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バイキングの堅守に手を焼いたクロアチア!終了間際の失点で勝ち点を落とす!

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 EURO2016の戦績だけで見ればベスト8進出したアイスランドに対して、クロアチアは決勝T1回戦敗退。チーム力やタレント力では後者のほうが大きく上回るとはいえ、ロシアW杯出場権を賭けた今予選でも首位のクロアチアを追走する2位に付けるなど、今や北欧の小国はどのチームにとっても全く侮れない存在となっている。

 クロアチアはCBのヴェドラン・チョルルカ、右SBのシメ・ヴルサリコが負傷の為メンバー招集外に。高い位置で攻撃のタクトを揮うイヴァン・ラキティッチも招集を外れ(理由は不明)、代わりにマテオ・コヴァチッチがスタメン起用。更にはGKもダニイェル・スバシッチが欠場と、幾分、本来のレギュラー的存在を欠いたが、それでも、メンバー構成では、尚、アイスランドを上回るモノがあると思えた。

 立ち上がり、アイスランドの出足の良さが目を惹いた。高い位置でのボール奪取から縦に速くショートカウンターを狙うのはEURO2016の時と同様。ボールを繋ぐということに関しては、やはり個の能力に長けたクロアチアが断然上回るのだが、ラキティッチがいないこともあってか、アクセントが一つ欠ける感は拭えなかった。

 それは、ボールを持ちあがって攻めてもなかなかシュートまでいかないという点でも表れていたのではないだろうか。11分に中央でボールを持ちあがったルカ・モドリッチがミドルで狙ったのが、この試合でのクロアチアの初シュートだった。

 アイスランドの引いた位置での守備のブロックがとにかく堅い。クロアチアはミドルでそれを剥がそうとするが、なかなか築かれた壁を壊すことができない。

 次第に個の力とキープ力に勝るクロアチアが支配する展開になるが、アイスランドの元々のスタイルがしっかり守って少ない手数で素速く攻めるカウンターなだけに、必ずしもクロアチアのゲームとも言い切れない。  スタンドではホームチームを後押しすべくお馴染みのバイキング・チャントが起こるシーンも見られた。

 可能性の感じられるフィニッシュに乏しい試合は、前半の半ばから膠着状態に陥ってるようにも映った。両チーム、枠を捉えてしっかりとした当たりで飛ぶシュートがない。

 アイスランドが39分に右サイドで得たFKは、前半の双方の攻めで最もドキッ!っとしたシーンだった。ギルフィ・シグルズソンが蹴ったボールは低い当たりでゴール前へ。ニアで飛び込んだ選手にピタリと合いそうだったが、ここはデヤン・ロヴレンが寸出のところでカット。

 アンテ・チャチッチ監督との確執でEURO2016ではメンバーから外れた格好のロヴレンだが、いつの間に関係が修復?されていたのか。露知らず。とはいえ、冒頭で触れた通りチョルルカとヴルサリコを欠いているだけに、ここで今季リヴァプールの最終ラインに君臨した男がいることは本当に心強い。

 スコアレスで折り返した後半も、試合の流れや展開に大きな変化は見られなかった。アイスランドのディフェンスには集中力があり、クロアチアの攻めにはアクセントが欠けもう一つ鋭さもない。サイド攻撃もあまり機能していない。引いた位置でブロックを作るアイスランドのDFが抑えどころをキッチリとケアしている為、攻める場所を見つけられずそこを崩すアクションにも乏しいといった具合だ。

 ようやく55分、右サイドを突破したイヴァン・ペリシッチが折り返したグラウンダーを、ニアのニコラ・カリニッチが右足で合わせに掛かるがシュートはポストの外側に。  直後のアイスランドはビルキル・ビャルナソンがエリア外からミドルを放つもこちらはポスト左に逸れた。

 クロアチアは63分にニコラ・カリニッチをマルツェロ・ブロゾヴィッチに交代。左のマンジュキッチがトップに入り、ペリシッチが左に回りブロゾヴィッチが右のサイドに入る形に。

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