2007年03月30日
「ゴング」誌よ!!高らかに復活せよ!!いまこそ、美城流声援歌
あの『ゴング』が、休眠した。『ゴング』すなわち、プロレス専門誌、『週刊ゴング』誌、休刊の報。『週刊ファイト』紙廃刊といい、プロレス界にはいまや逆風しか吹かぬ。殊更に大袈裟にものごとを論じるつもりはない。が、プロレス専門誌はこれにて一誌、のみ。やはり、この事態は、良くはない。識者、論じる通り、情報の一極集中化を招くからだ。情報は恒に、是があって非があって議論を招き、ファンを沸騰させうるからおもしろいのであり、ある一定方向の思索だけではえてして、それらが確かに道理を衝いていても話題にはなりにくいものだから。されど、多くの人々が思う通り、論じた通り、いまやインターネットの時代であり、‘もしや、その使命は尽きているのかも知れぬ’けれど、その論じ方次第ではまだまだファンをぐいぐい引っ張っていけるだけの専門誌ならではの情報力と思考能力を有していようと思うから、私は素直に「復刊」を望む派、だ。多くのプロレス論客を生み、多くのコアなファン、並びに新しいファンのニーズに答えようと奮闘なされた関係者に、私は「ひとまずご苦労様でした。『ゴング』は月刊時代からの購読者でした。ただ、これで終いとは思ってはおりません。どのような形でも復刊を強く望みます!!」この言葉を捧げたいと思います。私なりには『ゴング連射分析』等の企画物や、『ベストショット・ゴング』に代表される、グラフックの美しさが印象的、ですね。それにしても時代の二歩先を行った論調でプロレス者を刺激した『ファイト』紙と、プロレス心を清らかに高めてくれた『ゴング』誌、このまさに私のプロレス二大愛読書が、次々と矢尽き刃折れよう、なんて・・・。‘青春を帰してくれー!!!’なんて間違っても馬鹿な物言いは致しません。私はあの頃の青春思想に返りたいが為に、是非に復刊を!!望んでやまない、ひとりです。 『週刊ゴング』誌、休刊の報。 弊社発行の「週刊ゴング」は、本日3月14日発行の通算1168号をもって一時休刊のやむなきに至りました。読者、販売店、広告スポンサー各位をはじめ、長年にわたり弊社をご支援いただいてまいりました皆様に、心より感謝の気持ちを伝えるとともに、深くお詫び申し上げます。 弊社は、1968(昭和43)年、東京は千代田区神田での創業以来、皆様の温かいご援助に支えられ、プロレスを中心としたスポーツ雑誌の発行により業界の一翼を担うまでに発展させていただきました。 来年には創業四十周年を迎える予定でしたが、弊社をめぐる経済環境はバブル崩壊後より、いまだかつてない厳しさにさらされたため、経営は悪化の一途をたどってまいりました。 皆様のご協力とスタッフの努力が幸いし、「週刊ゴング」自体は購読部数を確保してまいりましたが、長引く不況の中、弊社自体の経営環境が悪化するとともに、今回すでに皆さまもご存じの通り、弊社代表前田大作の逮捕という不祥事に直面し、最悪の事態に追い込まれました。 創業と同時に創刊しました月刊誌「ゴング」は、1984(昭和59)年に月刊誌から週刊誌へと移行し、雑誌名も「週刊ゴング」と改め現在に至ったしだいです。 月刊誌「ゴング」創刊以来39年間、幸い各位のご理解ご協力を得ることができ、微力ながらも多くのプロレスファンの方々をはじめとして、社会一般の方々にもプロレスの情報をお伝えすることができたと自負しております。 来年1月には、創刊四十周年の節目を迎える予定でしたが、経営環境の悪化を克服することは容易ではなく、今回、読者の皆様をはじめ関係各位の方々の期待に添えることなく、多大なご迷惑をおかけする苦渋の選択を決断せざるを得ませんでした。 最後に、改めてこれまでのご愛読、ご支援に心からの感謝を申し上げるとともに、お詫びと休刊のご挨拶とさせていただきます。 39年間の長きにわたり、本当に有り難うございました。 2007年3月14日 株式会社 日本スポーツ出版社 取締役 内田 幸文 役員 一同 時代は恒に‘転ぶ’ものだ。だが、上記‘二誌(紙)’の廃刊・休刊はまさしくプロレス界にとっては、異常事態、だ。転んだ先に何がある? 私には見えるのだ。もしや不毛の時代が来るのではないのかと。私には聞こえるのだ。たとえ、何を大袈裟な、と思われても・・・よい。聞こえるよ、聞こえる。“プロレスの神様が泣いている”
posted by Jyouji Yoshiki |20:15 |
魂暴風Personal【格闘技の在り処】 |
この記事に対するコメント一覧
Re:「ゴング」詩よ!!高らかに復活せよ!!いまこそ、美城流声援歌
いつも楽しく拝見させていただいております。
休刊の理由が理由なだけになんとも残念でなりません。
posted by * | 2007-03-30 21:19
Re:「ゴング」詩よ!!高らかに復活せよ!!いまこそ、美城流声援歌
こんにちは。
また来てしまいました。
ゴング休刊との話とはそれてしまいますが、私は専門誌の週刊化にずっと?でありました。
私の中でのプロレスの定義は、「全ての人に夢を与えられる」です。
老若男女全ての人に夢や希望を与えなければなりません。
月刊誌の頃は毎月の少ないおこずかいでも、他をがまんすれば毎回購入でき、一ヶ月の間何回も同じ記事を繰り返し読み、スクラップをし、飽きた頃に次号が出るというのが繰り返されていました。
週刊化されたことにより子供のおこずかいでは毎号買う事ができなくなり、TV中継も減り、会場にも子供の姿がどんどん減るという悪いスパイラルにはまってしまい現在にいたるという状況を作ってしまったのではないかと思います。
厳しい言い方かもしれませんが、ゴング休刊は自業自得と思えてなりません。
子供達を置き去りにし、商売に走ったツケが回ってきたのですよ!
失うものはもう何も無いはずです。
業界復興の為に何ができるかじっくり考えていただき、是非是非、再チャレンジする事を願います。
posted by J | 2007-04-02 11:04
Re:「ゴング」詩よ!!高らかに復活せよ!!いまこそ、美城流声援歌
お二方、コメント、誠に有難うございます。『ゴング』誌は、休刊に至る経緯が経緯だけに、休刊は残念でなりません。*さんやJさんの真摯な想いを聞かせていただいて、されど、プロレス人気低迷が「十二分に採算は取れていた」と報じられても?に通じ、やはりプロレス界危うしという心持ちは拭えず、感嘆が起こってしまいますね。どういう形であれ、伝統という名の灯に再点灯の日があろうことを私は望んでおります。コメント、ほんに有難うございました。丈
posted by 美城丈二 | 2007-04-02 13:46
Re:「ゴング」詩よ!!高らかに復活せよ!!いまこそ、美城流声援歌
ゴングと週プロは新日と全日みたいな関係だったと勝手に思っています。(独特なファイトは国際プロレス?)お互いにそれしか認めないファンがいて、負けたくない熱い気持ちを持っている。
週プロ派の自分としては、過激な紙面が好きでゴングは甘いとか、レポートが熱くないとか。ゴング派の友人は余計なことはいらない、あれは試合レポートじゃなくて感想文だ。などなど。
それでいてゴングは写真がきれいだ、紙の質がいいからレスラーの切抜きを下敷きに挟んでもかっこいいんだよな~。なんて認めていたりして。
新日対全日という対抗心がなくなってからプロレス界は衰退したような気がします。それと同様に専門誌が一つしかないと記者の力がレスラーより大きくなりそうで少し怖いです。
・・・もっとも今のネットなどで情報収集可能な時代に専門誌を買って読む熱心なプロレスファンがどのくらいいるのでしょうね?それはそれで書いてて哀しいのですが。
posted by のり | 2007-04-02 16:22
相手を叩き潰さんばかりのプロレスよ、いまはいずこ!?
『新日対全日という対抗心がなくなってからプロレス界は衰退したような気がします。』
のりさん、おっしゃられる通りかと。いくら、夢のカードと言われてもそこに“潰しあい”という概念がなければ、見ていてなんだか興ざめする感覚を覚えてしまう。僭越ながら、やはり、のりさんは、ガチガチの新日本ファン気質なのかも知れませんよ(笑)。見ていて楽しいプロレスじゃなく、叩き潰すプロレス、そこに愉悦を感じられる。いっとき、「ゴング」と「プロレス」も論戦を張りましたが、あのときも読んでいて、かなり気持ちが入り込んでいるなと自身を自身なりに分析致しておりました。
なかよしこよしの交流戦、そこにもプロレス衰退の要因は確実にあろうかと思います。コメント、いつもながら、嬉しき限りです。丈
posted by 美城丈二 | 2007-04-02 18:22


