のエストニア戦ではHat trickも記録している。71分にはGKに弾かれたものの、30m級のミドル弾を見舞い、少しでもフリーにすると油断ならないところを示した。
ベルギーに終了間際に1点を返されたものの、そのまま逃げ切った形で連勝を収めたが、今予選、勝ち点に次ぐ条件が得失点差であることを考慮すると、このベルギーとの2試合で同じようにタイムアップ寸前に失点を重ねたのは非常にもったいない。やはり豪華な攻撃陣に比べると、DF陣はやや心許ない。
とはいえ、かつては“Diables Rouges(赤い悪魔)”と恐れられた欧州の古豪相手に2試合を戦って、考え得る最良の結果を残した点は評価できる。Group内での順位こそ変わらないが、3位のトルコがスペインに破れたため、トルコとの勝ち点差は4に拡がっている。
残るは4試合。格下のアルメニアとエストニアとのAWAY戦はきっちり取りこぼさないことが前提だが、トルコとスペインをHOMEに迎える一戦で、どちらか一つAWAYで負けた借りを返せると、プレーオフ進出はかなり現実味を帯びてくるのではないだろうか。
【 アンドラ 0-2 クロアチア 】
0-1 15' クラスニッチ
0-2 35' エドゥアルド
敵地でGroup最下位のアンドラと対戦したクロアチアはきっちりと勝ち点3を積み上げた。欲をいえば得点がもう少し欲しかった…といったところか。
先制点をGET!したのはイヴァン・クラスニッチの左足。イヴァン・ラキティッチとのワンツーでDFラインを抜け出すと、思い切りよく左足を一閃し、GOAL右への見事なコントロールSHOOT!35分には左エリア手前でボールを受けたクラスニッチが素早くファーへクロスを供給。これに反応したエドゥアルド・ダ・シルヴァが、ジャンプして左足を伸ばしボールにコンタクト。ボールをネットに突き刺した。先にアーセナルで復活を遂げたばかりのエドゥアルドが、着々とフォームを取り戻しつつあるのは明るい材料だ。
力の差と試合展開からすると、この後GOAL RUSHになってもおかしくなかったが、ヨシップ・シムニッチ、ロベルト・コヴァチ、ムラデン・ペトリッチ…etc累積警告や怪我などで主力を多く欠いていたことを考えると、しっかり勝ち点をくわえたことでよしとすべきか!?
むしろ、この状況でイングランドとの対戦でなくて良かったものと思うことにしよう。
【 北アイルランド 1-0 スロヴェニア 】
1-0 73' フィーニー
今予選、出だしは快調だったスロヴェニアの雲行きが怪しくなってきた。首位だったGroup3での順位は、気が付けば5位にまで後退。下には6戦6敗のサンマリノしかいない。このGroupはなかなかに混戦なだけに、数字上予選突破の可能性が潰えたわけではないが、非常に苦しいところだ。
その要因は何といっても攻撃力…GOAL不足!に尽きる。失点4はチェコと並んでGroup最小ながら、得点もわずか5!これもサンマリノを除けばGroup内最低の数字である。
ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチという得点力のある選手はいるものの、如何せんその周囲の選手が弱くお膳立てが足りないといったところか。この北アイルランド戦ではミルネス・シシッチ、ヴァルテル・ビルサというスロヴェニアのなかでは数少ない?攻撃に変化を付けられそうな選手が、いずれもベンチを温めたまま終わっている。コンディションの問題なのか?AWAYゆえに手堅くいったのか?は分からないが、疑問の残るところだ。
ここまで落とした試合、ドローに終わった試合も、決してどうにもならず完敗を喫したといった類ではない。この試合でも、67分にロベルト・コレンが放ったミドル弾がバーを直撃するなど、不運な面はあった。仮にこれが先制点となっていれば、試合はまた違った展開になったかもしれない。
とはいえ終わったことを嘆いてばかりいても仕方がない。小国ゆえに代えの選手がそうそういるわけでもない。現有戦力で何とか立て直しを図って、巻き返しを試みるしかない。
伝統の堅守は健在なだけに、何とかプレーオフ出場権は勝ち得てもらいたいものだ。
【 オランダ 4-0 マケドニア 】
1-0 16' カイト
2-0 25' フンテラール
3-0 41' カイト
4-0 88' ファン・デル・ファールト
完敗。。。
ぐうの音も出ない完敗だ。
オレンジ軍団の成すムービング・フットボールの前に為す術なく敗れてしまった。
他のTEAMより1試合少なく、Group1位突破に王手を掛けたオランダ以外は似たり寄ったり?というところもあって、プレーオフ出場権にはまだ手が届く位置にいるが、このままでは厳しい。
ディルク・カイトに泥臭く先制点を決められた9分後、レアル・マドリーで活躍するヤン・フンテラールに巧みなループを決められた時点で勝負あった!感。このGOALが決まるまでの一連の身のこなしと小粋なSHOOT…何となくかつてのマルコ・ファン・バステンの姿がダブった。。。
とにかくオレンジ軍団が縦横無尽にピッチを駆け回ったこの試合、マケドニアの見せ場はといえば、前半に左からの折り返しをエリア内で受けたゴラン・パンデフが放ったSHOOT!と、後半イルチョ・ナウモスキがバーをわずかに超えるHEADを放ったぐらい。
ただ、今のスロヴェニア代表の堅守の礎を築いたスレチコ・カタネッツ率いるTEAMは、このオランダ戦を除けば今予選DFで大きく破綻している試合はない。この敗戦は相手が悪かった…ということで、早急に切り替えて立て直すことが望まれる。
【 グルジア 0-0 モンテネグロ 】
AWAYに出向いてのグルジアとの対戦はスコアレス・ドロー。依然として今予選白星なし。初の国際舞台参加での勝利への道はなかなかに険しい。
前半はグルジアに押し込まれる時間帯が続いたが、GKのヴカシン・ポレクシッチを中心にこれを凌ぐと、後半は若いタレントを中心に相手GOALを窺う攻めに転じたが、NO GOAL。
ここも得点が取れないのが課題で、予選5試合を終えたところでわずか3GOAL。ただ、スロヴェニアあたりと比べると攻撃陣にはそれなりの選手が揃っているはず。にも関わらず点が取れないというのは、ひとえに組織の熟成が成されていないということだろう。
幾ら良い選手を揃えていても、各々が勝手にPLAYしているようではなかなか白星は得られない。このTEAMに先ず必要なのは求心力ある良い監督を据えることなのかな…とも思ってしまう。
勝点 G W D L 得 失 G順位
セルビア 12 5 4 0 1 12 5 +7 1
ボスニア 12 6 4 0 2 18 7 +11 2
クロアチア 10 5 3 1 1 10 4 +6 2
スロヴェニア 8 6 2 2 2 5 4 +1 5
マケドニア 3 4 1 1 2 2 7 -5 4
モンテネグロ 3 5 0 3 2 3 6 -3 5
posted by JIN18 |22:41 |
♡南スラヴ系 |
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