2008年08月25日

ブンデスは旧ユーゴ勢の宝庫だ!

 プレミアはCLUB-TVでカヴァーすれば良いから、J-SPORTSよ!!もう一度ブンデス中継をやってくれ!!と唱え続けて久しい今日この頃だが、願い叶わずJ-SPORTSは今季もプレミアを放送する模様。

 なぜブンデス中継を望むかといえば!ここは旧ユーゴをはじめとする東欧系の選手が結構PLAYする場だから…というのが、やはり一番の理由になる。
 旧ユーゴ系はいうに及ばず、ヌリ・シャヒンを初めて見初めたのもブンデスだし、マレク・ミンタルやテオニファス・ゲカスといったストライカーがその名を知らしめたのも、ブンデスでTOPスコアラーに輝いたればこそ。
 シブイところをCHECK!したいFANにとっては、たまらなく魅力溢れるリーガなのだ。



 さて、旧ユーゴの選手といえば、90年代はスペインでPLAYする選手がとにかく多かったが、2008年現在、五大リーグのなかでは、やはりブンデスに最も人材が集っている。

 それがまたいろんなTEAMに散らばっているので、どのTEAM・どの試合観ても結構楽しめたりする。まぁ、興味の度合いの差によるのかもしれないが、プレミアだとTOP4以外正直あまり目が向かないのだが、ブンデスだとここまでに述べてきた理由から、例えばマインツ(今季二部だが…)だとかコットブスだとかボーフムだとか…etc。わりとマイナーなTEAMでも結構集中して観れたりするし、そこが個人的に大いに魅力を感じる部分でもある。



 2008-09SEASONは15日に開幕したばかり。

 週末の2節を終えた時点で得点RANKのTOPに立ったのが、ホッフェンハイムのヴェダド・イビシェヴィッチだ。2節ボルシアMG戦でも虎の子の1点をあげるなど、早くも3GOALを奪取。わずか2節終了時とはいえ、開幕ダッシュに成功したTEAMの首位に大きく貢献している。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表でも次世代エースと期待される逸材は、何やら今季のブンデスでも旋風を巻き起こしそうな予感がアリアリだ。

 こちらも2試合連続GOALでRANK2位タイにつけるミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチは、21GOALをあげた昨季、ブンデス二部得点王に輝き名門1FCケルンの一部昇格に大きく貢献。ズラトコ・ザホヴィッチ以降なかなか得点源に恵まれないスロヴェニア代表でも期待される存在だ。

 ヘルタ・ベルリンで4シーズンめを迎えるマルコ・パンテリッチは今節初GOALをGET!2005年8月末にレンタルで加入して以来、11、14、13と毎シーズンコンスタントにGOALを重ねており、今やTEAM不動のエースと呼べる存在だ。overageでの参加が有力視されていた北京五輪出場は適わなかったが、持ち前の攻守に労を厭わぬ献身的な働きで、また、ヘルタやセルビア代表のためにGOALを積み重ねることが期待されるストライカーだ。

 今SEASONはまだGOALをあげていないとはいえ、EUROでの猛烈な走りっぷりが未だ記憶に新しいイヴィツァ・オリッチが所属するのがHSVだ。今季からはクロアチア代表でのチームメイトでもあるムラデン・ペトリッチが、開幕直前にボルシア・ドルトムントから加入。オリッチの爆走とペトリッチの左足。HSVで二人がコンビを組むことは、2010年にEURO以上の躍進を目指すヴァトレニにも必ず良い効果をもたらすはずだ。



 と、まぁ、開幕後間もないとはいえ、とりあえず目立った活躍を見せた選手をPICK UPしてみた。ここにあげた選手はいずれもFWだが、MF、DFの選手も数多くPLAYする。だけに、冒頭で記したとおり、なかなかその活躍を映像でタイムリーに追うのは難しくなったが、そのあたりの選手の活躍にも、今後さらに注視していきたい。



★ Bundesliga top scorers(From Yugoslavian Player)

1995-96 17GOAL Fredi BOBIĆ(Germany/VfB Stuttgart)
2000-01 22GOAL Sergej BARBAREZ(Bosna i Hercegovina/HSV)

 ドイツにはクロアチア移民が多く、コヴァチ兄弟のような出戻り代表選手もいるが、歴代TOPスコアラーでPICK UP!できたのは上記二人だけ。しかも、ボビッチに至っては、出自がスロヴェニアというだけで、国籍・代表とも育ちの国ドイツである。 
 長くブンデスで活躍、昨季終了後、37歳で惜しくも現役引退したセルゲイ・バルバレズについては今さら大きく説明するまでもないだろう。

 元々ドイツは国産の強力FWが歴史的に絶えなかった国。ウーベ・ゼーラー、ゲルト・ミュラー、ユップ・ハインケス、ディーター・ミュラー、カールハインツ・ルンメニゲ(兄!)、ルディ・フェラー、ユルゲン・クリンスマン…etc。。。
 89-90SEASONにデンマークのヨルン・アンデルセンが得点王に輝くまでは、ブンデス創設以来常にドイツ人がTOPスコアラーだった。近年こそ外国籍FWの活躍が目立つが、かつてはなかなかそこに割って入るのは容易ではなかったということか。。。

posted by JIN18 |23:43 | ♡南スラヴ系 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年08月20日

世界最高の選手の座交代 ~元バルサのチームメイト対決の明暗~

 五輪精神に則って?ということで、レフェリーがいつもより厳しめにジャッジしたわけでもないのだろうが、やたらと笛が多くカードが出た試合だった。

 欲をいえば決勝で観たかったこのCARD。
 そんな期待感とは裏腹に最後には11:9という、ブラジルが退場者を二人出した形で終了したのは非常に残念だった。

 Celeste y Blanco 3-0 Seleção

 南米二強の宿命の対決は、予想外の大差が付いた。52分にエリア左すぐ外からのディ・マリアのシュート制強烈クロスを、セルヒオ・アグエロが胸で合わせて先制すると、5分後には再びアグエロが、今度は右のエセキエル・ガライから上がったクロスを、右足で角度を代えてGOALへ流し込む。

 これで試合のPACEは完全にアルゼンチンへ。75分のファン・ロマン・リケルメが決めた3点めも、アグエロがファウルを誘発して得たPK。交際相手の父親、ディエゴ・アルマンド・マラドーナがスタンドから見守るなか、全得点に絡んだアグエロの活躍もあって、快勝を収めたアルゼンチンが2大会連続の決勝へと駒を進めた。

 戦前はタレントの豊富さからいって、ブラジルのほうがやや有利ではないかと見ていた。
 ロベカル2世といわれるマルセロ、ブンデス最優秀助っ人の呼び声高いヂエゴ、二十歳にしてマンUの中盤で存在感を放ちつつあるアンデルソン、ミランの若き至宝アレシャンドレ・パト、そしてロナウヂーニョ!ここに怪我で五輪参加を辞退したロビーニョが加われば、そのままW杯でも優勝を争えそうなほど豪華なメンツだ。

 アルゼンチンのほうも有能なタレントを揃えていたが、ブラジルのそれのほうがやや実績やそこからくる経験値で勝ると思われたのだが…。。。

 前半は互いに相手の出方を窺いつつ推移して終えたGAMEは、後半に入ったところで両TEAMにエンジンが掛かった。ブラジルは右のラフィーニャの積極的な攻撃参加が目に付く。

 アルゼンチンはといえば!リオネル・メッシが一人別次元のPLAYで相手を攪乱。やがて、それがアルゼンチンが攻撃のリズムをつかむことに繋がり、アグエロのGOALに繋がったともいえた。ファン・ロマン・リケルメも散らしとキープ力で攻撃にアクセントを加え、若きアタッカーが自在に攻めるのを後ろから頼もしく支え続けた。センターではフェルナンド・ガゴがDFで効いている。

 よりTEAMとしてしっかり形になっているアルゼンチンが、時間の経過とともに攻勢に転じたのはある意味必然だったのかもしれない。ブラジルは全体的に元気がない。というよりも豊富なタレントが、アルゼンチンに比べると上手く連動していない印象だった。
 ロナウヂーニョの唯一の見せ場は、蹴り直しのFKをポストに当てたぐらい。これはもう不調というよりも衰えと見たほうが良いだろう。元バルサのチームメイト対決の明暗は、世界最高の選手の座交代を告げているかのように見えて仕方なかった。

 それにつけても!メッシだ!
 18歳のパトあたりも才の片鱗は示したが、メッシのそれは相変わらずちょっと次元が違う。直接GOALにこそ絡まなかったが、DFも容易に飛び込めない小刻みなステップでの高速ドリブルは、サッカー王国ブラジルが相手でも文字通り“驚異”だった。

 決勝の相手はナイジェリア。大会前からやたらと強気の発言を繰り返していたサムソン・シアシア監督率いるTEAMだが、今大会での戦績を見る限り、それも十分に頷ける。マルセイユで活躍するDFのタイェ・タイウォ以外は正直知らない選手ばかりだが、アフリカでも有数の才能の宝庫だけに強者揃いなのは間違いない。

 順当にいけばメッシ擁するアルゼンチンの優位は動かない。状況としては96年のアトランタ五輪と似ている。当時も決勝で対峙した両国。アルゼンチン有利と見られていたが、結果は3-2でナイジェリアが勝利!金メダルを獲得した。
 その再来となるのか!?或いはアルゼンチンが雪辱を果たしアテネに続く戴冠を得るのか!?土曜日の決勝が非常に楽しみだ。

posted by JIN18 |22:23 | ◎世界蹴球雑記系 | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年08月15日

“決定力不足じゃない!実力不足!”

   “決定力不足じゃない!実力不足!”

 とは、日本五輪代表が3戦全敗で北京での戦いを終えた翌日の紙面に載っていたセルジオ越後の言葉だ。時に言い過ぎだろう…と思うこともあるが、セルジオ越後と磯貝洋光は歯に衣着せぬ発言でズバリ!核心を突いてくるので、個人的には結構気に入っている。頷ける趣旨も多い。

 勝ち点0で大会を去ったのは、日本とD組のホンジュラスのみ。「組み合わせが悪かった」なんて声も聞こえてきそうだが、では、今大会参加国のなかで確実に勝利を収められる国がいったい幾つあったというのだろう??

 大会前から応援こそしていたが、期待感や希望は全く抱けなかった。僅差の試合を続けるかもしれないが、結局は得点をあげられずGroupリーグ敗退を喫すると読んでいたが、「微かに勝利の可能性があるかも…」と見ていたアメリカにも負けたことで、想定のなかでも最悪の結果に終わってしまった。

 得点1の勝ち点0。それが世界のなかでのこのTEAMの現実なのだ。例えば欧州から見れば、「日本もホンジュラスも大して変わらん」ということだ。“そこ”で戦うだけの力が備わっていない、「実力不足」という言葉がまさにピッタリと当てはまる。

 セルジオ氏は敗因は監督・選手だけにあるのではなく、協会やJリーグにも根本的な問題があるという。作られたモノ…ではなく、nakataや俊輔以降のホンモノのSTAR★不在は、それを育むべき土壌の質・レヴェルに問題があるとのことだが、確かにそうかもしれない。

 14日発表されたA代表メンバーに五輪組からの招集はナシ。もしかしたら大会での疲労を考慮したのかもしれないが、恐らく次回でも大幅に昇格するようなことはないだろう。これまでにも呼ばれていた内田、長友、安田あたり両サイドの選手が使われるくらいだろう。

 要はそれが北京五輪代表の実力を表しているのだ。言葉は悪いかもしれないが、枝葉の選手(サイドバック)が少し使えるだけで、TEAMの根幹を成すような選手(ストライカーや司令塔)は、下から突き上げるだけの力が備わっていなかったということだ。
 だから、小野伸二が今更招集されたりする。司令塔には2010年が終わるまで俊輔が鎮座するだろうし、もし、引退していなければnakataもまだ中心選手だったかもしれない。不調を託っていなければ高原はエースだろうし、遠藤や稲本、中澤、川口&楢崎も未だ貴重な戦力として計算されている。

 2010年に中心選手の平均年齢はいったい何歳になっているのだろう??

 “黄金世代”の力があまりにも飛び抜けていたから…という見方もあるかもしれないが、10年間(南アまであと2年あるが…)も中心選手がほとんど変わらないとなると、それは突き上げ不足と停滞と捉えるほうが全うな気がする。“黄金世代”が現役を退いた後のことを考えると、結構暗澹とした気持ちにさせられる。


 “黄金世代”
 いうまでもなく99年Wユース準V、2000年シドニー五輪Best8に輝いたTEAM。当時多くのメンバーがA代表でも主力級だった。北京でのブラジルやアルゼンチンを観れば一目瞭然だが、強国ではこの年代の選手がA代表でも主力に割って入れるぐらいの力を持つ。

 “谷間の世代”
 01年Wユース、04年アテネ五輪に出場するもいずれもGroupリーグで敗退したTEAMを称してよくいわれるところ。


 既に今回の北京五輪TEAMもありがたくない?呼称が付けられたりしているが、個人的にはこのTEAM・世代は“育たなかった世代”という印象が強い。
 滑り出しは決して悪くなかった。早くからJで出場しレギュラーに定着している選手も多かった。立ち上げ当時は、「上手くいけばシドニー世代に負けないTEAMができあがるかもしれない」という期待感を抱かせた。しかし、期待された選手は伸び悩み、新しく入った選手も世界を震撼させるほどのレヴェルにあるわけでもなく。。。

 伸び悩みが育てきれなかったというのであれば、セルジオ氏が述べたように、その土壌の質に問題があると考えるのは至極当然だといえる。

 ドイツW杯の惨敗で目が覚めた?日本サッカー界に、またもや突きつけられた厳しい現実。協会には新会長が就任して間もないが、抜本的な改革を施さないとこの停滞からはしばらく抜け出せないような気がする。何を変えていくのかに着手するためにも、まずは問題を洗い出さなければならない。そのためにも、まずは北京五輪敗戦の分析、そこから見えてくる足りなかった部分というものをしっかり洗い出してほしい。

 ドイツW杯でもそうだが、どうもこの敗因分析とか責任の所在が、昔からうやむやな印象が強い。そこを皆に明確にして期待感を抱ける指針を示せない限り、代表人気の低迷は今しばらく続くのではないか。不人気は新しいSTAR★不在との声もあがるが、面白いサッカー・期待を抱かせるサッカーを見せてくれれば、人々の関心はそこに向くというのはオシム千葉が実証しているではないか(CLUBだからできたという声もあろうが)!

 「実力不足だった!だからこうする」というものが示せれば、真のサッカーFANであればちゃんとその後も注視するはず。失望感だけが残りうやむやになると、観ているほうもただ気持ちが萎えるだけというものだ。

posted by JIN18 |19:21 | ○蹴球雑記系 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年08月03日

北京五輪-SRBIJA NATIONAL TEAM

GK:
 1.Vladimir STOJKOVIĆ(Sporting CP)
18.Saša STAMENKOVIĆ(Crvena Zvezda)

DF:
 2.Marko JOVANOVIĆ(Partizan Beograd)
 3.Aleksandar KOLAROV(Lazio)
 4.Gojko KAČAR(Hertha BSC Berlin)
 5.Slobodan RAJKOVIĆ(Twente) 
11.Duško TOŠIĆ(Werder Bremen)
16.Nenad TOMOVIĆ(Crvena Zvezda)

MF:
 6.Predrag PAVLOVIĆ(FK Napredak Kruševac)
 7.Milan SMILJANIĆ(Español)
 8.Nikola GULAN(Fiorentina) 
10.Stefan BABOVIĆ(Nantes) 
12.Dušan TADIĆ(Vojvodina Novi Sad)
13.Ljubomir FEJSA(Partizan Beograd) 
15.Aleksandar ZIVKOVIĆ(山東魯能泰山) 
17.Zoran TOŠIĆ(Partizan Beograd)

FW:
 9.Đorđe RAKIĆ(Red Bull Salzburg)
14.Filip ĐORĐEVIĆ(Nantes)


 北京五輪の登録メンバーがFIFAから発表された。
 個人的に注目せずにはいられない旧ユーゴ勢・セルビアは上記の通り。青字はA代表でもお馴染みといって良い選手たち。

 バルセロナのメッシ派遣拒否が連日のようにNEWSで取り上げられていたが、欧州でも特にブンデスのTEAMは頑なまでに拒否姿勢が強硬だった印象が強い。
 セルビアでもゴイコ・カチャル(ヘルタ・ベルリン)、ドゥシュコ・トシッチ(ヴェルダー・ブレーメン)が、最後まで参加の可否が分からない状況だったが、昨日ようやくTEAMに合流できた模様。戦力の大幅な低下は避けられた。

 太字の選手がover ageになるが、ジヴコヴィッチは磐田全盛時に左サイドのプレーヤーとして在籍していたあのジヴコヴィッチだ。PIXY引退の年の麒麟杯でセルビア・モンテネグロ代表に招集されたことがあるが、今回も開催国でPLAYする恩恵を受けたのかな?という気がしないでもない。

 このほどアヤックスへの移籍を果たしたミラレム・スレイマニは怪我のために招集が叶わなかったが、GKからDF、MFといったところは、それなりにメンツが揃った。A代表でもレギュラークラスのズドラフコ・クズマノヴィッチが入っていないが、フィオレンティーナからはニコラ・グランを一人選んでいるだけに、複数招集は不可だったということか!?

 FWはステファン・バボヴィッチあたりも兼ねるのかもしれないが、登録わずか2名。正直、どちらの選手もよく知らないので心許ない感は否めない。事前の話ではover ageでマルコ・パンテリッチが入ることが有力視されていたが、カチャルの招集でさえ渋りまくったヘルタがエースFWのパンテリッチまで出すことはありえないか。攻守に精力的な“頑張り屋”がTEAMにいれば、若い選手にとっても良い影響となったと思うのだが。。。

 Groupに同居するのはコート・ジヴォアール、アルゼンチン、オーストラリア。ドイツW杯ではコート・ジヴォアール、アルゼンチンには苦杯を嘗めさせられている。その雪辱を果たすためにも!まず緒戦のオージー戦できっちり勝ち点3を奪取することが望まれる。

posted by JIN18 |21:17 | ♡南スラヴ系 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年08月02日

2008ALL★STAR Jリーグ選抜vsKリーグ選抜

 だいたいがチャリティーだとか引退などの記念試合というCASEが多いこともあるが、○×選抜vs△□選抜…という試合が、内容的に面白い試合だったケースというのは正直あまり記憶にない(展開的に面白いことはあったかもしれないが…)。
 ので、そういった意味での期待はあまりしていなかったが、今宵のJリーグ選抜vsKリーグ選抜という今年のALL★STAR戦も、決して内容の濃い試合ではなかった。

 蒸し暑い夜の試合…ということもあるが、立ち上がり早々から中盤が間延びし、且つ普段一緒にPLAYしていないだけあって連携にスピード感も欠く展開。終盤はさすがに局面での激しさが垣間見えたが、結果は勝利への執念で勝った?Kリーグ選抜が3-1で勝利。
 正直、FWを除く選手の質ではJリーグ選抜のほうが勝っているよう見えたので、フィニッシュの部分(精度)でやられたという点では、代表戦と同じようなフラストレーションを感じた。

 もちろん両TEAM気合いは入っていた。が!その執念は事前の練習日数の差でも分かるように、やはり韓国(←敢えてそう記す)のほうが上回っていたような気がする。対日本ということで絶対負けられない!という潜在的なプライドがそこにはあるのだろう。アウェーだったということもあるが、立ち上がりからDFへの人数の割き方などを観ていると、「絶対に点は許したくない」「負けたくない」という想いが、Jリーグ選抜以上に表れているように感じられた。

 Jリーグ選抜のほうも意識として気合いが入っていないわけではないが、TEAMとしてのPLAYの質は例年のお祭りの延長のように見受けられた(さすがにリードを許してからは変わってきたが)。そのあたりは、この『完敗』という痛い経験を、来年以降臨むにあたって、どう生かしていくかに注目したい。



 と、まぁ、完敗を喫したこともあって、のっけから不満や苦言を書き連ねてしまったが、『Jリーグ選抜vsKリーグ選抜』という試み自体は大変に面白い良い試みだと思う。間違いなく、例年のALL★STARより興味を惹かれたことは確かだ。

 野球だとか他のアメリカ本土のMAJORスポーツのように、同格の複数リーグから選手をSELECTしてリーグ同士で対決するという形であれば分かりやすいのだが、一つのリーグ(一部リーグはどこも一つでしょう)から分割して戦うというのは、どうにも観る側も移入しずらい部分がある。

 例えば東西対抗形式だったとして、ある年は東のTEAMに入ったものの、またある年はリーグに東日本のTEAMが多いから西に入れられるというのでは、すごく分かりずらい。
『Jリーグ選抜vsKリーグ選抜』というある程度確立された図式で争うほうが、シチュエーションの観やすさという点ではこれまでより遙かに勝る。

 今宵は第1回ということで、運営含め試験的な部分も多分にあったと思うが、維持していくなかで改善を図り、是非より素晴らしいALL★STARに仕上げてほしい。



 日本サッカー協会の新協会長に、任期満了に伴う川淵三郎前会長の退任に伴って、新たに犬飼基昭氏が就任した。正直、浦和の前の社長ということ以外特に知らなかったのだが、氏の就任に伴い紹介された記事などを見ると、なかなかのやり手そうな、変革を期待できそうな雰囲気が感じられた。

 早速、2010年からJリーグの秋→春開催案などが示されていたが大賛成!!諸々の事情があったのだろうが、リーグのレヴェルUPやより世界と台頭に戦ううえでは、世界蹴球カレンダーとの統一は避けては通れない道だ。むしろ今まで何で本気で着手されなかったのかが不思議でしょうがなかったので、是非とも辣腕を揮って完遂してほしい。

 Jリーグに『亜細亜枠』を設けるというのも面白いと思う。潤沢なオイルマネーを持つ中東からは呼びずらいだろうが、東アジアに限らず、オージーや旧ソ連あたりの選手(ロシアに行っちゃうか…)を引っ張ってくるのも面白いと思うし、上手くいけばよりリーグの活性化に繋がることだろう。

 今もまだあるのかは定かではないが、一頃のJには在日枠という枠があった。日本育ちの韓国・北朝鮮系の選手は、通常の外国人枠とは別に一人枠を設けますよ…というもの(鄭大世あたりそうなのか?)。あまりにも枠範囲が限られているので、各TEAM有機的に使えていたとは言い難い。。。しかし、その範囲が亜細亜にまで拡まれば、例えばお金のないTEAMなんかはすごく工夫のしがいがあるのではないか!?


 90年代にあまりに急成長を遂げたこととのGAPなのかもしれないが、正直、今の日本サッカー界には停滞感が漂うように感じる。だからといって手を拱いていても仕方がない。ALL★STARや亜細亜枠もそうだが、良いと思う試みはどんどんチャレンジしていってほしいものだ。

posted by JIN18 |22:37 | ○蹴球雑記系 | コメント(10) | トラックバック(1)
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