2008年10月29日
一番好きな選手ではなかった。
でも、今もって一番上手い選手だと思っている。
初めて目にしたメキシコW杯。他にも上手い選手はいたが、マラドーナはちょっと次元が違った。華麗なドリブルと一撃のスルーパスでチャンスメイクもできれば自ら点も獲れる。「10番のPLAY」というものはこういうものだという定義を、無意識的にでも意識のなかに形作らされた。好きだとか何だとかそういう次元ではなく、とにかく嫌でも認めざるをえないというくらいのちょっと振り切ったレヴェル。
それが自分にとってのディエゴ・アルマンド・マラドーナだ。
その後も名手と呼ばれる選手は数多く表れた。でも、マラドーナにはとても比肩するものではない。メキシコW杯を観ていて十分スゴイ!と感じてはいたが、サッカーを観始めたばかりだけにまだ比較の対象がなかった。それが、幾年を経ても同じような選手が一向に表れてこない。そこで、その“スゴイ選手”が、いかに凄かったかを改めて思い知らされた。
それが自分にとってのディエゴ・アルマンド・マラドーナだ。
現役時も引退後もトラブルメーカーぶりは変わらない。
時には宜しくない話題を振りまいたりもする。
それでもやっぱりNo.1はマラドーナだと思う。
こんな日本人の端くれがそう感じるくらいだから、母国アルゼンチンの人々にとっては、それはもう神と同意に近い感覚というのも十分頷ける。
そんなマラドーナが遂に母国の代表監督の座に就くという。
ほとんど指導歴などないので能力は未知数というのが正しい見方だろう。それでも何かを期待したくなる。毎大会優勝候補に掲げられていながら、イタリアW杯の準優勝以降はBest8を超えることすらできないCeleste y Blanco。戦力が整っていて期待されながらも、それに応える結果を残せずに終わってしまう。
何かが足りなかった。
2010年を目指すTEAMも当然?充実した戦力を誇る。リオネル・メッシ、ハヴィエル・マスケラーノ、セルヒオ・アグエロ、フェルナンド・ガゴ、ファン・ロマン・リケルメらは、北京五輪でも主力として活躍し金メダルを獲得した。ここにファブリシオ・コロッチーニ、マルティン・デミケリス、カルロス・テヴェス…etcら欧州のビッグクラブで活躍する選手が更に加わる布陣。
そんなSTAR☆軍団をマラドーナが率いるのだ!
胸躍らぬわけがない。代表に名を連ねる選手たち誰もが、きっと一度は憧れた存在だったことだろう。求心力は抜群だ。細かい戦術云々はアシスタント・コーチにでも任せるとして、マラドーナにはその人一倍のカリスマ性と誰にも負けない母国愛を生かして、選手のモチヴェーションを最大限まで上げ、気持ち良くPLAYさせることに専念してもらいたい。
強いけど良い成績を残せないTEAMに足りなかった、欠けていた最後のワンピースが埋まったような…何かそんな気にもさせられたマラドーナのアルゼンチン代表監督就任NEWSだった。
posted by JIN18 |22:38 |
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2008年10月27日
■ EURO2012は本当に開催できるのか!?
『IMFとウクライナ、165億ドルの融資で原則合意』
今朝ほど報じられたNEWSだ。近頃、世界的に叫ばれている金融危機の煽りなども当然食っているのだろうが、こういったNEWSを見るにつけ、EURO2012を本当に開催できるのかが心配になってくる。
それでなくても、2004年の「オレンジ革命」以降、同国では政治的混乱が続いているという。インフラ整備もかなり立ち遅れているという。はたして、ビッグ・トーナメントのホスト国を務めるだけの国力、能力が本当にあるのか、まだ、4年先とはいえ国の成長率を考慮すると懸念せずにはいられない。
2006年のドイツW杯で、初出場ながらBest8進出をはたしたとはいえ、代表TEAMにも90年代後半から見せたような勢いが感じられない。当時、欧州を席巻したディナモ・キエフで活躍したアンドリー・シェフチェンコやセルゲイ・レブロフに続くほどの選手は、残念ながらでてきていない。
二人以前にもイーゴリ・ベラノフ、アレクセイ・ミハイリチェンコ、オレグ・プロタソフ、アンドレイ・カンチェルスキス、オレグ・サレンコ…etc一頃の旧ソ連の中核を担ったのは、ディナモ・キエフ所属のウクライナ人たちだった。
絶え間なく輩出されていた人材が何故滞るようになったのか?
一つには現ウクライナ・リーグのシステムが大きく起因しているように思える。先日、CLでシャフタール・ドネツクの試合を観ていて驚かされた。
何と!フロント(攻撃陣)の5人が全てブラジル人なのだ!
他にもクロアチア代表のダリヨ・スルナなど外国人が名を連ねるスタメンに、はたしてウクライナ人はいったい何人いるんだ!?と。
CLの規則では、そのCLUBの国内リーグで認められている外国人枠が、そのままCLにも適用できるということらしいが、こんなことをやっていては、自国選手輩出が枯渇するのも無理ないと思えてしまう。恐らく、多かれ少なかれ国内リーグの他のTEAMも似たような状況なのだろう。
必然的に代表TEAMのレヴェルにもその影響が出てきてもおかしくない。現実的にシェフチェンコがあと4年もTOPフォームを維持しているとは考えにくいし、“シェヴァ以降”というのは、避けては通れない難題だ。
国も代表も抱える問題は山積だからこそ、EURO2012が心配になってくる。
共催国のポーランドも似たような状況だ。代表TEAMこそウクライナよりは頑張っているものの、欧州のTOPレヴェルには程遠い。こちらも環境の整備が滞るようだと、或いは他国に開催地変更…なんてことも、いよいよ現実味を帯びてくるかもしれない。そんなことが気になって仕方なかった今朝のNEWSの一報だった。
■ DIEGO
先のW杯南米予選でチリに0-1と歴史的?敗北を喫したアルゼンチンでは、アルフィオ・バシーレ監督が辞任したが、その後任としてディエゴ・アルマンド・マラドーナがかなり乗り気になっているという。
マラドーナは確かCLUBも含めて監督経験はなかったはずだし、そもそもライセンス等も持っているのかよう分からん。。。でも、個人的にはマラドーナ監督は観てみたい気がする。戦術等はアシスタント・コーチに任せるとして(笑)、ディエゴにはその持ちうるカリスマ性で、TEAMの高いモチヴェーションを常に維持して引っ張っていってもらいたい。
ブラジルやフランスがイマイチそうな予感が早くも漂う2010年。アルゼンチンは恐らく優勝候補筆頭!にあげられることだろう。メッシやテヴェス、アグエロ、マスケラーノら、先の北京五輪で金メダルを獲得した世代は円熟の境地に達するだろうし、戦力的にも申し分ないはず。そこに監督ディエゴが加われば…なんて夢見たくなるのは、はたして私のような“マラドーナ世代”の端くれだけなのだろうか。。。
■ ホッフェンハイム!遂に首位に!
前回、いろいろ綴らせて頂いたブンデスのホッフェンハイムが、今節もHOMEでHSVを3-0で下し、9節終えて遂にリーガの首位に立ってしまった!!本命バイエルンの出遅れなど、首位には外的要因もあるのだろうが、その堂々たる戦いぶりは注目に値する。HSVだって3位に付けているんだから、そんなに弱いTEAMじゃないし、決して調子が悪いわけではない。いよいよもってホンモノになってきた。
総得点24点もブンデスTOP!エースのヴェダド・イビシェヴィッチは今節も1GOALをあげ、得点RANKのTOPを死守している。若いTEAMのこの勢いがどこまで続くのか。いよいよもって本当に目が離せなくなってきた。
posted by JIN18 |21:32 |
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2008年10月21日
ドイツ南部、人口3200人の町(村?)ホッフェンハイムにあるTEAMが、今季のブンデスを席巻している。
TSG1899ホッフェンハイム。
何しろ2年前には3部で戦っていたTEAMだという。そこで2位になり昨季は2部昇格。その2部でも2位に収まって、今季からTOP!即ちブンデス・リーガでPLAYすることになったのだ。
そんなサクセスSTORYを絵に描いたようなTEAMが、昨季2部で戦っていた頃とほとんどメンバーも変わっていないのに、開幕から7節を終えたところで堂々の2位に付けているのだから、さあ!大変!
特に目を惹くのがGOAL数だ。ここまで21GOALをあげているが、これは攻撃力に定評のあるヴェルダー・ブレーメンに次ぐ数字になる。7節終えて得点RANKの首位に立つヴェダド・イビシェヴィッチを筆頭に、同じボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のセヤド・サリホヴィッチ、セネガル人のデンバ・バで組む攻撃陣は、ドイツ国内でも高い評価を受け注目を集めている。
3点以上を奪った試合が既に4度もある。6節のブレーメン戦では、4-5と惜しくも敗れたものの、「(点の)獲り合いなら負けない!」とばかりに、攻撃力のあるTEAM同士で激しい撃ち合いを演じた。
その攻撃力は、もはや一地方の昇格TEAMのそれではない。上位が定位置の名門TEAMにとっても決して侮れない存在。それがホッフェンハイムだ。
J-SPORTSの『FOOT』は数少ない愛観番組の一つなのだが、先週末の放送で、何と!このホッフェンハイムの特集が組まれていた。
『FOOT』の特集では、鈴木良平氏のドイツ紀行と原博実氏のスペイン紀行は、ハズレがないので毎回楽しみにしているのだが、何というタイムリーさ!まさに“今が旬”だ!
いやはやなかなか良いところに目を付けている。
というわけで、良平さんのホッフェンハイム紀行を楽しく拝見させてもらった。
大躍進と捉えられているホッフェンハイムの快進撃だが、どうやら何の裏付けもない単なる勢いではないようだ。
優れたスカウティングを礎に、ユース・下部組織の整備から着手し、TEAMの指針でもある「若くて将来性のある選手を育てていく」ということを続けてきた結果が、今、華開きはじめているというわけだ。
1989年には何と!8部に所属していたという。
その時期にかつてCLUBでPLAYした経験を持つ現オーナーのディートマー・ホップが就任、段階を経た強化が着々と進められていった。
数年前にブンデスを席巻したマインツの例をあげるまでもなく、小さな町のCLUBは、えてして資金的それほど恵まれてるわけではないというのが常だが、ホップはSAPという世界3位のソフトウェア会社のオーナー。バックアップする資金には事欠かない。しかし、それで有名なSTAR☆PLAYERを掻き集めるのではなく、TEAMの指針に基づいた強化を堅実に進めていくあたりが、いかにもドイツ人らしい。
ただし!練習場やスタジアムなど必要な環境・設備の充実には惜しみなく資金を注ぎ込む。そこにはしっかりとしたVISION・哲学が感じられる。
決して潤沢とはいえないJリーグのTEAMで、健全経営を標榜するブンデスを参考にしているCLUBは、既にいくつもあるのだろうが、ホント!このホッフェンハイムのやり方は良いお手本になるのではないか??もちろん全てが合致するとは思わないが、活かせるべきところは今一度参考にしてみても良さそうだ。
現場もなかなか充実しているようだ。
優れたスカウト陣を擁するのは前述のとおりだが、かつてシャルケ04を強豪に育てあげた知将、ラルフ・ラングニックを監督に据え、優秀なコーチ陣にはかつて浦和レッズで活躍したトミスラフ・マリッチも名を連ねる。
昨季まで現役でPLAYし、今季からコーチに就任したマリッチには、良平さんがインタビューをしていたが、非常に真摯な態度から知的でクレヴァーな印象を受けた。Jでは長髪を束ねた風貌から“SAMURAI☆MARIC”と呼ばれ、PLAYスタイルもかなり熱いタイプだったと記憶しているので意外だった。或いは短くCUTしたヘアスタイルがよりそう感じさせたのか。。。
残念ながら我が家でブンデス中継はCOVERしていない。
1試合フル観戦となると、12月はじめのバイエルン・ミュンヘン戦をバイエルンTVがCOVERしてくれるのを待つしかない。旧ユーゴ勢のイビシェヴィッチが開幕から活躍しているので着目したCLUBだったが、『FOOT』の特集を観て俄然興味が増してきた。
昇格即優勝となるとさすがに…だが、欧州CUP出場権でも獲得(5位以内)しようものなら、それは大成功と呼べるのではないか!?2年前に3部にいたことを考えると、現在1部で戦っていること自体が既に奇跡的なのだが、形に残る成果を残したとき、08-09シーズンのホッフェンハイムの進撃は伝説として語り継がれることだろう。
☆今季ブンデス得点RANKING(7節終了時点)
1位 9点 ヴェダド・イビシェヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ホッフェンハイム)
2位 8点 パトリック・ヘルメス(ドイツ/バイエル・レヴァークーゼン)
3位 6点 アルトゥール・ヴィフレニャク(ポーランド/アルメニア・ビーレフェルト)
4位 5点 ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ(スロヴェニア/1FCケルン)
クラウディオ・ピサロ(ペルー/ヴェルダー・ブレーメン)
7位 4点 アレクサンダル・フライ(スイス/ボルシア・ドルトムント)
ヂエゴ(ブラジル/ヴェルダー・ブレーメン)
セヤド・サリホヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ホッフェンハイム)
他3人
posted by JIN18 |21:26 |
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2008年10月19日
今節の旧ユーゴ勢は3TEAMが勝利!反面3TEAMが敗戦…と、明暗がクッキリ分かれた形となった。勝ったTEAMはいずれも快勝。敗れたTEAMも決して悲観すべき内容ではないだけに、来年3月の予選再開までに立て直しが期待される。
【 イタリア 2-1 モンテネグロ 】
1-0 8' アクイラーニ
1-1 18' ヴチニッチ
2-1 28' オウン・ゴール
現世界王者vs国際大会初参加の新興国。この図式だけを見ればイタリアが圧倒的に優位なのだが、どうしても94年11月16日のパレルモでの一戦を思い出してしまう。
ロベルト・バッジオやジュゼッペ・シニョーリらを擁し、94年アメリカW杯で準優勝したSTAR☆軍団が、ダヴォール・シューケルに2GOALを決められ、国際大会初参加のクロアチアにHOMEで1-2で敗れた試合のことだ。今回のモンテネグロも同じ旧ユーゴ勢。決して楽な試合にはならないと思われたが…。。。
先制点を奪ったのはイタリア。アントニオ・ディ・ナターレがセンターサークル付近から右へ大きく展開。これを受けたシモーネ・ペペが一気に縦へ抜け出し、中央のアルベルト・ジラルディーノへクロスを送る。このボールはGKのヴカシン・ポレクシッチに弾かれるが、中央を猛スピードで上がってきていたアルベルト・アクイラーニが、追走するDFを振り切りスライディングSHOOOT!スピード感溢れる攻撃で試合をリードした。
だが、モンテネグロは意気消沈することなく反撃に転じる。16分のエルサド・ズヴェロティッチがエリア内左から放ったSHOOTこそ、GOALライン前にいたジャンルカ・ザンブロッタのクリアに遭うが、その2分後、カウンターでセンターライン付近から独走したミルコ・ヴチニッチが、DFのスライディングより一足早く左足を振り抜き、飛び出したGKマルコ・アメリアの脇を抜くボールをGOALに蹴りこ込んだ。
思えば、このモンテネグロ代表のキャプテンは、レッチェで6シーズン+ローマが今年で3シーズンめと、そのプロとしてのキャリアのほとんどをセリエAで過ごしている。対峙するアッズーリの面々も普段から対戦するよく知る者ばかりだ。ともすれば臆しがちにもなる大国との対戦も、この男には全く関係なかったのかもしれない。
イタリアの勝ち越しGOALもアクイラーニから生まれた。アンドレア・ドッセーナが左からフワリと上げたクロスを中央で敵味方が競ったこぼれ球が、右に位置していたアクイラーニの目の前へ。ワンバウンドしたボールをダイレクトでSHOOT!すると、ボールはDFヨヴァン・タナシイェヴィッチに当たってモンテネグロGOALに吸い込まれた。
結果的にオウン・ゴール扱いとなったが、揺さぶられ崩された形での失点。小国ゆえに人材に限りあるのだが、やはりDF面は攻撃力と比較するとまだまだ弱そうだ。
後半、モンテネグロは絶好機を逃す。何を思ったのか?ダニエレ・デ・ロッシが敵方のヴチニッチに横PASS!受けたヴチニッチはGOALへ一直線。GKとの1対1で冷静に狙い澄ましたSHOOTを右足で放つが…。。。これをアメリアがSAVE!格上相手に相手がお膳立てしてくれた超!決定機を決められないようでは、必然的に勝利を得ることはできない。アメリアは更にステファン・ヨヴェティッチのボレーSHOOTもSUPER☆SAVEで弾き出す。正GKジャンルイジ・ブッフォンの怪我による離脱で、この試合のスタメンを飾ったアメリアだが、この日は完全に彼の“当たり日”になってしまったようだ。
結局、試合はそのまま終了。モンテネグロは今予選初黒星を喫した。3試合を終えて2分1敗。国際大会初白星を08年中にあげることは適わなかった。次節は来年3月に今度はHOMEで迎えるイタリア戦。産みの苦しみというか…白星への茨の道が続く。。。
【 クロアチア 4-0 アンドラ 】
1-0 16' ラキティッチ
2-0 32' オリッチ
3-0 76' モドリッチ
4-0 86' ラキティッチ
HOMEにアンドラを迎えての一戦は、クロアチアがキッチリ勝利を収めて、前回のウクライナ戦のドローをより価値あるものにした。Group最弱の相手と見られていただけに、勝利は間違いないと見られていたが、4GOALをあげたことも今後現実的にウクライナと2位争いをすることを考えると、得失点差という点で非常に大きい。
先制点はセットプレーから。エリア外やや左で得たFKをイヴァン・ラキティッチがGOAL左に速く強い弾道で突き刺し先制!その後もワンツーで右からエリア内に入ってきたヴェドラン・チョルルカのSHOOT!がポストに弾かれるなど、クロアチアが支配する展開で試合は推移する。
32分にはルカ・モドリッチが蹴ったPKが一旦GKに弾かれたものの、そのPKを得たイヴィツァ・オリッチがこぼれ球に詰めてGOALに押しこみ2-0。優勢のまま前半を終えた。
後半に入っても攻撃の手を緩めないクロアチアに追加点が生まれたのは76分。ヴェドラン・チョルルカの右からのシュート性高速クロスのクリアを、モドリッチがダイレクトで右アウトにかけてGOAL右隅へコントロールSHOOT!これで大勢はほぼ決した。
仕上げの4点目は86分。左サイドを切り崩したモドリッチのスルーパスに反応したマリオ・マンジュキッチがエリア内でDFに倒されこの試合2つめのPKをGET!キッカーのラキティッチがGKの逆を突きGOAL左に蹴りこんでFINISH!
4-0という快勝劇は、ようやくイングランド戦のShockingな敗退を払拭したようにも感じた。今年最後の代表戦を良い形で終われたのも大きい。
この試合でも活躍した若手MF二人、モドリッチとラキティッチの活躍は心強いばかりだ。特にEUROでは若手のSTAR☆候補に過ぎない存在だったラキティッチは、代表の中でも着々と欠かせない戦力になりつつあるようだ。ここに怪我で戦列を離れているニコ・クラニチャル、或いはエドゥアルド・ダ・シルヴァが復帰した折りには、更にPower UpしたTEAMになることが期待される。欲をいえばまだ“真のエース不在”の感もあるので、誰かFWで覚醒を遂げるような選手がでてきてほしい。
このGroup、イングランドが4戦4勝、得点も欧州予選参加国最多の14と、先のクロアチア戦完勝以来圧倒的に突っ走っている。これを追い抜くのは正直至難の業だが、何とか来年9月のイングランド戦で、HOMEで完敗したリベンジだけは果たしてもらいたい。
【 オーストリア 1-3 セルビア 】
0-1 15' クラシッチ
0-2 18' ヨヴァノヴィッチ
0-3 24' オブラドヴィッチ
1-3 80' ヤンコ
どうやらセルビアの勢いはホンモノと見て良さそうだ。今予選緒戦でフランスを下したオーストリアは決して侮れない相手だったが、前半24分までに3GOALをあげ、早々に雌雄を決し快勝を飾った。リトアニアもフェロー諸島に勝利したため、同勝ち点で並ぶが、得失点差で上回りGroup1位を堅持している。
先制点はミロシュ・クラシッチの目の覚めるような強烈なミドルから。金髪のMFは右サイドでボールを受けると素速く反転してGOAL方向へ突進。DFが詰めてくる前に鋭く右足を振り抜くと、ボールはGKを超えてGOAL左に突き刺さった。
CSKAモスクワでPLAYする23歳のMFは、今予選攻守に高い貢献をしている。デヤン・スタンコヴィッチが代表から退いた後は、間違いなく中盤の中心に据わることだろうし、近い将来、四大リーグのそれなりのTEAMへの移籍も果たすに違いない。
これで勢いに乗ったセルビアは3分後に早くも追加点をあげる。右サイドから個人技でエリア内に切れ込んできたマルコ・パンテリッチの放ったSHOOT!は惜しくも左ポストに弾かれるが、左から詰めてきていたミラン・ヨヴァノヴィッチがこぼれ球を押しこんで2-0。
3点目はカウンターからイヴァン・オブラドヴィッチが自身代表初GOAL。左に開いていたパンテリッチにボールを預けたオブラドヴィッチがそのままSPEEDを緩めずに駆け上がると、内にドリブルで切れ込んだパンテリッチがエリア左のオブラドヴィッチへスルーPASS。受けて切り返し一つでDFを交わすと、オブラドヴィッチは思い切りよく右足を一閃。ファーへ巻くように転がったボールがGOALネットを揺さぶった。
このPACEで試合を進めていれば大勝を飾ることも可能だったが、後半はややPACEダウンした模様。そのあたりがまたセルビアらしいといえば“らしい”のだが。。。ともあれ、一つ警戒すべき相手を屠ったのだから、善しとすべきだろう。EUROで良いところがなかったとはいえ、オーストリアは若手に経験を積めば面白そうな選手が何人かいた。新監督に名将カレル・ブリュックネルを迎え、早速フランスを倒していただけに決して侮れない相手とは冒頭にも述べたとおり。むしろ、普段なら嘗めてかかりそうなところを、フランスに勝ったTEAMという事実が気を引き締める要因に繋がったとしたならば、結果的にセルビアにとっては二重に有り難かったことになる。
【 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 4-1 アルメニア 】
1-0 31' スパヒッチ
2-0 39' ジェコ
3-0 55' ムスリモヴィッチ
3-1 85' ミナシアン
4-1 89' ムスリモヴィッチ
前節トルコに惜敗を喫したボスニア・ヘルツェゴヴィナが、HOMEでその敗戦を払拭する快勝を飾った。
先制点は左CKから。上がったボールをアルメニアのGK、ロマン・ベレゾフスキが何とキャッチミス!DFの短いクリアボールの落ち際を、エミール・スパヒッチが右足ダイレクトでGOALに突き刺し均衡を破った!これで波に乗ったボスニアは、その8分後にも左サイドでダリオ・ダムヤノヴィッチが、一旦奪われたボールを取り返し右アウトでGOAL前にクロスを供給、中央でマークを外しフリーになっていエディン・ジェコが難なくHEADでGOAL左に押しこみ2-0。
更に後半に入っても攻撃の手を緩めないボスニアは、55分、ズヴィエズダン・ミシモヴィッチがDFラインの裏へ計ったようなスルーパス!これに反応して裏へ抜け出したのが、ブンデスで好調のヴェダド・イビシェヴィッチに代わって、後半からピッチに入ったズラタン・ムスリモヴィッチ。GKが飛び出してきたが、冷静にニアからGOALに流し込み試合を決定づけた。
その後1点を返されるが、終了間際、これまた後半途中から入ったアドミール・ブラダヴィッチが個人技で右サイドを崩し、上がったクロスをムスリモヴィッチがDFに競り勝ちHEADでGOAL!
相手との力の差を考えても、個々の力・攻撃力は、やはり強豪国にとっても侮れないだけのものがある。4節終えて12GOALをあげているが、これはTOPのイングランドに次いでドイツとともに2番目の多さだ。エストニアやアルメニアといった格下相手に稼いでいるのは事実だが、Group4位で収まるTEAMの攻撃力でないこともまた確かだ。MFやFWには人材が揃っているだけに、課題はDF陣。決して悲観するほど悪くはないのだが、要はスペインやトルコ(ベルギーも)といった同格以上のTEAMと戦ったときに、どれだけ取りこぼしをしない戦いができるかということだ。そこでの失点、或いは勝ち点を安易に失わないことが、悲願のビッグ・トーナメント進出を占う重要な鍵になる。
【 チェコ 1-0 スロヴェニア 】
1-0 61' シオンコ
同率首位だったスロヴェニアがチェコに、ポーランドがスロヴァキアに敗れたため、前者が3位、後者が2位に落ちるという順位変動があったGroup3。
確かにチェコの伝統と実績は侮れない。とはいっても、EUROで斜陽の日々を迎えたことをまざまざと見せ付けられてからそれほど間もない。今のスロヴェニアの好調さを持ってすれば、ドローにはできるのではないか?と見ていた一戦だったが、結果はチェコが意地を見せた形になった。
立ち上がりからより攻勢だったのはスロヴェニアのほうだった。ズラトコ・デディッチのスルーPASSに抜け出した、ミルネス・シシッチのSHOOT!はGKペタル・チェフが判断の良い飛び出しでSTOP!36分過ぎのアレクサンデル・ラドサヴリェヴィッチのミドルもこれまたチェフが横っ飛びでキャッチ。右から抜け出したデディッチのアタックも素速い飛び出しで弾き飛ばす。
ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア)と世界No.1-GKの座を争う存在といえるチェフの壁が、スロヴェニアの前に立ちはだかっていた。
考えてもみれば、斜陽の日々を迎えたといっても、それは新たな力の枯渇した攻撃陣においてのこと。GKチェフ、DFのトマーシュ・ウイファルシ、ダヴィド・ロゼフナルを中心とした守備陣は、EUROでも堅固なところを披露していた。今予選でも4試合を終えて失点は2。得点も同じくわずか2というところに、今のチェコの実状がよく表れている。
はたして後半に入ると、それまで力を温存していたというわけではないのだろうが、チェコが反撃に転じるようになる。
そして61分遂に均衡が破れた。ヤロスラフ・プラシルの縦PASSに反応してエリア内に侵入したマレク・ヤンクロフスキーが、左足で上げたクロスにファーから詰めてきたリボル・シオンコがJUMP一閃!
結局これが決勝点となった。比較的楽に突破することも考えられたこのGroup3だが、やはりそれなりに混戦の様相を呈してきた。一歩で遅れた感のあるチェコが、遅まきながら4試合めで今予選初勝利をあげたが、このTEAMが今後どういった戦いを見せるかが、或いは他国がチェコ相手にどういった戦いをするかが、このGroupの趨勢を決するように思えてきた。
【 アイスランド 1-0 マケドニア 】
1-0 16' グンナルセン
勝てば2位浮上のチャンスもあったマケドニアだがアイスランドに0-1で敗退。16分、エイズゥル・グジョンセンのFKがGOAL前で零れたところ、混戦の中からアロン・エイナル・グンナルソンに決められ、結局これが決勝点となった。
マケドニアもその後、エースのゴラン・パンデフを中心に反撃を試み、幾度も惜しいチャンスを創るが、FINISHの精度を欠いたりGK&DFの好守にあったりで、GOALマウスを破るには至らなかった。
失点はセットプレー崩れからのみ。チャンスも相手以上に創った。力的には決して負ける相手ではなかっただけに悔やまれる敗戦だ。しかし、十分に力があることを示したのもまた確か。
このGroup9はオランダが3戦全勝で頭一つ抜けているが、その他はドングリの背比べ。イヤ!贔屓目抜きで、攻撃力を考えるとマケドニアがオランダに次ぐと見ても良いと思っている。2位スコットランド、3位アイスランドはともに勝ち点4で、マケドニアとはわずか1差だ。今後の立て直し如何によっては、まだ、十分プレーオフ進出は狙えると見る。
勝点 G W D L 得 失 G順位
セルビア 9 4 3 0 1 9 3 +6 1
クロアチア 7 4 2 1 1 8 4 +4 2
スロヴェニア 7 4 2 1 1 5 3 +2 3
ボスニア 6 4 2 0 2 12 4 +8 4
マケドニア 3 3 1 0 2 2 3 -1 5
モンテネグロ 2 3 0 2 1 3 4 -1 4
posted by JIN18 |11:47 |
♡南スラヴ系 |
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2008年10月13日
今節、モンテネグロとマケドニアはGAMEなし。
試合のあった4TEAMのなかではセルビアとスロヴェニアが勝利を収めた。
勝点 G W D L 得 失 G順位
スロヴェニア 7 3 2 1 0 5 2 +3 1
セルビア 6 3 2 0 1 6 2 +4 1
クロアチア 4 3 1 1 1 4 4 +-0 3
ボスニア 3 3 1 0 2 8 3 +5 4
マケドニア 3 2 1 0 1 2 2 +-0 3
モンテネグロ 2 2 0 2 0 2 2 +-0 3
順位表というわけではないが、旧ユーゴ勢の成績を一覧にしてみた。一応、成績の良い順に並べているが、各TEAMの好不調のほどが一目できるかもしれない。まだ、3節を終えた段だが、順調に滑り出したTEAM、或いはSTART DASHに失敗したTEAMが見て取れる。
最終的にこのなかから何ヵ国が南アフリカに辿り着けるか。推移を今後も見守っていきたい。
さて、以下、今節のGAMEだが、最も注目していたCARDから触れていきたい。
【 トルコ 2-1 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 】
0-1 26' ジェコ
1-1 51' オウン・ゴール
2-1 66' メヴリュト
AWAYでEUROのBest4トルコ相手とはいえ、正直、最低でも引き分けたい試合だった。トルコはセミフ・シェンテュルク、ニハト・カフヴェジといったEUROで活躍した点取り屋が欠場、前節7-0でエストニアに快勝したボスニア・ヘルツェゴヴィナの勢いを持ってすれば、付け込む余地は十分にあると見ていたのだが…。
ボスニアは今季からハイドゥク・スプリトでPLAYするセニヤド・イブリチッチがスタメン出場。だいたいが途中からピッチに入って、ドリブルで攻撃にリズム変化を与える起用がこれまでは多かったが、フルメンバー集うなかでのスタメン出場というのはちょっと記憶にない。それだけ心境著しいということだろう。或いは長くクロアチア・リーグでPLAYすることから、彼をよく知る現代表監督クロアチア人のミロスラフ・ブラジェヴィッチのお眼鏡に叶ったということか。
来夏…イヤ!その前の1月の段階で、ドイツあたりのCLUBに移籍!?なんてこともなきにしもあらずだ。
中心選手を幾人か欠くとはいえ、層の厚さで勝るトルコがHOMEの後押しを受けて、押し気味に進めていたという試合だが、先制点を奪ったのはボスニアのほうだった。
26分、トルコ陣内左サイド中央で得たFK。ズヴィエズダン・ミシモヴィッチが右足で蹴ったボールは、やや巻き気味でトルコ・ゴールへ向かうボールだった。飛び出したGKの鼻先に飛び込んで、先にボールにHEADでコンタクトしたのはエディン・ジェコ。軽く擦らしたボールが無人のトルコ・ゴールに吸い込まれた。
前半はそのままタイムアップ!願ってもない展開に思えた。
しかし、後半開始早々、トルコが同じようにFKから同点に追いつく。ボスニア陣内正面中央で得たFKを、サブリ・サリュオールがそのままGOALへ向かうボールを上げると、アルダ・トゥランとの競り合いでジャンプしたジェコの頭を掠りGOALへ。先制点を上げたジェコのHEADが、今度は自陣GOALに突き刺さってしまった。。。
精一杯のPLAYだったとはいえ、ボスニアにとっては悔やまれる失点だ。
そして、トルコの決勝GOALもFKから。同点弾よりやや左の位置から、再び縦へ上がったボール。ゴール・エリア右からセルヴェト・チェティンが中央にHEADで折り返す。GKケナン・ハサギッチが右手一本でこのボールを必死で弾くが…、弾いたその先に走り込んでいたメヴリュト・エルディンチが、ダイレクトHEADでGOALにズドン!
ボスニアはこの敗戦でGroup4位後退。かえすがえすも上位3TEAM、スペイン(勝ち点9)、ベルギー(同7)、トルコ(同7)が順調に勝ち点を積み重ねるなかでの、この逆転負けは痛い。やはり最低でも引き分けたかった。スペイン戦の敗戦は仕方ないとして、これで1勝2敗の勝ち点4。差が開いたな…というが実感だ。
どうもこの国は、昔からなかなかドローにできない印象がある。勝ち星をそれなりにあげても、負けも同じぐらいの数が付く。結果、わずかな勝ち点が足りず、本大会出場を逃すといった具合だ。やはり耐えるところを耐えられないと、最後に詰め切れないということになる。経験豊富なブラジェヴィッチには、何とかそのあたりを締めてほしいものだ。
休む間もなく次節は15日、HOMEにアルメニアを迎えての戦いとなる。望まれるのはエストニア戦同様雰囲気を変える快勝劇だ!再びGOAL RUSHとなることを期待したい。
【 セルビア 3-0 リトアニア 】
1-0 6' イヴァノヴィッチ
2-0 34' クラシッチ
3-0 82' ジギッチ
前節までに2連勝を飾り、予想外?の首位に立つリトアニアをベオグラードに迎えての一戦は、終始GAMEを支配したセルビアが完勝を収めた。同組のフランスがルーマニアとドロー。そのフランスを緒戦で破り世界をアッ!っと驚かせたオーストリアもフェロー諸島相手にまさかのドロー。ある意味予想外?ともいえそうな幸運にも助けられ、セルビアがこのGroup7で一気に首位に躍り出た。
ベストメンバーといえる布陣で臨んだこの試合、6分に右CKをブラニスラフ・イヴァノヴィッチがHEADでGOALに押しこんで先制。チェルシーではほとんど出場機会の得られないイヴァノヴィッチだが、W杯予選ではこれで2戦連続GOAL。どうやら貴重な戦力になりつつあるようだ。34分にも右CKを起点に、ネナド・ミリヤシュが上げたクロスのクリアを再びニコラ・ジギッチがGOAL前へHEADで繋ぎ、競り合いのこぼれ球を、最後はミロシュ・クラシッチが至近距離から右足でネットに突き刺して2-0!
ダメ押し点は流れの中から。デヤン・スタンコヴィッチ→ズドラフコ・クズマノヴィッチ→ボシュコ・ヤンコヴィッチと繋いで右サイドへ展開。サイドで受けたヤンコヴィッチが中の様子を窺いながら縦へボールを進めると、アーリー気味にグラウンダーの高速クロスを中央へ。DFと味方選手を擦り抜け、ワンバウンドで眼前に来たボールをジギッチが得意のHEADで叩き付けてGOALへ。リトアニアのGK、ジドルナス・カルチェマルスカスはただ立ちつくすしか術がなかった。
華麗なパス回しで相手を圧倒したセルビアは、内容的にも終始リトアニアを圧倒。ラドミール・アンティッチ監督の標榜する攻撃サッカーを見事にFIELD上で体現した。
元々選手の質は一級品だった。しかし、それを束ねる指揮官、或いは協会のバックアップ体制に問題があり、もう、しばらくの間、国際舞台ではなかなか飛躍することができなかった。
指導者にも名将の誉れ高い人材は数多くいる。しかし、低サラリー&満足なバックアップを受けられないことで、なかなか望む者に首を縦に振ってもらえなかったのが内戦以降の常。
そういった意味でいうと、かつて二強が席巻するリーガ・エスパニョーラでアトレティコ・マドリーを優勝に導いたこともあるアンティッチ監督の就任には、ようやく良い指揮官が据えられたという印象が強い。就任後着手したTEAM改革が徐々に実を結んでいるようだが、今後も内容の伴った勝利を積み重ねられるようだと、本大会出場はもちろん!本大会でも期待のTEAMに仕上がるかもしれない。
それにしても、絶対本命ともいえそうなフランスには、相変わらずもたつき感が拭えない。EUROで健闘したルーマニアも緒戦でリトアニアに敗れるなど、もう一つエンジンが掛からない状態。オーストリアも前述のとおり。
イマイチ状態のライヴァルたちの間隙を縫って首位に立ったセルビアには、何かツキがありそうに思えてならない。
【 スロヴェニア 2-0 北アイルランド 】
1-0 84' ノヴァコヴィッチ
2-0 85' リュビヤンキッチ
HOMEに北アイルランドを迎えての一戦。両TEAM合わせて9枚のイエロー・カードが乱れ飛んだ激しい試合は、80分過ぎまでスコアレスという一進一退の攻防となった。
先制点がもたらされたのは84分。
直前の81分にミルネス・シシッチに代わってピッチに入った⑩番ヴァルテル・ビルサが、右サイドを突破して中央へ左足でクロスを供給。そのボールがGKとDFの間を抜けファーに流れるところ、飛び込んで左足でGOALに押しこんだのは、ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ!!
1FCケルンではここ数試合GOALを奪えない状態が続いていたが、やはりこの選手!点取り屋としての嗅覚をなかなかに備えている。
スロヴェニアはその1分後にもズラタン・リュビヤンキッチが幸運な追加点をGET!自陣からの長いクリアボールを相手陣内でDFと競ると、そのこぼれ球が上手い具合にGOAL方向へ。いち早く反応したリュビヤンキッチが、そのまま縦へ抜け出しペナルティ・エリアに入ったところでGKの脇を抜くSHOOT!を流し込んだ。
これで勝負アリ!
スロヴェニアが確実に、着実に勝ち点3を得た。
順位は勝ち点、得失点差、総得点、総失点全てで並ぶポーランドとともに1位。この安定した戦いが続けられれば、悪くてもプレー・オフには進めそうだ。
このGroupで気になるのは、今節ポーランドに1-2で敗れたチェコだ。トマーシュ・ロシツキーを欠いていたとはいえ、まさか負けるとは…。EUROでも現状できる限りのことをしていたが、後一歩及ばずGroupリーグ敗退。とにかくロシツキーに続くタレント不足は深刻だ。この予選内で新たな救世主(特に攻撃陣)が現れないようだと、ちょっと本大会出場は厳しいかもしれない。
【 ウクライナ 0-0 クロアチア 】
中堅の実力国同士の対戦となったが、この先を見据えるとするならば、クロアチアにとっては悪くてもドローの結果がほしいところ。そして、最低限の結果をもたらすことができるのがクロアチアと前述のボスニア・ヘルツェゴヴィナとの差だ。
スコアレスに終わった試合だが、両TEAMそれなりにチャンスがあったようだ。クロアチアはルカ・モドリッチを中心に、ウクライナはアンドリー・シェフチェンコを中心に、幾度か決定機を迎えるが得点には至らなかった。この両主軸が、所属CLUBで今ひとつ波に乗り切れていないのが、勝利のツキを呼び込めない結果に反映されたかな?という気がしないでもないが…。
モドリッチは動き自体は悪くない。この日はセンターより一つ前のTOP下に近い位置でPLAYしたようだが、キレのある動きで幾度もウクライナのDFを翻弄していた。トッテナムでは前節ようやく故障から復帰したが、絶不調のTEAMの救世主となることが期待される。
同組のイングランドは3戦3勝。前節クロアチア戦の4得点に続き今節も5得点と、2戦続けての爆勝だ。次いで勝ち点7でウクライナが続く。現実的に考えると、イングランドを追い抜くのはかなり大変になってきた(イングランドが急に失速でもすれば別だが…)。
ウクライナとプレー・オフの座を争うことになりそうだが、そういった意味で考えると、この日その相手と直接対峙して最低限の勝ち点1を得たのは、後々になって大きな意味を持つことになりそうだ(勝つに超したことはないが)。次節のアンドラ戦でキッチリ勝利を収めることが望まれる。
posted by JIN18 |18:50 |
♡南スラヴ系 |
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2008年10月08日
個人的には今のチャンピオンズ・リーグ(以下CL)があまり好きではない。
決勝Tに進んでくるTEAMの顔ぶれにあまりに新鮮さはなく、セミ・ファイナルあたりになると更にそれが顕著になる。要は食傷気味になっているということだ。
各国リーグのRANKに合わせて、強いとされるリーグからは3TEAMも4TEAMも出てくるというのが、その一因でもある。
例えば今季はイングランドからマンU、チェルシー、アーセナル、リヴァプールといったところが参加している。いずれもプレミアの覇者になってもおかしくない戦力を揃えている。
当然、Groupリーグなど楽に突破してくるだろうし、また、Best4あたりを独占する可能性も十分にありえる。もちろん各々TEAMのレヴェルは高いのだろうが、プレミアで見るような勢力図をそのままCOPYしたような寡占状態を再び見せられても、正直、あまり興奮を覚えなくなってきているのだ。
15年ほど前のように、前年の各国の覇者のみが集う真の意味でのチャンピオンズのカップ戦のほうが、現在よりも楽しめた気がする。
楽しめるとはどういうことか??
強いTEAMがそのまま勝ち上がるのも善し!だが、要は今以上にビッグ・サプライズの可能性が多々秘められていたという点に、ひどく郷愁を感じる。
もはや、ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)やツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)のようにサプライズの優勝を成し遂げるTEAMは、現状では今後表れないだろう。90年代後半のディナモ・キエフのように旋風を巻き起こすことすら、大変な所業だろう。
もちろん、当時は現在のようにEU圏内を選手が自由に移籍できることもなかったので、例えばポルトガルやベルギー、ユーゴスラヴィアのTEAMでも、それなりの選手をまだ自国内に担保できる状態ではあった。
今、同じようなことをしたら、レヴェル格差は当時以上のモノがあるだけに、なかなか厳しいものがあるかもしれない。しかし、サプライズを興す可能性は増すのではないかとも思う。
「アーセナルに勝ったと思ったら次はミランで、勝ってもマンU…」なんていう今の状態よりは、遙かに可能性が感じられる。まぁ、一握りの強者とその他大勢になってもしょうがないので、もし、実施するのであれば、自国選手を5人以上使うとかそういったルールの整備は当然必要になってくるが。。。そういったルールの整備も各国内リーグや代表のことを考えるならば、真剣に議論して実施する時期に差し掛かっているようにも思える。
さて、2節を終えた今季のCLだが、非常に興味深いTEAMがある。
アノルトシス・ファマグスタ(キプロス)とCFRクルージュ(ルーマニア)だ。
代表TEAMが一定のレヴェルにあるCFRクルージュのほうは置いておくとして、アノルトシスだ!!名前も聞いたことのないこのTEAM。2節を終えただけだが、現在Groupの首位に立っている。同居するTEAMはインテル・ミラノ、ヴェルダー・ブレーメン、パナシナイコス。いずれ劣らぬ強豪揃いだ。
そんなGroupで完全な草刈り場になると思われたこのTEAMが、1節・AWAYでブレーメンの攻撃力を凌ぎきりスコアレスドロー。2節はHOMEでパナシナイコスに3-1と完勝を収めてしまったのだから、さぁ、ビックリだ!
この勝利が何と!キプロス勢としては初めてのCL-Groupリーグ勝利になるという。
そもそもキプロス代表自体その活躍をほとんど聞いたことがない。当然W杯やEUROの本大会に出場したことがあるはずもなく、フェロー諸島ともども同Groupに入ったTEAMの草刈り場的IMAGEしかない。
国としても南がギリシャ系、北がトルコ系で二分されている…というぐらいの知識しかない。
アノルトシス・ファマグスタはその名からも察せられるとおり、南キプロスのCLUBだ。
TEAMを束ねる監督はテムリ・ケツバイア。
グルジア出身でAEKアテネ(ギリシャ)やニューカッスル(プレミア)で活躍したストライカーだ。現役時代は諦めないガムシャラタイプのFWだったようだが、そういった精神が或いはこのTEAMにも注入されているのだろうか??
TEAMの構成を見ると、その多くを外国人が担っている。2試合の結果を見ても分かるように、DFにはそれなりの力がありそうだ。メンバーはほとんど知らない選手だが、EURO2004で活躍したトラヤノス・デラス(ギリシャ)がDFに、かつてレアル・マドリーでPLAYしたサヴィオ(ブラジル)なんかもいたりする。
CL予選でギリシャの強豪オリンピアコスを破って本戦に辿り着いているくらいだから、力がないというわけではないのだろうが、何しろ実際の試合を観たことがないだけに、どんなTEAMなのかが全く想像が付かない。
キプロスのリーグというと、一頃、マルコ・シメウノヴィッチやミラン・パヴリン、サショ・ガイセルといったEUROやW杯に出ていたスロヴェニアのレギュラー・クラスがPLAYしていたので、どの程度のものか気にはなっていたが。。。
とにかく、J-SPORTSで放送にCOVERが入るようであれば、是非ともCHECK!したいTEAMの一つだし、冒頭から記した観点に照らし合わせると、非常に興味深いTEAMなのは間違いない。
posted by JIN18 |22:28 |
◎世界蹴球雑記系 |
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