2012年01月24日

注目対決はシティがスパーズを振り切る!

 期待と予想に違わぬ好ゲームだった。

 一時の勢いが衰えてきたようにも感じられるシティと、好調を維持するスパーズ。

 勝ち点5差での対戦は即ち3位のスパーズが勝利を収めれば、首位のシティに勝ち点2差にまで肉薄し、首位奪取も射程圏内に入るというシチュエーションになる。

 シティはFAカップで退場処分になったコンパニが出場停止、くわえてアフリカ・ネーションズカップでトゥーレ・ブラザーズをも欠き、スパーズもそのシティからレンタル移籍中のアデバイヨルが契約条項によりシティ戦は出場できないというなかでの顔合わせ。
 双方ベストなメンバーとはいえないが、それでもさすがに上位を維持するチーム同士の対決だけあって締まったゲームになった。

 前半は双方DFにかなり神経を遣っていた。というよりも絶対に先に相手にGOALに割らせたくないという意地…といったほうがいいだろうか。GOALに迫る決定機になりそうな場面はあったが、最後のところで守備陣が凌ぎスコアレスでハーフタイムに突入した。

 それでもやや押しているように映ったのはシティのほうか。

 ジェコ、シルヴァ、アグエロの“マジック・トライアングル”はこの日も序盤から変幻自在な動きでスパーズDF陣を翻弄し続けた。センターから後ろの選手を前述の理由から欠いたシティだが、この前の3人が健在な限りその攻撃においては常に相手の脅威になるであろうことが、前半のプレーぶりからも十分に窺えた。

 シティの持ち味が変幻自在ならスパーズのウリは縦への速さだ。先ほどファンが選ぶUEFAベスト11にプレミアから唯一選ばれたベイル、右のレノン&カイル・ウォーカーと稀有なスピードを持つ選手を両サイドに揃え、サイドの攻防ではどこが相手でも五分以上に渡り合える速さと鋭さがある。そこに中央のモドリッチとパーカーが変化と安定といったスパイスをくわえる。

 スコアレスながらも互いの持ち味が凝縮された前半だっただけに、後半均衡が破れるとしたらどのような形になるのかが興味深かったが、56分にナスリのGOALでシティが先制してから、9分間で両チームが2点ずつあげたのにはビックリした。

 一旦動き出したゲームは一気に加速した。

 特に左から内への動きでシルヴァのスルーパスを引き出し、中央からドッカン!とGOALにナスリがダイレクトで蹴りこんだシティの1点めと、左のレノンからのパスを、エリア外からインサイドでカーブを掛けてGOALに決めたベイルの同点GOALは、週間ベストGOAL候補にもあがりそうなくらい素晴らしい得点だった。

 シティが続けざまにGOALを連ねた時にはちょっとスパーズには苦しい展開になったようにも思えたが、サヴィッチのクリアミスを拾ったデフォーが幸運なGOALをすぐに決めたことで、スパーズは再び息を吹き返した。

 時間の経過とともにピッチにスペースが生まれるようになると両チームが一進一退の攻防を繰り広げた。より変化に富んだシティの攻撃。対するスパーズは意外性というよりも正攻法でブチ抜く感。

 正直、スパーズが追い付いて2-2になったところで、双方勝ち点1を分け合うのが妥当に思えた。実際、終盤のスパーズはそれで御の字と捉えているようにも感じられたが…。ロスタイムに相手DFと2対1の決定機をデフォーが決めきれなかったスパーズに対し、同じロスタイムにシティがPKを得ることができたのはより勝利への執念が勝っていた賜物だろうか。

 結局、タイムアップ間近で決勝GOALをあげたシティが3-2でスパーズを振り切った。

 非常に見応えのある対戦だったが、あと一歩のところで勝ち点を逃したスパーズ。好調な今季だが優勝するにはもう一つ勝負強さがほしい。あと一歩のところで振り切られるあたり、まだその“域”には達していないという証左なのかもしれない。

 とはいえ、勝ち点差こそ拡がったものの、スパーズが上位陣と差のない力を示したのもまた確か。取りこぼしさえしなければ、まだまだ優勝戦線に食らい付いていけるだろうし、逆転する可能性は十分にある。2月4日のリヴァプール戦(A)を皮切りに同25日のアーセナル戦(A)、3月3日のユナイテッド戦(H)とこの1ヶ月ほどの内に強豪との対決が続く。ここをどのような結果で乗り切るかが終盤戦を占ううえでの一つの鍵になるのは間違いないので、その戦いぶりにまた注目していきたい。

posted by JIN18 |23:52 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年12月07日

スパーズが面白い!

 スパーズが面白い。
 とにかく面白い!
 識者たちの評価も上がる一方だが、それも大いに頷ける今季のプレミアでの戦いぶりだ。
 
 開幕からマンチェスター勢に完膚なきまでにヤられる連敗を喫し、いったいどうなることかと思われた今季のスタートだったが、その後は負けなしの10勝1分!今節ボルトン戦でも完勝を収め、目下のところ6試合連勝中という絶好調ぶりなのだから、賞賛の声が高まるのも当然といえば当然だ。
 
 前回スパーズについて綴ったのはリヴァプールに大勝を収めた4節の試合についてだが、あの完勝劇は確かにその後への弾みを付ける1勝だった。開幕で思わぬ躓きを見せ、ともすれば疑心暗鬼に陥りそうなチームに、自信を与えるという意味では非常に貴重な勝利だった。
 
 今のチームはすっかり自信に溢れている。
 
 ボルトン戦では開始早々7分、右CKからの低いボールにいち早くニアに飛び込んだベイルが、左アウトで合わせて角度を変えて先制すると、その後もゲームを支配し攻勢を掛け続けた。
 レノンがキックフェイントで一呼吸入れてから落ち着いて決めた2点目。
 モドリッチの右CKをニアでベイルが擦らし最後はデフォーが決めた3点目。
 いずれのGOALも見応えがあったが、ボルトンのGKヤースケライネンが当たりまくっていなければ、あと3,4点は入っていてもおかしくなかった。
 
 18分にギャリー・ケイヒルが退場となって、早々に数的優位になった面はあるが、仮に同人数で90分戦っていたとしてもゲームを支配していたのではないだろうか。それくらい質の高いサッカーを披露していた。
 
 去年までのスパーズに唯一欠けていた決定力あるCFWが今はいる(アデバイヨル)。
 そこをサポートするセカンド・ストライカーもいる(デフォー)。
 両サイドのSMFには相手を切り裂くスピードある(ベイル、レノン)。
 攻撃に変化を付けられる創造性豊かなCMF(モドリッチ)と運動量があって組み立てもできるCMF(パーカー)が中盤を固め、攻撃力のあるSBを有し(ウォーカー)、強固なCB(カブール、キング)がGOAL前に陣取る。
 守護神はプレミア屈指のGKと名高い40歳の大ベテラン(フリーデル)が務め、最後尾からチームを支えている。
 
 本当に穴のない良いチームになった。
 
 時にピッチをワイドに使いサイドのスピードを生かして崩すかと思えば、また時には中央で細かく繋いで相手を翻弄する。多彩で変化に富む攻撃は本当に観ていて楽しい。
 
 今のチームの心臓は、間違いなくモドリッチパーカーのCMFコンビだと思う。ともに運動量豊富で攻守に貢献できる点が魅力で、ピッチのあらゆる場面に顔を覗かせる。この2人がピッチの他の選手を繋ぐ一つの潤滑油的役割を果たしていることが、スパーズのチームとしての好循環に繋がっている。
 
 欠けていい選手などどこにもいるはずもないが、レドナップ監督にとってはこの2人とベイルだけは、本当に絶対に欠かせない替えの効かない特別な存在なのではないだろうか。
 それぐらいの“違い”が今の彼らにはある。
 
 そのレドナップ監督が先月初めに入院した折りにはチームへの影響も懸念されたが、退院後はすぐに再び指揮を執りチームは好調さを維持、それが評価される形で先月のプレミアリーグ最優秀監督賞を受賞している(ちなみに最優秀選手はパーカー)。
 
 世界的にも有名なプレミアの年末年始のハードスケジュールなど、今後シーズンが進むに連れて日程的な厳しさは増していく(CUP戦などで早々に負ければ別だが)。だが、今のチームにはそこを乗り切れるだけの層の厚さもある。ボルトン戦でスタメンを外れた選手にはチョルルカ、ハドルストーン、ピーナール、クラニチャル、ファン・デル・ファールト、パヴリュチェンコ、ドス・サントス…etc各国代表の中心選手が多数居並ぶ。控えの位置付けを善しとせず、チームを後にする選手も出てくるかもしれないが、非常に心強い面々だ。
 いずれ彼らの力が必要になる時も必ずやってくるはずだ。
 
 12勝2分と驚異的なペースで突っ走る首位シティには勝ち点7差と少し離れているが、2位のユナイテッドには勝ち点2差、その姿を射程に捉えているといっていい。こうなると楽しみになってくるのが開幕に連敗を喫したこのマンチェスター勢との対戦だ。シティとは1/21にアウェーで、ユナイテッドとは3/3にホームで相まみえる。願わくばその段までこの好調さと順位を維持して挑んでもらいたいものだ。

posted by JIN18 |22:21 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年05月15日

GO!SPURS! ~TOP4フィニッシュ!~

 シーズン最終戦となったアウェーのバーンリー戦は、ギャレス・ベイルとルカ・モドリッチのGOALで先制し、優位に試合を進めながら、その後4GOALを喰らい何と!2-4で逆転負け。やや残念な形でのシーズン締め括りとなってしまった。

 とはいえ、シーズン全般を振り返れば、概ねよくやったといって良いだろう。
 現実的な目標として、TOP4入りを掲げていた今季。
 BIG4にヴィラ、シティ、エヴァートンあたりがそのライバルになると見られていたが、見事目標を達成する4位でシーズンを終えることができたからだ。

 相次ぐ怪我人などでなかなかBestなメンバーが揃わず、やり繰りが大変だった時期もあったが、補強をしたり既存の選手を別の位置に当て込んだりすることで、そういった窮地も何とか乗り越えた。

 その結果、最終的には下図通り、各ポジションに複数の人材を揃える層の厚さを得るに至ったのではないかと思う。

 
            クラウチ         デフォー
         (パヴリュチェンコ)   (グジョンセン)

     クラニチャル                 レノン
     (モドリッチ)                (ベントリー)
      (ベイル)

           モドリッチ     パラシオス
           (ジーナス)   (ハドルストーン)

  アスー・エコット                   チョルルカ
    (ベイル)                     (カブール)
            キング        ドーソン
           (バソン)      (ウッドゲイト)


 ちなみに、先日W杯に望むイングランド代表候補が発表されたが、スパーズからは何と!最多の6人が選出された。レドリー・キングマイケル・ドーソントム・ハドルストーンアーロン・レノンピーター・クラウチジャーメイン・デフォー、最終メンバーに何人滑り込むかは分からないが、今のチームの質の高さを表す一例だと思う。

 来季に向けての人の出入りに関してはあまり把握していないが、もし現在の陣容がそれなりに維持できるようであれば、来季は更に期待できるかもしれない。それぐらい充実したチームになってきている。



 あえて先々のプレミア制覇に向けて補強のポイントを一つあげるとすればFWだろうか。。。
 クラウチ、ロマン・パヴリュチェンコ、デフォー、エイズゥル・グジョンセンはいずれも一線級の選手ではあるモノの、毎試合のようにコンスタントにGOALを積み重ねるストライカーという意味においては、少々趣が異なるし物足りない。

 いわゆるフェルナンド・トーレスニコラ・アネルカウェイン・ルーニーのようなホンモノのストライカーたる選手が欲しい。

 タイプ的に近しいデフォーは固め打ちはあるが好不調の波が大きく、コンスタントな活躍という面では不満が残る(事実この春以降はちょっと精細を欠いているし)。案外器用なクラウチやパンチのあるパヴリュチェンコもシーズンで25~30GOALをあげるイメージはない。

 今季あげた65GOALも決して少ない数字ではない(上から5番目の数字)。とはいえ更なる好成績や優勝を狙うのであれば、もう少しフィニッシュの精度と決定力を上げたいところ。

 現在、シティのクレイグ・ベラミーの獲得が噂されているが、果たしてどうなることやら…。。。

 モドリッチ、パラシオス、ハドルストーン、レノン、ニコ・クラニチャル、ベイル…etcで構成される中盤は、このリーグの中にあってTOP級だと見ている。質の高いストライカーが加入すれば、これらの中盤の選手が更に素晴らしいお膳立てをしてくれそうだが…。

 来季はいよいよチーム史上初のCL参戦(恐らく前身のチャンピオンズカップもないはず…)!
 W杯を終えて迎えるシーズンが今から楽しみだ☆

posted by JIN18 |16:46 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年05月07日

GO!SPURS! ~直接対決でシティを下しCL出場権獲得!~

 チケットはソールドアウト!CL出場権を掛けての直接対決は、両チームにとって決勝戦のような雰囲気の試合となった。
 結果はスパーズが1-0でマンチェスター・シティを下し、プレミア・リーグでの4位以内を確定させ来季のCL出場権を獲得した。

 中4日のミッドウィーク開催。疲労の回復度合いが心配されたが、立ち上がりから思いのほか動きが良く、アウェーながらも積極的に攻勢を仕掛けペースをつかんだ。

 右MFには久しぶりにアーロン・レノンが起用された。この日は71分間ピッチに立ったが、絶好調時に比べるとまだ8割ぐらいの出来か。それでも縦へのスピード、突破力は相手に意識させるだけでも強力な武器。すっかり左MFに収まったギャレス・ベイルとともに両翼からの仕掛け、時には内へ切れ込む攻めは、都度都度シティDFに脅威を与えていた。

 最近CMFに入ることも多くなったルカ・モドリッチもまずまずの出来。昨季までは小柄なフィジカル面が懸念されていたのか、センターでプレーする機会は皆無だったと記憶しているが、最近のベイルの覚醒とともに中央での起用が増えている。さすがに前目のポジションに比べると、攻撃面で顔を覗かせる場面は減るが、攻守に渡ってこの位置でも出来ることを示せたのは、来季に向けても大きい(といっても、元々クロアチア代表ではセンターでプレーしていたが…)。

 そしてブノワ・アスー・エコット!波があってたまにポカもある…という印象が強かった選手だが、ここのところ左SBでかなり安定したプレーを見せている。この日も攻守に締まったプレーを披露。元々同ポジションだったベイルの活躍に触発されてる部分が大きいとは思うが、このカメルーン代表の好調ぶりは、W杯で対戦する日本代表的には微妙なところか!?

 幾度もチャンスを得ながら決めきれなかったスパーズの決勝点が入ったのは、スコアレスで迎えた81分。
 右で粘ったユネス・カブールが上げた速いクロスをGKが弾いたところ、目の前にいたピーター・クラウチがGOALへ得意の頭でPUSH!ここのところベンチスタートが多かったクラウチだが、ロマン・パヴリュチェンコに一頃の勢いがなくなったところで、すかさず出場機会に飢えている?クラウチを使うあたり、さすが選手起用に長けたハリー・レドナップ!

 お膳立てしたカブールも元来はCBとのことだが、ここ数試合のプレーを観る限りヴェドラン・チョルルカよりも良いのでは…(チョルルカは故障持ちだったが)!?

 ここにきてチームが本当に熟成されてきたと感じるし、もうすぐシーズンが終わるのがもったいないくらいだ。今週末には最終節を迎えるが、3位アーセナルとは気が付けば勝ち点2差。

 CLでメッシ一人に屠られて以降、プレミアで1分3敗と完全に調子を崩し失速したアーセナルをも、もしかしたら追い抜けるかもしれない!?そのためにもバーンリー戦ではキッチリと勝ち点3をモノにしたいところだ。

posted by JIN18 |23:04 | ♠GO!SPURS! | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年05月03日

GO!SPURS! ~ボルトンを下し4位をKEEP!~

 38分、ブノワ・アスー・エコットがエリア外中央から右へ流したボールを、トム・ハドルストーンがダイレクトミドル!元々パンチ力に定評はあるが、GOAL右隅へ突き刺さったという表現がピッタリのすごい弾道だった。

 GOALはこの1点だけだったが、ボルトン・ワンダラーズを下したスパーズが依然として4位の座をキープしている。

 このカード、前半戦では10月初めに対戦、アウェーとはいえ常に先手を取られる展開で、辛くもドローに持ち込んだという試合だった。古きイングランド・スタイルそのままに、徹底して早めにボールを入れて勝負してくる“武闘派スタイル”には、かなり苦しめられた記憶がある。

 それだけに苦戦も予想されたが、この日は思いのほかスムーズにゲームに入り込めた。元々、チーム力ではスパーズのほうが上回るだけに、その差のままにボールを支配しポゼッションを高め、優位な展開で試合を進めていた。

 最小得失点差というスコア以上に好機がありながらも、相変わらず?詰めが甘く、点差を拡げてゲームを決められないところは、スパーズらしいといえばらしい…。そして後半に入りやや運動量が落ちてくる時間帯に、相手に盛り返され際どい場面を作られるもまた然り。

 しかし、スパーズにはこのところ絶好調の“SUPER GOMEZ”がいる。

 この日も最後の砦と呼ぶに相応しい決定的セーブを連発!放送でも触れられていたが、「イングランド人なら間違いなく代表」というのも大いに頷ける(ファビオ・カペッロはGKの人材不足に頭を悩ませているという)。

 ブラジル代表は正GKがジュリオ・セーザル(インテル)、その控えにドニ(ASローマ)が招集されることが最近は多いようだが、ゴメスの力も決して二人に劣るモノではないはず。悪くても第3GKでW杯メンバー入りしても良いと思うが如何だろうか!?

 フィールド・プレーヤーで最も輝いていたのは、“今が旬”のギャレス・ベイルだった。この試合では左MFでの起用。ここのところの活躍で随分と自信を付けているであろうことは、ピッチ上の姿からでも十分に感じ取ることができる。スピードを生かした突破、中央へ流れてきてのシュートと、変幻自在なアタックを披露。

 キックのバリエーションも豊富だが、78分に右から左への大きなサイドチェンジのロビングを、左足ダイレクトの低い弾道で中央へ折り返し、詰めたロマン・パヴリュチェンコにあわやの場面を供給したキックには、スタンドもどようめいていた。
 ここにきて他チームの評価がぐんぐん↑上がっているようだが、来季、スパーズが更なる躍進を狙うのであれば、絶対に欠かすことができない戦力だ。

 水曜にマンチェスター・シティ、そして週末にバーンリーと対戦するというスケジュールで、スパーズの今季は締めくくられることになるが、事実上得失点差を考慮すると、勝ち点1差で5位に付けるシティとの直接対決が、目標のTOP4入りへの最後の関門となりそうだ。

posted by JIN18 |14:26 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年04月27日

GO!SPURS! ~BIG4の3タテは成らず!~

 アーセナルチェルシーと連破して迎えたBIG4対決3連戦の3本目。70分に現在絶好調男ギャレス・ベイルが左から上げたCKを、レドリー・キングがヘッドでGOALに突き刺した時には、逆転は厳しいにしても何とかドローでは締め括れそうだと感じたが、80分以降に2失点を喫し万事休す。

 正直、前の2戦以上に相手との力の差を感じさせられた敗戦となった。

 勝ち点1差で首位チェルシーを追いかけるマンUは、ホームということもあり、立ち上がりから勝利の執念を感じさせる攻めで、スパーズを自陣に追い込んでいた。必然的にスパーズは前の数人を除いて、自エリア付近に選手が位置どる時間帯が多かったが、集中したDFで際どい場面を作られながらも何とか凌ぎ続けるという展開。

 とはいえ、押し込まれることは試合前から予想付いていたこと。

 この日のスパーズは、中央のDFでより威力を発揮できるウィルソン・パラシオスとトム・ハドルストーンがCMFでコンビを組み、最近CMFでプレーすることも多かったルカ・モドリッチが左MFにシフト。前節などで左MFで良い働きを見せていたベイルが、一つ下がった左SBに収まるという布陣を組んでいたが、そこからも中盤からのDFを大きく意識しているであろうことが窺えた。

 前半はスコアレスで終了。

 スパーズとしては格上相手にまずまずプラン通りにゲームを進めていたのではないだろうか(ように映った)。

 後半に入って55分、フォローが少ない前線でよりタメを作れそうなエイズゥル・グジョンセンが、ジャーメイン・デフォーに替わってピッチイン。さて、ここから徐々に反撃を…という具合だったが、58分ブノワ・アスー・エコットがエリア内でパトリス・エヴラを引っ掛け倒してPKを献上!
 大ベテラン、ライアン・ギグスがこれを易々と決め、押していたマンUが遂に均衡を破った。

 この試合、ベイルが左SB起用されたことは前出通りだが、それに伴い怪我のヴェドラン・チョルルカ不在の右SBに入ったのが、本職左SBのブノワ・アスー・エコットだった。
 チームが結果を残せれば、“Harry Magic”の面目躍如となっていたのかもしれない。しかし、アスー・エコットのエヴラへの不用意な飛び込みを観る限り、ポジション的に不慣れな部分での焦りが表れていたようにも感じられた。

 押され気味だったうえに先制点を与えたスパーズの旗色はかなり悪くなった。66分には、4ヶ月ぶりに返ってきたアーロン・レノンを投入し、何とか流れを引き寄せようと試み…。

 その矢先に得たセットプレー=CKから、冒頭でも触れた同点GOALがようやく生まれた。

 マンUの勢いも幾分落ちたように感じられる。
 80分を過ぎて1-1。

 相変わらず押されてはいるものの、後10分を上手くやり過ごせば、ドローでは凌げそうな雰囲気が漂い始めた頃合い…。

 そんな淡い期待はアッサリと打ち砕かれた。

 81分、2分前に投入されたばかりの18歳フェデリコ・マケーダのパスを、ナニが浮かせて技アリのシュート!

 強い!
 本当に強い!!

 86分にはこの試合2つ目のPKを与え、再びギグスに今度はGOAL右に落ち着いて決められてしまう。これで試合はTHE END!

 今シーズン、マンUが最終的にどの順位に収まるかは分からないが、優勝を狙うチームとして絶対に落とせない試合で必ず勝ち点3を拾える強さ。そこには何度も優勝を経験している真の強豪だけが持つ、神通力のようなものを感じずにはいられなかった(J1だと鹿島!後は強かった頃の磐田にも宿っていた)。 

 その有無が、スパーズとマンU両チームの差でもあるし、それが順位にも表れている。

 スパーズも数年後には同じような土俵で戦うことができる日が来るのだろうか。。。

 イヤイヤ!まずは今季目標のTOP4フィニッシュを果たしてもらわなければ。同勝ち点でアストン・ヴィラ、1差でシティ、2差でリヴァプールが追走してきている。デッドヒートは最後まで続きそうだ。

posted by JIN18 |23:47 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年04月19日

GO!SPURS! ~前節に続いてBIG4を撃破!~


 スパーズチェルシーを2-1で下した!

 スパーズもプレミア全体で見ればそれなりの戦力は抱えているので、BIG4相手の連勝も金星だとか『GIANT KILLING』とまでは言わないが、それでもこのチェルシー戦で勝利すると考えた人は、戦前果たしてどれだけいたことだろう??(6節では0-3で完敗!)

 かくいう私も、前節のアーセナル戦は、ノース・ロンドン・ダービーという試合の性質上、意地を見せる可能性は大いにあると考えていたが、今節のチェルシー戦に関していえば、今季プレミア随一の安定感を誇る優勝に一番近いチーム相手に、正直分が悪いと思っていた。

 大勢のサポーターの援護を受けられるホームのホワイトハートレン開催だからか?はたまたアーセナル戦の快勝に気を良くしているのか?思いのほかスパーズの出足は良かった。

 格上相手だけに、ホームとはいえもう少し押し込まれる展開を予想していたが、意外とがっぷり四つ。どちらが自分たちのペースを掴んで試合を支配するのか、探り合って探り合って10分を過ぎた頃合い、スパーズに幸運な先制点が転がり込んできた。

 14分、左からデイヴィッド・ベントリーが上げたクロスが、中央のジョン・テリーの手に当たりこれがハンドの判定!ジャーメイン・デフォーがGOAL左に豪快に蹴り込んでスパーズがスコアを先に動かした。

 スパーズはどちらかといえば先攻逃げ切り型だけに、このGOALでチームが「いける!」と気を良くしたのは一目瞭然。その後もデフォーやすっかりレギュラーに定着したロマン・パヴリュチェンコが、溌剌としたプレーで好機に絡む場面が増えていく。

 その攻撃にアクセントを付けていたのが前節に続いて左MFに起用されたギャレス・ベイル。スピードを生かした突破力と精度の高い左足は、チェルシーの右サイドを蹂躙する脅威となっていた。

 前半終了間際2点めをGET!したのもこのベイルだった。
 エリア外、左から内に少し切り込むと素速く右足を振り抜き、グラウンダーのシュートをGOAL左に突き刺して2-0!対峙したパウロ・フェレイラは縦へのスピードを警戒しすぎていたか…。
 ベイルのスピードにやられまくっていたパウロ・フェレイラは結局前半のみでピッチアウト!後半は同ポジションにブラニスラフ・イヴァノヴィッチが入った。

 ベイルが左SBで大成してほしい…とは、前節アーセナル戦の項でも触れたが、彼の持つ特徴が一つ前のポジションのほうがより生かされ発揮されているのもまた事実。アーロン・レノン、ニコ・クラニチャル、ウィルソン・パラシオスといったMFのレギュラー陣がスタメンに名を連ねた時、ハリー・レドナップ監督はベイルをどう使うのか!?非常に興味がある。

 相乗効果かどうかは分からない?が、ここのところ左SBのブノワ・アスー・エコットが随分締まったDFをするようになったようにも感じる。ちょっとしたポカが多い印象もあったアスー・エコットだが、好プレーを見せる同ポジションのライバルの活躍を目の当たりにして、お尻に少し火が点いたのかもしれない。

 2点リード直後のフランク・ランパードの決定的ボレーは、今日もSUPER GOMEZがスーパー・セーブ!

 後半に入って50分のデフォーのGKとの1対1は、今度はペタル・チェフが身体でセーブ!

 両GKの好守が目立った試合でもあった。

 スパーズは終了間際にもパヴリュチェンコがGK除いて3:1という絶好機でシュートを外しているが、もう少し決定力があれば、後2点ぐらい獲れていたかもしれない。。。

 試合の趨勢は67分に左サイドを突破に掛かったベイルを倒したテリーが、2枚目ので退場になったところで決したといって良いだろう。

 優勝を狙うチームだけに、それでも諦めずに必死の攻防を繰り広げ、ロスタイムにはランパードが意地の1点をスライディングシュートを突き刺すが時既に遅し。

 結局、スパーズがリードを守りきり、前節に続いてBIG4の一角をうっちゃった形となった。

 マンUとの直接対決を制し、優勝にかなり前進したと思われたチェルシーは、これで再びマンUと1勝ち点差。そのマンUとスパーズは次節で対戦する。目標のTOP4入りを狙うスパーズの頑張りは、プレミア優勝争いの行方にも、何やら影響を与えそうな勢いである。

posted by JIN18 |23:25 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年04月17日

GO!SPURS! ~野戦病院対決のノース・ロンドン・ダービーを制す!~

 注目のノース・ロンドン・ダービーはスパーズが2-1でアーセナルを下した。何とか優勝戦線に残りたいアーセナルにとっては痛い一敗となった。

 或いは“プレステ・メッシ”にチンチンにやられまくり完敗を喫したCLのショックがあったのだろうか…。
 スパーズのほうも前節はサンダーランドに完璧に叩きのめされ、続くFA杯のポーツマス戦では延長までもつれ込む戦いを落としている。
 ともに心身に多大な疲労を抱えて臨んだ試合だったわけだが、加えて、それぞれ全て調べてあげるのも大変なくらい故障者を抱えている。

 どちらが先にShockを乗り越えペースをつかむかが試合の行方を左右すると考えたが、早々にGOALをあげたのはホームのスパーズだった。10分に右CKをGKマヌエル・アルムニアがクリアしたところ、ダイレクトでダニー・ローズがすんごいボレー!!を決めた。

 “This is Harry Magic!?”

 イングランドU-21にも名を連ねる今季初スタメン19歳の起用は、ハリー・レドナップ監督の見事な英断だった。

 このGOALで、まずスパーズのほうがやるべきことがハッキリした。ホームとはいえ格上相手だけに、しっかりと守備を整えて、攻撃でも無駄なリスクは犯さない。必然的にアーセナルの支配率が高くなるのだが、この日のアーセナルはどうにもゲームに上手くフィットできない。
 淡々と試合は進み前半は終了。

 アーセナルは後半に入ったところで気持ちを切り替え流れを手繰り寄せたいところだったが、後半開始早々またもや一撃を喰らい、再びゲームに上手く入ることができなかった。

 左からジャーメイン・デフォーが縦に出したスルーパスに、左MFのギャレス・ベイルが何故そこから!?という位置から走り込んで、落ち着いてGOALに流し込んで2点差!持ち前のスピードを生かし都度都度好機を演出していたベイルは、ここのところ評価も鰻登り↑のようだが、個人的にはSBで大成してほしいと思うだけに、このままSMFとしての評価が定着するようだとやや複雑…。

 全くリズムに乗れないアーセナルは、68分にロビン・ファン・ペルシがインしてから、ようやく徐々に流れを引き戻していく。が!その前に立ちはだかったのがスパーズGKのエウレーリョ・ゴメスだった。

 ファン・ペルシのシュートにFK、CKからのキャンベルのヘッドと枠内に飛んできたシュートを幾度となく好セーブ!85分にニクラス・ベントナーに1点こそ決められたものの、終盤のアーセナルの猛攻に立ち塞がりリードを守りきった働きは“SUPER GOMEZ”とでも形容したくなるほど。セレソンでは南ア行きが成るかボーダーに位置するようだが、個人的にはメンバー入りしても全くおかしくないと見受けた。

 さて、スパーズだが…。アーセナル戦から中2日の今晩、首位チェルシーとの対戦、そして次節は2位マンUとの対戦が控えている。息つく暇もないスケジュールだが、ここを上手く乗り切ればTOP4への道が大きく拓けてくるだろう。

posted by JIN18 |13:48 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年04月05日

GO!SPURS! ~サンダーランドに完敗!連勝は5でSTOP~

 開始37秒でいきなり叩き込まれた。

 CKからのフレイザー・キャンベルのヘッドを一度はGKゴメスが弾いたものの、零れた先にいたダレン・ベントに押し込まれての失点。まるで目が覚める前に強烈なビンタを食らったかのような一撃に、スパーズは完全に浮き足立ってしまった。

 その後もサンダーランド・ペースで試合は推移していく。スパーズが時折好機を得ても、GKクレイグ・ゴードンの好守の前にGOALには至らず。。。

 28分にはスティード・マルブランクの放ったシュートをゴメスがセーブしたボールが、カイル・ウォーカーの右手に当たりハンド。このPKをベントが決めて早くも2-0。

 更に41分にはルカ・モドリッチがドリブルでエリア内に侵入してきたキャンベルを引っかけて、またもやPKを与えてしまう。ここで3点差になると、試合が前半で終わってしまうところだったが、ここはゴメスが左に飛んでナイスセーブ!何とか興味を後半へと繋いだ。

 スパーズは、ユネス・カブールや前述のウォーカーなど、あまり試合に出ていない選手がDFラインを形成していたこともあるが、とにかく中盤のDFや連携が甘く、最終ラインも微妙にズレている状態。そこをベント、マルブランク、キャンベルに突かれ、良いようにやられっぱなしだった。

 2点差を挽回すべく、後半頭からニコ・クラニチャルとジャーメイン・デフォーを同時にINしたが、コンディションの問題もあるにせよ、本来のレギュラー級を温存して試合に臨んだあたり、サンダーランドを舐めていたとはいわないが、それに近い見立てはあったのかもしれない。

 相変わらず危うさの残るDFは続くが、それでも強引に前掛かりになることで何とか試合の流れを手繰り寄せようと試みる。

 しかし、60分にはウィルソン・パラシオスが、何と!この試合三度目となるPKをサンダーランドに与えてしまう。キッカーは再びベント。今度こそTHE END!…と思いきや!再びゴメスが今度は右に飛んでPKをSTOP!

 (もし、ドローに終わっていたらゴメスは7.58.0)

 何度も終わりそうになるところ、ゴメスの奮闘で辛うじてゲームへの集中力を維持するスパーズは、71分、クラニチャルの“らしい”左からのクロスを交代直後のピーター・クラウチが決めて、遂に1点差にまで詰め寄った。

 これで更にタイスコアにまで持ち込むことができれば、そのまま試合を終えたとしても価値あるドローといえそうなものだったが、両チームにとって重要な次の1点はサンダーランドに転がりこんだ。

 86分にボーデヴィン・ゼンデンのスーパーボレーで止めを刺され今度こそTHE END。

 最後まで中央のCBが不安定で相手を捕まえきれなかった。

 プレミアではこの試合まで5連勝を飾っていただけに、その流れを継続してほしかったところだが、文字通りの“完敗”。次節以降、“TOP3”のアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドとの対戦が控えるが、ここをどう乗り切るかが、目標とするTOP4内にINすることにそのまま直結する。

 間にはSEMI FINALまで勝ち進んでいるFAカップの試合もある。強行日程が待ち受けているわけだが、続出する怪我人を抱える中、ハリー・レドナップ監督はどういったやり繰りをしていくだろう。。。

 マイケル・ドーソン、ジョナサン・ウッドゲイト、ヴェドラン・チョルルカ、アーロン・レノン、そして交代出場したとはいえハムストリングを痛めているというデフォー。さながら野戦病院!?とでもいえそうなほど怪我人を抱えるスパーズの前途は、まだまだ多難である。

posted by JIN18 |22:27 | ♠GO!SPURS! | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年03月02日

GO!SPURS! ~好調パヴリュチェンコが活躍!~

 スパーズが苦しみながらも難敵エヴァートンを下し4位の座をキープした。

 前半戦では12月の始めに対戦、終始優位に試合を進めながらもタイプアップが視野に入りそうな86分に、ティム・ケーヒルに同点弾を喰らいドローで試合を終えている。この日も前半で2点のリードを奪いながら後半浅い時間帯の55分に、ナイジェリア代表のヤクブ・アイェグベニに1点差に迫られるGOALを決められた。

 徐々に足が止まり、詰めの甘さから白星を逸するのは今季のスパーズの専売特許?でもあるだけに、たっぷりと時間を残してのエヴァートンの追撃弾には嫌な予感が過ぎったが、何とかリードを守りきった。

 勝利の立役者は、何といってもチームに勢いを与える先制GOALをマークしたロマン・パヴリュチェンコに尽きる。

 3-0で快勝した27節のウィガン戦では73分にピッチに入ってから2GOALをGET!続く24日のFAカップのボルトン戦ではスタメン起用されてこれまた2GOAL!その好調さを買われて今節のエヴァートン戦では遂に今季初スタメンを飾った。

 これまではピーター・クラウチ&ジャーメイン・デフォーの凸凹2TOPがよく機能していただけに、なかなか他のFWに出番がなく、かつてチームのシンボルだったロビー・キーンをして、遂には先だってグラスゴウ・セルティックへとレンタル移籍してしまった。

 それ以上に出番に乏しかったパヴリュチェンコも、かねてから移籍希望を公言してはばからなかったのは周知の通り。ロシアのW杯予選敗退も、なかなかコンディションが整わないパヴリュチェンコの不出来がその一因とも見られていただけに、本人的にもかなり辛い時を重ねていたことだろうが、ここにきて!ようやく活躍の場を得られた形となった。

 右のデフォーからの低いクロスを、ライン裏ギリギリに抜け出し滑り込みながら左足で突き刺したGOALは、ストライカーらしい嗅覚の片鱗が感じられた一撃!
 このGOAL以外でも思いのほかデフォーとのコンビの良さが目に付いた。同じ長身FWのクラウチと比べると、高さという点ではクラウチが勝るが、スピードやシュートのセンスやパンチ力ではパヴリュチェンコのほうが秀でている。

 何よりも、クラウチとのコンビも随分対戦相手に研究されてきたのか!?最近精彩を欠いているようにも映ったデフォーがかなり活き活きとプレーしているように感じられた。結果が出たということもあるが、このNEW凸凹2TOPは、もしかするとしばらく基本布陣として据えられるかもしれない。

 追加点はニコ・クラニチャル→ルカ・モドリッチのクロアチアコンビから生まれた。アーロン・レノンが欠場しているとはいえ、揃ってスタメン起用されるくらいだから共に好調なのは間違いない。それぞれの持ち味をピッチ上でいかんなく発揮していた。

 そして、もう一人目に付いたのがギャレス・ベイルだ。まだまだ荒々しい部分も散見するが、縦へのスピードとスタミナを兼備した20歳の左SBは大いなる可能性を感じさせる。もう少しプレーの精度が増し安定感が出てくるようであれば、もしかするとプレミアを代表する左SBに育つかもしれない。現状でもブノワ・アスー・エコットからレギュラーを奪取したと見るが、識者の皆様、いかがなもんだろう!?

 負傷で後半早々に交代したトム・ハドルストーンの状態は気になる(思えば、エヴァートンが反撃の狼煙を上げたのもここからだった)が、TOP4フィニッシュに向けて、明るい材料は多々あるように感じられる。

 順位表を見ると上3つはほぼ確定的。少し開いた4位の座をスパーズ、マンチェスター・シティ、リヴァプール、アストン・ヴィラといったところが争う格好になっているが、この様相は恐らくシーズンの最後まで変わることはないだろう。力的にはどこも拮抗している(本当はリヴァプールは抜け出ても良いのだが…)。

 3強の優勝争いとともに、前述4チームで繰り広げられるCL出場権の懸かった4位争いも、今後のプレミアを観るうえで大いに注目を集めることになりそうだ。

 最後にエヴァートンについても少々…。

 大FANでもあるマルアン・フェライニは怪我で欠場。全治6ヶ月なんて話もあるらしい。早く再び抜群の存在感を誇るあの長身ボンバーヘッドをピッチで拝みたいものだ。

 フェライニと大黒柱ケーヒル不在の中、輝きを放っていたのが、南アフリカ代表のスティーヴン・ピーナール。なかなかにキレのあるプレーぶりで攻撃にアクセントを添えていた。あまり評判の芳しくないW杯開催国だが、ピーナールが一つ覚醒するようだと、W杯では番狂わせを演じるなんてこともあるかもしれない。

posted by JIN18 |21:18 | ♠GO!SPURS! | コメント(0) | トラックバック(0)
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