2010年03月04日

スペインがフランスに快勝!いよいよW杯年が本格化!

 3日、世界各地で国際親善試合が行なわれた。W杯年最初のAマッチデーだけに、やはり注目度は否応にも高くなろうというもの。中でもフランスvsスペインという強豪国同士の対戦には最も興味を惹かれた。結果はアウェーのスペインが多くのメンバーを試しつつも2-0で完勝!FIFAランク1位の実力を見せ付けた。

 注目の構成はアンカー+4MF+1TOPという布陣。セスク・ファブレガスとチャヴィ・エルナンデスが前後半交代で入れ代わったため、惜しくも元祖“クアトロ・フゴーネス”揃い踏みとはならなかったが、シャビ・アロンソもそこに入れても良いくらいの力量の持ち主。拙Blogでも先月初めに「Quien sera el Quatro Jugones??」」と題打って、誰が最終的に起用されるのかを想起してみたが、本当に本番が楽しみなところである。

 1TOPにしたのもフェルナンド・トーレスが故障上がりという点を考慮してのものかもしれない。EURO2008の時のように蓋を開けてみればダヴィド・ヴィジャ&フェルナンド・トーレスの2TOP…なんてことも大いにあり得る。

 何れにしろ、この“無敵艦隊”を中心に、今夏W杯が推移していくのはまず間違いない。



 旧ユーゴ各国では、セルビアがアウェーでW杯出場国アルジェリアを3-0で一蹴!年が明けても好調なところを示した。こちらも故障上がりのネマニャ・ヴィディッチが欠場した以外はBestな布陣。本大会のメンバーもここに召集された面々でほぼ固まったと見て良いだろう。

 多くの好選手を擁するように、元々地力があるのは誰もが認めるところ。それでも旧ユーゴ時代から思った以上に好成績を残せないのは、強きに強く弱きに弱い…というメンタル面からくる不安定さが起因するとはよくいわれるところ。
 しかし、今年に関していえば今までとは少々趣が異なる。2006年にモンテネグロと分離した結果、実に約90年ぶりに“セルビア”の名を冠した国名を取り戻し、以降初のビッグトーナメント参加に望むにあたってのモチヴェーションは、当然相当に高いと見られるからだ。

 1998年のフランスW杯で、同じように自国の名を世界に知らしめるべく躍動したクロアチアが3位に輝いたのはまだ記憶にも新しいところ。もちろん、気合いだけでは世界の舞台で勝ち抜いていけないが、当時のクロアチア同様今のセルビアには相応のタレントが揃っている。大会に良い入り方ができればBest8以上に進む可能性も十分にあると見る(贔屓目アリアリ)。

 ボスニア・ヘルツェゴヴィナはホームでW杯出場国ガーナを2-1で下した。こちらもズヴィエズダン・ミシモヴィッチが出ていない以外はほぼBestの布陣。ミシモヴィッチは週末のブンデスの試合にはフル出場していたはずだが…、その後何かあったのだろうか??それでもヴェダド・イビシェヴィッチ&エディン・ジェコの強力2TOPに、ミシモヴィッチに代わって先発した急成長中のミラレム・ピアニッチ、セニヤド・イブリチッチとセヤド・サリホヴィッチの両サイドが繰り成す攻撃力は、世界レベルの破壊力。惜しくもW杯出場は逃したが、EURO2012には大いに期待したい。



 アルゼンチンドイツを1-0で下したのも興味深い。タレント力を考えれば不思議でも何でもない結果なのだが、ディエゴ・アルマンド・マラドーナが監督就任以降、その低調なチームの出来に相まって、常に非難の矢面に立たされている印象もあっただけに、この勝利で国民の溜飲も少しは下がっただろうか!?

 持ち得るタレントを生かしきれずチームとしては全く固まっていないといわれる“セレステ・イ・ブランコ”だが、何故か今夏やりそうな気がしてならない。。。もう、直感以外の何モノでもないのだが、「優勝するのはどこか??」と問われれば、スペインとともにアルゼンチンの名前をあげたくなってしまう。

 もしや自分でも気づかぬうちにマラドーナ教の信者だったのかも!?←映画『MARADONA』参照…

 同じ南米勢ではアウェーでスイスを下したウルグアイも、本大会に向けて気になる存在。W杯は2大会ぶりの出場だが、前回出場した日韓W杯での戦いぶりが強烈な印象として残っている。1敗2分でのGroupリーグ敗退。成績的には全く良いところがなかったが、魂を感じさせるような頑張りが強く胸を打ったのだ。

 特にフランス戦は熾烈だった。相手が“将軍”ジネディーヌ・ジダンを欠いていたとはいえ、それぞれが持てる力をぶつけ合う様がビリビリと伝わってきた。双方スコアレスであれだけ熱いモノを感じた試合もなかなかない。

 当時も出場していた(はず)ディエゴ・フォルランはすっかりベテランの域に達してきたが、ルイス・スアレス(アヤックス)、ホセ・マルティン・カセレス(ユヴェントス)など若手の逸材も出てきている。南ア大会では開催国と曲者メキシコ、そして再びフランスと同居するという組み合わせになったが、どういった戦いを披露するかが非常に楽しみだ。



 今年最初のAマッチデーを経て、ようやくW杯年が本格化してきた気がする。
 大会まで3ヶ月。各国がどういった仕上げをしてくるのか、本大会を堪能するうえではその動向からも目が離せない。

posted by JIN18 |21:33 | ◎世界蹴球雑記系 | コメント(0) | トラックバック(0)
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