2008年09月29日

Merseyside derby…etc.

■ Merseyside Derby
 マージーサイドダービーは現在の力関係をそのまま反映する形で、リヴァプールが2-0でエヴァートンをくだし快勝を収めた。2GOALをあげたのはフェルナンド・トーレス!オフサイドで取り消された1点が生きていればHat Trickとなるところだった。TEAMにとっては勝利はもちろんだが、ハムストリングスを痛めて出遅れていたエースが活躍したことが、非常に嬉しいことだろう。加速の一歩めの速さなどを見ていると、ほぼ問題はなさそうだ。「速くて!上手くて!強くて!そしてイケメン!」と四拍子揃ったエースがここで波に乗るようだと、現在やや少ないGOAL数も一気に伸びていくに違いない。

 それにしても、“質の差”といってしまえばそれまでだが、この両TEAMのサッカーは本当に対称的だった。リヴァプールがシャビ・アロンソやスティーヴン・ジェラードの構成力・展開力を生かし、ボールをきちんと繋いで攻めようとするのに対し、エヴァートンのほうはボールを奪うと、わりと低い位置からでも前線のターゲット目がけてロングボールを蹴る場面が目に付いた。もちろんサイドを使う意識がなかったわけではないが、このサッカーの質の差を観て感じてしまうと、リヴァプールの勝利も順当なのかなと思ってしまう。

 後は期待されて移籍してきたが、未だ今季NO GOALのロビー・キーンがいつ爆発するかが気になるところだ。1点目のアシスト、2点目の流れのなかに絡むなど、動き自体は決して悪くないのだが、まだ完全にフィットしきれていないように見受けた。

 好スタートを切ったといえる今季のリヴァプールを観ていると、少なくとも昨季までの2強+その他大勢…という図式にはならないと感じられる。マンUがやや出遅れた感はあるが、TEAMの雰囲気が抜群に見えるチェルシー、相変わらず安定しているアーセナルとともに、リヴァプールもプレミアの優勝争いを大いに盛り上げてくれそうだ。



■ どうしたスパーズ!?
 開幕直後、今季は面白そうだとその期待の程を述べたトッテナム・ホットスパーの調子が一向に上がってこない。
 この週末もポーツマスに0-2で敗れ、まったくいいところなく最下位に張り付いたまま。プレ・シーズンは絶好調だったというから、いったいどうしてこんなに落ち込んでしまったのか、皆目見当が付かない。

 ましてやポーツマスは先週半ばのリーグCUPでチェルシーに0-4、前節のリーグ戦ではマンチェスター・シティに0-6とやられまくっている。だけに、「この相手ならばトッテナムもようやく初勝利を…」と思ったものの、この週末もそれはやっぱり淡い期待に終わってしまった。

 試合を観る限り、絶望的に出来が悪いというわけではない。GAMEを支配している時間帯もある。が!低迷するTEAMの常なのだろうか。どうにも勝利を呼び込めそうなツキがないように見えてしょうがなかった。先制点はPK。それを躍起になって取り返そうと攻めてるうちに追加点を喰らって、さらに焦りが募りTHE END!

 ポーツマスの先制PKを決めたジャーメイン・デフォーは、昨季途中に戦力外通告を受けてトッテナムを後にした選手。今SEASONはキレキレの動きで大活躍、現在リーグ得点RANK首位に立っている。昨季終了後にはロビー・キーンを放出(→リヴァプール)。そして開幕直後にはディミタール・ベルバトフがマンUへと移っていった。
 要はここ数年攻撃の核を担っていた選手を、この1年足らずの間に一気に放出してしまったわけだ。

 代わりに獲得した選手は今のところフィットしきれず、決して芳しい出来とはいえない。このなかの一人でも残っていれば…と、今さらながらに恨めしくなってくるというものだ。

 鍵を握るのはやはりルカ・モドリッチだろう。

 この週末の対ポーツマス戦も、本来であればニコ・クラニチャルvsルカ・モドリッチという、ともにかつてディナモ・ザグレブ⑩番を背負った選手の対決という観点で、非常に興味深いCARDになるはずだった。しかし、ともに怪我のため欠場(モドリッチはベンチ入りしていたようだが…)。

 もっとモドリッチにボールを触れさせ、もっとモドリッチを経由して攻撃する!
 テクニックとスタミナを兼備するこの“クロアチアのクライフ”をもっと上手に使えるようになったとき、トッテナムは上昇↑への足掛かりをつかむはず!…と信じたい。。。



■ 南スラヴ系
 TEAMはヴェルダー・ブレーメンとの壮絶な撃ち合いの末、4-5で惜敗を喫したが、エースのヴェダド・イビシェヴィッチはPKで1GOALをGET!バイエル・レヴァークーゼンのパトリック・ヘルメスも1GOALをあげたため、単独ではなく1位タイという形だが、ホッフェンハイムのイビシェヴィッチがブンデス得点RANK-TOPの座を堅持している。

 同じボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のMF/セヤド・サリホヴィッチも、この試合では1GOALをGET!ともにブンデスでの活躍もそうだが、この好調の持続っぷりには代表でのW杯予選の活躍も、否応になしに期待したくなる。
 次節は10/11にAWAYでトルコ戦。続く10/15には今年の締めくくりとしてHOMEでアルメニアと相対する。悲願のW杯出場のためには、ここで勝ち点4は最低でもほしいところだ。 

 イビシェヴィッチに話を戻す。
 前節、日曜開催の3試合が行われる前に記したので、「旧ユーゴ勢び勢いが衰えた感が…」などと触れてしまったのだが、イビシェヴィッチはその日曜晩のボルシア・ドルトムント戦でもキッチリ2GOALをマークして4-1の快勝に貢献。スコアレスドローに終わった4節のVfBシュトゥットガルト戦以外の、全ての試合でGOALをマークする安定した働きぶりは、今のブンデスのなかでも随一だ。

 前節のドルトムント戦の快勝、今節のブレーメンとの撃ち合い。5失点は3節のレヴァークーゼン戦に続いて早くも今季2度目!とDFには難がありそうだが、やはり攻撃力にはかなりのモノがありそうだ。今後も自分たちの持ち味を全面に出して戦うことが、目標であろう一部残留へと繋がるのではないか。

 なーに!悲観することはない。
 バイエルンだって前節はブレーメンに5発喰らってんだから。。。

posted by JIN18 |20:48 | ◎世界蹴球雑記系 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年09月22日

ノヴァコヴィッチはホンモノだ!

 いくらプレミアにそれほど入れ込んでないとはいえ!今節のチェルシーvsマンUというCARDには興味を惹かれるところ。ルイス・フェリペ・スコラーリを新監督に迎え、現在絶好調!のチェルシーに、先ほどクリスチアーノ・ロナウドが復帰し、ようやく魅惑の攻撃陣形成となるマンUの対戦。今宵の「21:44からだったよな~…」なんて思って構えていたら、何と我が家では映らんJ-SPORTS Plusでの放送ではないか。。。

 仕方なく?録画したままになっていた前節の1FCケルンvsバイエルン・ミュンヘン戦を観ることに。

 この試合のお目当ては何といってもCLUB・代表で好調な活躍を続けている、スロヴェニア代表のミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ。1TOPでのSTARTとなったが、どんな働きを披露してくれるかに注目した。
 尚、旧ユーゴ系でいうと、今季HSVから移籍してきた同じスロヴェニア代表のミーショ・ブレチュコも左サイドバックで先発出場。こちらもほとんど観たことがない選手だけに、どんなPLAYをするかが気になるところ。

 試合のほうはAWAYとはいえ地力に勝るバイエルンが支配し押しこみ、ケルンは全体が引き気味で、ボールを奪ってカウンターを仕掛けるといった展開。

 ノヴァコヴィッチは1TOPということもあって中央に位置することが多く、あまり開いてボールを受けたりといった場面はなかった。ケルンはサイドを起点に攻撃を試みるものの、さすがにバイエルンの中央のDFは堅く、なかなか良い形でノヴァコヴィッチにボールが渡らない。

 先制されてケルンが活発に攻める時間帯もあったが、やはり個々の能力の差、TEAMのサッカーの質の差は如何ともしがたい。
 特にバイエルンの2点目はなかなかに綺麗なカタチ。交代出場したルーカス・ポドルスキーが後方からのパスを受け、計ったように出したスルーに、抜け出したゼ・ロベルトが滑り込んでくるDFの鼻先で内へグラウンダーのクロス。最後はそのボールにマイナス気味に戻ってきたルカ・トーニが、素晴らしい腰の回転で左足を振り抜き、GOAL内へ流し込むFINISH!この攻撃の連動性を見ると、今SEASONもバイエルンは強そうだな…と、思わされてしまう。

 今節はヴェルダー・ブレーメンに大敗を喫したが、ユルゲン・クリンスマンが標榜する攻撃的なサッカーは、今後も要CHECK!だ。DFが脆いところも、また、クリンシー“らしい”。。。フランク・リベリーが復帰すれば、更に面白くなりそうだ。

 さてノヴァコヴィッチだが。
 あまりチャンスはなかったものの、DFを外す動き、或いは裏へ抜け出すタイミングやスピードはなかなかにストライカーらしい動き。192cmと大型だが、明らかに高さだけをウリにするタイプではなかった。先の代表戦でのGOALでも実証しているように、スキルの高さも有している。このバイエルン戦ではNO GOAL、今節のアルメニア・ビーレフェルト戦も完封負けと、2試合続けてネットを揺らせていないが、良いパスの出し手がいるTEAMにいけば、もっとGOALが量産できそうな雰囲気はある。昨季2部得点王の実力は、どうやらホンモノと見て間違いなさそうだ。

 もう一人のスロヴェニアン、ブレチュコのほうは、目の前のシュヴァインシュタイガーに縦に深く抉られる場面はなかったので、対面のDFではそれなりに機能していた。しかし、ダメ押しの3点目の場面含め、彼のDFポジションのスペース(上がった後ろ)を使われる場面が都度都度あったのは気になるところ。元々はMFの選手だったと思うので、そのあたりは不慣れな面もあるのだろうが。。。あとは、右利きの選手なので、TEAM事情でやむなくそこに据えられているということも考えられる。



 開幕からブンデスを席巻してきた?旧ユーゴ勢だが、前節、そして今節とやや勢いが衰えた感がある。
 今晩は5節の残る3試合が、現在行われているところ。

 ズヴィエズダン・ミシモヴィッチ(ヴォルフスブルク)。
 イヴィツァ・オリッチ(HSV)。
 ヴェダド・イビシェヴィッチ(ホッフェンハイム)。
 ネヴェン・スボティッチ(ドルトムント)。

 スタメン出場を果たしている旧ユーゴ系選手たちだ。さて、彼らのなかからTEAMを勝利に導く素晴らしい活躍を見せてくれる選手が何人出てくるか@

posted by JIN18 |00:49 | ♡南スラヴ系 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年09月13日

南スラヴ勢の南アフリカへの第二歩! ~ボスニア・ヘルツェゴヴィナ大勝~

 今節の旧ユーゴ勢はボスニア・ヘルツェゴヴィナとスロヴェニアが勝利。モンテネグロはドロー。ともに欧州を代表する強豪国との対戦となったクロアチアとセルビアは完敗を喫した。
 
 
【 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 7-0 エストニア 】
     1-0  25' ミシモヴィッチ
     2-0  29' ミシモヴィッチ
     3-0  57' ミシモヴィッチ
     4-0  58' ムスリモヴィッチ
     5-0  60' ジェコ
     6-0  72' ジェコ
     7-0  88' イブリチッチ
 
 
 今節はまず7-0と快勝を飾ったボスニア・ヘルツェゴヴィナから触れないわけにはいかないだろう。
 25分にズヴィエズダン・ミシモヴィッチが左足で冷静にGOAL右隅に流し込むと、その4分後にはPKをGKの逆を突いてキッチリ決めて追加点。57分には左サイドから上げたクロスがGKのキャッチミスを誘い背番号⑩はHAT TRICK!を達成。
 その1分後にはロビングを上手い胸トラップで受けたズラタン・ムスリモヴィッチがGOAL前へ抜け出し、DFとGKの間隙を縫って左足でGOAL IN!2分後には縦へのFKをエディン・ジェコがHEADでネットを揺らした。ジェコは72分にも追加点をGET!仕上げは終了間際にスルーパスに抜け出したセニヤド・イブリチッチが、GKの鼻先でボールにコンタクトしてGOALにボールを流し込んで7-0!
 
 先制点をあげた後は、相手に反撃の暇すら与えず小刻みに追加点をあげ、文字通り完勝を収めた。
 緒戦ではスペインに0-1で惜敗を喫したが、そのSHOCKを振り払うかのような勝ちっぷりには、ミロスラフ・ブラジェヴィッチ監督もさぞご満悦なことだろう。同Groupには、他にもスペインやベルギーといった強豪が居並ぶが、今後の戦いに弾みが付きそうな勝利だ。
 注目したいのが、最後にGOALを決めたイブリチッチだ。昨季までクロアチアのNKザグレブでPLAY→今季から同じクロアチアの名門ハイドゥク・スプリトに移籍し背番号⑩を背負うMFは、スピードとテクニックに優れる。2006年2月、当時のジーコJAPANが、ドイツではじめてボスニア・ヘルツェゴヴィナと対戦した試合でも交代出場しており、日本のDF陣をドリブルで切り裂き、攻撃にリズムを作ったPLAYは強く印象に残っている。代表ではまだ控えの位置付けのようだが、昨季まで所属していたNKザグレブで指揮を執っていたのがブラジェヴィッチ。互いに気心もよく知れているはずだけに、今後は出場機会が増えるかもしれない。
 HAT TRICKのミシモヴィッチはさすが!⑩番といえる働きぶり。セルゲイ・バルバレズ引退後、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの中心を担うのは26歳のこのMFだろう。バイエルン・ユース育ちで将来を嘱望されながらも、トップTEAMではチャンスに恵まれなかったが、2004年に活躍の場を移したVfLボーフムで花開くと、昨季はニュルンベルクで28試合10GOAL!TEAMは2部降格の憂き目にあったが、活躍が認められたミシモヴィッチは今季からヴォルフスブルクに新たな活躍の場を移している。今後の活躍如何によっては更なるステップUP!も大いに望めるし、間違いなく代表躍進のためのキーマンになるだろう。
 
 
 

【 モンテネグロ 0-0 アイルランド 】
 
 
 前節はロスタイムにブルガリアに同点GOALを喰らい、惜しくも金星を逃したが、今節も難敵アイルランドを相手に価値あるドロー。どうやら、どこが相手でも確実に与していけるだけの力を秘めているのは間違いなさそうだ。鍵を握るのはやはりDF力。豊富なアタッカー陣に比べると、名実ともに欠く印象は拭えない。今回は招集されていないが、今季CSKAソフィアからセリエAのウディネーゼに移籍したニコラ・ヴヤディノヴィッチあたりが招集されて戦力になるようだと、層も少しは厚くなるのではないか。。。
 後はAWAYでどれくらいできるか。HOMEで戦えることはこの2戦で十分に示した。もし、モンテネグロの勇ましい戦いぶりが内弁慶で終わらないようだと、今予選でのホンモノのサプライズと成りうることだろう。
 
 
 
【 スロヴェニア 2-1 スロヴァキア 】
     1-0  23' ノヴァコヴィッチ
     2-0  81' ノヴァコヴィッチ
     2-1  83' ヤクブコ

 
 同じ東欧で似た国名同士の対戦となったこの試合。1FCケルンでブレイク中のミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチがエースの働きを見せ、スロヴェニアが今予選初勝利を飾った。エリア外から豪快に右足を振った1点目。エリア内でパスを受け、踵を使って鋭く反転してDFを交わし左足でGOALに流し込んだ2点目は、192cmの大型ながら非常に足元に長けているところを窺わせた。
 欲をいえば2点リードを奪った直後、タイムアップが視野に入りそうな時間帯に失点を喰らったことか。それ以前にも、CKから上がったボールを左足ダイレクトで突き刺した、マルティン・ペトラシュ(スロヴァキア)のGOALがファウルで取り消されたのにはツキがあった。
 メンバーを見るとミレンコ・アチモヴィッチがいないことが気に掛かる。確か今年で30歳。昨年5月を最後に代表には招集されていないようだが、決して層が厚いとはいえないスロヴェニアにおいては、かつてズヴェズダで⑩番を背負い、プレミアのトッテナムでもPLAYした攻撃的MFは、まだまだ貴重な戦力だと思うのだが。。。



【 マケドニア 1-2 オランダ 】
     0-1  46' ハイティンハ
     0-2  60' ファン・デル・ファールト
     1-2  78' パンデフ
 
 
 ここからは今節負け組3TEAM。だが!マケドニアは強豪オランダ相手に善戦したといっていい。直前のテストマッチでオーストラリアに敗れるなど、オランダの調子がもう一つなのかもしれないが、HOMEの後押しを背に互角の戦いを演じた。
 78分に一矢を報いるPKを決めたゴラン・パンデフは、序盤にも決定機を迎えるなど、かなり動きがキレていた模様。TEAMも終盤にチャンスを逸するなど、フィニッシュの精度を欠いたことが勝敗に影響を及ぼしたようだ。しかし、スコットランドに勝利を収めた緒戦、そしてこのオランダ戦と、単なるアウトサイダーで終わらないだけの力は示した。
 かつて旧ユーゴ代表でイヴィツァ・オシムの薫陶を受けたスレチコ・カタネッツ監督のスタイルは、着実にTEAMに浸透していると見受ける。
 
 
 
【 クロアチア 1-4 イングランド 】
     0-1  26' ウォルコット
     0-2  59' ウォルコット
     0-3  63' ルーニー
     1-3  78' マンジュキッチ
     1-4  82' ウォルコット
 
 
 EURO2008の予選でも同Groupだった両TEAM。2006年10月のHOMEでは2-0でクロアチアが勝利した。そして!ご承知のとおり、Group最終戦のウェンブリーでの試合でも、再び3-2とクロアチアがうっちゃり!イングランドの本大会出場が露と消えた。それだけに並々ならぬ闘志を燃やしていたであろうイングランドだが。。。結果的にはスコアを見ても一目瞭然だがクロアチアの完敗。。。
 51分のロベルト・コヴァチの退場が痛かったようだが、EUROでも堅守を誇っていたDF力を擁しながら、HOMEでこれだけの点差を付けられての敗戦というのはちとSHOCKING!
 イングランドではデイヴィッド・ベッカムに代わって⑦番を付けて先発出場したセオ・ウォルコットが、抜群の働きぶりを見せてHAT TRICK!ウェイン・ルーニーとのコンビは再三クロアチアDFを混乱に陥れたという。ウォルコットといえば、所属するアーセナルでほとんど出番もないのに、ドイツW杯に招集されたことで話題を集めたことを思い出すが、昨季あたりからようやくアーセナルでもコンスタントに試合に出れるようになってきた。
 当時、W杯メンバーに招集したスヴェン・ゴラン・エリクソン、或いは所属TEAMで大切に育ててきたアルセーヌ・ヴェンゲルの慧眼には、ただただ今さらながら感心するのみ。右サイドを中心に相手DFを蹂躙するスピードは、今後のイングランドの大きな武器になるだろうし、ベッカム以降のTEAMに新たなスタイルをもたらしたといえる。
 さて、クロアチアだが…、次節はロベルト・コヴァチに代わってダリオ・クネジェヴィッチ、或いはヴェドラン・チョルルカあたりがセンターバックに入ることになるのだろう。この試合でイヴィツァ・オリッチの出来がもう一つだったようだが、或いは緒戦のカザフスタン戦での激走の疲れが残っていたのか?この1敗は仕方ないとして、次節にはしっかりと切り替えて挑むことが望まれる。
 
 
 
 
【 フランス 2-1 セルビア 】
     1-0  54' アンリ
     2-0  64' アネルカ
     2-1  76' イヴァノヴィッチ
 
 
 勝ってほしい試合だった。この先の予選を優位に戦うという意味でもそうだが、レイモン・ドメネクに引導を渡してほしかった。EUROでも迷走を見せた彼の率いるTEAMには、個人的にはあまり期待はできない。ただ、悪運だけは強そうなんだよなぁ…。
 クロアチア同様、こちらも中心選手を早々に欠いたことが、その後の戦いに影響を及ぼしたのは想像に難くないだろう。開始4分にデヤン・スタンコヴィッチが接触PLAYで右膝を痛め、早急に交代を余儀なくされたのだ。人数こそ減らなかったものの、キャプテンでTEAMの中心選手を欠いたのはあまりにも痛い!
 前半は何とか凌いだが、後半立て続けに失点を重ね、結局それを挽回しきることができなかった。唯一の得点はチェルシーで全く出番のないブラニスラフ・イヴァノヴィッチが、左CKをHEADで叩き込んだもの。
 このGroupは前節でルーマニアに大勝するというサプライズを興したリトアニアが、2連勝で首位に立っている。緒戦でフランスを破ったオーストリアも同居する。戦前の予想では、セルビアはフランスに次ぐ2番手というのが大方の予想だが、油断をしたり取りこぼしたりすると、あっというまに前述TEAMの後塵を拝することになる。
 セルビアのメンバーはそれなりにメンツは揃っているモノの、いわゆるSUPER☆というほどの選手がいない印象が強い。先のオリンピックでの惨敗も結構SHOCK!だったが、新世紀以降国際大会で全く奮わないのも、或いはそういった点が起因しているかもしれない(後は協会のバックアップか)。SUPER☆な救世主がほしいなぁ。。。

posted by JIN18 |16:52 | ♡南スラヴ系 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年09月07日

南スラヴ勢の南アフリカへの第一歩!

 昨晩、日本代表が何とも締まらない試合っぷりで、アジア最終予選の緒戦で何とか勝利を収めたが、世界各地でも2010年南アフリカW杯を目指す戦いが繰り広げられた。
 欧州でも多くのTEAMが予選緒戦を迎えたわけだが、旧ユーゴ勢は軒並みまずまずのSTART。これから来秋まで続く厳しい予選の戦いをくぐり抜けて、はたして何TEAMが本大会に進めるだろうか。
 クロアチア&セルビアはいうに及ばず、他の4ヵ国も単なるアウトサイダーでは終わらない力を秘めている。個人的にはボスニア・ヘルツェゴヴィナと国際大会初参加となるモンテネグロの動向が非常に気になるところだ。


【 クロアチア 3-0 カザフスタン 】
     1-0  13' N・コヴァチ
     2-0  35' モドリッチ
     3-0  80' ペトリッチ

 リンクを張ってあることに敬意を表して、EURO2008のBest8国から。HOMEで迎えた緒戦、怪我のニコ・クラニチャルを欠いた以外はEUROでお馴染みのメンバーをそのまま据え、順当に勝利を収めた。出だしとしてはまずまずの滑り出しだろう。トッテナムでフィットしきれていないルカ・モドリッチも、代表では“自分の庭”のごとく好調なようで一安心。このモドリッチとEUROで自信を付けたイヴァン・ラキティッチで、クラニチャルの穴はしっかりと埋められたようだ。
 34歳のロベルト、36歳のニコのコヴァチ・ブラザースも揃ってフル出場したが、この年齢になってくると1年1年が勝負。本大会までの2年弱で、二人のバックアップをきちんと確保することがこのTEAMの躍進の鍵を握ることになりそう。
 後は怪我で離脱中のエドゥアルド・ダ・シルヴァの復帰か。怪我自体が治ったとして、どれだけ元のフォームを取り戻せるか。彼が元通りになるようだと、クロアチアはEURO以上の好TEAMに仕上がることが予想される。
 それにしてもカザフスタンというと、どうしてもアジアにいた頃の97年フランスW杯予選で、AWAYで日本代表が引き分けて、その試合後加茂周監督が電撃解任されたことを思い出してしまう。。。あれからもう11年、時が経つのは早いなぁ。。。



【 セルビア 2-0 フェロー諸島 】
     1-0  29' OG
     2-0  88' ジギッチ

 こちらも順当に勝ち点3を手にしたが、得点2というのは少々物足りない。しかも1点はOwn Goal。2点目が入ったのが88分。恐らく、試合自体は支配していたのだろうが、例のごとく?詰めが甘くなかなかネットを揺すれなかったのではないか!?
 メンバーを見る限り、こちらもほぼBestの布陣。同居するフランスがオーストリアにまさかの敗戦、ルーマニアもリトアニアに大敗を喫してくれたのは非常に大きいが、裏を返せばその勝った2TEAMも全く侮れないということ。格下相手に嘗めてかかる悪癖が頭を擡げるようだと、それが自らの首を絞めることにもなりかねない。
 しかし、マテヤ・ケジュマンはホントに代表に呼ばれなくなった。。。今季からフランスのPSGに移籍。かつて「ロナウドのスピードとオーウェンの上手さを持つ」といわれたFWも29歳になった。まだまだ老け込む歳ではないが、彼をリスペクトするスタイルでないと、なかなか馴染まない点が難なのか?DFもそれほど積極的なイメージがないし、使いづらいタイプなのかもしれない。
 個人的にはニコラ・ジギッチもあまり買っていない。2TOPはマルコ・パンテリッチとダンコ・ラゾヴィッチで良いんじゃないか!?という気もするが、それだとやはりちょっと迫力不足か…。。。


  
【 ポーランド 1-1 スロヴェニア 】
     1-0  17' ジェブワコフ
     1-1  25' デディッチ

 ズラトコ・ザホヴィッチを中心とした世代が退いて以降、やや低迷した感もあったが、緒戦のAWAYでEUROにも出場したポーランドとドローという結果は、決して悪い滑り出しではないだろう。
 ウディネーゼで正GKを務めるサミール・ハンダノヴィッチ、1FCケルンでGOALを量産するミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチをはじめ、ミルネス・シシッチ(オリンピアコス)、ミーショ・ブレチュコ(1FCケルン)…etc小粒ながら新しい選手もチラホラ出てきている。層が薄いだけに怪我人が出るのが恐いところだが、ポーランドとチェコを除けば、同居するTEAMにさして強いところがいないだけに、上手くいけばプレーオフ進出は堅いのではないだろうか。



【 マケドニア 1-0 スコットランド 】
     1-0   5' ナウモスキ

 金星とまではいかないが、かなり価値ある勝利なのは間違いない。ラツィオで活躍するゴラン・パンデフを除けば有名な選手はいないが、ニコルチェ・ノヴェスキ(マインツ)、イゴール・ミトレスキ(コットブス)といったブンデスで活躍するDFを中心に、開始早々に得た1点を守りきった形だ。メンバーには、かつてベガルタ仙台でPLAYしたゴチェ・セドロスキの名も含まれ、自身の持つ代表最多出場記録を更新している。
 マケドニアが属するGroup9はオランダの1抜けは現実的に堅いだろう。プレーオフ進出の座をノルウェーやスコットランド、アイスランドと争う形になるだろうが、取りこぼしさえしなければ可能性は十分にある。
 次節9月10日はHOMEで1抜け候補筆頭のオランダとの対戦。この結果はマケドニアの今予選の行方を占ううえでもかなり重要になりそうだ。親善試合とはいえ、オランダは7日にオーストラリアと対戦して1-2で敗れている。新SEASONがはじまったばかりで、まだタレント軍団のコンディションが整っていないとすれば、マケドニアが付け込む隙は必ずあるはずだ。
 TEAMを率いるスレチコ・カタネッツは、かつてスロヴェニアがEUROやW杯に出場したときの監督。ザホヴィッチにも決して引けを取らないパンデフという切り札を擁するだけに、当時のスロヴェニアのような堅守速攻がTEAMに植え付けられているようだと、オラニイェもかなり手を焼くことになるだろう。



【 スペイン 1-0 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 】
     1-0  58' ヴィジャ

 今節旧ユーゴ勢では唯一黒星を喫したが、相手が欧州王者の“無敵艦隊”なら仕方がないといったところか。。。終始押される展開ながら辛抱強く守っていたようだが、最後は地力の差が出てしまったようだ。
 しかし、この両TEAM!W杯やEUROの予選で頻繁に当たっている気がするが気のせいか!?
 ここもブンデスでPLAYする選手がかなり多く、現在同リーガ得点RANK1位のヴェダド・イビシェヴィッチ(ホッフェンハイム)、ヴォルフスブルクのズヴィエズダン・ミシモヴィッチなど、タレント的にはクロアチアやセルビアに次ぐモノがある(そういえば、DFのイヴァン・ラデリッチは確か一時C大阪に在籍していたはず…)。ズラタン・バイラモヴィッチ(アイントラハト・フランクフルト)やハサン・サリハミジッチ(ユヴェントス)といった、本来中心的な選手が今回は招集されていないが、或いは以前の協会との確執の影響が未だあるのか!?
 代表監督を務めるのは98年にクロアチアを世界3位に導いたミロスラフ・ブラジェヴィッチ。未だサッカーへの情熱薄れない老将が、このところビッグ・トーナメントの予選で惜しい敗退が続くボスニア・ヘルツェゴヴィナを、世界の舞台へ導けるかにも注目だ。 



【 モンテネグロ 2-2 ブルガリア 】
     0-1  11' S・ペトロフ
     1-1  62' ヴチニッチ
     2-1  81' ヨヴェティッチ
     2-2  92' ゲオルギエフ

 さて、ビッグ・トーナメント初出場緒戦のモンテネグロだ!こちらはあと一歩で金星といえそうな勝利を逃した。。。エースのミルコ・ヴチニッチが同点弾を叩き込み、新鋭ステファン・ヨヴェティッチが終盤逆転GOALをGET!というところまでは、最高のシナリオだった。が!ほぼ勝利を確信したであろうアディッショナル・タイムにまさかの同点劇。。。
 しかし、最近、国際舞台で芳しくないとはいえ、個々の能力が高いブルガリア相手のこの戦いぶりは評価に値する。
 デヤン・サヴィチェヴィッチやプレドラグ・ミヤトヴィッチに代表されるように、伝統的に優秀なアタッカーを輩出してきたこの国は、今も攻撃陣に数多のタレントを揃える。ヴチニッチ、ヨヴェティッチ以外にも、ツルヴェナ・ズヴェズダの10番を付ける左利きのテクニシャンのイゴール・ブルザノヴィッチ、かつて“ユーゴのオーウェン”と呼ばれたドラガン・ボガヴァツ(マインツ)、名門スポルティング・リスボンで10番を背負うシモン・ヴクチェヴィッチなどなど、なかなかに多士済々だ。
 鍵を握るのはDF陣か。攻撃陣の豊富さに比べると質・量ともやや心許ない。とはいっても、人口65万の小国にいきなり新星が続々と出てくるとは考えずらい。ブルガリアの他にもイタリアやアイルランドといった強豪・曲者が存在するGroupを勝ち抜くのはかなり難しそうだが、その持ちうる攻撃力を考えれば、どこにも一泡吹かす力を秘めていそうな…。そんな期待を抱かせたこの緒戦だった。

posted by JIN18 |19:33 | ♡南スラヴ系 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年09月07日

古豪復活!?ドルトムントがやりそうだ!

 J-SPORTSの中継プレミア偏重を嘆いていた今日この頃。しかし、「捨てる神ありゃ拾う神」じゃないが、どうやら切望していたブンデス観戦が、わずかながらCOVERできそうだ。GAORAに『バイエルンTV』なる番組を発見したのだ。基本録画放送で生はないようだが、HOME・AWAYに関わらず、毎節バイエルンの試合をやってくれる模様。これはありがたい!

 既に幾度も述べているように、ブンデスでは旧ユーゴ系の選手が多数PLAYしている。それらの選手をわずかでもCOVERできるのだから、やはり嬉しいことこのうえない。来節が1FCケルンとの対戦だが、ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチのPLAYを観るのが楽しみだ。ホッフェンハイムの試合がくるのも待ち遠しい。

 更にはスカイAで10月から『インテル・ミラノ・チャンネル』なるモノも放送開始となるらしい。新監督にジョゼ・モウリーニョを据えて何かと注目を集めるインテルだが、セリエAも旧ユーゴ系の選手が結構PLAYするリーグ。

 インテルのデヤン・スタンコヴィッチはいうに及ばず、ローマのミルコ・ヴチニッチ、フィオレンティーナのズドラフコ・クズマノヴィッチステファン・ヨヴェティッチ。ユヴェントスのハサン・サリハミジッチダリオ・クネジェヴィッチやウディネーゼのサミール・ハンダノヴィッチ、パレルモのボシュコ・ヤンコヴィッチ…etc。

 特にパルティザン・ベオグラードで将来を嘱望され、一時はマンUがかなり熱を入れて狙っていた19歳ヨヴェティッチは一見するのが非常に楽しみな存在だ。



 さて…早速録画したバイエルンTVのなかから2節の試合をようやく観戦したところなのだが、対戦したボルシア・ドルトムントが、なかなかの好TEAMだと感じた。
 ドルトムントといえば、90年代のブンデスでバイエルンとともに二強を形成した古豪強豪。マティアス・ザマー、シュテファン・ロイター、ユルゲン・コーラーにアンドレアス・メラー、“空の王者”カールハインツ・リードレといったドイツ代表でも中核を担った選手たちに、ジュリオ・セザール(ブラジル)、パウロ・ソウザ(ポルトガル)、フレミング・ポウルセン(デンマーク)、ステファン・シャプイザ(スイス)といった質の高い助っ人をMIXさせたTEAMは、常に安定した強さを誇っていた。

 96-97SEASONにはユヴェントスを3-1でくだしチャンピオンズ・リーグ初制覇。下馬評ではユーヴェが圧倒的優位と見られていたが、常に押される展開ながらも堅守と見事な速攻で、戦前の予想を覆した。特に当時20歳だったラーシュ・リッケンが、交代出場した直後にカウンターからダメ押しGOALを決めた場面は、非常に印象深く今も記憶に色濃く残る。

 前途洋々に見えたドルトムントだが、新世紀以降は株式上場が裏目に出て多額の負債を抱え、なかなか安定したTEAMを作ることができず低迷を続けていた。トマーシュ・ロシツキー&ヤン・コレルのチェコ・コンビなど、それなりに質の高い選手を抱えていても常に移籍の噂が絶えず、気が付けばバイエルンの後塵を拝するSEASONが続いていた。

 しかし、今SEASONはちょっと様相が違うようだ。
 新しく監督に就任したのが41歳の青年監督ユルゲン・クロップ。昨季まで7年間マインツの監督を務めていた。04-05から06-07SEASONまではブンデス一部で戦ったが、毎SEASON降格候補筆頭と見られていたTEAMを3季一部に留めた手腕は高く評価されていた。高価な有名選手もほとんどいないCLUBで、なかなかにアグレッシヴなサッカーを見せていたが、「これでもう少し選手の粒が揃ったTEAMにいけば、どんなサッカーを魅せるのだろう」ということは、当時から言われ続けていたこと。

 ようやくその機会に恵まれたわけだが、王者バイエルンとの対戦では、なかなか調子の上がらない“FCハリウッド”相手に、結果は1-1のドローだったが今後への期待を抱かせる戦いぶりを披露した。

 地味ながらも選手が揃っている印象が強い。衰えを指摘されながらもEUROで健在ぶりを示したロベルト・コヴァチ、TEAMを攻守で支えるキャプテンのセバスティアン・ケールを除けばわりと若い選手が多いので、今季のSTART DASH!で気を良くして一気に伸びる可能性も十分。

 FWのネルソン・アエド・ヴァルデスは今季ヴェルダー・ブレーメンから加入した。なかなかアクロバティックなPLAYを得意とするFWで、ブレーメン時代からその素質の片鱗は覗かせていたが、当時ブンデス最強2TOPといわれたミロスラフ・クローゼ(バイエルン)、イヴァン・クラスニッチ(ナント)の“KK2TOP”の牙城を崩すには至らず、もう一つ結果を出せずにいた。
 今季は開幕戦で幸先良くTEAMのSEASON初GOALをGET!本来のエース、アレクサンダル・フライをEUROでの怪我で欠くTEAMにとって頼もしい存在になることが望まれる。

 レンタル先のフェイエノールトから戻ってきたヌリ・シャヒンにも期待だ。3節のコットブス戦の終盤、交代でようやく今季初出場したが、その攻撃センスに疑いの余地はない。“トルコの若き至宝”が本当の戦力になったとき、TEAMは一段上の強さを得ることになる。

 旧ユーゴ系では昨季ウインターブレーク中に加入したアントニオ・ルカヴィナが右サイドバックに定着。元々MFの選手だったと思うが、豊富な運動量で上下動するスタイルは、走力を基盤とするクロップ・サッカーには欠かせない存在になりそうだ。

 そして、クロップの秘蔵っ子ともいえそうな新加入選手が二人。
 一人はDFのネヴェン・スボティッチ。クロップがドルトムント監督に就任するにあたって、古巣マインツから引き連れてきた20歳のセンターバックだ。「DF面が更に安定すれば、リーガでも屈指のセンターバックとして注目を集めることになりそう」と、前回記したが、決勝GOALをあげた3節ではBEST11にも選出。どうやらこちらの想像以上のSPEEDで、成長の階段を駆け上がっているようだ。

 そしてもう一人が“砂漠のジダン”ことモハメド・ジダンだ。こちらも当時一部残留に奮闘するマインツに、SEASON途中レンタルで加入すると華々しい活躍を魅せた、クロップに縁あるFW。線は細いが得点感覚に優れ、スピードとテクニックを兼備する。独特のリズムを持つドリブルを武器に突破力にも秀で、セカンド・ストライカーとして持ち味を発揮するタイプだ。
 まだTEAMにもう一つフィットしきれていない印象だが、既にブンデスでの経験も豊富な選手だけに、能力に疑いの余地はない。真価を発揮する日が待ち遠しい。

 3節終えて2勝1分の勝ち点7。同勝ち点で3TEAMが並ぶため得失点差で3位だが、良い滑り出しを見せたといえるだろう。尽きない走力を基盤にするクロップ・サッカーが更に浸透すれば、大崩することもなさそうだ。
 個人的に好みの選手が揃っているということが大きいのだが、どうやら今季この先も毎節動向に注視したくなるTEAMになりそうな予感が漂う。

posted by JIN18 |10:28 | ◎世界蹴球雑記系 | コメント(14) | トラックバック(0)
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2008年09月03日

VIVA!SAMURAI☆MARIĆ

☆今季ブンデス得点RANKING(3節終了時点)
 1位 4点 アルトゥール・ヴィフレニャク(ポーランド/アルメニア・ビーレフェルト)
        ヴェダド・イビシェヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ホッフェンハイム)
 3位 3点 ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ(スロヴェニア/1FCケルン)
        シュテファン・キースリング(ドイツ/バイエル・レヴァークーゼン)
 5位 2点 バスティアン・シュヴァインシュタイガー(ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)
        ネヴェン・スボティッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ボルシア・ドルトムント)
        ケヴィン・クラニィ(ドイツ/シャルケ04)
        マリオ・ゴメス(ドイツ/VfBシュトゥットガルト)
        マルコ・パンテリッチ(セルビア/ヘルタ・ベルリン)
        他5人
 
 3節を終了したブンデスの得点RANKINGだが、相変わらず旧ユーゴ勢が好調だ!TOPタイのイビシェヴィッチは3試合連続GOAL。TEAMはレヴァークーゼンに2-5の大敗を喫し、今季初黒星を付けることになったが、キッチリ!1GOALをGET!ちなみにもう1点を決めたのも、同じボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のセヤド・サリホヴィッチ。レフティでなかなか良いKICKを蹴るらしい。いずれホッフェンハイムのGAMEを観るのが楽しみだ。
 
 4GOALのTOP二人に続くノヴァコヴィッチも3試合連続GOALを継続中。こちらも大型ながらFWとしてオールマイティな能力を兼ね備えるという。昨季二部得点王の実力はどうやらホンモノのようだ。気が早い話だが、イビシェヴィッチともども今季の活躍如何によっては、更なる強TEAMへのステータスUPも大いにありえそう。
 
 2GOALには10人が居並ぶ。EUROで不発だったマリオ・ゴメス、同じく出番がほとんどなかったクラニィ、ドイツ代表の中心選手が顔を覗かせるなか、旧ユーゴ勢から2人が名を連ねている。
 
 スボティッチは今季二部のマインツからドルトムントに加入したDF。1988年12月生まれのまだ19歳!の若さ。センターバックの選手だが、時折高い位置まで攻め上がるなど、攻撃力も兼備しているようだ。ポジション柄、今後もGOALを量産し続けるということはないだろうが、DF面が更に安定すれば、リーガでも屈指のセンターバックとして注目を集めることになりそうだ。
 
 もう一人のパンテリッチはいわずと知れたヘルタのエース☆
 TEAMは昨年一昨年と比べても戦力downした印象があるが、それでもエースはそれなりに安定した活躍を今季も見せてくれるに違いない。
 ヘルタには先に北京五輪に参加したDFのゴイコ・カチャルも所属する。セルビアの将来を担う選手だけに、こちらも目を離せない存在だ。
 
 
 
 RANKINGを見つつ、ついでに各TEAMの陣容を調べたりしていたのだが、イビシェヴィッチの所属するホッフェンハイムに驚き?の名を発見した。
 
 
 Tomislav MARIĆ(トミスラフ・マリッチ)。
 
 
 2005年の終盤半年ほど浦和レッズでPLAYした元クロアチア代表FWだ。
 
 マリッチは2005年夏、エメルソンの退団に伴って、当時のギド・ブッフバルト監督に乞われる形で入団。長髪を後ろで束ねる髪型と、精悍な顔つきから相まって「サムライ」などと呼ばれたりもした。
 とにかく攻守に渡って一生懸命PLAYしているのが伝わってくる選手で、TEAMのために身体を張る姿には好感が持てた。
 
 J1では13試合で8得点。
 続く天皇杯では5試合6得点。
 
 TOTAL18試合14得点。
 
 数字の羅列だけじゃなかなかピン!とこないかもしれないが、年間通しJ1に出ていたら、得点王を獲得してもおかしくないすんごい!PACEだった。
 
 にも関わらず…、2006年元旦の天皇杯決勝での勝利=優勝を花道に浦和を退団。本人の意思云々よりも「もっと良いFWがほしい」というフロントの判断から契約更新に至らず、惜しくも退団という形になった(代わりにやってきたのがワシントンだったか…)。
 「これだけ結果を残している選手を何で切る!?」と、当時かなり憤った記憶があるが、マリッチは嫌な顔一つせず、最後までプロフェッショナルとしてPLAYして有終の美を飾った。日本にいた期間は短かったモノの、非常に記憶に残る選手だった。
 
 退団後のマリッチが移籍したのが、ブンデス三部のTEAMというのは覚えている。将来の一部昇格を目指すPLANに賛同し、数多くあったオファーのなかから敢えて三部TEAMに移籍したのだが、それがまさかホッフェンハイムだったとは。。。
 
 三部の普通のTEAMがわずか3SEASONで一部まで上がってきたのもビックリ!だが、そこにヒサシブリにマリッチの名を見つけたのは、素直に嬉しかった。待ちに待った一部の舞台で迎えた今季は3節終えて未だ出場機会がないが、背番号⑨を背負うベテランがピッチに立つ姿を、これまたヒサシブリに拝みたいモノだ。

posted by JIN18 |21:04 | ♡南スラヴ系 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年09月02日

SUPER☆EAGLESの復活!?

 今さらながら!北京五輪の決勝をようやく観終えた…。。。
 真夏の炎天下の元での試合だったが、なかなかの好ゲームだった。

 アルゼンチンとナイジェリア。
 決勝で対峙した両TEAMは、さすがにここまで勝ち上がってくるだけのことはある。個々の能力はもちろん!TEAMとしてもハイレヴェルで、このままW杯に参加しても結構勝ち上がれそうにも見えた。

 アルゼンチンはメッシ、ガゴ、マスケラーノ、リケルメ、アグエロ、ディ・マリア…全員が素晴らしい持ち味を発揮していた。ナイジェリアのほうもオコロンクォやアニチェベなど、身体能力とSPEEDにはやはり目を見張るモノがあった。

 特に!ovarageで参加していたピーター・オデムウィンギ!
 ロシアのロコモティフでPLAYするテクニックのあるFWだが、なかなか汎用性に富み攻撃に変化を与えられる。A代表にも名を連ねる選手だが、これから先も是非とも!注目してみたい。

 ナイジェリアのFW陣は未だ健在のヌワンコ・カヌ、オバフェミ・マルティンスなど層が厚い。そういえば“バック宙男”ジュリウス・アガホワは今どうしているんだろう!?
 オデムウィンギもレギュラーを保証された存在ではないのだろうが、是非ともタレント軍団の一人として、魅惑の攻撃ハーモニーを奏でてほしい。ロシア・リーグのレヴェルも決して低くはないが、この大会の活躍を元に、スペインやイングランドでPLAYする姿も観たみたい気がする。はたしてスカウトたちの目にはどう映ったことだろう。。。



 いわゆるオコチャやイクペバ、オリセー、ババンギダ、ウェストといったアトランタ五輪金メダル世代が代表から退いた後、ドイツW杯出場を逃すなど、一時低迷した感もあったナイジェリアだが、やはり才能の宝庫だ!次から次へと若い選手が出てくる。
 2010年の史上初のアフリカ開催のW杯では、結構やるんじゃないか!?なんて思ったりもする。

 アフリカ人らしからぬ?厳格な規律を重んじるサムソン・シアシア監督の作った五輪代表は確かに良いTEAMだった。DFも悪くなかったし、全員が非常に勤勉。ともすれば個々の才が全面に出そうなナイジェリアだが、“一つのTEAM”として機能していた。
 A代表のほうは、アフリカ・ネイションズ・カップの惨敗の責任をとってベルティ・フォクツ監督が辞任、後任にはシャイブ・アモドゥ氏が就いたが、まぁ、監督交代を見ても分かるように決して芳しい状況ではないようだ。

 アフリカの多くのTEAMの例に漏れず、ナイジェリアも力を持ちながらお家騒動(協会の現場介入など)で、なかなかそれを発揮しきれないことが多々あった。「敵はフィールドの外にあり」と、TEAMの力に関係ないところでの問題が大きいとすると、それは厄介な悩みどころだ。いくら才能ある選手を抱えていても、士気が全く上がらないようだと勝負には勝てない。
 今回の五輪を率いたシアシアがそのまま昇格…ってのが、個人的には結構面白そうだと思うのだが。。。

posted by JIN18 |21:34 | ◎世界蹴球雑記系 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年09月01日

Spursに対する TOP4 + α への期待

 プレミアはTOP4以外あまり観戦欲が沸かない…といった類いのことを前回記したが、もう1TEAM!気になるTEAMが出現した。

 トテナム・ホットスパーだ。

 昨季途中にファン・デ・ラモスが監督に就任して以来、なかなかに進境著しいサッカーを見せているとの評をよく見かけたが、今季はメンバー的にもかなり期待できそうな予感が漂う。



 オフの補強の目玉は何といってもルカ・モドリッチ。EURO2008でクロアチアの躍進に寄与したこの小柄なMFが、代表やディナモ・ザグレブの時と同様の支配力を発揮できると、それだけでもかなりの好TEAMに仕上がるのではないだろうか。

 30日には、これまたEURO2008で活躍したロシア代表FW、ロマン・パヴリュチェンコの移籍が決定した。パヴリュチェンコはEUROではややシュートを外しすぎ…という傾向もあったが、運動量も豊富でテクニックにも秀でた大型FW。

 このパヴリュチェンコとモドリッチの“東欧ホットライン”が形成されたら…なんて考えると、それだけで楽しみだし、トテナムに注目したくなったのも、それこそが最大の要因だったりする。

 更にもう一人!新戦力として期待したいのが、バルセロナから移籍してきたジョヴァンニ・ドス・サントスだ。ユース世代での活躍ぶりについては今更触れるまでもない。バルサでも将来を大いに嘱望された“メキシコの至宝”だが、層の厚いバルサのトップTEAMでは、同じくユースから昇格したリオネル・メッシやボヤン・クルキッチのセンセーショナルな活躍に比べると、なかなか持ちうる才を発揮できずにいた。「環境を変えたい」という本人の希望もあって実現した移籍だが、ドス・サントスには是非トテナムで真価を発揮してほしい。

 ファン・デ・ラモスのサッカーは基本組織と守備を重視するスタイルだったようだが、最近のトテナムというと、撃ち合いならおまかせ!といった印象が強い。

 むしろDFに不安があるだけに、ファン・デ・ラモスがその点をどれだけ整備できるか。期待の新戦力3人が、より持ちうる攻撃の才を発揮するためには、その土壌の整備がまだまだ欠かせない。



 今節はチェルシーと1-1のドロー。

 終始チェルシーに押し込まれる展開だったが、前半ロスタイムにダレン・ベントが同点弾をGET!その後は粘り強いDFで相手にGOALを許さず、貴重な勝ち点1を手にした。

 このチェルシー戦に関していうと、期待のモドリッチ、ドス・サントスはボールに触れる機会もあまり多くなく、決して機能していたとはいい難い。モドリッチは終始運動量豊富だったが、TEAMが開いてサイドから攻めるというスタイルだったため、中央があまり使われなかった煽りを食っているように見受けられた(チェルシーの中央が堅い!というのもあるが…)。

 開幕から2試合連続の敗戦を喫し、最下位に位置したTEAMがようやく得た勝ち点1。

 トテナムの反撃がここからはじまるのか!?プレミアは「適応に時間が掛かる」とはよく聞くところだが、パヴリュチェンコを含めた3人がどれだけ早くTEAM&リーグにフィットできるかが、トテナムの浮沈の鍵を握る。

posted by JIN18 |21:44 | ◎世界蹴球雑記系 | コメント(3) | トラックバック(0)
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