no title

スモールベースボールの真髄”たかが進塁打されど進塁打”

このエントリーをはてなブックマークに追加

日テレの平均視聴率の週間三冠王の連続記録を35週で止めるほどの影響力を持つWBC。 日本国民が連日テレビに釘付けになって観戦している現れでもある。

ここまで日本が躍進している理由は様々あるだろう。中田選手や筒香選手が連日いい場面で打点を稼いでいる。山田選手の長打もなくてはならない。菊地選手の守るセカンドは日本のアウトにできる絶対領域。松田選手の声だし。青木選手のリーダーシップ。秋山選手の逆方向に打つ流し打ち。代打の切り札内川選手。小林捕手の覚醒。(一番のサプライズ)千賀投手のお化けフォーク。牧田選手の安定感。平野選手で試合の流れを落ち着かせてから、増井・宮西・秋吉・松井などのリリーバーで流れを作るセットアッパー陣。小久保監督の代打策などの采配。大西コーチのコーチングと松田選手の走塁。ここには挙げきれないほどの様々な要因が絡んで日本がここまできている。

ただ、私はあまりメディアには取り上げられていないが、日本がここまで勝ち上がっている理由が他にある。それはランナーが二塁に入る場面で打つセカンドゴロ、俗にいう進塁打である。野球に詳しい方はご存知であると思いますが、進塁打とは、アウトを一つ増やす代わりにランナーを次の塁に進めるバッティングである。単に簡単にバントしてアウトカウントをプレゼントするよりも、相手ピッチャーは球数を投げることにもなり、神経を注がなければならない。その結果、ノーアウト二塁をワンアウト三塁に、ワンアウト二塁をツーアウト三塁にし、得点する確率をあげられる。今回の侍ジャパンの得点シーンを振り返ると、進塁打をしたからこそ生まれた得点機会が今大会は多いと感じている。本当に目立たないさりげないプレーである。追い込まれながらもなんとかバットに当てて進塁打を打つところにしぶとさも感じる。今回、進塁打を主に打っている坂本選手、秋山選手や菊地選手はそれぞれの球団ではチームの顔である。中でもチームではランナーを返す坂本選手が侍ジャパンの侍ジャパンではランナーを進めるバッティングをしている心の胸中はなんとも物語れない。日本を世界一にしたいという思いだけで進塁打を打っているのだろう。自己犠牲の精神が詰まった進塁打は、日本野球の代表であり、スモールベースボールの真髄である。これからは簡単には点が取れなくなるだろう。代走、スチール、エンドランといった足を絡めた攻撃、バント、スクイズや進塁打を駆使してランナーを次の塁に進めるクレーバーな攻撃が必要となるだろう。

たかが進塁打。されど進塁打。「セカンドゴロとか、何やっているんだよ」と思わずに是非皆さんも進塁打に注目して観戦してほしい。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

WBCイスラエル戦、失点率のマジック【田端到のヤクルト・スワローズ&五輪研究所】

WBCはこうして楽しめ!~頼もしい味方編~【野球から横浜DeNAベイスターズを扱うブログ】

隠れたビッグプレー【南国のカープファン】

ブロガープロフィール

profile-iconyoshiyuu

  • 昨日のページビュー:0
  • 累計のページビュー:10783

(03月26日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 私的日ハム陰のMVP
  2. CSセ・リーグ変わったポイント
  3. スモールベースボールの真髄”たかが進塁打されど進塁打”
  4. 2016年のサッカーの変化
  5. 正月スポーツから学ぶ現代の思想

月別アーカイブ

2017
03
01
2016
12
10
09

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年03月26日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss