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U-20W杯/守備面改善されるもGOALを奪えずヴェネズエラに延長戦の末惜敗!

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 とんだ大恥である。

 前回の項において、U-20W杯で日本はヴェネズエラには勝てそうな気がするなんて軽―い気持ちで綴った。ヴェネズエラに対して特に知り得ている情報はなかったが、特にサッカー大国でもないだけに根拠なき楽観論を連ねたわけだが、いやはやヴェネズエラの強いのなんのって!

 懐が深く容易にボールを奪えないキープ力を有するセルヒオ・コルドヴァ。左右を逆サイドまで移り変幻自在なドリブルで脅威を与え続けた攻撃の中心アダルベルト・ペニャランダ。⑩番を背負う158cmのテクニシャン、ジェフェルソン・ソルテド。タイミングの良いオーバーラップを見せこれまたスピードと緩急を生かした突破力を有する右SBのロナルド・エルナンデスと、開始10分あまりを観ただけでコイツら!普通じゃない!と思えるヤツらがゴロゴロいた。

 これを1試合抑えきるのは相当大変な所業だと思えたし、実際、一瞬でも隙を見せればやられる!という雰囲気は、ピッチ内の日本の選手もひしひしと感じているようだった。それくらい瞬発力とプレーの強度には日本の選手と差があった。

 開始の5分、10分を観ただけで、Groupリーグの3戦全勝10得点無失点はフロックでないと理解できたし、日本よりも力がある格上の相手だということがビシビシ!伝わってきた。

 というわけで、この大会4試合目にして、ようやく日本の試合の入りもかなり慎重になっている様が窺えたが、それは、ヴェネズエラの地力を考えると正しい選択だと思えた。高いポジションからのファーストディフェンダー、DFのラインコントロール、危険な相手には複数で対応するマーキング。この日の日本のディフェンスは本当に集中力があったし隙もほとんどなかった。

 Groupリーグで毎試合失点を喰らいまくってただけに、特定の誰かというよりもチームとして期するモノがあったのだろう。なまじ無失点とかでGroupリーグを突破していたら、逆にヴェネズエラに早々に喰らっていたかもしれない。そういった意味では得失点差でマイナスになるくらい毎試合失点を重ねたことが上手い具合に奏功したのではないだろうか。

 立ち上がりからしばらくヴェネズエラが日本陣内でプレーする時間帯が続いたが、実際にそれだけの攻撃力を有していたからという部分もあったにせよ、日本も意識的に守備に比重を置きまずは失点をせずゲームに入って進めていこうとしていたのは間違いない。15分も過ぎた頃合いになると、日本がボールを奪って前へ出ていくシーンも観られるようになってきたからだ。

 前半の決定的なチャンスは二度訪れた。

 まずは29分にGOAL正面エリア外やや右で得たFK。キッカーを務めるのはチームトップスコアラーの堂安律。前戦のヒーローでもある堂安が得意の左足で放ったキックは、横っ飛びしたGKウイケル・ファリニェスの指先も及ばない好位置へ飛んだ。が!惜しくもクロスバー直撃の当たりに。さらに零れ球を拾った岩崎悠人が左足シュートを放つも今度はポスト右へ逸れてしまう。

 39分にはオーバーラップしてきたSBの杉岡大暉が左から送ったグラウンダーを、今大会初スタメンの高木彰人がニアにて左足で合わせるが、これもバーの左を掠める惜しい当たりに。

 結局、スコアレスで前半を終えたが、ディフェンス時の集中力と、数は少ないとはいえGOALが決まってもおかしくない決定機を創れていることから、楽観はできないとはいえ希望が持てる前半だった。

 しかし、後半は時間の経過とともに双方が慎重になっていく様が窺えた。それはスコアレスで推移する展開で勝負を決するのは一つのGOALだろうと、誰もが理解していたからに他ならない。  ともにディフェンスに対する集中力は変わらずに高いので、なかなか本当の決定機にまで至るシーンが訪れない。

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