2012年01月16日
もはや年始恒例?の義務!と化しつつありますが…。
今年も意地でもやります。
どんな選手が輝いた1年だったっけ…という点での備忘録的意味も込めて、題して【南スラヴ(ユーゴスラヴ)版バロン・ドールを選ぼう!2011】。
過去3年のリンクと結果はこちら↓
【南スラヴ(ユーゴスラヴ)版バロン・ドールを選ぼう!2008!】
☆ネマニャ・ヴィディッチ/セルビア/マンチェスター・ユナイテッド☆
【南スラヴ(ユーゴスラヴ)版バロン・ドールを選ぼう!2009!】
☆エディン・ジェコ/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ヴォルフスブルク☆
【南スラヴ(ユーゴスラヴ)版バロン・ドールを選ぼう!2010!】
☆デヤン・スタンコヴィッチ/セルビア/インテル・ミラノ☆
ただでさえ少なかった投票が(汗)、コメントにパスワードとかログインが必須になった昨年あたりはナシ!という寂しい結果だったので、旧ユーゴ勢に対する並々ならぬ情熱や郷愁をお持ちの方は、是非ともコメントという形で投票頂ければと思います。
対象となるのは旧ユーゴの各代表に所属する選手たち、或いはそこに出自がある選手たち。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(ボスニア系スウェーデン/ACミラン)
ファトス・ベチライ(コソヴォ系モンテネグロ/ディナモ・ザグレブ)
ボヤン・クルキッチ(セルビア系スペイン/FCバルセロナ)
アルベルト・ブンヤーク(コソヴォ系スイス/1FCニュルンベルク)
ミラレム・スレイマニ(ゴーラ系セルビア/アヤックス・アムステルダム)
といったところは投票対象になります。
では、まず2011年のBest11から選定します。
ジェコ
ヴチニッチ マンジュキッチ
イリチッチ
モドリッチ バチノヴィッチ
サリホヴィッチ イヴァノヴィッチ
ヴィディッチ スボティッチ
ハンダノヴィッチ
昨年に続く連続選出は5人。センターからフロントに掛けてはフレッシュな顔ぶれが居並ぶ。
GKはサミール・ハンダノヴィッチ(スロヴェニア)を3年連続で選出。所属クラブ(ウディネーゼ)での活躍、代表での安定したパフォーマンスが光る。プレミアのストーク・シティで活躍するアスミール・ベゴヴィッチも脳裏に過ったが、こちらはプレーオフで逃したEURO2012出場が適わなかった点で、既に国際舞台出場経験のあるハンダノヴィッチのインパクトが勝った。
右SBはブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(セルビア)。今季はCBを務めることも多いようだが、対抗馬となりそうなヴェドラン・チョルルカ(クロアチア)がスパーズですっかり出場機会を失うなど、他にめぼしい候補者がいなかったので右SBにて選出させてもらった。
同様に左SBの人選にも事欠いた。ダニイェル・プラニッチ(クロアチア)やアレクサンダル・コラロフ(セルビア)は所属クラブでは半レギュラー的存在。キエーヴォでコンスタントに出場するボヤン・ヨキッチ(スロヴェニア)も考えなくはなかったがややインパクトに欠ける。ここは強引?ではあるが代表等で時折左SBを務めることもあるセヤド・サリホヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)をセレクト。祖国は悲願のビッグ・トーナメント進出を惜しくも逃したが、年齢的にも円熟期に入りつつあるサリホヴィッチには、是非とも2014年W杯出場に向けて代表を牽引してもらいたい。
CBではそれぞれの所属クラブのリーグ制覇に大きく寄与したネマニャ・ヴィディッチとネヴェン・スボティッチのセルビア・コンビでガチガチ確定!だ。名門マンチェスター・ユナイテッドで外国人ながらキャプテンを務め、2年ぶりのプレミア制覇に大きく貢献したヴィディッチは、PFA年間ベスト11にも選出されるなど昨季は充実のシーズンを送った。今季は昨年12月7日行なわれたCLで全治数ヵ月と見られる膝の怪我を負うなど故障続きだけに復活が待たれる。スボティッチも昨季はボルシア・ドルトムントの9シーズンぶりのブンデス制覇に中心選手として大きく貢献した。先ほどヴィディッチは代表からの引退を発表したが、若いスボティッチには名実ともにその座を受け継ぐ存在となってほしい。
CMFの1人めはすっかりお馴染みのルカ・モドリッチ(クロアチア)。この小柄なテクニシャン⑭は、プレーメーカー或いはチャンスメーカーとして、代表、所属クラブ(トッテナム)でもすっかり欠かせない存在となっている。南アW杯予選では終盤戦にモドリッチを怪我で欠いたことが痛手となりクロアチアは本大会出場を逃したと記憶しているが、彼が健在だったEURO2012予選は旧ユーゴ勢で唯一本大会への切符を手中に。今季プレミア開幕直後は本人の希望もあり他チームへの移籍が有力視されたが、結局残留して現在は躍進スパーズの中心的存在となっている。
もう一人は突如として彗星のように表れたアルミン・バチノヴィッチを選びたい。この22歳のスロヴェニア人は、昨季開幕前に母国のマリボルからセリエAのパレルモに移籍すると即レギュラーを獲得、豊富な運動力でピッチを駆け回り攻撃力も兼ね備えたモダンなCMFとして、ビッグクラブからも注目を集める。パレルモでの台頭にシンクロするように代表でも一気に主軸に定着、今後の成長が楽しみな選手だ。
MFの頂点OMFには左利きの司令塔ヨシップ・イリチッチ(スロヴェニア)を期待込みで据えたい。バチノヴィッチ同様マリボル時代にEL予選で対戦したパレルモに活躍が認められ、即2人一緒に移籍するとこちらも欠かせない戦力として定着、レフティ特有の優れたキックの質でチャンスメイクとフィニッシュに力を発揮している。昨季パレルモはこの2人に2年目を迎えたハヴィエル・パストーレ(現PSG)が大ブレイクし、セリエを席巻する活躍を見せたが、パリへ移ったパストーレだけでなくこのイリチッチにもユヴェントスなどビッグクラブ移籍の噂が常に絶えない。当然代表でも攻撃の中核を担う。スロヴェニアにはヴァルテル・ビルサ(ジェノア)、レネ・クルヒン(ボローニャ)など中盤に好選手が揃うだけに、ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ(1FCケルン)の後を次ぐストライカーが表れるようだと、ビッグトーナメントの本大会でもちょっと楽しみな存在になる。今季開幕直後にフローニンヘンからPSVに移籍しGOALを連ねる22歳の新鋭ティム・マタヴジュあたりがその候補になるだろうか。
アタッカー陣はエディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)とミルコ・ヴチニッチ(モンテネグロ)はすんなり。昨年1月にマンチェスター・シティに移籍したジェコは、スター揃いのチームにあっても瞬く間にレギュラーに定着、GOALを量産しプレミア首位を走るシティの快進撃に一役買っている。セリエでのキャリアも長いヴチニッチは今季遂に超名門“イタリアの恋人”に満を持して加入、ここまでGOAL数は多くないが多くのチャンスメイクで貢献し、こちらもユヴェントスのセリエA首位に貢献している。
最後の一人はナポリで調子を上げてきているゴラン・パンデフも過ぎったが、旧ユーゴ勢唯一のEURO出場国からモドリッチ一人しか選んでない点を鑑みて、マリオ・マンジュキッチを据えることにした。ジェコとグラフィッチ(ブラジル)の強力2トップが抜けたヴォルフスブルクにあって、その座を引き継ぎ、今季はここまでチームトップスコアラー。EURO予選やそのプレーオフでも貴重なGOALを連ねている。WG的なプレーもできるという点で右に配した。
と、まぁ、ここまでで随分長くなってしまったが、ベスト11の中からトップ3を発表したい。
1位:3pt エディン・ジェコ(マンチェスター・シティ)
2位:2pt ルカ・モドリッチ(トッテナム・ホットスパー)
3位:1pt ネヴェン・スボティッチ(ボルシア・ドルトムント)
スボティッチはやはりドルトムントのマイスターシャーレ獲得に中心選手として寄与したことが高ポイント。モドリッチもスパーズで“違い”を見せるプレーを披露している点、EURO本大会出場を果たしたという点でトップ3は外せない。
その二人を差し置いても1位に据えたいのがジェコだ。プレーオフでEURO本大会出場を惜しくも逃したのが残念だが、シティでダヴィド・シルヴァ、“クン”アグエロと形成する攻撃陣は、勝手に“シティのマジック・トライアングル”と名付けたいほど魅力溢れ面白い。ジェコに足りないのは代表での国際舞台。何とか2014年のブラジルW杯ではその勇姿を拝みたいものだ。
最後に最優秀監督だが、今後への期待も込めてサフェト・スシッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)を選定したい。惜しくも本大会出場は逃したが、プチ・旧ユーゴ的な代表チームをまとめて大奮闘。ジェコ、サリホヴィッチ、ピァニッチ、メジュニャニンら中心選手が円熟期に入る次回W杯出場を願って止まないし大いに期待したい。
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1位:10pt ルカ・モドリッチ(トッテナム・ホットスパー)
2位: 5pt エディン・ジェコ(マンチェスター・シティ)
3位: 3pt ネヴェン・スボティッチ(ボルシア・ドルトムント)
ネマニャ・ヴィディッチ(マンチェスター・ユナイテッド)
サミール・ハンダノヴィッチ(ウディネーゼ)
イヴァン・トリチコフスキ(アポエル・ニコシア)
7位: 2pt オグニェン・ヴコイェヴィッチ(ディナモ・キエフ)
8位: 1pt ミルコ・ヴチニッチ(ユヴェントス)
posted by JIN18 |21:55 |
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2011年11月18日
【 クロアチア 0-0 トルコ 】
【 モンテネグロ 0-1 チェコ 】
【 ポルトガル 6-2 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 】
クロアチアは緒戦で得たリードを守り切り本大会出場。
モンテネグロは全般的に攻め立てながら決定機を決められず、逆に終盤止めを刺される1点を失い万事休す。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナは攻撃力で勝るポルトガルの前に、完全に撃ち負けての完敗を喫した。
概ね前回の項で予想した通りの結果になってしまった。。。
プレーオフ4カード中3つの組合せに名を連ねた旧ユーゴ勢だが、結局本大会まで駒を進めたのはクロアチアのみ。
最も期待を寄せていたボスニアは南アW杯予選に続いてプレーオフでポルトガルの牙城の前に屈した。ゼニツァでのホームゲームでもポルトガルの攻撃力が勝っていただけに、リスボンでの第2戦はかなり厳しい戦いになると予想したが、まさか(点が入るにしても)これだけ点差が付く試合になるとは思わなかった。
「僕らが6ゴールも奪われたのは、ルリッチが退場になったからだ」
「たら」「れば」を言い出せばキリがない…とはいえ、エディン・ジェコが試合後に振り返ったように、セナド・ルリッチの退場■がターニング・ポイントだったのは間違いない。
ボスニアは序盤で2点のリードを許しながら、前半終了前にルリッチと競り合ったファビオ・コエントランのハンドでPKを得ると、これをズヴィエズダン・ミシモヴィッチが確実に決め1点差に迫っていた。
もう1点取ってタイスコアにまで追い付けば、アウェーGOAL2倍のルールで予選突破が適う可能性も見えてくる。
そんな気持ちの面での勢いを得て迎えたはずの後半。程なくしてクリスチアーノ・ロナウドにこの試合2GOALめを許し再び2点差となったが、ここで審判に激しく抗議をしたルリッチが退場となってしまった。
一旦はエミール・スパヒッチのGOALで1点差にまで詰め寄ったが、後はジェコの嘆き節の通りポルトガルが着々とGOALを連ねていった。個人技とパスワークに秀でた相手に、リードを許したまま数的不利になってしまっては為す術もない。
もしもルリッチが退場にならず11人対11人で最後まで戦っていれば、また違った展開になっていたかもしれない。
重ね重ねではあるが、ジェコの嘆きも最もだと思う。。。
気持ちを切り替えて未来への期待を綴ろう!
南アW杯予選にこのEURO予選、あと一歩のところで大舞台に届かないボスニアを評して「(代表チームとして)まだ経験が乏しい」とはよく言われるところ。
それでも今予選の戦いぶりからは、数人良い選手がいてもアウトサイダーの域を出なかった時代を超え、欧州の中堅どころのカテゴリーには達したように感じられた。次のブラジルW杯予選では所属Group内で一目置かれる存在に捉えられるだろうし、強豪国からも相応のマークを受けることになるだろう。
エミール・スパヒッチ(CB/セヴィージャ)
セヤド・サリホヴィッチ(MF/ホッフェンハイム)
ミラレム・ピャニッチ(MF/ASローマ)
セナド・ルリッチ(MF&SB/ラツィオ)
ズヴィエズダン・ミシモヴィッチ(MF/ディナモ・モスクワ)
エディン・ジェコ(FW/マンチェスター・シティ)
ヴォルフスブルク時代ブンデスで得点王に輝き、今やシティでプレミア屈指のストライカーと評されるジェコだけでなく、主力選手はなかなかに多士済々。DFのメンバーと力量が少々物足りない感はあるが、攻撃陣は若い選手も多くタレント豊富だ。2年後には更に良いチームになる可能性が感じられる。
現在のチームを束ねるのは80年代にPSGで活躍し“パリの王様”と形容されたサフェト・スシッチだ。民族の壁を越えるチームを創り上げた指揮官の続投を願う声は大きいというが、継続性を保って次の2014年ブラジルW杯を本気で狙うのであれば、個人的にも世界的なスターでもあったスシッチの続投が良策ではないかと思う。
3民族(セルビア、クロアチア、ボシュニャク)の会長を立てることがUEFAの1協会1会長という規定違反に繋がるということで、その調整役としてボスニア・サッカー連盟正常化委員会の座長に就いているのはあのイヴィツァ・オシムだが、常にリベラルな姿勢を保つオシムが“実質”協会長ともいわれる立場にいることが、スシッチの“プチ・旧ユーゴ”的なチーム作りのうえでの最大の後ろ盾になっているのかもしれない。
オシムがこの敗戦をどう捉え、どう論じて、未来に向けてどんな“語録”を紡いでくれるのかは非常に興味深い
posted by JIN18 |23:29 |
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2011年11月14日
来年、ウクライナとポーランドの共催で行われるEURO2012。既に12の出場国が決まっており、残る4つのチームがプレーオフ(H&A)を経て出揃うことになる。
去る11日、プレーオフ緒戦が行われた。
その4試合のうち3試合に旧ユーゴ勢が絡んでいるが…。
【 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ 0-0 ポルトガル 】
【 トルコ 0-3 クロアチア 】
【 チェコ 2-0 モンテネグロ 】
※左がホーム
まさに各国明暗が分かれる結果となった。
EURO2008準々決勝での激闘もまだ記憶に残るだけに、個人的に最も拮抗した試合になると見ていたトルコとクロアチアの対戦は、予想外の点差が付いた結果となった。トルコは伝統的にホームで強い=アウェーチームにとっての鬼門であるだけに、3点のアドバンテージをもって自国での第2戦を迎えるとは思いも寄らなかった(しかもトルコの監督は“マジック”を操るあのフース・ヒディンクだ)。
戦力的にもやっぱりクロアチアが現状旧ユーゴ勢の中で最も整っている印象を受ける。今やビッグクラブの羨望の的となるほどスパーズで絶好調なルカ・モドリッチが健在なのは心強いし、ヴォルフスブルクで心境著しいマリオ・マンジュキッチが、どうやらFW陣の核として定着しそうなのも明るい材料だ。
さすがにホームでこの点差をひっくり返されるような失態は犯さないと思われるので、クロアチアの本大会出場は確定的といっていいだろう。
《EURO2000》
ユーゴスラヴィア ベスト8
[W杯2002]
クロアチア Groupリーグ敗退
スロヴェニア Groupリーグ敗退
《EURO2004》
クロアチア Groupリーグ敗退
[W杯2006]
セルビア・モンテネグロ Groupリーグ敗退
《EURO2008》
クロアチア ベスト8
[W杯2010]
セルビア Groupリーグ敗退
スロヴェニア Groupリーグ敗退
新世紀以降の旧ユーゴ勢のビッグトーナメントでの成績は以上の通り。連邦解体前に頭角を表したいわゆる“黄金世代”の残り香でユーゴがEURO2000にベスト8まで進んだ後は、毎回どこかしらの共和国が出場しているものの、決勝Tに辿り着いたのは前回EUROのクロアチアのみ。
組合せに影響される面もあるに違いないが、プレーオフ突破が確定した暁には是非とも本大会で前回を上回る活躍を披露してほしいものだ。
南アW杯予選でも突破まであと一歩と迫りながらもプレーオフでポルトガルに敗れたボスニア・ヘルツェゴヴィナは、今回も南欧の強豪と本大会への切符を掛けた戦いを繰り広げることに。
ホームで迎えた緒戦はスタンドであのイヴィツァ・オシムも戦況を見守った。序盤から地力に勝るポルトガル優勢で進むが、荒れたピッチにフィニッシュの精度を欠きGOALネットを揺らすまでには至らず。
耐えたボスニアは終盤にヴェダド・イビシェヴィッチとエディン・ジェコが、それぞれGKと1対1となる好機を迎えるが、こちらも共にシュートを決められず結局スコアレスでのドロー。無失点に抑えただけにどちらか一つでも決めておきたかった。
この予選終盤で監督交代をするなどポルトガルにはお家騒動?が勃発しているだけに、それがピッチ内にも悪影響を及ぼす懸念もあった。ボスニア的には格上相手だけにそこに付け込みたいところだったが、どうやら第1戦を観る限りあまりそういった影響はなさそうだ。
ポルトガルに戦いの場を移しての第2戦は、ゼニツァで行われた試合以上の劣勢になることが予想される。何とか猛攻を凌いでジェコの一発で勝利を手繰り寄せてほしい。
アウェーでチェコに敗れたモンテネグロは、ホームでの対戦を残すとはいえ、ひっくり返すほどの力はなさそうだ。好調だった昨年の予選序盤の面影はもはやなく、“魔法”が解けてしまったかのようにチームは停滞を続ける。攻撃陣のタレント力を考えれば、反発力に期待できなくもないが、老練なチェコをひっくり返す様は、なかなか想起しがたいものがある。
プレーオフ第2戦は明日15日に行われる。
posted by JIN18 |23:36 |
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2011年10月15日
EURO2012予選の最終節が11日に行われ、本大会出場国とプレーオフ進出国が決まった。2日後の13日には、11月半ばにH&Aで争われるプレーオフの組合せが決定。
トルコvsクロアチア
エストニアvsアイルランド
チェコvsモンテネグロ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナvsポルトガル
厳しい組合せになってしまった。
もちろん旧ユーゴ的視点で見て…であるが。
クロアチアとトルコはどちらにも同じくらい可能性がある顔合わせだ。この両国、EURO2008の準々決勝でも死闘を演じたある意味因縁の対決でもある。延長後半終了直前にクロアチアが先制した喜びも束の間、残りのワンプレーでトルコが追い付き、その後のPK戦を制しベスト4に進んだというクロアチアにとってはショックの残る負け方を喫した相手だった。
今予選で順調に勝ち点を重ねたクロアチアはGroupFで首位をキープし続けていたのだが、最終節前の9日に行われたギリシャ戦で痛恨の敗戦を喫し、そのギリシャと入れ替わる形でGroup順位は2位に後退。結局、そのまま2位フィニッシュで予選を終えプレーオフに回ることとなった。
GroupAに属したトルコは10戦全勝首位通過のドイツにこそ及ばなかったものの、今年3月の予選再開の時点ではGroup4位だった順位を、着々と勝ち点を積み重ねることによって、2位に収まりプレーオフに回ってきた。
前回EURO時の“ミラクル・ターキー”の印象があまりにも強いため、どうしても楽観視できない見立てになってしまうのだが、タレント的にも互角といっていいこの両国、クロアチアが勝つにはスパーズで好調を維持するモドリッチや、ドルトムントで頭角を表しつつあるペリシッチといったタレントが、いかに攻撃で持ち味を発揮できるかに掛かってくるだろう。
悲願の国際舞台初出場を狙うモンテネグロの対戦相手は名門チェコ。メンバーも数年前からあまり変わり映えせず、斜陽に差し掛かってる感があるとはいえ、実績ある国だけにモンテネグロにとって格上の相手なのは間違いない。
とはいえ、モンテネグロも7日のイングランド戦では相手のルーニー退場という利点があったとはいえ、“母国”相手にホームで追い付く試合を見せている。強豪相手でも戦えるポテンシャルは十分に秘めていることが分かる。
気になるのは、今年に入ってから3月のウズベキスタン戦以外、親善試合も含め全く白星があげられていないこと(1勝3敗2分)。失点も多く、EURO予選直近3試合では毎試合2失点を喫している。昨年、好調な予選滑り出しを見せた頃の堅守の面影はない。
9月にウェールズに敗れた後には、このチームを作り上げてきたズラトコ・クラニチャル監督が解任され、ブランコ・ブルノヴィッチが後任に就いたが、悪い流れはまだ止まっていないように感じられる。
新シーズンからユヴェントスで活躍するヴチニッチ、イングランド戦でロスタイムに同点弾を決めたデリバシッチ、昨季を怪我で棒に振ったヨヴェティッチが復帰するなど、攻撃陣にはどんな相手をも脅かすタレント力がある。昨年の予選序盤4試合を無失点で切り抜けた堅守にどこまで近づけるかが、プレーオフ突破の鍵を握る。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナは本当に惜しかった。。。
勝てばGroup首位で突破が決まるというシチュエーションで迎えた最終戦のフランス戦は、アウェーながら今季シティで絶好調のジェコが見事なターンからのGOALを決め先制、GKベゴヴィッチの好守もあり、リードを守ったまま試合は終盤へと推移していった。
しかし、77分、左からエリア内へ侵入したナスリをスパヒッチが倒しPKを与えると(ちょっとPKは厳しいようにも映ったが…)、これをナスリが自身で決め1-1のタイスコアで試合は終了した。
ボスニアは逆転首位通過ならず。
だが、ここ最近の攻守に安定した戦いぶりを鑑みれば、プレーオフ突破の可能性はかなりある!と見ていたのだが、その相手が最も当たりたくなかったであろうポルトガルになるとは…。
この両国は2010年南アW杯予選のプレーオフでも相まみえ、H&Aともに1-0で勝利したポルトガルが、本大会出場切符を手にしている。
最終節を迎え、ドローでもGroup首位通過が決まるという有利な状況にありながら、デンマークに敗れ順位を落としてプレーオフに回ったポルトガルは、チーム状況も決して芳しくはないようだが、それでも地力があるだけに油断がならない。暫定ながらモウリーニョがレアル監督と兼任でプレーオフの指揮を執る…なんて話もあるようだが…。
ボスニアのほうが上り調子なのは確かだし、強豪相手にどこまで食い下がれるか。鍵を握るのは何といってもジェコの決定力だが、W杯予選プレーオフではチームとして1点もあげられなかっただけに、まずはそこをクリアしてほしいものだ。
最終節で実現したGroupCの旧ユーゴ勢対決は、ホームのスロヴェニアがセルビアを1-0で下し、尚心境著しいところを見せた。この試合の結果如何では、プレーオフに滑り込む可能性もあったセルビアだが完敗で望みは潰えることとなった。
試合後にはスタンコヴィッチが代表引退を表明、現在サヴォ・ミロシェヴィッチと並ぶ同国代表最多出場記録を、次の親善試合で1試合更新してユニフォームを脱ぐとのことだが、もし、本大会出場が決まっていればキャップ数もまだまだ積み上げられただけに、誠に惜しい限りだ。
セルビアにとってはアンティッチ監督の解任、アウェーのイタリア戦が没収試合になるなど、やはり予選の序盤で躓いたのが痛かった。それぞれの所属クラブでは光を放つタレントを纏め上げられるだけの将の有無が、この国の浮沈を握ると見る。名古屋後のPIXYなんか案外適任だと思うのだが、如何なものだろう。
スロヴェニアはGroup4位に終わったとはいえ、将来を嘱望されるタレントも続々と出てきており、むしろ近未来の展望はセルビア以上に明るい。今予選に関しては、2戦2敗だった首位のイタリア戦で、もう少し食い下がることができれば、最終的な結果ももう少し違ったものになったかもしれない。
さて。
最後に唯一全く最初から最後まで可能性がなかったマケドニアだが…。勝利は最下位で10戦全敗のアンドラからあげた2つのみ。得点力に乏しく、失点はそれ以上に多い。ではなかなか勝てないだろう。希有なタレント、パンデフもどうやら代表では“ギグス状態”のキャリアに終始することになりそうな…。文字通り旧ユーゴ勢唯一蚊帳の外状態である。
posted by JIN18 |23:32 |
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2011年09月10日
今月2日と6日に欧州各地で行われたEURO2012予選、GroupFで首位に立つクロアチアをはじめとする旧ユーゴ勢が、予選が佳境に差し掛かってきた段でなかなかに良い位置に付けている。
クロアチアはマルタとイスラエルにともに3-1で連勝、2試合を残してプレーオフ圏内を確実にした。次節10月のギリシャに乗り込んでの直接対決で勝利すれば本大会出場が決まる。
前回EUROではベスト8。それがベースとなった2010年に臨むチームは大いに期待を抱かせたが、残念ながら南アW杯は欧州予選敗退の憂き目に。今予選でもモドリッチやスルナ、チョルルカなど中心選手は残るが、ピークは2年前だったというのが個人的な印象だ。
その見方を覆す新戦力が本大会までに現れるのか。今季からドルトムントに加入したイヴァン・ペリシッチあたりには期待したいが、帯に長し襷に短しの感もあるFWに絶対的エースが出てくるようだと前回大会の再来も期待できる。予選終盤はそのあたりも見据えた選手起用に注目したい。
旧ユーゴを構成した6つの共和国のうち、前述のクロアチア以外では3ヵ国が現在それぞれ属するGroupで2位の座に付ける。(旧ソ連などと比べてみても)解体国家としては異例のレベルの高さだ。
GroupDでフランスを1勝ち点差で追うボスニア・ヘルツェゴヴィナには、逆転首位通過の目はまだ十分にある。0-3で敗れた6月のルーマニア戦まではイマイチだったが、以後、格下(と思われる)相手に3連勝、フランスが勝ち点を伸ばせないうちにジリジリとその差を詰めた。10月のルクセンブルク戦ではよほどのことがない限り勝ち点3をあげるのは確実、続く最終節のフランス戦が文字通り雌雄を決する場になりそうだ。
2008年末に右膝十字靭帯負傷の大怪我を負ったイビシェヴィッチが、以降それ以前の爆発力を取り戻せていないのが気に掛かるが、同時に台頭したジェコは今季のマンチェスター・シティでもエースとして好調を維持、レフティ、サリホヴィッチもホッフェンハイムで健在ぶりを示している。
今季からASローマに移籍した“至宝”ピャニッチ、ミシモヴィッチ(ディナモ・モスクワ)、メジュニャニン(マッカビ・テル・アヴィヴ)と好選手を擁する中盤など、個々の力は6ヵ国の中でも屈指だと見る。
南アW杯予選では惜しくもプレーオフでポルトガルに敗れ、悲願の国際大会初出場を逃した。その雪辱が成るかに注目が集まる。
Group首位を走るイタリアが2試合を残して本大会出場を決めたGroupC。ここで2位に付けているのがセルビアだが、昨秋の予選開始時の停滞を思えば、よくここまで持ち直してきたものだ。
昨年10月、ジェノヴァでのイタリア戦を自国サポーターの暴徒化で没収試合(0-3)とされると、続くホームのエストニア戦も1-3で落とし連敗。その時点で順位はGroup5位にまで下げた。
期待された南アW杯を期待外れのGroupリーグ敗退で終えて以降、このEURO予選が始まって早々ラドミール・アンティッチ監督が解任されるなど、チームにとって悪いことばかりが重なっていた。だけに、今回のEUROは正直厳しいと見ていたが、この9月の2試合で連勝を飾るなど、今年に入っての予選試合は3勝1分の好成績。残るはイタリアとスロヴェニアとの対戦と、同居する中では難敵の2チームとの試合が残されているが、十分にプレーオフ進出の目はある。
モンテグロから心配なニュースが一つ飛び込んできた。2日のウェールズ戦を1-2で落としたのを受けて、ズラトコ・クラニチャル監督が解任されてしまったのだ。
昨秋はEURO予選開始時から3連勝、10月にはウェンブリーに乗り込んでイングランド相手に勝ち点1をもぎ取るなど、堂々のGroup首位で年越し。この4試合で失点ゼロと長らく課題だったDFで、一定の成果を示したクラニチャル監督の手腕は高く評価されていたはずだが…。
確かに今年に入っての結果はあまり芳しくなく、8月に親善試合でアルバニアに敗れた時には「おや…?」と思ったものだが、ウェールズに敗れ首位イングランドとの勝ち点差が開いたとはいえまだ順位は2位。よもやこの段で解任されるとは思いも寄らなかっただけに、或いはクラニチャル監督がクロアチア人だったからか!?これがモンテネグロ人指揮官だったらどうだったろう…という穿った見方をしてしまいそうにもなる。
もっとも、予選の残る2試合はホームでのイングランド戦と、最終節で勝ち点3差で追ってくるスイスとの対戦というともに格上の相手のカードだ。
「チームは首位も狙える申し分のない位置につけていたが、今は(上位2チーム入りを果たすために)困難な課題に直面している。急降下しているのは明らかだ。また、最近2試合ではチームに闘志が感じられなかったため、このような対応をするしかなかった」
“ジェニオ”サヴィチェヴィッチ協会長は、劇的な変化を付けるための苦渋の決断だったという。
ウェールズ戦では昨季を負傷で丸々棒に振ったヨヴェティッチが復活の狼煙ともいえるGOALを決めた。新シーズンからユヴェントスでプレーするヴチニッチとともに織りなす攻撃は、どの国のDFにとっても脅威となる存在だ。さすがに逆転首位通過は厳しいが、何とかプレーオフには滑り込んでもらいたいものだ。
W杯では惜しくも決勝T進出は成らなかったが、悲願の初勝利をあげるなど立派な戦いを披露したスロヴェニアは、その後もセリエAでブレイクしたイリチッチ、バチノヴィッチの“パレルモ・コンビ”が代表でも中核を担うようになるなど、層は間違いなく南アフリカの時以上に厚くなった。
強豪イタリアにくわえて、かつて同胞だったセルビアが同居するなど難しいGroupに入ったのは事実だが、セルビアの出遅れもありこの9月の連戦を迎えるまではGroup2位と悪くない位置に付けていた。
ところが!2日のエストニア戦を1-2で落とすと、続くイタリア戦も0-1で敗れ連敗。負けたその2チームに抜かれる形で、一気に順位を4位まで降下させてしまった。スロヴェニアは次回10月のセルビア戦がGroup最終戦、可能性の目が完全に潰えてはいないが、実質的に予選突破はこの連敗でかなり苦しくなった。“パレルモ・コンビ”以外にもこの予選5GOALのマタウジュなど若手の台頭があるだけに、先々のチーム作りに期待したい。
さて、最後にマケドニアだ。SUPERな強豪はいないモノのロシア、アイルランド、スロヴァキアと曲者揃いのGroupBにあって、勝利は全敗の最下位アンドラからあげた2勝のみ。パンデフという希有な存在こそいるモノの、選手層&組織力とも残念ながらアウトサイダー以上の位置付けには抜け出せないのが現状だ。
今予選でモンテネグロが躍進を遂げているだけに、何か一人取り残された感すらある。セルビアやクロアチアのような欧州でも名の知れた強豪クラブもなく、同じ小国でもスロヴェニアのように経済が豊かなわけでもない。パンデフのような才あるプレーヤーが偶発的にでも何人か出てくる以外、なかなか躍進を望むことは難しそうだ。
現状、Group首位が1チーム、2位が3チーム…といっても、2位が厳しいプレーオフに臨むことを考えれば、実際本大会の切符を掴むのは1…ないし2チームが滑り込めば御の字だろう。プレーオフで旧ユーゴ勢同士がぶつかり潰し合うことも大いに有り得る。願わくば、南アW杯出場を惜しくも逃したボスニアや、今予選で奮闘しているモンテネグロは本大会に出場してほしいものだが…。
EURO2012予選は10月、11月の節を経て、2ヶ月後には大会出場国が出揃うことになる。
posted by JIN18 |23:26 |
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2011年06月23日
ほんの数週間前に2010-11シーズンが終わり、欧州のサッカーシーンがオフ・シーズンに突入したかと思いきや、この20日には何と!早くも新シーズンのCL予選の組合せが発表となった。
その緒戦のキックオフが6月28日。もちろん本選から登場するチームの選手はまだバカンスを楽しむことができるわけだが、W杯やEUROがなくとも今時の選手はなかなかしっかりとした休息を取ることができないことを改めて知る想いだ。
今回組合せが決まった予選1、2回戦は、正直アウトサイダー的チームの潰し合いという色合いが濃い。UEFAランクの高い国のチームは、予選といえども3回戦から登場となる。
普段であればその組合せにも大して注視しないのが常なのだが、この2011-12シーズンに関しては俄然目を惹くカードがあった。
パルティザン・ベオグラードvsシュケンディヤ79の顔合わせだ。
セルビアとマケドニアのクラブという旧ユーゴ勢同士の対決となるわけだが、このカードはその図式だけでは括れない気がしてならない。
シュケンディヤ79のあるテトヴォはマケドニア北西部の外れに位置する。隣接するのがセルビア…というよりもコソヴォといったほうが分かりやすいだろうか。
2008年2月にセルビアからの独立を宣言したコソヴォは国際的には未承認国が多いのが実情だが、先のコソヴォ紛争以降人口の90%以上をアルバニア人が占有するようになるなど、実質アルバニア人の(セルビア領内という認識だとしても)国家内国家の様相を呈している。
紛争の事実からもセルビアとの乖離は著しい。
そして、テトヴォの人口も約7割をアルバニア人が占めるといった構成になる。隣接するコソヴォや本国アルバニアとの結びつきは当然大きいに違いない。
シュケンディヤ79はそんなテトヴォの町にアルバニア人のクラブとして1979年に創設された。メンバーにはマケドニア人やセルビア人の名も見られるが、多くはアルバニア人プレーヤーによって構成されている。
以上の事実を踏まえて、パルティザン・ベオグラードvsシュケンディヤ79という顔合わせをもう一度見ると、その捉え方もずいぶんと変わってくるのではないだろうか。
ツルヴェナ★ズヴェズダよりリベラルな印象があるとはいえ、パルティザンもセルビア随一の名門クラブである。そんなチームとマケドニア…というより、アルバニア、いやコソヴォと連なってるかもしれないアルバニア人チームが対戦するのだ。
何やら危うい予感がしてならない。
それは決して興味本位だけで言っているわけではない。どだい「スポーツと政治は別」といっても 実際にはそれはありえないわけで…。国がありそこに住む人がいてその国に愛情を抱いていれば、スポーツが国威発揚の意を成したり、どこかと折り合いが悪ければ代理対決の様相を呈する。それはある意味自然な理の流れでもある。
とはいえ、意識的に注視こそしてしまうが、決して「何か」を期待しているわけではない。ピッチ内の戦いがスポーツのルールの中で白熱するのは構わないが、ピッチ外がこの組合せを意図的に利用して何かを起こすようなことは決してあってはならない。平和裏に試合が終わるのであればそれに越したことはない。
先ほど2010-11シーズンの放送が終了したFOOTでは、折に触れて、ホントか冗談かCL抽選の意図的操作?にまつわる話がしばし出ていたことを思い出すが、もしUEFAが本当に手心を加えてるのであれば、もう少し配慮の利いた組み合わせにはできなかったのだろうか??ということを、今、何とはなしに思う。
この対決はあまりにも刺激的すぎるカードだ。
posted by JIN18 |23:49 |
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2011年01月12日
2010年のFIFAバロン・ドールにメッシが2年連続で選出された。大方の予想では同じバルサ勢のチャヴィ、イニエスタが世界制覇を成し遂げたW杯での活躍も相まって優位と見られていただけに、W杯でチームとしても個人としても物足りなさが残ったメッシの選出はサプライズともいえる。
とはいえ、バルサの栄華は他の誰でもなく、このメッシが健在な限り続くと見ている身としては、そう考えると今の世界一魅力溢れるサッカーをするチームの中心という観点で捉えれば、十分合点がいくものではある。
さて。。。
毎年、本家バロンドールの後追い企画として拙Blogで勝手に行っている【南スラヴ(ユーゴスラヴ)版バロン・ドールを選ぼう!】
当然、今年もやります!
【南スラヴ(ユーゴスラヴ)版バロン・ドールを選ぼう!2008!】
☆ネマニャ・ヴィディッチ/セルビア/マンチェスター・ユナイテッド☆
【南スラヴ(ユーゴスラヴ)版バロン・ドールを選ぼう!2009!】
☆エディン・ジェコ/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ヴォルフスブルク☆
過去2年は以上の通り。詳細はリンク先で。
旧ユーゴに所属する選手たち、或いはそこに出自がある選手たちを対象とするので…
ヴァロン・ベーラミ(コソヴォ系アルバニア/ウェストハム・ユナイテッド)
ズラタン・イブラヒモヴィッチ(ボスニア系スウェーデン/ACミラン)
マシュー・スピラノヴィッチ(クロアチア系オーストラリア/浦和レッズ)
ファスト・ベチライ(コソヴォ系モンテネグロ/ディナモ・ザグレブ)
ボヤン・クルキッチ(セルビア系スペイン/FCバルセロナ)
といったところは投票対象。
まずは2010年のBest11から。
正直、W杯年でもあったので、8月に選定した『■ 2010年度版!南スラヴ(ユーゴスラヴ)代表!』に思いっきりカブるところではあるのだが…。
オリッチ
ヴチニッチ クラシッチ
ピャニッチ
モドリッチ スタンコヴィッチ
コラロフ イヴァノヴィッチ
ノヴェスキ ヴィディッチ
ハンダノヴィッチ
GKはやはりサミール・ハンダノヴィッチ(スロヴェニア)が一番手。安定感と総合力では随一といっていいW杯でも活躍したGKだ。同じくW杯でのPKストップが印象深いヴラディミール・ストイコヴィッチ(セルビア)は、クラブでの活躍度がちと物足りないか。
右SBはチェルシーで昨季からレギュラーを務めるブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(セルビア)。今季はCBでのプレーも多いようだが、ここは代表でもお馴染みの右SBで選出。開幕からすんごい!スタートダッシュを見せたチェルシーも、ここのところすっかり不調に陥り、イヴァノヴィッチも芳しくない出来の時もあるようだが、世界屈指の強豪でコンスタントにレギュラーとして出ている点で評価したい。今や欧州の強豪に成りつつある?シャフタール・ドネツクで外国人ながらキャプテンを務めるダリヨ・スルナ(クロアチア)、所属するトッテナムですっかり出場機会を失しているヴェドラン・チョルルカ(クロアチア)を抑えた形になる。
左SBは移籍したマンチェスター・シティで出場機会も増えてきたアレクサンダル・コラロフ(セルビア)だ。正直、まだ大舞台での活躍度、印象は薄いが、ロベカルやミハイロヴィッチとも比較される左足の破壊力の発揮を心待ちにしたい。
CBはまずネマニャ・ヴィディッチ(セルビア)!W杯での稚拙なPK献上は大きなマイナスだが、マンUで長きに渡ってレギュラーを務める点で、やはり外すことはできないだろう。そして、コンビを組むもう一人にはニコルチェ・ノヴェスキ(マケドニア)を選びたい。ちょうどシーズンの半分17節を終えて何とブンデス2位!と大躍進を遂げているマインツのベテランCBは、失点数でも首位のドルトムントに次ぐ少なさという堅守を支えている。サッカーの質という点でも評価の高いマインツの今後の戦いぶりも含めて、尚注目したいところ。
CMFの2人は昨年と変わらず。というかセルビアとクロアチアの代表で⑩番を背負う2人を超える存在は、そうそう出てくるものでもない。W杯のGroupリーグ敗退でややケチが付いたが、デヤン・スタンコヴィッチ(セルビア)のこの1年の働きぶりと成果は申し分ない。ギャレス・ベイルの台頭やラファエル・ファン・デル・ファールト加入で、一時は出番を減らすかと思われたルカ・モドリッチ(クロアチア)も、やはり唯一無二の存在であることを証明し、スパーズで欠かせない戦力になっている。
ガラタサライに移ったズヴィエズダン・ミシモヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)はイマイチ活躍度が分からないし、ニコ・クラニチャル(クロアチア)はスパーズで不遇を囲うだけに、TOP下はちょっと迷いどころだったが、ここは思い切って20歳の若武者ミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)をSELECT。ヨアン・グルキュフが加入した今季は交代出場が増えるなど、ややプレー機会を減らしているが、何といっても!昨季CLでそれまでなかなか決勝Tで勝ち上がれなかったリヨンを、アウェーのレアル・マドリー戦での貴重なGOALなどでBest4に導く活躍を披露したことを評価したい。パレルモで高い評価を受けるヨシップ・イリチッチ(スロヴェニア)は、W杯でメンバー漏れしているだけに、来季の候補といったところか。
RWGはミロシュ・クラシッチ(セルビア)。豊富な運動量とキレのあるドリブル、精度の高いキックで好機を演出するサイドハーフのスペシャリストは、一昨年あたりからビッグクラブへ移ることが噂されていたが、今季は遂に名門ユヴェントスへの移籍を果たし、早くも欠かせない存在となっている。W杯でファインゴールを決めたヴァルテル・ビルサ(スロヴェニア)も印象深いが、クラシッチの牙城は揺るがない。
反対サイドのLWGには、セリエAで14GOALをあげASローマの2位という好成績に寄与したミルコ・ヴチニッチ(モンテネグロ)の名をあげたい。代表がEURO2012予選で快進撃を見せているのも推しどころ。昨年の年明け早々ラツィオ⇒インテル・ミラノへ移籍を果たし、早々に主力とした定着ゴラン・パンデフ(マケドニア)も捨て難いが、ヴチニッチの印象度がやや勝る。
最後にFWだが…。昨年のエディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)のように、飛び抜けた存在がいないためここも迷いどころだった。先ほどマンシェスター・シティへの移籍が決まったジェコは、2010年もコンスタントに活躍を見せていたが、その前年のインパクトが強すぎたぶん、気の毒ながら当時と比較するとやや霞む感も。W杯に出場したセルビアとスロヴェニアにも目ぼしいFWがおらず…といったところで浮かんできたのが、イヴィツァ・オリッチ(クロアチア)だ。昨季から加入したバイエルンでは当初控えと目されていたが、持ち前の攻守に労を厭わないプレーで信頼を勝ち取ると、ブンデスやCLで貴重なGOALを次々に連ねた。特にCL準々決勝マンU戦でのH&AであげたGOAL、準決勝リヨン戦でのハットトリックは大きく印象に残る。常に全力を尽くす“ガンバルマン”は、バイエルンの国内二冠とCL準Vという好成績の立役者の一人といって間違いない。
長くなってきたので一気にTOP3を発表する。
1位:3pt デヤン・スタンコヴィッチ(インテル・ミラノ)
2位:2pt イヴィツァ・オリッチ(バイエルン・ミュンヘン)
3位:1pt ミルコ・ヴチニッチ(ASローマ)
ヴチニッチとオリッチについては上記通り。そしてスタンコヴィッチだが、インテルのスクデット5連覇、コパ・イタリア獲得、CL制覇、更には世界クラブ選手権戴冠に大きく寄与したという点では、やはり抜けていた活躍度だったと思う。
代表はEURO予選での勝ち点剥奪で予選突破が微妙な状況、インテルのスクデット6連覇も厳しくなりつつあるなど、新シーズンはなかなかに苦労を強いられているが、2011年はまた一層の活躍を期待したい。
最後に、今回から監督も最も指導力を発揮した一人を選出したい。
W杯予選で素晴らしい戦いぶりを繰り広げたラドミール・アンティッチ(セルビア)は、本大会でも決勝Tまで進めれば(ドイツを破っているだけに)有力候補だったが、Groupリーグ敗退ではちと厳しい。マティアジュ・ケク(スロヴェニア)も同様。ズラトコ・クラニチャル(クロアチア)は、指揮するモンテネグロ代表がEURO予選を突破してこそ。J1を独走で制した“PIXY”ドラガン・ストイコヴィッチも脳裏に浮かんだが、やはりW杯でガーナをBest8に導いたミロヴァン・ライェヴァッツを選から外すことはできない。
故障者を抱えていたのも理由だろうが、アフリカ勢にありがちな一人の突出した個に依存するのではなく、組織的で勤勉なチームはかなりの好チームだった。9月にガーナの監督を辞任したというが、次にどこで指揮を執るのか?またどこかで真価を発揮してもらいたい。
選手に関しては対象は冒頭で記した通りなので、お気軽に投票書き込みを頂ければと思います(コメントID制になってから、めっきりコメントが減ったので厳しいかなぁ…)。Pointは1位3pt、2位2pt、3位1ptという形(別に一人でも二人でも構いません)で、できれば選出に対する根拠となるコメントも簡単に添えて頂ければ幸いです。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1位:3pt デヤン・スタンコヴィッチ(インテル・ミラノ)
2位:2pt イヴィツァ・オリッチ(バイエルン・ミュンヘン)
3位:1pt ミルコ・ヴチニッチ(ASローマ)
posted by JIN18 |23:04 |
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2010年10月13日
モンテネグロがやってくれた!
思いっきり肩入れした願望込みの希望的観測で、今EURO予選での好調さをイングランド戦でも見せてほしいとは思っていたものの、まさか本当にウェンブリーで勝ち点をもぎ取るとは。。。ドローとはいえ、モンテネグロにとっては最高に近い結果を得ることができたといっていいだろう。これで積み上げた勝ち点は10。依然2位イングランドに3差を付けたままGroup首位を堅持している。
この試合、GOALを奪うことはできなかったが、ルーニーやクラウチ、ジェラードといったタレントを擁する強豪をゼロ封したのだから大したものだ。これで今予選は4試合連続のシャットアウト!現時点で他に無失点のチームはベラルーシだけだから、こちらの成績もこれまた大したもの。
前回の項では、このイングランド戦の結果如何では、様々な誌面で取り上げられることになるだろうと予想したが、それもどうやら現実味を帯びてきそうだ。
sportsnaviではこの試合が始まる前の段で既にコラムが一つUPされている。
さすがです!
巻き起こる「モンテネグロ旋風」ユーロ予選最大のサプライズ(ブラディミール・ノバク/Vladimir Novak)
この快進撃の礎はとにかく4試合連続無失点と、結果的にDFが堅いことに尽きる。メンバーが半年前と大きく替わったわけでもないので、堅いというより粘り強くなったと見たほうが良いだろうか。コラム内でDFの要として触れられているマルコ・バシャは、確かル・マンで松井大輔とチームメイトだった記憶がある。セルビアを選ぶ資格も有していてどちらを選ぶかという点で注目されていたが、より熱心に勧誘してくれたモンテネグロのほうを選らんでいる。
客観的に見れば、2試合で7得点のスリー・ライオンズを90分ゼロに封じるのは、どう贔屓目に考えてもかなり難しい所業なので、ドローすら厳しいとも思ったが、押され気味に進められながらも最後までGOALを割らせなかった。
モンテネグロが入るGroup-Gは5チームなので、これで予選は折り返し。今年開催の予選試合も全て終えたことになる。
【2011】
0604 H ブルガリア
0902 A ウェールズ
1007 H イングランド
1011 A スイス
2011年開催のEURO予選試合予定は以上の通り。ブルガリア戦で勝利を得られれば、少なくともプレーオフ圏内には飛び込めそうだし、今の勝ち点差を維持してホームのイングランド戦あたり迎えられるようだと、本大会出場も現実味を帯びてきそうだ。
posted by JIN18 |23:51 |
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2010年10月12日
組合せに恵まれたクロアチアを除くと、W杯に出場したセルビアとスロヴェニアが同組で下位に位置するなどで、旧ユーゴ勢各国はこのEURO2012予選で出遅れてる印象が強い。
そんな中、覚醒したかの如く光るのがモンテネグロの3戦3勝という成績だ。3試合ともスコアは1-0。最小得失点差での勝利3つを連ねてるわけだが、2節でブルガリアをアウェーで沈めたのは評価できるし、今節、ビッグトーナメント本戦に4連続出場中のスイスを破ったのもサプライズの勝利だった。
この3戦での得点の少なさはステファン・ヨヴェティッチ(フィオレンティーナ)が8月に全治6ヶ月の重傷を負い、招集ができないという状況にも一因がある。その分エースのミルコ・ヴチニッチ(ASローマ)が、緒戦のウェールズ戦とスイス戦で決勝GOALをあげ、まさに大車輪ともいえる活躍ぶりでチームを勝利に導いている。
特にスイス戦では土壇場の終了3分前に虎の子の1点をGET!左からエリア内に持ち込み、一旦後方のミタル・ノヴァコヴィッチに預けるが、素速く縦へのリターンを受けると、飛び出したGKの鼻先を左足で冷静に浮かせてGOALへ流し込み、ホームの観客に素晴らしい勝利をプレゼントした。
そして一番の驚きともいえるのが3試合終えて失点0というDFだ。攻撃陣にタレントを擁するブルガリアやスイスを無失点に抑えたのだから、相応の評価は受けて然るべきだ。
先のW杯予選では10試合で14失点。1勝6分3敗という結果だったが、DFの弱さに苦しんだ感があった。
小国ゆえに簡単に新しいタレントが出現するわけもないので、そこがまた泣き所になると見ていたが、よくぞ立て直し整備されたものだ。監督には今予選からクロアチア人のズラトコ・クラニチャルが就任。母国の代表監督時代は息子のニコ(トッテナム)を代表定着させた以外さして大きな印象を残さなかったが、モンテネグロのこの変貌には間違いなく彼の手腕が一役買っているはずだ。
モンテネグロは明日、アウェーのウェンブリーでイングランドと対戦する。イングランドもこの予選は2戦2勝の好スタート、ブルガリア戦で4点、スイス戦で3点と攻撃陣が猛威を振るっている。明らかにこれまでの対戦相手以上に格上の相手だが、ここをドローあたりで凌げると、少なくともモンテネグロにとってプレーオフへの視界は大きく拓けてくるのではないか。
その成果如何によっては、そろそろ専門誌あたりにでも取り上げられそうなので、そちらのほーのCHECK!もぬかりなく楽しみにしたい。
こんなNEWSも出ているが、モンテネグロにとっては多少なりとも追い風になるだろうか!?
■ モンテネグロ代表EURO2012予選出場選手
※[出場数(内交代)/GOAL数] 所属クラブ
【GK】
ムラデン・ボージョヴィッチ [3/0] ヴィデオトン(HUN)
【DF】
マルコ・バシャ [3/0] ロコモティフ・モスクワ(RUS)
ミラン・ヨヴァノヴィッチ [3/0] スパルタク・ナリチク(RUS)
ステファン・サビッチ [1/0] パルティザン・ベオグラード(SRB)
ミオドラグ・ジュドヴィッチ [3/0] スパルタク・ナリチク(RUS)
サヴォ・パヴィチェヴィッチ [2/0] マッカビー・テル・アヴィヴ(ISR)
ラドスラフ・バタク [1(1)/0] FKモグレン・ブドヴァ
【MF】
シモン・ヴクチェヴィッチ [3/0] スポルティング・リスボン(POR)
ブランコ・ボシュコヴィッチ [3/0] DCユナイテッド(USA)
ミタル・ノヴァコヴィッチ [3(2)/0] FKアムカル・テルミ(RUS)
エルスラ・ズヴェロティッチ [3/1] ルツェルン(SWI)
ムラデン・カシュチュラン [2(2)/0] ヤギェロニア(POL)
ミロラド・ペコヴィッチ [2/0] グロイター・フュルト(GER)
ヴラディミール・ボージョヴィッチ [2(2)/0] ラピッド・ブカレスト(ROM)
【FW】
ラドミール・ジャロヴィッチ [3/0] HNKリエカ(CRO)
ミルコ・ヴチニッチ [3/2] ASローマ(ITA)
ファトス・ベチライ [2(2)/0] ディナモ・ザグレブ(CRO)
人口62万の小国だけにリーグの規模は推して知るべし。。。
当然のことながら代表クラスになると、今や“隣国”のセルビア、クロアチアをはじめ他国で活躍する選手が多い。遙か極東の名古屋には元代表選手のイゴール・ブルザノヴィッチがいる。この2004年モンテネグロ年間最優秀選手は、かつては代表の常連だったが、確か監督だか協会との確執があり、代表にはしばらく入っていない。日本から母国の活躍はどう映っていることだろう。
FWのベチライはコソヴォ出身のアルバニア人。モンテネグロリーグで得点王になった活躍が認められ、今季からクロアチア随一の名門ディナモ・ザグレブへ加入している。ヴァロン・ベーラミ、アルベルト・ブンヤーク、シェルダン・シャチーリ(何れもスイス代表)、ロリック・ツァナ(アルバニア代表)などコソヴォ出身のアルバニア人プレーヤーが欧州各国の代表にチラホラ見掛けられる昨今だが、もし、コソヴォ代表が正式に承認されればベーラミあたりと同様にベチライもそこに合流する意思を持つといわれている。
(U-17W杯優勝メンバーのグラニット・チャカなど、特にスイスにはコソヴォ移民が多いようだ)
このあたりは本題からは逸れるのでまた機会があった折りにでも。。。
posted by JIN18 |00:05 |
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2010年08月09日
本当はW杯前にセレクトしてUPしたかったのだけれど、気が付けば開幕!その後は録画とその編集とBlog書きと会社行って仕事と、他のことが入る余地がなく。。。
COACH:
ミロスラフ・“チーロ”ブラジェヴィッチ(1935.02.10/クロアチア)
GK:
1.サミール・ハンダノヴィッチ(1984.07.14/スロヴェニア/ウディネーゼ)
12.ケナン・ハサギッチ(1980.02.01/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ビュユクシェヒル)
23.ヴラディミール・ストイコヴィッチ(1983.07.28/セルビア/ウィガン・アスレティック)
DF:
3.ヨシップ・シムニッチ(1978.02.18/クロアチア/ホッフェンハイム)
4.ニコルチェ・ノヴェスキ(1979.04.28/マケドニア/マインツ05)
5.ネマニャ・ヴィディッチ(1981.10.21/セルビア/マンチェスター・ユナイテッド)
6.ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(1984.02.22/セルビア/チェルシー)
13.マルコ・シューレル(1983.03.09/スロヴェニア/ガン)
20.サネル・ヤヒッチ(1981.12.10/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/AEKアテネ)
22.ダニイェル・プラニッチ(1981.12.02/クロアチア/バイエルン・ミュンヘン)
MF:
2.ダリヨ・スルナ(1982.05.01/クロアチア/シャフタール・ドネツク)
7.ズヴィエズダン・ミシモヴィッチ(1982.06.05/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ヴォルフスブルク)
10.デヤン・スタンコヴィッチ(1978.09.11/セルビア/インテル・ミラノ)
14.ルカ・モドリッチ(1985.09.09/クロアチア/トッテナム・ホットスパー)
15.ネナド・ミリヤシュ(1983.04.30/セルビア/ウォルバー・ハンプトン)
16.ミロシュ・ニンコヴィッチ(1984.12.25/セルビア/ディナモ・キエフ)
17.ミロシュ・クラシッチ(1984.11.01/セルビア/CSKAモスクワ)
21.ヴァルテル・ビルサ(1986.08.07/スロヴェニア/オセール)
FW:
8.ミルコ・ヴチニッチ(1983.10.01/モンテネグロ/ASローマ)
9.エドゥアルド・ダ・シルヴァ(1983.02.25/クロアチア/アーセナル)
11.エディン・ジェコ(1986.03.17/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/ヴォルフスブルク)
18.イヴィツァ・オリッチ(1979.09.14/クロアチア/バイエルン・ミュンヘン)
19.ゴラン・パンデフ(1983.07.07/マケドニア/インテル・ミラノ)
EURO2008に続いて選んでしまいました。
幻のユーゴ代表・現在版。
やはり旧ユーゴ勢勢揃いするとなかなかのメンツです。Best4に入ったスペイン、オランダ、ドイツ、ウルグアイあたりとやっても、かなり良い勝負をしそうです。
監督はミロスラフ・ブラジェヴィッチ。98年フランスW杯でクロアチアを3位に導いた名将ですが、今大会予選では“プチ・ユーゴ”といってもいい隣国ボスニア・ヘルツェゴヴィナを率いて、プレーオフまで進む健闘を見せました。
選考の基準としては各国一部CLUBでプレーしていること、そして現在他国籍や他代表を選択している者は入れていません。それでも人材豊富なだけに、ある意味“選ぶ”というより“削る”作業だった…といっても過言ではありません。一応、各ポジションに最低2人は入れるように(GKは除いて…)してみたつもりですが…。背番号はある程度縁のあるNumberで。
DFの主立ったところではヴェドラン・チョルルカ(クロアチア)、ボシュティアン・チェサール(スロヴェニア)といったところを外しました。チョルルカは昨季スパーズで故障を抱えたままプレーしていたこともあり、本来のプレーの質には遠かったことので、替わりにチェルシーで活躍していたイヴァノヴィッチを据えました。チェサールは一部リーグとはいえ、ダントツで二部降格の決まったグルノーヴルでそんなに活躍していた印象もないので…。スロヴェニア代表の躍進を考慮しても、他のメンバーを押しのけるほどではありませんでした。
中盤では昨季最後に故障に見舞われたニコ・クラニチャル(クロアチア)を外しました。完調であればレギュラーにも据えたいほど、昨季スパーズでは良い働きをしていましたが、実際、クロアチアがW杯出ていても完治には間に合わなかっただろうという点でOUCH。セヤド・サリホヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)あたりも、W杯出場が成っていれば選んでいたかもしれません。ミラレム・ピァニッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)あたりも次世代選手ということで…。
そして一番、削るのに苦慮したのがFW陣。。。枠はこれ以上増やせないので、ヴェダド・イビシェヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)、ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ(スロヴェニア)、ダンコ・ラゾヴィッチ(セルビア)、ステファン・ヨヴェティッチ(モンテネグロ)といったところは涙を呑んでもらうということで。イビシェヴィッチは一昨季の怪我前の状態だったら間違いなく入れていたし、ノヴァコヴィッチもW杯出てるスロヴェニアの選手だけに迷いどころでしたが、こちらも昨季はその前のシーズンに比べるともう一つだったので外しました。若い選手は未来があるということで。
一応、基本布陣並べてみましたが、ホント!バランスの取れた良いチームです(笑)。
8ヴチニッチ
19パンデフ 17クラシッチ
14モドリッチ 7ミシモヴィッチ
10スタンコヴィッチ
22プラニッチ 6イヴァノヴィッチ
5ヴィディッチ 13シューレル
1ハンダノヴィッチ
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