2007年07月21日

三度(さんたび)、未だ忘れ難き“あの船木誠勝”

 
 伊達や酔狂で吐ける文句じゃない。
 40を臨もうかという人間が
 “復帰”すると公の場で
 明言したという、事実。

 あのヒクソンの名を真っ先にあげた、
 “あの船木誠勝”の
 その胸中を思うとき、
 己の人生を四角いリングに懸けた
 ひとりの人間の“妄念”を強く感じる。

 
 もしや、一旦、あそこで、ヒクソンに敗れた時点で時間が止まってしまったのではないか?それは哀れみとかのはたから臨む立場の人間の、また“同情”とかの薄っぺらい感情とは違う、あきらかに違う何か!?

 そこから(ヒクソン戦から)換算された7年という、長い歳月。7年とはあまりにも長い夜と昼の“交錯”なのだから、他者が思うほどには浅い歳月ではないように思う。

 無碍(むげ)に無粋(ぶすい)に一時の感情だけで他人を貶(おとし)めるかのような言(げん)を吐かぬ方がいい。必ずその言葉は自分に返ってくる。新たなる形となって。

 あの船木誠勝が、“復帰”すると明言したのだ。選ばれし人間に対するひそみか?レスラーの安易極まる“復帰”とはわけが違う。筆者は、ここは素直に声援を送りたい。
 たとえよしんば、復帰のリングが誰であろうと惨敗しても。
 一歩、間違えば死ぬかもしれぬリングのあだ花、それでもよい(それでも復帰するからには、“負”の観念で見つめたくはないが)ひとりの人間の“妄念”とも言うべき意気地にせめて私くらいは付き合ってあげたい。

 だから、船木誠勝!!きっと世間を見返せ!!である。

 そんな氏の遂には復帰の舞台がHERO'SだとかPRIDEだとかUFCだとかよしんばプロレスだとか、その論点に立つ以前に“あの船木誠勝”が帰ってくるという事実に、既に私の中で消化しきれない思いが渦巻いていることを強く感じる次第である。

 月並みだが、「船木、頑張れ!!」
 いま、そんな思いの外(ほか)は無い。

posted by 美城丈二 |11:35 | 魂暴風Personal【格闘技の在り処】 |
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