2009年03月01日
“超獣”『ブルーザー・ブロディ 私の、知的反逆児 』、そして私は盟友、スタン・ハンセンのその後をも思った。
(筆者注;このコラムは2008-03-29当サイト掲載文です。不定期にて過去コラムにおける多数の筆者宛てコメントメールを賜った上位作を再掲載しております。) ☆『ブルーザー・ブロディ 私の、知的反逆児』バーバラ・グーディッシュ&ラリー・マティシク/共著 田中雅子/訳(東邦出版刊)を読ませていただいてつらつらと思ったこと。 おそらく、妻で無ければここまでは語れまいと思われる告白体に生々しさが横溢し、一気に時を20年前に遡らせる。読み綴るままに感じることは、「やはりブロディはフランク・グーディッシュという一己のひとであったのか?」という、あまりにも“らしい”その生き様がありありと投影されており、息が詰まるほどの切迫感がまるで自身のことのように生々しく往時を回想させてしまう、点。二人目の子息を流産し、その8日後にブロディがプエルトルコの地で冥土に臥されたとの衝撃告白は、ファンならずとも胸が詰まるほどであった。 普段、日常のブロディを、妻として身近に接してこられたひとで無ければ告白することが出来ぬであろうと思われる、その迫真性にしばし思いが滞り、のちふつふつと感慨が沸き立って仕方無くなる。 あれは、時の週刊プロレスの表紙であったろうか?棺の中でまるでメシアの如く両の瞼を閉じたブロディの在り様。あまりの、突然の悲報に驚かざるをえなかった記憶がまるで昨日のことのように甦り、思い起こされる。
posted by 美城丈二 |18:43 |
“魂暴風”popular request column |
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