2007年06月07日
佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
「今、リアルジャパンは格闘技に力を入れており、今後格闘技部門にどんどん進出していく予定。掣圏真陰流師範・桜木裕司は、先日、ロシアのパンクラチオン大会(頭突き、金的ありルール)で勝利、そして、プロレスラーが本当の実力を持ち、どんどんK-1、PRIDE、パンクラチオンに出て、勝つ。そのような強いプロレスラーを育成している。『武道+精神論』、『技術+精神論』がつけば、すごいプロレスラーになる。エンターテインメント的な要素ばかりではダメだ。林社長とはこの部分で議論が一致しました。必ず、強い選手、良い選手を出します!」 目前に迫った、6・8リアルジャパンプロレス後楽園ホール大会を前に今大会から業務提携が決まったハッピー241(スカイパーフェクTV 241Ch.)の親会社であるトランスデジタル株式会社(代表・林氏)との共同記者会見の席で、掣圏真陰流総監・佐山聡氏はそう、語っておられる。 佐山聡氏に関しては、筆者なりに、これまで多くの場所、機会にて、僭越ごとながら自論と共に記述させてもらってきた。一般的には未だに初代タイガーマスクの印象が色濃いが、筆では尽くし難いほどの流転の日々を繰り返されてこられたであろう氏の道程は、或いはこの稿をお読みくださる方々の方が詳しいのかも知れない。 その格闘技にかける情熱、理想、ひいての格闘理論は恒に「5年、10年、先をゆく」と多くの有識者が指摘なされたように、まさしく的を得ており、いままた再び虎の仮面をつけ、その武道精神、追求なさるところの掣圏真陰流普及に奔走なさっておられる。 今大会がCS放送ながら無料放送されることは、なにより普段、氏の 追求なさる世界観に関心の薄い層にアピールすることにも繋がり、良いことであろうと思う。 私事ながら20代前半の折り、通い詰めた、三軒茶屋近郊にあった「スーパー・タイガージム」の佇まいが想い出せれ、往時がまた懐かしく偲ばれる。あれ以来でも既に20年以上の歳月が流れてしまった。「飽くなき追求心」既にその理想郷はもしや更に5年、10年先に進まれているやしれないが、佐山氏の“いま”を私なりに見届けたいと思う。 6月10日(日)21:00~23:00 スカイパーフェクTV 241Ch. 【ハッピー241】にて無料放送を実施。 ☆YAHOO!スポーツナビ ・ニュース ☆初代タイガーマスク・佐山サトル ⇒Official blog『虎の穴』 ☆当サイト“初代タイガーマスク”関連コラム (電子書籍収録稿) ⇒『長き憂憤の果て“初代タイガーマスク、その勇姿の名は佐山聡”』
posted by 美城丈二 |10:12 |
魂暴風【pickup report】 |
この記事に対するコメント一覧
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
昨日、この記者会見の模様をみて家に帰るなり速効予約しました。
楽しみです。
posted by のり | 2007-06-07 10:20
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
おはようございます。
佐山氏の現役時は本当に、夢を見させて頂いた印象が強い。漫画やアニメでやっている事を本当に実践してくれたと、子供の頃思っていました。タイガーマスクのその時期は、極端な話、自分の中では神格化されていました。崇拝にも似た憧れを持っていた為、新日を離れると聞いた時の落胆たるや今なお脳裏に焼き付いて折る程です。
それだけ憧れていたんですよ。今思えば可愛いもんですけどね(苦笑)
佐山氏は早すぎた天才とでも言いましょうか、コラムでも述べられているように、その時分には早すぎるが後々スタンダードになるような事をされていた、もしくは目指していたような気がします。この辺はアントニオ猪木にも通じるものがあると思われますが。
その記者会見模様見たかったですね!そこまで言い放ってくれる、佐山氏には感謝します。もう一度夢を見させて下さい。楽しみです。
ちなみに掣圏道はジークンドーですか?数年前にそんな事を雑誌で見たような気がするのですが。ブルースリーのソレとはまったく違うようですけど。違うのかなぁ?
posted by ビリー・ジャック | 2007-06-07 11:39
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
プロレスファンとして最高の幸せは、初代タイガーのデビュー戦からの航跡をほぼリアルタイムで目撃できたこと。
最悪の不幸は、彼を知ってしまったことで後進のレスラー達への評価がどうしても厳しいものになったことですね。
指導者としても非凡な才能を証明した佐山氏。
先進的、理想論的すぎるゆえに、時に賛同者の離反を招いた彼の格闘理論が、そんな人間関係で中断される事なく実践され続けていたならば、一体どんな最強格闘技を目の当たりに出来たかと思うと、残念な気がします。
posted by KAKI | 2007-06-07 12:19
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
お邪魔いたします。
佐山聡。その身体能力とセンスはまさに天才と呼ぶに相応しいプロレスラーだと思います。
ジュニアヘビーの新しい形を作ったタイガーマスク。(現在の同級のレスラーはその形を元に枝葉を付けた‘亜流‘から抜け出せてない気も)
強いプロレスラー。完成形とでも言いましょうか。僕らの理想像です。
しかし言うは易し、行うは難しともうしますか、確かにエンターテイメントだけでは限界に来てると思います。いわゆる‘殺‘と言う部分がかなり薄れてきてる気もします。ただ、強さだけに固執するのも怖い気もします。いわゆるただ勝った、負けたの結果論だけでもプロレスは成立しないと思いますし。そのサジ加減がすごく重要なポイントになるかと。
ただ、凄く期待もしてしまいます。今までのプロレスが追い求めていた‘強さ+華(エンタ)=動
、とするなら‘強さ+武(武士道的な要素)=静(この表現は正しくないかもしれませんのでご容赦の程)のような全く新しいプロレスの形を生み出してくれる可能性も秘めてると思いませんか?
佐山氏ならやってくれるかも......
掣圏真陰流がプロレスラーと言うキーワードを使ってくれている故の意見になりますが。
posted by ゆうじ | 2007-06-07 13:08
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
皆さん、コメント、誠に有り難うございます、美城です。
のりさん、
“昨日、この記者会見の模様をみて家に帰るなり速効予約しました。”
やはり、予約されましたか?筆者も楽しみにしております。
ビリー・ジャックさん、
僭越ごとながら、佐山氏は、昭和新日派にとっては嬉しいお言葉を吐かれておられますよ
ね。今現在、明確にそう断言なさるのは佐山氏ぐらいかと。あの前田氏も一時期、同じようなことを仰っておられました。奇しくもいろいろな見方はあれど、昭和新日在籍者のおふたり。今後も微力ながら、ご声援してまいろうと思います。
KAKIさん、
“先進的、理想論的すぎるゆえに、時に賛同者の離反を招いた彼の格闘理論が、そんな人間関係で中断される事なく実践され続けていたならば、一体どんな最強格闘技を目の当たりに出来たかと思うと、残念な気がします。”
氏は、先進的、理想論的過ぎたゆえに“孤高のひと”にならざるをえなかった。それもまた時代の趨勢だとするならば、今後に楽しみを取っておく、凡人であった筆者は僭越ごとながら、そう鑑み、佐山氏の今後を見つめ続けたき所存です。
ゆうじさん、
格闘技にせよ、プロレスにせよ、その精神論において行き着く先は“最強”というキーワード。少なくとも佐山氏には、きちんと見定めなされるほどの理論と格闘術をその身にまとわれておられるような気が致します。K-1、PRIDE、パンクラチオンに出て、勝つ。そのような強いプロレスラーを育成していく。筆者としましても、そのお言葉を信じ、支持していくしか手立てはありません。5年後、10年後の未来をじっと待ちたいと思います。
皆さん、お忙しい中、コメント、誠に有り難うございました。今後とも宜しくお見知りおきくだされば幸いに存じます。丈
posted by 美城丈二 | 2007-06-07 19:16
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
プロレス界で天才といえば、力道山、馬場、猪木そしてタイガー佐山とかってに理解しております。この年になってもタイガーマスクのデビュー戦の日のことをありありと思い出しますもの。あの日新聞のテレビ欄をみて、兄といっしょに、“タイガーマスク?、新日もおちゃらけてるよな。”などと話し合っていたのですが、試合が始まった瞬間、タイガーの華麗なフットワークに感嘆のため息をつかされたものでした。
その後、東京で学生生活を送ることとなり、UWFラストマッチでの藤原VS佐山が最初で最後の生観戦となりました。ばく転蹴り、すごかったですよ!
佐山なら本当に強いプロレスラーを育ててくれると思います!
posted by senorjapones | 2007-06-09 06:11
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
senorjaponesさん、コメント、誠に有り難うございます。佐山氏、あの川田選手とまたまた?才とは思えぬ闘いをされたみたいですね。誠にその精神、頭が下がる想いが致します。
新日在籍時から多種競技の良さを取り入れ、華やかなるタイガーマスクとしての試合運び、UWF理論、ヒクソン初の招交、シューティング理論の構築、そうしていまや掣圏真陰流普及に邁進なされておられる。
「格闘技界においても勝てる、強いプロレスラーを作る」そうはっきり断言なされる方はそうそうおられず、昭和新日派の私としましては誠に嬉しき限りと思う次第でございます。果たせるかな、そんな強いプロレスラーが世間をあっと言わす日が一日も早く訪れることを私は待ち望んでおりますね。
今後とも私なりの思う様を書き込んでまいりますので、宜しくお見知りおきくだされば幸いに存じます。丈
posted by 美城丈二 | 2007-06-09 08:01
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
当時タイガーマスクの出現てセンセーショナルでしたよね。素晴らしいレスリングセンスを持った”時代の申し子”でした。嫌いではなかったのですがあまり思い入れは無かったです。私はプロレスの醍醐味は無差別級(スーパーヘビー級)の迫力だと思ってまして、そう言う意味では「旧UWF]のスーパータイガーの方が断然好きでした(ひねくれてるでしょうか?)三沢タイガーには”ん?”でした。一世を風靡した佐山の後は難しいですよ。馬場さんにしてはセンス無いなーて思ってました。諸事情があったのでしょうか?さて、佐山氏は離合集散が多いですよね。男として理想を追い求める事には共感を感じますがうまくいくんですかね?彼の理想は素晴らしいと思うし是非成功してもらいたいとは思います。
posted by 鈴木敏朗 | 2007-06-10 00:10
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
“孤高のひと、まさに後先を見ず!!”です(笑)。佐山氏は、天才理論家ゆえに周りが追いついてくると、もう飽いてしまっている、そんな感覚が感じられる、ある意味、危険なひとでもあるような気が致します。まさに勝手なお世話的僭越なる物言いかも知れぬのですが・・・。私自身は掛け値なしに声援致しておりますね。いまの時代においてたとえ厳しい状況でも“強いプロレスラーを作る”そう公言なさる佐山氏には何か救われる想いが致しますから。今後もその背を追いかけてまいりますよ(笑)。そのうち、また霞んで見えなくなるかもしれませぬがね(苦笑)・・・。
コメント、誠に度々、恐縮です。丈
posted by 美城丈二 | 2007-06-10 00:33
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
リアルジャパンプロレスの放送を見ました。
実況ナシって良いですね。
実況ってやはり大事だと思いました。
上手な人がやればリング上の闘いが更に白熱する。しかし下手な人、古館伊知郎氏のモノマネに過ぎない実況では気分がなえますもんね。モノマネから自分のスタイルになるまでの成長を見届けることも必要ですけど。その点で言えば実況アナウンサーもプロレスラーと同じで成長を見守らなくてはいけませんね。
試合に戻りますが、一番良かったのはバトラーツの石川選手の試合でした。
流れるようなレスリングムーブ。腕のとり方、足のとり方説得力があり見事でした。
スパーリングのようであり人に見せるものではないとおっしゃる方がいるかもしれませんが、あの動きは十分にお金を取る価値のあるものでした。
15、6年前に父の実家の大分での新日の巡業。
田舎の小さな体育館でのことです。僕は二階席、といっても地域の体育館のキャットウォークのような場所です。一番安い席でしたがそれでもリングまでの距離は数メートル。
そこの前座の試合で石川選手と石沢選手の試合がありました。二人とも黒のパンツに黒のシューズ。二十分一本勝負だったと思いますが、二人とも黙々とバックの取り合い関節の取り合いに終始していました。田舎でありお年寄りが多かったのですが会場中引き込まれていました。自分も夢中で見ていました。これが見れただけでも十分だと。
そんな昔のことを思い出させるような石川選手の動きには今回もうっとりしました。貫禄がついた分、レスリングマスターといった称号を与えてもいいのでは?などと思いました。
肝心の佐山タイガーですが、やはりスタミナですね・・・。いつも次はグッドシェイプでと言ってますが、実現したことが無いので哀しくなります。あの頃の体型はさすがに無理でしょうけどせめてお腹の段がなくなるくらいは・・・。
自分としては、今大会は石川選手の動きに100点。タイガーマスクの動きに・・・。
次に期待します。
posted by のり | 2007-06-12 09:49
Re:佐山聡“飽くことの無き、理想郷への道”
のりさん、こんにちわ。私もこの放送、拝見致しました。
忌憚無いところを申せば、やはり、新聞報道と実際に見た場合とは印象が異なりますね。私も佐山氏のバッド・コンディションぶりを感じました。ただあの体型ですから(苦笑)・・・、偉そうなことを言うようで、大変、恐縮なのですが、もうタイガーマスク幻想は隅に置き、佐山氏の編み出す“今後”の世界観に身も心も委ねる方が良いのかもしれませんね(苦笑)。本当に僭越なる物言いでしょうが、素直に私はそう思いました。
私は母方と同郷、それも同じ群出身の飯伏幸太選手に注目致してもおりましたね。まだまだ荒削りな感は感じましが、彼はなかなか良いような気が致します。プロレスの基本、“受ける”という姿勢を佐山氏が不調であった為、頑張って実践していたように思います。飛び技も華があり良いのですが、寝技を出来れば佐山氏に弟子入りしてでも習得してもらいたいのですけれどね、大きなお世話かな?(笑)。以前より体躯も大きくなっていたので、今後、素直に一ファン目線で注目してまいりたいですね。
掣圏スタイルは、かつての猪木氏、異種格闘技戦等の際、合間合間に行なわれていた、武術・演舞を思わせるもので私はその真摯な姿勢に好感を持ったのですが、いかんせん、まだ未完成との何かが足らぬ印象をも受けましたね。もともと地道なもの、生むは易し、広めるは難しなるものが、武道とするならば地道にあのままでも良いのかもしれませぬが、お客さんを集め金をいただいて見せるものとしての武道を考えるならば、迫力という面でいま一歩との印象も受けました。今後、佐山氏のこと、なんらかのリアクションを起こされることでしょう。
二代目スーパータイガーにしろ、タイガーシャ-クにしろ、まだ線の細さを感じるというのでしょうか、技にも今一歩、鋭さを感じませんでした。プロレスのスタイルなるものにまだ戸惑いがあるのではないのでしょうか?一方的に勝ってしまっても全然良いシュートと違い、プロレスはやはり難しい側面がありますから、今後の躍進に期待したいと思いますね。
石川選手はなんどか在京時代、見ておりますが、相変わらず“バチバチ”でしたね。安心して見ていられました。
興行的なこと、全体的なことを含め感じたこととしては佐山氏の目的、未だ半ば、という印象は拭えません。佐山氏には是非、今後もその目的成すところ向って邁進していただきたい、私も誠に僭越なる物言いではございましょうが、微力ながら、声援を送り続けたいと思っております。
それにしてもレフェリーのユセフ・トルコ氏、依然とおんなじ、あのカウントの取り方、早いのなんの。ただ、川田選手がロープ・ブレイクの際、腕が肘までロープに届いてからのブレイク、あれには懐かしさすら込み上げました。昔は皆、というか本来のレフェリングはああだと私は認識致しておりますから。ふたりがかりの攻撃も本来はご法度。一回一回タッチしてひとりひとりでの闘い。そういう意味では往時を偲ばせる闘い模様だったと思います。
コメント、誠にいつもながら嬉しき限りです。丈
posted by 美城丈二 | 2007-06-12 15:26


