2008年05月12日

北京オリンピック聖火問題

2008年はオリンピックイヤー。

今回のオリンピックは同じアジアの北京で開催されるとあって、また東京が2016年のオリンピック候補地として手を挙げたので、2008年になってから本格的に騒がれ始めた。
そして、どの競技においてもオリンピックに出場する選手も決まりつつあり、早くも競技別、選手ごとでのメダル予想をするメディアも現れていた。

そしてアテネから始まる聖火リレーが歓迎ムードの中で華やかに行われるはずだった。

その中でおこった「チベット紛争」。

中国は多くの民族がともに生活する多民族国家。
地域の中では「自治問題」・「独立問題」が渦巻いている。
ただ、こういった問題は日本人にはピンと来づらい問題ではあるが、世界各地でそれこそ毎日のように起こっている。

ただ「オリンピック開催国」中国。
その点で注目を集めてしまった。
さらに聖火リレー。
フランスでデモも起こってしまえば、それは世界的に注目を集めることとなる。

中国の対応がどうのこうの、
フランスの大統領の発言にどうのこうの言うつもりはない。
前述のとおり、そういうことを突っ込んで言うのであれば毎日のように世界各地のことを言わねばならない。
また知識も足りない。
もちろん国際政治学者でもないのだから。

ただ言えること。

オリンピックに、スポーツに政治のこと突っ込ませるなよ。

大きなお金(スポンサーなど)、国家としての威信が大きく関わる昨今のスポーツ。
オリンピックにおいても同様。
そのような中で理想論にしかすぎないのかもしれない。
ただ、それを理想にし、掲げなければ、ただの政争・経済面での道具にしか過ぎなくなってしまう。
それは何としても避けなければならない。
理想しか見えない(知らない)、多くの子どもたちがいる。

チベットでは安全を示す5つの色があるという。
先日旅行で草津温泉へ行ったときに訪れた「草津 片岡鶴太郎美術館」の中でそのようなことが書いてあった。

20080512-00.JPG


片岡鶴太郎さんがチベットへ赴いたときに知ったことらしい。
それを絵にしていたのを見たとき、そこに立ち止まってしまった。
ちょうどタイムリーだったので。

チベットでの安全を表す「赤・白・黄・緑・青」の五色。
色は違えどもオリンピックも五色の輪を掲げている。
平和があってこその「安全」。

チベットの人々が安全を願うように、
世界の人々がチベットの安全を願うように、
オリンピックも平和の証として、安全に行われてほしい。

これまでも宗教や地域紛争を原因としてテロの危機にさらされたこともあったオリンピック。
誇り高き中華思想を持つ中国の方々が政治面を離れ、オリンピックを滞りなく、安全に実施してくれることを願っている。


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