2007年04月06日

時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

 
 “人間風車”VS“燃える闘魂”
 もはや帰らぬ名勝負、ここに極まれり!!

 片や同日、12月11日、力道山13回忌追善特別大試合と題し、オープン選手権開催シリーズの最中、日本武道館 にて、あの馬場氏が全日本プロレスあげての興行を行っていた。シリーズ開催前から、当時のプロレス専門誌・紙を賑わせた馬場氏、猪木氏の確執、論戦。オープン選手権シリーズに新日本勢の参戦を呼びかけたが、H.ホフマン等に代表される、シュートに強いと謳われていた参加予定メンバー表を見た新日本勢が、そこに“黒い謀略”の匂いを嗅ぎつけ、参加を見合わせたのだという、誠、信憑性有りしげな論陣を張る識者もおられるが、むげなるかな、後年、そんな種明かし、アングル暴きが論陣としてあがるほど、当時、猪木VS馬場、この舌戦は始終、プロレスマスコミのトップ記事として扱われたものだった。

 「馬場さん、闘えよ!!どちらが日本一か、ファンは知りたがっている。日本のプロレスの“歴史”を覆すべく、そうしてファンへの“プロレス浪漫”として、またひとりの男としての“意気”の為、俺と戦ってくれ!!」そんな論調でまくし立てる、猪木氏。
 「負けたときのことを考えたら、おいそれとは対戦受諾は出来ない。負けたら全日本プロレスに関わるすべての関係者、その家族まで責が及ぶ。彼らを路頭に迷わすわけにはいかない」そんな論調で対戦を拒む、馬場氏。

 猪木氏の馬場氏への対戦要求は明らかに、プロレスの影、アングルを度外視した、掟破り発言で、馬場氏はそんな業界のルールを無視して、対戦を迫ろうとする猪木氏が許せなかった。「(対戦)出来るわけがないだろう」何度か、そんな言葉を吐き捨てるかのように呟く当時の馬場氏の目撃談を、幾人かの識者の回顧録で読み綴った記憶がある。

 その意趣返し、「ならば猪木よ、出て来い!!」前もって12月11日に、蔵前国技館を押さえていたのは、新日本の方である。そうして「猪木VSロビンソン」戦を高らかにメインカードとして掲げてもいた。そこに“参戦せよ”との要求。

   *続きは是非、こちらにて読了くだされば幸いに存じます。
   ⇒『ミルホンネット版魂暴風2感涙のトップ外国人レスラー篇』

posted by 美城丈二 |22:23 | 時代の目撃者・シリーズ“あのアングルの向こう側” |
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この記事に対するコメント一覧
Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

初めまして。いつも楽しく懐かしく拝見させていただいております。
猪木がクリスマルコフをテレビ初披露の卍で破ってワールドリーグ初優勝以来の大の猪木ファン(信者というのは恥ずかしい)です。

さて、あのロビンソンとの試合ですが、勿論試合自体は素晴らしかったと思うのですが、一番強く記憶に残っているのが、一本目のロビンソンの返し技の逆さ押さえ込みです。
猪木がしつこく飛び込んできたところをくるっと逆さに返して完璧にフォールでした。
完全に決まっており、全体的な試合の流れ的にもテクニック的にもあれは、猪木が負けていた試合だと思います。最後の1分前の卍のギブアップは引き分けにしなくてはいけないということで(:-))、これはロビンソンもうまかったが、猪木も素晴らしかった。

ところで、タイプは違いますが、今、ヨーロッパ出身では、WWEでフィンレーが凄くうまいプロレスをしています。

posted by "プロレスは人生の縮図" スーパーフリーク | 2007-04-07 04:57

Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

 プロレスは人生の縮図さん、こちらこそ、初めまして。

「猪木がクリスマルコフをテレビ初披露の卍で破ってワールドリーグ初優勝以来の大の猪木ファン」

 卍はTV視聴者公募で名付けられた名、ですね。クリスマルコフ・・・のち、新日本でも対戦しましたが、往年の迫力を逸しておりましたね。

 ロビンソン戦ですが、一本目を逆さ押さえ込みに取られた瞬間の猪木の「しまった!!」といわんばかりの表情は未だに焼きついて離れません。私は『猪木VS大木戦』をいの一番に押す派ですが、ロビンソン戦、様々、何かと魅せられる好試合でした。もはや、失われてしまったフルタイムドロー。二度とあのような興奮を味わう試合は見られないかもしれません。

 プロレスは人生の縮図さん、かつて私達は、共に幸せな時間を共有できましたね。もし宜しければ今後も是非、気楽にお越しくださいませ。丈

posted by 美城丈二 | 2007-04-07 20:10

Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

確かに猪木対ロビンソンは素晴らしかった。ただ当時の時代背景としては日プロ時代の流れからも「絶対王者」馬場と次第のエース「若獅子」猪木という流れは業界内やファンの中にもあったと思います。そういう流れの中で新日、全日に別れ、猪木はどうしてもその序列を崩したく、あの手この手で馬場を口撃し、お互い社長同士で会社を守る立場で、できもしないBI対決を迫ってきたと思います。はっきり言って、言ったもん勝ち。猪木は確かに強いけれど人間としては最低!馬場もそこらへんの事をわかって、出場するはずもない猪木にオープン選手権に参戦を呼びかけたと思います。そのあげくにテーズ、ゴッチを利用して「これこそが本物のプロレス。」とかの屁理屈を言っての猪木対ロビンソン戦。私もこの試合は素晴らしいと思うし、「レスラー猪木」は超一流だと思います。でも人間としてどうなのですかねー?死ぬまで弟子やファンに愛された馬場さんと、現在の新日のレスラーやファンの猪木拒絶反応を観れば普通の人ならわかりますよね。(ちなみに新日はロビンソンにファイトマネーを値切りだして、いやになって全日に移籍したみたいです。)

posted by 鈴木敏朗 | 2007-04-10 01:59

Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

猪木VSロビンソン、心に残る最高の試合でした。背景としては皆さんお書きのように、同日東京での興行戦争で「選手の知名度、数」で圧倒していた全日本に対して、まさに「このカ-ド」だけの新日本。でも勝敗は「猪木VSロビンソン」に軍配が。いつまでもこの試合が記憶に残っているのは、当時(少なくとも日本のプロレスファンは)世界最強と思っていた猪木が手も足も出なかったことです。小学生だった僕には衝撃でした。ほんとに美しい試合でした。ロビンソンも全日本に移ってからは、コンディションも悪く名勝負は何も残せなくなりました。勿論全日本での扱いが、あくまで「鶴田のライバル」というものであったことにも原因はあるのですが。

posted by bass | 2007-04-10 04:41

Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

  鈴木敏朗さん、コメント、誠に有難うございます。いまの時代、猪木氏の“人間性”についての言及に及ぶと、かつての、大抵の猪木信者は沈黙せざるを得ないのかもしれませんね。

 いわく、プロレスラー猪木は最高のレスラーだったが、人間・猪木は最低である、と。 

 私は何より、馬場氏あっての猪木氏だと思っておりますし、猪木氏あっての馬場氏であったろうとも思っております。日本の、力道山亡きあとのプロレス界をリードしたのはやはり、このお二方だったのだという、真実。だから、馬場氏に先立たれてからの猪木氏が悲しいかな、以前の馬場氏の役回りをそこかしこで、演じているかのように思われてならず、猪木氏はかつての猪木氏らしい、歯切れの良い、それこそ以前の時代をリードしたかのようなセンテンスを有した言葉が上手く作れず、今一歩、世間に届かずじまいに終わっているような気がしてなりません。

 馬場氏に先立たれて、一番、様々な意味合いで辛い立場にあるのは、実は猪木氏なのだと思うのは私だけの感覚、感慨なのでしょうか?

 私は馬場氏を猪木氏全盛時も“小ばか”にしたことは露もございません。ただ、どちらかと言えば、“猪木のプロレス”の方が断然、見ていて爽快だったと思うばかりです。

 私は、その有り様を今後も当サイトで書き留めていきたいと思う所存、です。丈

 

posted by 美城丈二 | 2007-04-10 22:32

Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

  bassさん、コメント、誠に嬉しく、拝見させていただきました。VS猪木戦・・・のち、全日転出後のロビンソンは“一旦、散った花びらは二度と咲かぬ”たとえ通り、悲しいかな、損な役回りに徹しているかのように感じられましたよね。

 「いつまでもこの試合が記憶に残っているのは、当時(少なくとも日本のプロレスファンは)世界最強と思っていた猪木が手も足も出なかったことです。小学生だった僕には衝撃でした。」

 この御文は、難しい論点かと。識者によっても分かれる見解を生んでおりますよね。ロビンソンの技を受けるだけ受け、相手の引き出しを出させるだけ出させた猪木氏の力量を褒め称えるべきか、いや、まさしく、実は猪木氏、手も足も出せずじまいと解くべきか・・・?

 プロレスはかつて、万人、見る人々に万人、違う色を見せる格闘技とも謳われたこともある、特殊なジャンル格闘技だと思います。このような観点からも、この猪木VSロビンソン戦は秀逸でしたね。今後とも宜しければ、当サイトにお付き合いくださいませ。丈

posted by 美城丈二 | 2007-04-10 22:51

Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

丈二さま、コメントいただいてうれしく思います。書いていただいた「猪木氏がロビンソンの実力を引き出したのか、あるいは手も足も出なかったのか?」は確かに意見の分かれるところでもあり、私自身もその両論のあいだを彷徨うプロレス者でした。ただ月日を経て思うのはやはり「猪木氏が「手も足も出なかった」のだろうという思いです。理由は次のとおりです。①猪木氏がロビンソン戦についてあまり語らないこと(触れたくない思い出?猪木氏が試合をコントロ-ルできなかったから?)②ロビンソンがその後全日本にあっさり転出したこと。(ロビンソン戦の世間の評価を考えれば、また当時の新日本の外人戦力を考えれば絶対に慰留すべきでした。またタイプは違いますがシンやハンセンを対戦を重ねることで「相手を育てた」猪木氏の実績を考えれば、それをできなかったあるいはしなかったロビンソンはやはりやっかいな相手だったと想像します。)こんなことを熱く真剣に語れる「昭和プロレス」はやはりすばらしいですね。
本当にもう一度見たかった、最高のカ-ドでした。

posted by bass | 2007-04-10 23:26

Re:時代の目撃者・シリーズ‘あのアングルの向こう側’「国際の華!!“人間風車”ビル・ロビンソンが一度だけ遭遇した“燃える闘魂”アントニオ猪木戦」

 bassさん、再びのコメント、誠に嬉しき限りです。

 ロビンソン氏はその自著で、猪木氏のことを「対戦して、もっとも手強かった日本人レスラー」と評しております。このことを額面通りにとるか、或いは、“主催者であり、つまりそれは、勝ちを譲ってくれた(引き分けという最大の譲歩をしてくれた)猪木氏に対する賛辞”ととるべきか?論評の分かれるところでもあろうと思うのです。

 問われる、猪木氏が何故、ロビンソン戦のことをあまり語らないか?なる点に関しては、私は、最大の譲歩をしたにも関わらず、こともあろうに全日に転出した、ロビンソン氏に対する恨みうんぬんが、見え隠れしているような気も致しますが、真相は猪木氏自身の胸の内なのですから、なんとも計りかねます・・・。

 ただし、いかような思い鑑みようとも、全盛時の猪木氏がやはり手強いレスラーであった(それは、レスリングセンスという最も肝要な部分においても)私はそのことに関しては揺ぎ無い思いは未だに、当時と変わらぬ意見ではございますが・・・。

 bassさん、プロレス万華鏡、思いは尽きませんね。今後とも宜しく当サイトに、お付き合いくださいませ。丈

posted by 美城丈二 | 2007-04-10 23:56