2009年11月24日
シーズンプレビュー②【セントラルディビジョン】
前回の続きです。少し間が空いてしまいましたが、セントラルディビジョンを見ていきたいと思います。なんとか明日発売の某バスケ雑誌より早くUPさせなければ、見て書いたと思われそうなので… しかしまたまた記事を消してしまい、UPするのに結局5時間もかかってしまった… 明日のバスケ雑誌発売までに書きたかったことは全然間に合いませんでした。今日はこれが限界です。できれば今日中に全チームの序盤プレビューとアイバーソンやジェニングスのこと、タイトル予想など書きたかったのですが… さて、このディビジョンには今NBA1の人気と実力を兼ね備えているプレーヤーがいて、また驚異のルーキーが出てきたこともあり注目度が上がってきていることもあり注目です。 ①クリーブランド・キャバリアーズ(予想=58勝~62勝) オフェンス=B+ ディフェンス=A+ ポテンシャル=A ケミストリー=B+ 経験=A 体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=A 総合力=A+ 【戦力分析】 ボストン・セルティックス同様、ディビジョン内では敵なしの圧倒的なチーム力を誇り、またNBAの優勝候補である。 現在最高のスーパースターといっても差支えはない“KING”ことレブロン・ジェームズを中心に、今季はLIVING LEGENDとでもいうべき存在、シャキール・オニールをトレードで獲得。昨年、まさかのアップセットをもらったオーランド・マジックやセルティックスに対する強烈なメッセージであり、チームになんとしても今季に優勝を勝ち取るんだという強い意思表示をフロントは示した。 さらには、私が憎いほど素晴らしいと感じた補強、アンソニー・パーカーとジャマリオ・ムーンという実力のあるロールプレーヤーを加えたのだから、優勝候補に推さない理由は見つからない。パーカーに期待するのは小柄なイメージが強いキャブスガード陣のイメージを払しょくし、ミスマッチを作らせないこと。これまで通り外角のシュートを決めること。彼は、オフェンスが手詰まりになった時は、ドライブもできるしムーブも多彩。またディフェンスも手を抜かないオールラウンダーだ。ムーンは、ショーン・マリオンのような体格と運動能力、プレイスタイルが長所。ディフェンスもできるし、レブロンとのアリウープなども今季は見れそうだ。ムーンの走力は、本来走るオフェンスが好きであろうレブロンには嬉しいオプションだろう。また、レブロンも彼らの存在により、多少去年より休める時間が増えることは、プレイオフのことを考えれば非常に大きいのではないだろうか。 セルティックスの優勝に貢献したレオン・ポウもリハビリ中であるが迎え入れ、アンダーソン・バレジャオとは再契約に成功した。シャックと生え抜きのビッグマン、ジードルナス・イルガスカスというセンター陣も、駒としては非常に強力な選手たちだ。 懸念材料は、まずはシャックなど多少選手が入れ替わったのでチームケミストリーの問題と、オフシーズンを騒がしてしまい、調整が大幅に遅れているデロンテ・ウエストだろうか。 前者に関しては、シャックも自分が全盛期でないことはわかっているし、上手く馴染めるのではないかと思っている。平均13~15点、8リバウンド、1.5ブロックあたりの成績を残せれば、キャブスのシャック獲得は成功だったと言っていいのではないだろうか。また、後者については、ウエストが万全な状態で復帰するまでは、ダニエル・ギブソンがステップアップできればそこまでの戦力ダウンにはならないだろう。伸び悩んでいるギブソンが、過去プレイオフのピストンズ戦大一番で見せたような実力と輝きを取り戻すのを、クリーブランドのファンは信じているに違いない。 レブロンもディフェンスに取り組む態度が激変し、急成長。ワンマン速攻からのシュートを、全速力で追いかけ、そして追いつき、鬼神のごとく叩き落とす豪快なブロックショットは相手に恐怖すら与えるまでになった。年々アウトサイドのシュートの確率は上がり、全盛期のギルバード・アリーナス並みのクラッチ3ポインターも自分の武器にしたレブロンはもはやNBA最高の位置にいる。ゲームへの支配力という点では、間違いなく、彼は今頂上にいる。 最初はなかなかケミストリーが築けないかもしれない。しかし、シーズン終盤には逆に素晴らしいケミストリーを築き、プレイオフに挑んでくることだろう。 【序盤戦プレビュー】 現在10勝4敗でディビジョン首位。開幕当初こそ新戦力とのケミストリーに欠け、昨年のようなロケットスタートは切れなかったが、必要にして十分な勝ち星を挙げている。 ディフェンスも堅い。レブロンも37分程度の出場時間に抑えられており良い。オフェンスに関しては今季もレブロンのドライブからのパスアウトを確率良く決めている。今季も3ポイントは好調だ。先述した移籍組の活躍は目立っているわけではないが、層が厚くなったことは間違いない。モー・ウィリアムズも昨年の活躍がフロックでなかったことを証明している。ただ、シャックが上手く馴染めていなく、同時にベンチ出場になっているイルガスカスも不調。 シャックは現在故障中であるが、長引いたり度々怪我で欠場するような事態になると、完全復帰した時のケミストリーに不安が残る。また、シャックを意図的にローポストで勝負させているが、レブロンを始め、もっともっとカットしてシャックのポストプレイに幅を持たせたいところだ。 今のままでも十分に強く、勝てることは去年証明済みだ。しかし、マジックやセルティックスやレイカーズなど、インサイドが強いチームと対戦し破っていくには、シャックやイルガスカスの復調及びチームへの貢献が必須である。やはり今年も、どれだけレブロン以外の選手が確実に点数を獲り有能なオプションが増えるかがキーポイントだ。 ②シカゴ・ブルズ(予想=40勝~45勝) オフェンス=C ディフェンス=B+ ポテンシャル=B ケミストリー=C 経験=C+ 体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=B 総合力=B- 【戦力分析】 チームの長いことリーディングスコアラーであったベン・ゴードンと再契約せず、見事新人王を獲得したデリック・ローズ中心に再びプレイオフを目指す古豪・ブルズ。幸い、ガード陣は戦力過剰気味であったので、ゴードンが抜けても大きな弱点とはならなそうだ。得点力は落ちるだろうが、よりパスがチーム全体に回り、スコアラーのルオン・デングが健康体を取り戻せばプレイオフには進めるだろう。 インサイド陣も身体能力があり、ブロックに優れるタイラス・トーマスやディフェンスに定評のあるジョアキム・ノア、多彩なパスにポストプレイ、広いシュートレンジを誇るブラッド・ミラーなどある程度の戦力は整っている。タイラス・トーマスがより一層成長できれば侮れないチームになりそうだ。 【序盤戦プレビュー】 現在6勝7敗とまずまずの成績だが、ここ何試合かは大幅に調子を崩している。 原因は完全なシュートスランプ。オフェンスのリズムが悪く、それが今季ここまで調子の良かったディフェンスにまで影響を及ぼしている。単調なピック&ロールの繰り返しや、良くないシュートセレクション。特にローズとサーモンズ、ハインリックとミラーは確率が悪すぎる。 ローズがあまりミドルレンジからのシュートが得意ではないことは知られているが、今季も特に改善されていないようだ。ローズには非常に期待しただけに残念である。私が個人的に一番のフェイバリットプレーヤーだった、アンファニー“ペニー”ハーダウェイを彷彿とさせるようなプレイスタイルで(ローズのほうが力強くてペニーのほうがしなやかだが一つ一つのプレイがキレがあってダイナミックなところが似ている)ペニーのような素晴らしい身体能力やパサーでもあったので、今季はビッグサプライズを起こすかもと密かに期待をしていたのだが…。平均20点7アシスト4リバウンドは彼の今季のノルマだと思っている。 ノアが驚異のオフェンスリバウンド奪取を見せているし、気迫やディフェンスも素晴らしい。一段と成長していて私にとってはここまで頑張るとは驚きであった。ルーキーのタージ・ギブソンも戦力になっているが、怪我がちのタイラス・トーマスの成長に期待したいところだ。 まだまだ巻き返せるし、選手も粒揃いなのでもっと勝てるはずだ。 ③デトロイト・ピストンズ(予想=35勝~39勝) オフェンス=B ディフェンス=C+ ポテンシャル=C+ ケミストリー=C 経験=B 体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=C 総合力=C 【戦力分析】 昨年は強豪と呼ばれる時代に終止符を打った年だった。チャウンシー・ビラップスがトレードされ、代わりに加入した稀代のスター、アレン・アイバーソンもチームを離れ、ラシード・ウォーレスも移籍した。このまま再建期に突入するかと思われたが、浮いたサラリーを使い、ベン・ゴードンとチャーリー・ヴィラヌエバと契約し、再び戦力を整えた。 しかし、エースのリチャード・ハミルトンとまたも出場時間とスターター争いが起きそうなゴードンの補強には、昨年のアイバーソンのこともあったばかりなので少々驚きを隠せなかった。また純粋なPGもいなく、徐々に衰退したインサイド陣にも不安が残る。それでも貴重な経験を持つベテランは数人残っており、上手く噛み合えばプレーオフにも出場できるのではないかと思っている。 【序盤戦プレビュー】 現在5勝9敗と負けが先行している。開幕戦でリチャード・ハミルトンを失ったのは痛かった。また、テイショーン・プリンスも故障で出遅れており、かなり厳しい状況。そんな中新たな3ガード戦法が功を奏し、稀にすばらしい展開を見せる。それは、ロドニー・スタッキー、ウィル・バイナム、ベン・ゴードンである。 スタッキーのFGパーセンテージは見れたものではないが、ゴードンはブルズ時代と遜色ない得点力を見せている。さらにはウィル・バイナムはスタッキーとプレイスタイルが被りやすいが、小さいのにゴール下へと倒れても倒れてもドライブしていく。その異常なまでの負けん気の強さとアグレッシブさはチームに勢いをもたらす。乗ってくるとなお手がつけられなくなり、そこにスタッキーとゴードンが加わると破壊力抜群のオフェンスを見せる。しかし、残りの選手は棒立ちになることもしばしばで、あのヴィラヌエバでさえもおとなしく静観しているほどだ。ただ、やはりというべきかチームのアシスト数もかなり少ないチームだ。だが、不思議なことに、彼らの異常な勢いや雰囲気に呑まれ、相手チームが意気消沈してしまうことも多い。ここにハミルトンとプリンスが復帰してチームとしてどう調和するか非常に興味がある。 またジェイソン・マキシエルが徐々にチームでのプレイ時間が減少していて、もったいない戦力だ。腐らなければ良いのだが…。クリス・ウィルコックスもシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティー・サンダー)で一時見せたようなパフォーマンスにはもう期待できなそうだ。 意外だったのがかつてのピストンズの中心でもあったベン・ウォーレス。さすがに全盛期とまでは言わないが、経験と能力を生かしたディフェンスとリバウンドを見せている。今の若い戦力と噛み合えば、大きな武器になる。やはりピストンズの魂はまずディフェンスにあって、それは今季も健在のようだ。 ④インディアナ・ペイサーズ(予想=35勝~40勝) オフェンス=B ディフェンス=C+ ポテンシャル=B ケミストリー=C 経験=D 体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=C 総合力=C 【戦力分析】 ヘッドコーチにジム・オブライアンが就任してからというもの、ジャーメイン・オニール時代からは打って変わってオフェンス力を生かすチームへと生まれ変わった。そして、年々得点力を磨いて、ついに平均25点以上を超えるアベレージを残し、オールスターにも選ばれたダニー・グレンジャーが今季も中心。 またトロイ・マーフィーなどもシステムに完全マッチ。昨年は久々の平均ダブルダブルに加え、3ポイントも約400本弱放って4割5分という驚異的な数字を残し、完全に新境地を開いた。 マイク・ダンリービーJrのコンディションはいまだに気がかりではあるがオフェンスに関してはある程度の戦力は揃っている。マーキス・ダニエルズが抜けた穴にはデンバー・ナゲッツからダンテ・ジョーンズを補強した。ドラフトで、NBAで通用しないと酷評されていたタイラー・ハンズブローの存在にも注目だ。今季は怪我させなければ5割も狙える可能性あり。 【序盤戦プレビュー】 5勝6敗というまずまずのスタート。今季も昨年同様、大物食いをしていてセルティックスを破っている。グランジャーは絶好調ではないがさすがの数字を残している。驚きはダンティ・ジョーンズ。昨年まではオフェンスよりディフェンス力を買われてという出場だったのに、今季は平均17.5点を奪っている。またロイ・ヒバートも順調に出場時間を伸ばしており、スタッツを軒並み向上させている。だがブランドン・ラッシュのFGパーセンテージは深刻で、マーフィー、ダンリービーのコンディンションが整ってくこないと厳しい。 ⑤ミルウォーキー・バックス(予想=30勝~35勝) オフェンス=C ディフェンス=C ポテンシャル=B+ ケミストリー=D 経験=E 体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=D 総合力=D 【戦力分析】 昨年はマイケル・レッドとアンドリュー・ボーガットが怪我で離脱してしまい、散々なシーズンだった。さらにオフには成長株のレイモン・セッションズと獲得したばかりであったスコアラーのリチャード・ジェファーソンとチャーリー・ヴィラヌエバを放出。得点力の低下が著しいだろう。 ガード陣は豊富。レッドやルーク・リドナーの他、チャーリー・ベルは非常に優れた選手で、オールラウンドなプレイができる。体格も良い。高卒後に欧州プロリーグに1年在籍し、NBAに挑戦することになった話題のルーキージェニングスもいる。ケミストリーを築くのは大変そうだが、このチームにはまず健康にシーズン過ごすことが重要だ。 しかし、レッドとボーガットがまた長期欠場するようなことがあれば最下位確定とみている。 【序盤戦プレビュー】 驚異の新人、ブランドン・ジェニングスが大活躍を見せており予想外の善戦を披露している。レッドが欠場気味にもかかわらず約100点を奪うオフェンスとスコット・スカイルズの指導が実ったかディフェンスも悪くはないようだ。ジェニングスはルーキー史上2位の55点を叩き出すなどまさに驚異。体格も小さいので、まるでアレン・アイバーソンがデビューした頃を思い出してしまった。奇しくも、ジェニングスのアイドルはアイバーソン。衝撃的な活躍に、ミルウォーキーも沸いているに違いない。 ただボーガットの長期離脱が囁かれており、レッドもコンディションが整ってない今、ジェニングスが研究されてくるのも時間の問題か。 また、今までは比較的相手に恵まれて勝利してきた面もあるので、一気に崩れる可能性もある。だが、それにしても今季の今の順位は予想外である。
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posted by yorkmilds |19:55 |
『クロスオーバー』独自予想 |
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