2008年06月06日
美城丈二の“80’S・プロレス黄金狂時代”Act④【スタン・ハンセンという“絵図”】
美城丈二の“80’S・プロレス黄金狂時代 ~時代の風が男達を濡らしていた頃” Act④【スタン・ハンセンという“絵図”】 私に多くのプロレスの凄み、痛み、激しさ、苛烈なる世界の凄まじさを授けてくれた“稀代の異人”プロレスラーであった。 初来日時、1975年9月・全日本プロレス初参戦時の記憶は残念ながら曖昧であり、微かにザ・デストロイヤーとのシングル戦を謁見して「ああ、そういえば・・・」といった印象しか思い出せない。 やはり私の中においてはその2年後、あのWWWF(現・WWE)マットにおけるB・サンマルチノとの“首折り”騒動を経ての新日本参戦時、A・猪木との死闘がいまでもこの心に強烈な印象として残っている。 利き腕の左腕では無く右腕で繰り出した方が見栄えが良い、と猪木が指示したとされる、あの奇声と共に繰り出される、大きく腕を振り上げておいてからのエルボー・スタンプ、まさに万力を込めるかのように後方に反り上げるボストン・クラブ、どどぉーと館内が一瞬にして凍りつくかのような勢いで飛び出すブルドッキング・ヘッドロック、NWF戦におけるエプロン越しに猪木を場外へと葬ったウエスタン・ラリアットの破壊力、「0・X秒の逆ラリアット」と時のマスコミを騒然とさせた猪木とのラリアット合戦、NWF封印、IWGPへの試金石となったお互いのコスチュームを賭けた猪木NWF最後の防衛戦、いまでも思い起こすたびにこの両の目に焼きついた攻防の数々が判然と記憶の彼方から甦ってくる。
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posted by 美城丈二 |13:58 |
時代の風・シリーズ“80’S プロレス黄金狂時代” |
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