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ロシアW杯欧州予選最終節/クロアチアが何とかプレーオフへの出場権を得るの巻

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 2年に渡って欧州各地で繰り広げられた2018年ロシアW杯予選も、この10月の2連戦で最終節を終える。当落線上に位置するチームは、その切符を得るべく文字通りここで死力を尽くすこととなる。

 クロアチアは予選前半を終えた段ではロシアへの道に青信号が灯っていた。しかし、6月にアウェーのアイスランド戦を落として以降急降下↓今回の連戦を迎えて首位の座こそ何とか維持していたものの、2勝ち点差の中に4チームがひしめき合うという稀に見る混戦の中で、この2試合の結果如何では首位通過はおろかプレーオフに臨む2位にすら入れないという状況も十分にあり得るところだった。

 第一ラウンドは6日のホームでのフィンランド戦。ザグレブのスタディオン・マクシミールのピッチコンディションが悪いということで、急遽リエカに開催地を移して執り行われたこの試合で、欲しいのはズバリ!勝ち点3だけ。草刈り場に近いフィンランド相手の取りこぼしは考えにくいし、それは絶対に起こしてはならないことでもある。ホームで気持ち良く勝利して、最終節でのアウェーの難敵ウクライナ戦を少しでも優位な状況で迎えたいところだった。

 クロアチアのスタメンはこの試合が7キャップ目というマテイ・ミトロヴィッチがCBでドマゴイ・ヴィーダとコンビを組み、中盤はルカ・モドリッチとイヴァン・ラキティッチがボランチで並ぶ形。そして、4-2-3-1のトップ下には本来FWのアンドレイ・クラマリッチが据えられた。

 率直にいってクロアチアのほうが格上なだけに、額面通りに捉えるならば、とにかく早々にGOALをあげて勝利を手繰り寄せるための攻撃的な布陣のように映った。が!反面、そういった点を全面に出さざるを得なかったとも思えた。

 この連戦に際しては怪我のヴェドラン・チョルルカ、マテオ・コヴァチッチ、ティン・イェドヴァイ、マルコ・ピャツァ、ニコラ・カリニッチが招集から外れ、デヤン・ロヴレンも招集こそされたもののフィンランド戦に関しては治療に専念ということで欠場。層の厚い大国でもないだけに、故障者続出はいかにも苦しい。特にDFのレギュラークラスを事欠いていただけに、それをカバーすべく、逆転の発想で現状のストロング・ポイントを生かす形にしたと感じられたわけだ。  もちろん、そこには相手との力関係、ホームでの試合といった要素も関係しているのだろうが…。

 予想に違わず、試合は序盤からクロアチアがゲームを大きく支配する形で進んだ。  9分には左サイドでセンターライン付近までキープして上がったルカ・モドリッチのパスを受けたSBヨシップ・ピヴァリッチが、対面の相手を裏街道で抜くとそのままスペースを疾走。折り返しのグラウンダーは中の選手に合わず、反対サイドへ抜ける…と思いきや、オーバーラップしてきたシメ・ヴルサリコが抑えの効いたシュートを放った。これはポスト左へ僅かに逸れてGOALは成らなかったが、両SBの積極的な上がりから生まれた最初のビッグチャンスだった。

 20分を過ぎると立て続けに決定機を演出し、いつGOALが入ってもおかしくないような展開が続いた。  21分にはマルセロ・ブロゾヴィッチの右CKを中央でヴィーダが頭で合わせるが、これはカバーに入っていた相手選手がライン上で辛くもクリア。23分には正面左からの直接FKでモドリッチが巻いてGOALを狙うがGKがディフレクト。さらにピヴァリッチの左かからのグラウンダーに、ニアでマリオ・マンジュキッチが合わせに掛かるが、ここも寸出でフィンランドDFが何とかクリア。  26分には右サイドを崩し、オーバーラップしたヴルサリコのグラウンダーを、ニアに入ったイヴァン・ペリシッチがワンタッチでコントロールし、右足でゴールを狙うがシュートはマークに付いたDFに掠り左ポスト脇へ。

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記事カテゴリ:
♡南スラヴ系
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