2007年07月26日
“千の顔を持つ”IGF!?
(関係者にとっては言わずもがななことではありましょうが・・・) ゲノムに執拗に拘るあまり、プロレスというジャンルが本来持つイズムの多種多様性、それら個々のダイナミズムなるものを削(そ)いではなるまい・・・ 先の“仮面貴族”ミル・マスカラス、IGF第2弾興行参戦か!?という報に接し、私がふと勘考した思いのひとつである。 もともとIGF立ち上げの根本思想、一大テーマは底冷えしたプロレス界復興を謳ってもいるのだから、ここは素直にあの“スカイ・ハイ”の入場テーマ曲をIGFの会場で爪弾いてもよいのではないかと私は考えた。 要はメーンがピシッと締まるかどうかであろうと思う。先の6・29第1弾興行がそれなりにまずまずの高評価を得たのはある程度以上の参戦メンバーを擁立し得たという側面以外にメーン試合がだれる(もたつく)こともなくほどよく締まったからで、多くの識者が指摘している通りである。
次回興行、猪木氏は「ゲノムを見せる」と鼻息が荒いが、あまりそこに拘るとイズムの違うカラーの猛者参戦を拒むことになり、プロレス特有の幅広さを狭めることになって一本調子で詰まらないという結果になるのではないか? 地方を順繰りに回っていくかのようなシリーズもやりたい、当初はそういう目論見もあったようだが高騰しているレスラーのギャラ、到底ある一定期間など拘束出来ぬ過密スケジュールに追われる人気レスラーの確保の難しさ等もあって容易に実現は難しくPRIDEやHERO'S等現行の格闘技系イベントと等しく2・3ヶ月に1度という単発興行に収束していきそうな気配のゲノムとしては、やはり見に来てくれたお客さんに1粒で2度おいしいではないが、猪木氏主張するところのゲノムも見れた上にあのマスカラスも見れたといったお得感はやはり必要であろうと思う。 (いや、ゲノムに拘っても実際にリングに上がるレスラーが踊らねば笛吹けど・・・となり) それでも執拗に猪木氏がゲノムに拘りたいと言い張るのであればさにあらん仕方が無いが、ここは主義主張の違うプロレスカラーのせめぎ合い、しのぎあい的場にし、まずは冷え切ったプロレスというジャンルの底上げに着手する方が賢明にも思えるのだがいかがなものだろうか? 無論、そうなれば一本芯の通ったルールは必要、強烈なるゲノムを背負う若き勇者の出現・擁立といった私の主張等は一旦引っ込めざるを得ないが、イノキゲノムというイベント(今のところは団体とは言いがたくイベントと呼ぶにより相応しい様相)にはやはり何かと注視されるバリューがある為、私なりに思うこととしてここに僭越ながらも一言、記しておきたいと思う。
posted by 美城丈二 |07:59 |
魂暴風【pickup report】 |


