2010年06月18日
決着しましたね。
まだ見てない方もいると思います。
これ以降見てしまうと、結果がわかってしまうので、まだご覧になってない方は見ないようにしてください。(試合内容は全く書いてはいません)
レイカーズが2連覇!!
見事でした。
正直セルティックスに肩入れ気味だった私としては、3Q序盤にはもらったかと思いましたが…。
ただ、両チームとも技術うんぬんではない、本当に一人一人が魂をこもったプレーを見せてもらいました。それだけでも十分です。終盤のセルティックスの粘りにも感動しました。まるで2連覇を狙ったピストンズのような気持ちの折れないチームでした。とにかく今は素直にレイカーズを祝福したいです。
全てのバスケットボールプレーヤーの究極の夢、NBAファイナル最終戦。やはり素晴らしいです。ワールドカップだって面白いし、野球やその他もスポーツももちろん面白い。だけれども、バスケットボールだって同じように面白いということをもっともっと日本中の人に知ってもらいたい。
その為には、もっともっとバスケット好きな皆さんが、個々に積極的に活動していかなければいけませんね。
このスポーツナビのNBAコーナーでいえば、「BB好き寺子屋的な。」の管理人さんのように頻繁に記事をUPしてくれる存在ももっともっと必要です。
昔は頑なに拒んでいたけど、にわかファンが増えたっていい。プレーオフだけ見る人がいたっていい。だけど、こんな素晴らしいスポーツがあることを忘れてはいけないと思う。
女の子や子供でも、この時期はバスケットが熱い時期だねと普段の会話で出るようになる日本が私の理想です。
その為には、田臥選手のようにNBAに入ってもらって注目を集めるしかないのかもしれない。だけど、そこに行き着くまでにはバスケットを続けられる環境や、細かな育成プログラムがなくてはいけないし、今のバスケット人気的には厳しい現実がある
今、プロ選手を目指しているようなプレーヤーに一つだけ伝えたいのは、絶対に諦めないで欲しい。後で後悔するようなバスケット生活はしないでほしい。
今バスケットをプレーしている一人一人が、将来のバスケット界を自分が担っていくんだという強い気持ちを持ち続けて、日々精進して過ごしてほしい。
NBAファイナルの舞台に、日本人プレーヤーがチームのローテーションに入って活躍しているところが見られたら、私はもうこの世に未練はない…(かも)
だいぶ話が脱線してしまいました。
次回はコービーについて少し触れたいと思っています。
またお時間あったら、みさなん一読願います。
それでは、最後に…
レイカーズ、本当に優勝おめでとう!次は3連覇だ!
posted by yorkmilds |13:48 |
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2010年06月15日
セルティックス勝ちましたね、連勝ですしその内容も良いです。いまだに私はレイカーズが優勝するとは思っているのですが、セルティックスにとっては一番良い状況でLAに乗り込めますね。
レイカーズとしてはバイナムの怪我の具合と共に急失速、反比例するかのようにインサイドでの好ディフェンスを見せるセルティックスを攻略できていません。こういう時こそガソルとオドムにステップアップして欲しかったのですが…。ただ、セルティックスの選手はLAでは調子良くなかったですし、ホームに戻ったらあっさり立て直してきそうな気がします。
私の希望は、やはり3勝3敗で7戦目に突入して、勝ったほうに素直に祝福したいですね。ただ、久々に連覇も見たいですし、個人的にはコービーに3連覇をしてほしいという気持ちもあって、いまだに複雑な心境で観戦しています。あれだけチームの内容悪くて、タフショットも多いのに、地力で数点差に迫れるコービーの能力は素晴らしいです。
レイカーズファンの方はハラハラする展開かもしれませんが、ウェイドがマブスを撃破した時はもっともっと困難な状況でした。ウェイドも桁外れに素晴らしい選手ですが、コービーはそれ以上の選手です。そろそろFINALでの伝説的な活躍をしてほしいです。50点60点…。そんな大爆発の試合をプレイオフで見てみたいですね。
とにかく、今は第6戦でシリーズが終わらないよう祈っています。
第6戦でのレイカーズの逆襲に期待です。
それではまた次回。
posted by yorkmilds |02:51 |
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2010年06月12日
FINALもいよいよ後半戦に入ってきましたね。
現在2勝2敗の五分となったわけですが、第5戦の結果が当然ながら大きく展開を左右しそうです。
ホームコートのセルティックスは、第5戦を勝てなければ、恐らく敗退かと思います。アウェー2連戦をレイカーズ相手に勝てるイメージができないという単純な予想からですが…。
少し振り返りますと、第3戦はレイカーズが勝ちました。散々酷評してきたKGが奮闘しましたが、セルティックスはホームで痛い敗戦。一方のレイカーズは同じくベテランのフィッシャーが大活躍でした。コービーとフィッシャーというラインナップは、試合終盤になると本当に素晴らしい力を発揮しますね。フィッシャーは元々FINALというか大舞台に強い選手ですし。また、2人の間にある信頼感も相当あるのでしょう。
シャック&コービー時代の話ですが、当時コービーは(恐らく今もかもしれないが)1日1000本近くのシュート練習など、過酷なメニューを自分に課してスキルアップに努めていたそうです。そんなコービーに触発されたのか、フィッシャーも同じくらいのシュート練習を自らに課して、その努力している姿を見たコービーが、一段と信頼を置くようになっていたと聞いたことがあります。元々レイカーズに共に入団した同期ですし、これまでの長いキャリアで、ほぼずっと一緒にプレイしてきた2人ですので、二人にしかわからない友情とか戦友という気持ちがあるのでしょうね。そんなことを考えながら第3戦を見ていたら、なんかレイカーズ優勝のストーリーがどんどん頭に浮かんできました。最終的にどんな結果になるにしろ、コービーとフィッシャーには注目ですね!
第4戦は、なんといってもセルティックスのベンチ陣の活躍が光りましたね。といってもグレン・ディビスはインサイド陣でシリーズ初めからずっと奮闘してきましたが。一番上背のないディビスが、レイカーズ相手にここまで活躍できることは素晴らしいです。個人的には、北原さんの「口からアドレナリンが~」というディビスに対する名フォローは殿堂入りしました(笑)
ネイト・ロビンソンに関しては、攻守両面でハッスルしてくれて良い流れを引き込んでくれたし大活躍してくれたのですが、どうもいつも不安な目で見てしまうんですよね~。シックスマンだから、意図的に積極的に攻めていって、勢いをつけて流れを変えてやるんだ!という強い気持ちは感じるのですが、どうもセルフィッシュにしか感じない時も多くてもろ刃の剣なのかなぁと思っています。あとは2対2のオフェンスがネイトはあまり上手くないので、もっと周りを生かさないと長時間プレーし続けると不安になってきます。なにかとハラハラさせてくれる、そんなネイトにもこれからも注目です。
レイ・アレンは徐々に調子も戻ってきそうな気配です。もうあまり心配しなくていいのかなと思います。ただ、冷静に考えてみると、毎試合コービーと対峙しているわけで疲労は間違いなくあるはずですよね。レイ・アレンはディフェンスが下手ということを耳にしたりしますが、確かに特別に上手いわけではありません。ですが手は抜かずにいつもハードにディフェンスしています。さらにはオフェンス時にボールを受ける際に、あれほど動き回っているわけで…。インサイドにも果敢に攻めていくこともあるし、それを40分前後やり続けるというのは、むしろ年齢を考えたらよほど体がシェイプされていないとできないことだと思います。
レイカーズはバイナムがほとんど出場できなかったことが痛かったですね。改めてバイナムの存在価値が測り知れたのではないでしょうか。この先も出場時間が限られてくるようだと、セルティックスにも十分勝機が出てきます。グレン・ディビスがあそこまで活躍できたのは、間違いなくバイナム不在が影響していましたから。また、バイナムとガソルやオドムが繰り出す、ハイ&ローの絶妙なコンビネーションはリーグ最高といってもいいですしね。皮肉にも、バイナムが怪我によって、改めて自分の価値を証明した結果になりました。
最後に、何点か
今FINALは、審判のジャッジの質が良くない気がしますね…。まあ、そういう不可解なジャッジが片方のチームに偏ってないからまだ良いのですが。それに第3戦の終盤のようなリプレイ確認の乱発も止めて欲しいところです。審判の威厳とかそんなことでもなく、ミスジャッジもドラマの一部だからというのでもなく、あまりに確認が長いと、判定までが長すぎて興奮が冷めちゃいます。連発しなければ全然OKですが…。
ラシードとアーテストという、未だNBA屈指のディフェンダーであり、悪童というイメージの強い選手たちが共演していますね。ただ、プレー中の2人の表情ってけっこう対照的ですよね。ラシードは相変わらずですが、アーテストって意外と黙々とプレーしているんですよね。シュートタッチは良くないし、オフェンスの流れを止めてしまうこともあって、あまりオフェンスでは貢献できていないアーテストですが、優勝への強い気持ちが伝わってきますね。
最後に…個人的な希望を。
第5戦はセルティックスに勝利してもらって、そこからレイカーズが2連勝で連覇!
これが、ハラハラしながらも一番盛り上がる展開だし、しかも長くFINALを見られて、なおかつNBA的にもストーリー性がある一番良い結末かなと思っています。(一応、第7戦の放送日はあらかじめ有給休暇を申請済ですし)
第5戦、非常に楽しみです!できれば日曜日に生放送で観戦したかったけど…。それではまた次回!
posted by yorkmilds |01:26 |
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2010年06月08日
第2戦はセルティックスが勝利しましたね。
レイ・アレンは前半は驚異的な活躍。やはりあれほどのシューターが爆発してしまうと恐ろしいですね。逆にここまで貢献して勝てなかったら…とヒヤヒヤしましたが…。また、レイジョン・ロンドの後半の活躍も見事でした。
一方、レイカーズはというとインサイド陣が凄かったですね。バイナムは本当に膝を怪我しているのかと思うほど動けています。ガソルも相変わらず好調でしたし、次戦よりボストンでも3連戦ですが特に問題はないかと思います。レイカーズの視界良好です。
恐らく、レイカーズの4勝2敗ではないかなと思っています。今のガーネットを始めとするインサイド陣ではレイカーズのインサイド陣に太刀打ちできていません。セルティックスが勝つには、ロンドとレイ・アレンの安定した活躍、ピアースorガーネットがよりオフェンスに貢献するが絶対条件。特にガーネットはここまでキャリア最低の出来でしょう。ここまで存在感が薄れていて、顔にも全く覇気がないところを見ると、よほどコンディションが悪いのかなと想像してしまいます。ガーネットのプレーをずっと追ってきた私から見ると、思わず目をつぶりたくなります。ガソルと対照的で、もしセルティックス敗退ということになれば間違いなくA級戦犯として槍玉にあがるでしょうね…。
この2連戦を見て感じたことは、レイカーズが想像以上に強いこと。コービーも動きが切れていますし、インサイドも相変わらず強力。控えのガード陣も出来は悪くなく、これに加えて、アーテストやフィッシャーがオープンショットを確率良く決められたらどこも勝てないです。
一方のセルティックスはロンド頼みの状況になりつつあります。ロンド頼みの状況ではレイカーズに4勝することは不可能で、やはりBIG3が安定した活躍上でのロンドの活躍が理想的です。そろそろピアースが爆発してくれるかなと期待しているので、ホームでの活躍に期待します。ピアースはリーグでも屈指のクラッチプレーヤーで、大舞台に強く1対1でも豊富なオプションを持っています。なおかつシュートも上手い選手なので、第3戦でのピアースの活躍を期待しています。
最後に、レイカーズというチームはアウトサイドにもインサイドにも核となる選手がいて非常に安定した強いチームだなぁと再認識しました。王朝を築けるチームというのはこういうチームなんだなと、強く感じました。またコービーが30代を越えてきてこれほど強いチームを率いるとは、どうしてもあの人?神?との比較をしたくなってしまう管理人でした。
第3戦、非常に楽しみですね、それではまた次回!
posted by yorkmilds |23:47 |
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2010年06月07日
ついに開幕したNBA FINAL2010
興奮して待ちきれませんでしたが、結果はレイカーズの圧勝、逆にセルティックスの体たらくには少しがっかりです。
大接戦を予想していたんですがねぇ…、一戦だけ全て決まるわけではないのですが第1戦のセルティックスを見る限り、イーストを勝ち抜いてきた実力は全く発揮できませんでしたし、優勝するチームのマインドは全く感じられず。持ち前というか最大の強みのディフェンスも全く機能せずに終わり、ヘルプの対応も遅れていて、レイカーズが8割程度の力でも勝ててしまったというイメージです。
第2戦に負けてしまうと、セルティックスの優勝のイメージは湧いてこないので、楽しませてもらうためにも、第2戦の雪辱に期待しています。このままあっさり敗退となってしまったら、マジックやキャブスの面々も浮かばれません。
ガソルに第1戦後に、「KGはもはやジャンプシューターだ、誰しもが年を取るし仕方ないのだが。」という発言に、KGは「ノーコメントだ。だが、なんであいつがそんな偉そうなこといってやがるんだ?」とコメントした。気合いを入れ直したKGの奮起に期待したい。
また、ブルズの来季ヘッドコーチに、現セルティックスのACトム・ティボドーが就任することが内定したそうです。この時期にこういう情報は漏れて欲しくないですが、この時期はヘッドコーチやアシスタントコーチなどにとっては、新たな就職のチャンスでもあり、自身のキャリアのステップアップしていく上でも重要な期間だから仕方ないですかね…。でも来季以降のブルズは間違いなく強くなっていくでしょう。チームのコンセプトというか目指すべき方向にも合っていると思いますし、良い人選だったと思います
あとは、キャブスのダニー・フェリーGMの辞任は少々驚きでした。ヘッドコーチの更迭だけで内部の人事も終わるだろうと思っていましたので。ただ、新たにGMに昇格する
アシスタントGMのクリス・グラントがどのようにチームに着手していくのかは見物です。
最後に、今回のFINALのカードは個人的に見たかったカードなので第7戦までもつれこんでほしいと思っています。ということでまだまだ試合を見たいので、今日の第2戦の希望としては、オーバータイムでセルティックスの勝利!です。(負けそう負けそう、と怯えながら観戦して、最後の最後でセルティックスが勝利して、ホッとしたいです。大差がつく試合だけは勘弁!)
posted by yorkmilds |01:36 |
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2010年06月01日
いよいよ2010年の王者を決めるファイナルのカードが決まった。
シーズン前の予想なら、意外でもなかったであろう両チームである。
ウエストからは、昨年の王者で3年連続のファイナル出場になる、ロサンゼルス・レイカーズ。
イーストからは、一昨年にレイカーズに完勝し優勝を勝ち取ったものの、今シーズンは大きく成績を落とし、シーズンが進むにつれてファイナル進出の目は皆無だと思われていたボストン・セルティックス。
どちらもNBA1番を争う伝統あるチームで、まさにNBAの歴史とも言っても過言ではない両チームだ。
また、どちらのチームが優勝しても、ここ3年間で2度目の王者になるということで、その価値はより一層大きなものになるであろうと思われる。
スターも多く、玄人にも割と好まれる好カード。
ぜひ、注目して今年のファイナルを見てもらいたい。
今回は両チームの今シーズンの軌跡はまた別の機会にさせて頂くとして、私の思い出のファイナルについて触れてみたいと思う。
私がリアルタイムでNBAを見始めたのは96-97シーズンからである。それ以降の印象に残ったファイナルでということでご了承願いたい。(オールドファンの方々には面白くなくて申し訳ないが、どうぞ最後まで一読下さい)
第1位
97-98シーズン
シカゴ・ブルズVSユタ・ジャズ
『最も劇的な結末で終えたファイナル』
定番すぎるかもしれないが、やはりこのファイナルが一番印象に残っている。マイケル・ジョーダンの偉大さが最も簡単に伝わるシリーズである。現役最後のプレーが(ウィザーズ復帰は例外とする)あんなにドラマティックであったスポーツ選手は他には誰もいないのではないだろうか?付け加えれば、レギュラーシーズンでもMVPと得点王も獲得していて、最後まで現役NO.1プレーヤーであった。そしてその劇的な優勝を遂げた後に引退を表明し、スーパースターとして完璧なエンディングを迎えたのである。
これほど筋書きのないドラマは見たことがなかった。
もし最近NBAを見始めたNBAファンの方は、一度は見なくてはNBAを語れないといっても過言ではないファイナルである。
第2位
98-99シーズン
サンアントニオ・スパーズ対ニューヨーク・ニックス
『史上初の第8シードからのファイナル進出』
この選出に関しては、かなり主観的というべきか私的な想いが入っての順位である。
おそらく、90年代初めからNBAを見てきた識者やファンの方はニックスといえば、パトリック・ユーイングにチャールズ・オークリー、ジョン・スタークスといった個性的なメンバーが揃っていた時期のニックスが思い出に残っていると思う。
ただ、その当時の私はNBAを見たことがなかったので、このシーズンのミラクルニックスが一番心に残っている。チームの象徴的な存在であったユーイング。全盛期を迎えようとしていたシューターのアラン・ヒューストン。ヘッドコーチの首を絞め、超問題児であったものの、驚異のポテンシャルと類まれな運動神経を誇っていたラトレル・スプリーウェル。この頃には慢性的な腰痛のために全盛期は過ぎていたが、精神的支柱であり続け、チームを鼓舞し続けたラリー・ジョンソン。怪我も多くダンクもしょっちゅう外していたが、情熱的なプレーでチームを盛り上げた若かりしころのマーカス・キャンビー。その他にも多くの個性的な選手がいた。
8位シードからプレーオフに進出し、1位シードのマイアミ・ヒートをアラン・ヒューストンの劇的なブザービーターで撃破。勢いにのったニックスは、続くカンファレンスセミファイナルを圧勝し、カンファレンス・ファイナルへと進出。そのファイナルでの大一番でもLJことラリー・ジョンソンの4ポイントプレーなど数々の伝説を作り、奇跡のファイナル進出を果たした。
エースであったユーイングを怪我で欠き、インサイド陣の戦力差で圧倒的な不利が予想されたファイナルでも、スパーズのティム・ダンカンとデビッド・ロビンソンのツインタワーに臆することなくハードに戦い続けて、華々しく散ったミラクルニックスの面々を一生忘れることはできないであろう。
第3位
03-04シーズン
デトロイト・ピストンズVSロサンゼルス・レイカーズ
『ファイナル史上最高のアップセット』
4連覇を逃し、オフにカール・マローンとゲイリー・ペイトンというスーパースター2人を獲得し、NBA史上最強のカルテットを完成させたロサンゼルス・レイカーズと鉄壁のディフェンスでイーストを勝ち上がった苦労人軍団・デトロイト・ピストンズの対戦。
戦前はほぼ9割の識者がレイカーズの優勝を予想し、何戦で優勝を果たせるかということに注目が集まっていた。しかし、蓋を開けてみればピストンズが圧勝。誰もが予想できなかった4勝1敗で優勝を果たす。
当時はジャーニーマン化していたチャウンシー・ビラップスはペイトンを完膚なきまでに叩きのめし、ファイナルMVPを獲得。オールスターの選出経験がない選手がファイナルMVPを獲得したのは、現ピストンズのGMでもあるジョー・デュマース以来の快挙であった。
第4位
04-05シーズン
サンアントニオ・スパーズVSデトロイト・ピストンズ
『私がNBAを見始めてから初の第7戦決着』
前年覇者のピストンズは、優勝はフロックだったのでは?という周りの声を、実力でかき消したシーズン。最終的にスパーズが優勝したが、決してどんなに不利な状況でも諦めないピストンズと王者にふさわしい堅実なプレーを披露し続けたスパーズとのこのファイナルは一見面白くないと感じる人も多いかもしれないが、素晴らしいファイナルだったことは疑いの余地もない。また、プレイオフ屈指のクラッチプレーヤーのロバート・オーリーも相変わらずの存在感を見せつけた。
第5位
00-01シーズン
ロサンゼルス・レイカーズVSフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。
『誰もが酔いしれたアイバーソン劇場とその終焉』
このシーズン、オフのトレード騒動も乗り越え、精神的な成長を遂げたアレン・アイバーソンはレギュラーシーズンで得点王・スティール王・MVPを獲得。オールスターでもイーストの大逆転劇を演じ、その中心にいたアイバーソンはオールスターでもMVPを獲得した。プレーオフでも長年苦しんできた強豪・インディアナ・ペイサーズを撃破すると、続くカンファレンス・セミファイナルではヴィンス・カーターとの壮絶な点取り合戦を制し、見事第7戦で撃破。迎えたカンファレンス・ファイナルでも、当時レイ・アレン、グレン・ロビンソン、サム・キャセールなど充実した戦力を誇っていたミルウォーキー・バックス相手に流血しながらも血を飲み込みプレーし続け、これまた7戦決着にて勝ち上がり、見事ファイナル進出を果たしたのだった。
ファイナルでは、ウエストを全スイープで勝ち上がってきたシャック&コービーの王者レイカーズ。全くレイカーズに歯が立たないとの戦前の予想に反して、第1戦ではレイカーズのホームで大量得点を挙げ、それまでプレーオフ無敗であった最強レイカーズに初黒星をつけた。が、さすがのアイバーソンもここまで。その後のレイカーズの圧倒的な強さも必見である。
シャックの全盛期を知らないファンは、ぜひ一度3連覇時のシャックのプレーを見てほしい。
最後に、惜しくもランク漏れしたファイナルも少し触れたい。
05-06シーズン
マイアミ・ヒートVSダラス・マーべリックス
『ドウェイン・ウェイドが真のスーパースターへと昇華』
この年、激戦のウエストを勝ち上がったマブスはファイナル制覇は間違いないと思われていた。そして、その予想通りホームであっさり2連勝したマブスは、ヒートのホームに舞台を移した第3戦4Qに達しても、その圧倒的な実力差を見せつけていた。が、万事休すかと思われたそのとき、ドウェイン・ウェイドの反撃が始まる。魂のこもったプレーでみるみる得点差を縮め、見事大逆転劇を披露したヒートはウェイドの神がかりなプレーに押されるかのように息を吹き返し、まさかの4連勝でアップセットを果たしたのであった。
07-08シーズン
ボストン・セルティックスVSロサンゼルス・レイカーズ
『BIG3が悲願の初優勝を勝ち取る!』
スーパースターながら、なかなか優勝のチャンスが訪れなかったケビン・ガーネットとレイ・アレン、ポール・ピアースがトリオを組んだ2000年以降最高のBIG3率いるセルティックスは、苦しみながらもファイナルへと到達。一方で、コービー率いるレイカーズもシーズン途中のトレードでポウ・ガソルを獲得し、勢いそのままにファイナルへと駆け上がった。互角の勝負を演じるかと思われたが、セルティックスの鉄壁な守備を攻略できず、レイカーズは惨敗した。
優勝インタビューの際のKGの「不可能なことなんて何もないんだ!」という泣き叫んだときには非常に感動した。(自身が契約する某スポーツメーカーの宣伝ではないかという皮肉めいた見方もあったようだが…。)
以上が、私が特に思い出に残っているファイナルである。
きっとジョーダンやマジック、バードをリアルタイムで見てきた幸福な人は、きっとこの倍以上の心に残っているファイナルがあるに違いない。
そして、最近NBAを見始めたファンの方にも忘れないでほしい。
今年のファイナルにだって、コービー・ブライアントという間違いなくNBA史上屈指の名プレーヤーがいて、彼の全盛期のプレーしている姿をリアルタイムで見れているこの幸せを…。
posted by yorkmilds |02:59 |
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2010年05月23日
昨年に続き、今年もファイナルに辿り着けずに敗退したレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズ。
レギュラーシーズンでは昨年同様に圧倒的な強さを見せつけ、補強にも精力的に取り組み、チームは初優勝へ盤石な態勢を整えていた。
しかし、峠を過ぎたと思われていた2年前の覇者、ボストン・セルティックスにあっさりと足元をすくわれ、またもや夢の舞台に辿りつくことなく敗退してしまった。
となれば、ファイナル終了後およびドラフト終了後の今夏に、いよいよあの話題が本格的に動きを見せることになる。
あの話題とは…現在2年連続MVPを獲得し、KINGと称される現役最高のプレーヤーであるレブロンがFA移籍するのではないか?という数年前から続くこの話題だ。
もうすぐ終止符が打たれるこの話題だが、移籍するという噂がまことしやかに囁かれている。最近では、シカゴ・ブルズが最有力だともっぱらの評判だ。他にもマイアミ・ヒート、そして相思相愛ではないかと思われるニューヨーク・ニックスなどだ。
そこで今回、私はレブロンの決断を一足先に予測してみたいと思う。といっても、以前から私の考え・予想はたいした変わっていない。
結論から言わせてもらおう。
レブロンはクリーブランドに残留する。
理由は単純で、チームを優勝に導けなかったからである。
移籍するなら優勝を成し遂げてからだと私は思っている。
なぜ優勝しないと移籍しないと思うのか。
もっと掘り下げて、残留の理由を探ってみる。
クリーブランドに残留する理由
彼がこのままクリーブランドから移籍して、故郷のクリーブランドから逃げただとか、負け犬呼ばわりされることを彼のプライドが許せるとは到底思えない。そしてクリーブランドに4大スポーツでは約半世紀ぶりの優勝を、ぜひとも自分の手で成し遂げたいと思っているはずだ。
故郷でプロ選手として英雄になるのは誰にとってもチャンスがあるものではなく、アスリートにとって大きな夢でもあり大変意義あるものだ。
次に、現在のクリーブランドは十分強豪であり、大きな問題は抱えていないという点だ。
毎年60勝を記録できるチームから移籍するとは少し考えにくい。スーパースターで強豪チームのエースでFA移籍したのは、最近ではシャックことシャキール・オニールしかいない。しかも彼にはアンファニー・ハーダウェイというネクスト・ジョーダンと期待された選手との確執・嫉妬があったという側面がある。
また、ケビン・ガーネットがミネソタ・ティンバーウルブスから移籍した時のような悲惨な状況からは程遠く、ファンにも理解しにくい移籍となることは避けるように思える。5年先ならわからないが、来年もしくは再来年あたりまでに初優勝を遂げたいのなら、残留したほうがその可能性は圧倒的に高い。
そして、NBAで史上最高のプレーヤーと呼ばれる、またはその候補に挙がるプレーヤーは、最初に所属したチームを優勝に導いていることが多いし、そのチーム一筋でNBA人生を終えていることも多い。
これは、マイケル・ジョーダン(ワシントン・ウィザーズ復帰は例外扱い)やマジック・ジョンソン、ラリー・バード、ビル・ラッセル、最近でいえばティム・ダンカンやコービー・ブライアントなどが良い例だ。
もちろん、最高のプレーヤーは誰なのかというこの難題は、優勝回数が評価のかなりのウェイトを占める。それも意識して考えるなら、簡単にFA移籍を選択するのは良いことではないとも思える。ただ、元々強豪に所属し、移籍する必要がない人間もいたかもしれないし、シャックのような例外選手も少なからず存在はしている。
レブロンの良きライバルであり良き友でもある、マイアミ・ヒートに所属するドウェイン・ウェイドが圧倒的なパフォーマンスを披露し、2006年ファイナルでの奇跡のアップセットを起こしたことまで考慮すれば、レブロンよりウェイドのほうが勝利に導ける選手だと認識されている可能性もあり、それも彼は良しとするはずはないだろう。
シャックはオーランド・マジックのフロントやハーダウェイとの確執もあり、西の強豪・ロサンゼルス・レイカーズに移籍し、結果的に3連覇を達成し大成功を収めた。シャックの場合はNBAの勢力図を塗り替えてしまうほどの実力が備わっていたため、彼が移籍するだけで優勝候補になってしまう稀有な存在であった。レブロンもそれと近いインパクトがあるので、移籍してもすぐに優勝を狙えるチームに変貌させてしまうのかもしれない。だが、すぐに優勝できる可能性があるかは全くの未知数であり、キャバリアーズに残留したほうが間違いなく初優勝には優位に働く。
考えれば考えるほど、移籍するリスクより残留するメリットのほうが大きく感じてしまう。
それでもなぜレブロンは残留を匂わす発言をしないのか?
これはチャールズ・バークリーからも以前に非難されていたことでもある。
その理由として考えられそうなのは
① ニューヨーク・ニックスに移籍したい願望が潜在的に間違いなくある
彼はリーグきってのスーパースターであり、ニューヨークのような大都市でプレイするにふさわしい人気と実力が備わっている。それに近年不振に喘いでいるニューヨークの救世主になれれば、自身の名声・人気はさらに向上する。
今現在でもNBAで1番といっていいほどの人気と実力を誇る彼である。もし、ニューヨークを優勝に導き、以前のヤンキースのように王国(ダイナスティー)を築ければ、世界NO.1の人気アスリートになる可能性が十二分にある。それに伴う副収入の倍増は想像に難くないことも魅力は魅力なはずである。
レブロンは非常に頭脳明晰でもあり、優秀なビジネスマンな一面もあるのでこれらのことを理解しているはずだ。だから、このめったにないビッグチャンスを、全盛期のうちに挑戦したいという野心は間違いなく彼の中に存在しているはずだ。そうでなければ、愛している故郷でもあり、フランチャイズでもあるクリーブランド残留を、多少なりともほのめかしていてもおかしくはないはずである。
また、ニューヨークはバスケットボールのことを深く理解している街でもあるし、生活に不便もなく、世界の経済の中心でもある。まさにKINGレブロンにふさわしい街ではないか?大きなモチベーションを保つ上では、一番そそられるフランチャイズがニューヨークというわけである。
② シカゴ・ブルズなら早くにも王朝を築ける可能性があると目されていること。
現在、レブロンの移籍先に急浮上してきた古豪シカゴ・ブルズ。ニューヨークに移籍すれば一時的な大幅戦力ダウンは免れない。クリス・ボッシュまでニューヨークが獲得できたとしても、以前未知数な部分は多い。だがシカゴなら話は変わるというわけである。
ブルズにはすでに、将来のチームの中核を担う人材が集まっている、だからレブロンを獲得できれば、長期のダイナシティーを築くことが可能であると言われている。
PGのデリック・ローズとセンターのジョアキム・ノアにレブロン。確かにチームの要所に良い人材が揃っている。徐々にマイナーチェンジしていけば、確かに今のキャブスと同じくらいの強豪にはなれそうだ。
また、レブロンは来シーズンから背番号23から6へ変更するという届け出もリーグに受理されている。ブルズの23番はご存知、世界最高のバスケットボールプレイヤー、マイケル・ジョーダンの番号であり、当然のことながら永久欠番であり着用できない。もしかして、シカゴ行きをレブロンは少し前からずっと考えていて背番号変更の届け出を出した?可能性もある。今のは少々乱暴な意見であまり真面目に受け止めないでほしいが、勝利が第一優先といつも発言してきたレブロンの意見が本当なら、理論的にはニューヨークよりシカゴが候補に上ってもおかしくはないだろう。
というように現在、レブロンに関して全米中が注目し、色々な噂が駆け巡っているわけだが、それでもレブロンは残留すると私は改めて宣言したい。
彼には、クリーブランドでやり残していることがいくつかあるからだ。
① チーム初の優勝をもたらし、真の地元の英雄になること。
② 完膚なきまでに叩きのめされたオーランド・ボストンに雪辱を果たすこと。
③ レイカーズおよびコービーが全盛期のうちにファイナルで倒し、世代交代を完全にやり遂げる。(となると、あまり多くの時間は残っていない)
これらを全てやり遂げなければ、レブロンが史上最高の選手との評価に後々疑問符が付く可能性が残る。だからこそレブロンは残留を選択する、クリーブランドでの自分の使命を果たし終えるまでは…。
追記
ティム・ダンカンも一時期はグラント・ヒルと共にオーランド・マジック移籍を考え、むしろ移籍濃厚だと言われた時期があった。しかし、結局のところは移籍する大きな理由が見つからずに残留し、優勝回数を4回まで増やし今に至る。
よほどの大きな問題、チームが弱いだの、フロントが優勝する意志がないだのチームメイトとの確執があるだの、そういった明らかにネガティブなことがない限りは残留するというパターンが多い。
私が注目しているのは、むしろレブロンのキャブスとの契約期間である。
普通に考えれば、もうじき新しい労使協定が締結され、選手の年棒が下がることを考えればできるだけ長期間の契約のほうが単純に、金銭面的な部分では得である。
だが、すでに大金を稼いでいて、副収入だけでもいくらでも賄えるレブロンならば、3年契約程度で残留し、20代後半の全盛期にもう一度FAになれる選択肢を残すかもしれない。
依然、この問題から目が離せなくなりそうだ。
だけれども、今は目の前の非常にすばらしい戦いを繰り広げているカンファレンス・ファイナルに注目しよう。
最後に…実は今回のコラムは以下のリンクの明日創刊のメールマガジンの記事と重複しています。私の親友が始めるメールマガジンということもあり、週に一回程度連載させて頂くことになりました。
NBAの日本では語れられない話
とてもバスケットボールに熱意のある人物で、私の親友でもあります。もしよろしければ、彼のメールマガジンに登録してみて下さい。
よろしくお願いします。
posted by yorkmilds |21:34 |
NBAコラム |
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2010年05月15日
レブロン率いるクリーブランド・キャバリアーズが敗退しましたね。
正直驚きです。
今季は、昨年の予想外のカンファレンスファイナル敗退にもめげずにさらに選手層・豊富なオフェンスバリエーションを構築しつつあったかと思ったのですが、なんとセミファイナルで敗退です。
ボストン・セルティックスがプレーオフで予想以上に調子を上げてきたのは、プレーオフで最も爆発力のあるといっても良いウェイド率いるマイアミ・ヒートに完勝した時点で誰もが感じていたはず。
それを考慮したとしても、少々全盛期を過ぎた(正確には身体能力が落ちただけで技術的には問題ない)BIG3中心のセルティックスは、2勝挙げるのが精一杯だろうと思っていました。
キャブスよりセルティックスが好きな私の考えでも、キャブス有利と考えていたので、割とみなさんこんな予想だったのでは?という気がしてます。
シリーズが始まってみると、第1戦から予想以上にセルティックスの健闘が光り、またキャブスの勢いのなさというより肘を意識して、いつもより消極的なレブロンのプレーが気になった。
それでもレブロンがいつも通りのプレーで突破口を広げると、あっという間に点差を追い詰める、また逆転するキャブスの勝負強さはさすがで、オーランド・マジックに勝てるかはわからないがこのセミファイナルは勝ち上がってくるなと思った。
ただ今シリーズのセルティックスは驚異的なチームバランスで、キャブスを終始圧倒した。
KGは非常にショットの精度が良く、セレクションもよかった。また、難しいターンアラウンドも次々と決めた。今のKGにできる最高のプレーを見せたのではないかと思う。(ディフェンスのクイックな動きやランニングプレーは以前よりだいぶ衰えたが。)
レイ・アレンもコートを走り回り、スクリーンを生かして得意のロングシュートを効率良く決めたし、同じくらい積極的にベースライン上を切り込み、インサイドに飛び込んでくる選手たちにパスを供給し続けた。
ポール・ピアースはチームで最も勝負強い選手のはずだが、レブロンのオフェンス・ディフェンス両方に苦しみ、精彩を欠いたが、シリーズ最後の2ゲームは、さすがの勝負強さを見せた。
レイジョン・ロンドはすでにチームを引っ張る存在になっており、彼のスタミナ・身体能力やディフェンス、メンタルの強さは、ベテラン揃いのチームにいい刺激を与え続けている。彼なしでのセルティックスはもはや考えにくい。(フリースローが上手くないのはなぜだろう?)
ケンドリック・パーキンスは、非常にフィジカルなプレーヤー。KGもラシードも外よりでプレーする中で、彼の貢献度は高い。グレン・デイビスが上背がないこともあり、彼のリバウンド・守備はチームの重要なピースだ。彼は、小さい頃からシャキール・オニールの大ファンで、多くの彼のビデオを持っているそうだが、試合ではそのシャックと揉み合いになるなど闘争心を見せた。
トニー・アレンも怪我を何度も乗り越え、持ち前のアグレッシブなプレーが蘇ってきた。彼がマーキス・ダニエルズよりプレイ時間をもらえているのは、すばらしいことだと思う。
セルティックスは、シリーズを通してディフェンスを徹底し、効率よく点数を挙げ勝利した。カンファレンス・ファイナルのマジックとの対戦は厳しい戦いになるが、昨年KG抜きでも善戦した相手。今のセルティックスは優勝した当時と同じくらいの実力がある。マジック有利だが、アップセットが起こってもおかしくはない。期待できるカードだ。
キャブスは、レブロンの肘の状態の悪さが全てかなという印象。第1戦の練習中も左手しか使っていなかった。また、彼らしくないターンオーバーが多すぎた気がする。ドリブルのミスなんてほとんどしないレブロンのはずだが…。
結局、レブロンの調子が良ければ勝てる、悪ければ負ける、そういうチーム状況は変わっていないのかなという気がする。
個人的には、キャブスは走れるチームに変貌して欲しいので、コーチの交代をしたほうが良いかなと思います。
全盛期のジェイソン・キッドとレブロンが組んだいたらと想像すると、無敵に感じたので、そういう走るチームに変貌してほしい。
ちなみに、キャブスが敗退したことでレブロンはキャブス残留決定だと予想しています。
生まれ故郷のクリーブランドに悲願の優勝をもたらしたら、彼は移籍しやすい大義名分を得て、思い切って大都会のニューヨーク・ニックスに移籍すると思っていたので。(レブロンは非常に故郷や仲間を大事にする一方で、物凄くビジネスライクな一面を持っている気がします。)
優勝するまで移籍はしない気はしますね、KGのような状況になったら別かもしれませんが。
最後に、レイカーズとセルティックスのファイナルを希望していますが優勝はマジックかなと思っています。
レイカーズはジャズに完勝しましたが、ジャズは元々レイカーズとは相性が悪く、またインサイド陣も手薄な状況でした。
今季のレイカーズは非常に危うい展開が多く、圧倒的な強さは感じにくかった。不安はガード陣。マジックの豊富な選手層に対応できるのかが不安です。また、シーズン序盤はファウルトラブルで苦しんでいたドワイト・ハワードがシーズン終盤からプレーオフに進むに連れて、どんどん良くなっているので、レイカーズ自慢の強力なインサイド陣でも昨年のように抑え込めるかどうかはやってみないとわからないし、マジックはインサイドも非常に駒が豊富なので、十分レイカーズに渡り合える気がします。
接戦なら、コービーとカーターのエースの差が出る気がしますが、キープレーヤーはレイカーズはシャノン・ブラウンとアンドリュー・バイナム。マジックはジャミーア・ネルソンとマット・バーンズ、ミカエル・ピートラスのスウィングマンかと思ってます。
現在勝ち残った4強は、どこも面白いバスケットをするのでファイナルは楽しめそうですね。
今回、久々の更新になってしましましたが、試合を1秒も逃さず見ていないとなかなか文章を書けなくて…。
でも、セルティックスの本当に魂のこもったプレーには感動すら覚えました。思わず、文を書かずにはいられなかったという気持ちです。
KGの歩んできた道からか、少しやりすぎではないかと感じてしまうほどの闘争心の強さやバスケットへの愛情の深さは大好きなんですよね。
みなさんはファイナルはどんなカードだと予想していますか?
また優勝はどのチームだと思いますか?
お時間あれば、皆さんの意見を聞かせて下さい。
posted by yorkmilds |18:25 |
NBAニュースと私見 |
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2009年11月24日
前回の続きです。少し間が空いてしまいましたが、セントラルディビジョンを見ていきたいと思います。なんとか明日発売の某バスケ雑誌より早くUPさせなければ、見て書いたと思われそうなので…
しかしまたまた記事を消してしまい、UPするのに結局5時間もかかってしまった…
明日のバスケ雑誌発売までに書きたかったことは全然間に合いませんでした。今日はこれが限界です。できれば今日中に全チームの序盤プレビューとアイバーソンやジェニングスのこと、タイトル予想など書きたかったのですが…
さて、このディビジョンには今NBA1の人気と実力を兼ね備えているプレーヤーがいて、また驚異のルーキーが出てきたこともあり注目度が上がってきていることもあり注目です。
①クリーブランド・キャバリアーズ(予想=58勝~62勝)
オフェンス=B+
ディフェンス=A+
ポテンシャル=A
ケミストリー=B+
経験=A
体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=A
総合力=A+
【戦力分析】
ボストン・セルティックス同様、ディビジョン内では敵なしの圧倒的なチーム力を誇り、またNBAの優勝候補である。
現在最高のスーパースターといっても差支えはない“KING”ことレブロン・ジェームズを中心に、今季はLIVING LEGENDとでもいうべき存在、シャキール・オニールをトレードで獲得。昨年、まさかのアップセットをもらったオーランド・マジックやセルティックスに対する強烈なメッセージであり、チームになんとしても今季に優勝を勝ち取るんだという強い意思表示をフロントは示した。
さらには、私が憎いほど素晴らしいと感じた補強、アンソニー・パーカーとジャマリオ・ムーンという実力のあるロールプレーヤーを加えたのだから、優勝候補に推さない理由は見つからない。パーカーに期待するのは小柄なイメージが強いキャブスガード陣のイメージを払しょくし、ミスマッチを作らせないこと。これまで通り外角のシュートを決めること。彼は、オフェンスが手詰まりになった時は、ドライブもできるしムーブも多彩。またディフェンスも手を抜かないオールラウンダーだ。ムーンは、ショーン・マリオンのような体格と運動能力、プレイスタイルが長所。ディフェンスもできるし、レブロンとのアリウープなども今季は見れそうだ。ムーンの走力は、本来走るオフェンスが好きであろうレブロンには嬉しいオプションだろう。また、レブロンも彼らの存在により、多少去年より休める時間が増えることは、プレイオフのことを考えれば非常に大きいのではないだろうか。
セルティックスの優勝に貢献したレオン・ポウもリハビリ中であるが迎え入れ、アンダーソン・バレジャオとは再契約に成功した。シャックと生え抜きのビッグマン、ジードルナス・イルガスカスというセンター陣も、駒としては非常に強力な選手たちだ。
懸念材料は、まずはシャックなど多少選手が入れ替わったのでチームケミストリーの問題と、オフシーズンを騒がしてしまい、調整が大幅に遅れているデロンテ・ウエストだろうか。
前者に関しては、シャックも自分が全盛期でないことはわかっているし、上手く馴染めるのではないかと思っている。平均13~15点、8リバウンド、1.5ブロックあたりの成績を残せれば、キャブスのシャック獲得は成功だったと言っていいのではないだろうか。また、後者については、ウエストが万全な状態で復帰するまでは、ダニエル・ギブソンがステップアップできればそこまでの戦力ダウンにはならないだろう。伸び悩んでいるギブソンが、過去プレイオフのピストンズ戦大一番で見せたような実力と輝きを取り戻すのを、クリーブランドのファンは信じているに違いない。
レブロンもディフェンスに取り組む態度が激変し、急成長。ワンマン速攻からのシュートを、全速力で追いかけ、そして追いつき、鬼神のごとく叩き落とす豪快なブロックショットは相手に恐怖すら与えるまでになった。年々アウトサイドのシュートの確率は上がり、全盛期のギルバード・アリーナス並みのクラッチ3ポインターも自分の武器にしたレブロンはもはやNBA最高の位置にいる。ゲームへの支配力という点では、間違いなく、彼は今頂上にいる。
最初はなかなかケミストリーが築けないかもしれない。しかし、シーズン終盤には逆に素晴らしいケミストリーを築き、プレイオフに挑んでくることだろう。
【序盤戦プレビュー】
現在10勝4敗でディビジョン首位。開幕当初こそ新戦力とのケミストリーに欠け、昨年のようなロケットスタートは切れなかったが、必要にして十分な勝ち星を挙げている。 ディフェンスも堅い。レブロンも37分程度の出場時間に抑えられており良い。オフェンスに関しては今季もレブロンのドライブからのパスアウトを確率良く決めている。今季も3ポイントは好調だ。先述した移籍組の活躍は目立っているわけではないが、層が厚くなったことは間違いない。モー・ウィリアムズも昨年の活躍がフロックでなかったことを証明している。ただ、シャックが上手く馴染めていなく、同時にベンチ出場になっているイルガスカスも不調。
シャックは現在故障中であるが、長引いたり度々怪我で欠場するような事態になると、完全復帰した時のケミストリーに不安が残る。また、シャックを意図的にローポストで勝負させているが、レブロンを始め、もっともっとカットしてシャックのポストプレイに幅を持たせたいところだ。
今のままでも十分に強く、勝てることは去年証明済みだ。しかし、マジックやセルティックスやレイカーズなど、インサイドが強いチームと対戦し破っていくには、シャックやイルガスカスの復調及びチームへの貢献が必須である。やはり今年も、どれだけレブロン以外の選手が確実に点数を獲り有能なオプションが増えるかがキーポイントだ。
②シカゴ・ブルズ(予想=40勝~45勝)
オフェンス=C
ディフェンス=B+
ポテンシャル=B
ケミストリー=C
経験=C+
体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=B
総合力=B-
【戦力分析】
チームの長いことリーディングスコアラーであったベン・ゴードンと再契約せず、見事新人王を獲得したデリック・ローズ中心に再びプレイオフを目指す古豪・ブルズ。幸い、ガード陣は戦力過剰気味であったので、ゴードンが抜けても大きな弱点とはならなそうだ。得点力は落ちるだろうが、よりパスがチーム全体に回り、スコアラーのルオン・デングが健康体を取り戻せばプレイオフには進めるだろう。
インサイド陣も身体能力があり、ブロックに優れるタイラス・トーマスやディフェンスに定評のあるジョアキム・ノア、多彩なパスにポストプレイ、広いシュートレンジを誇るブラッド・ミラーなどある程度の戦力は整っている。タイラス・トーマスがより一層成長できれば侮れないチームになりそうだ。
【序盤戦プレビュー】
現在6勝7敗とまずまずの成績だが、ここ何試合かは大幅に調子を崩している。
原因は完全なシュートスランプ。オフェンスのリズムが悪く、それが今季ここまで調子の良かったディフェンスにまで影響を及ぼしている。単調なピック&ロールの繰り返しや、良くないシュートセレクション。特にローズとサーモンズ、ハインリックとミラーは確率が悪すぎる。
ローズがあまりミドルレンジからのシュートが得意ではないことは知られているが、今季も特に改善されていないようだ。ローズには非常に期待しただけに残念である。私が個人的に一番のフェイバリットプレーヤーだった、アンファニー“ペニー”ハーダウェイを彷彿とさせるようなプレイスタイルで(ローズのほうが力強くてペニーのほうがしなやかだが一つ一つのプレイがキレがあってダイナミックなところが似ている)ペニーのような素晴らしい身体能力やパサーでもあったので、今季はビッグサプライズを起こすかもと密かに期待をしていたのだが…。平均20点7アシスト4リバウンドは彼の今季のノルマだと思っている。
ノアが驚異のオフェンスリバウンド奪取を見せているし、気迫やディフェンスも素晴らしい。一段と成長していて私にとってはここまで頑張るとは驚きであった。ルーキーのタージ・ギブソンも戦力になっているが、怪我がちのタイラス・トーマスの成長に期待したいところだ。
まだまだ巻き返せるし、選手も粒揃いなのでもっと勝てるはずだ。
③デトロイト・ピストンズ(予想=35勝~39勝)
オフェンス=B
ディフェンス=C+
ポテンシャル=C+
ケミストリー=C
経験=B
体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=C
総合力=C
【戦力分析】
昨年は強豪と呼ばれる時代に終止符を打った年だった。チャウンシー・ビラップスがトレードされ、代わりに加入した稀代のスター、アレン・アイバーソンもチームを離れ、ラシード・ウォーレスも移籍した。このまま再建期に突入するかと思われたが、浮いたサラリーを使い、ベン・ゴードンとチャーリー・ヴィラヌエバと契約し、再び戦力を整えた。
しかし、エースのリチャード・ハミルトンとまたも出場時間とスターター争いが起きそうなゴードンの補強には、昨年のアイバーソンのこともあったばかりなので少々驚きを隠せなかった。また純粋なPGもいなく、徐々に衰退したインサイド陣にも不安が残る。それでも貴重な経験を持つベテランは数人残っており、上手く噛み合えばプレーオフにも出場できるのではないかと思っている。
【序盤戦プレビュー】
現在5勝9敗と負けが先行している。開幕戦でリチャード・ハミルトンを失ったのは痛かった。また、テイショーン・プリンスも故障で出遅れており、かなり厳しい状況。そんな中新たな3ガード戦法が功を奏し、稀にすばらしい展開を見せる。それは、ロドニー・スタッキー、ウィル・バイナム、ベン・ゴードンである。
スタッキーのFGパーセンテージは見れたものではないが、ゴードンはブルズ時代と遜色ない得点力を見せている。さらにはウィル・バイナムはスタッキーとプレイスタイルが被りやすいが、小さいのにゴール下へと倒れても倒れてもドライブしていく。その異常なまでの負けん気の強さとアグレッシブさはチームに勢いをもたらす。乗ってくるとなお手がつけられなくなり、そこにスタッキーとゴードンが加わると破壊力抜群のオフェンスを見せる。しかし、残りの選手は棒立ちになることもしばしばで、あのヴィラヌエバでさえもおとなしく静観しているほどだ。ただ、やはりというべきかチームのアシスト数もかなり少ないチームだ。だが、不思議なことに、彼らの異常な勢いや雰囲気に呑まれ、相手チームが意気消沈してしまうことも多い。ここにハミルトンとプリンスが復帰してチームとしてどう調和するか非常に興味がある。
またジェイソン・マキシエルが徐々にチームでのプレイ時間が減少していて、もったいない戦力だ。腐らなければ良いのだが…。クリス・ウィルコックスもシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティー・サンダー)で一時見せたようなパフォーマンスにはもう期待できなそうだ。
意外だったのがかつてのピストンズの中心でもあったベン・ウォーレス。さすがに全盛期とまでは言わないが、経験と能力を生かしたディフェンスとリバウンドを見せている。今の若い戦力と噛み合えば、大きな武器になる。やはりピストンズの魂はまずディフェンスにあって、それは今季も健在のようだ。
④インディアナ・ペイサーズ(予想=35勝~40勝)
オフェンス=B
ディフェンス=C+
ポテンシャル=B
ケミストリー=C
経験=D
体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=C
総合力=C
【戦力分析】
ヘッドコーチにジム・オブライアンが就任してからというもの、ジャーメイン・オニール時代からは打って変わってオフェンス力を生かすチームへと生まれ変わった。そして、年々得点力を磨いて、ついに平均25点以上を超えるアベレージを残し、オールスターにも選ばれたダニー・グレンジャーが今季も中心。
またトロイ・マーフィーなどもシステムに完全マッチ。昨年は久々の平均ダブルダブルに加え、3ポイントも約400本弱放って4割5分という驚異的な数字を残し、完全に新境地を開いた。
マイク・ダンリービーJrのコンディションはいまだに気がかりではあるがオフェンスに関してはある程度の戦力は揃っている。マーキス・ダニエルズが抜けた穴にはデンバー・ナゲッツからダンテ・ジョーンズを補強した。ドラフトで、NBAで通用しないと酷評されていたタイラー・ハンズブローの存在にも注目だ。今季は怪我させなければ5割も狙える可能性あり。
【序盤戦プレビュー】
5勝6敗というまずまずのスタート。今季も昨年同様、大物食いをしていてセルティックスを破っている。グランジャーは絶好調ではないがさすがの数字を残している。驚きはダンティ・ジョーンズ。昨年まではオフェンスよりディフェンス力を買われてという出場だったのに、今季は平均17.5点を奪っている。またロイ・ヒバートも順調に出場時間を伸ばしており、スタッツを軒並み向上させている。だがブランドン・ラッシュのFGパーセンテージは深刻で、マーフィー、ダンリービーのコンディンションが整ってくこないと厳しい。
⑤ミルウォーキー・バックス(予想=30勝~35勝)
オフェンス=C
ディフェンス=C
ポテンシャル=B+
ケミストリー=D
経験=E
体力(優勝まで勝ち抜けるスタミナ・健康状態)=D
総合力=D
【戦力分析】
昨年はマイケル・レッドとアンドリュー・ボーガットが怪我で離脱してしまい、散々なシーズンだった。さらにオフには成長株のレイモン・セッションズと獲得したばかりであったスコアラーのリチャード・ジェファーソンとチャーリー・ヴィラヌエバを放出。得点力の低下が著しいだろう。
ガード陣は豊富。レッドやルーク・リドナーの他、チャーリー・ベルは非常に優れた選手で、オールラウンドなプレイができる。体格も良い。高卒後に欧州プロリーグに1年在籍し、NBAに挑戦することになった話題のルーキージェニングスもいる。ケミストリーを築くのは大変そうだが、このチームにはまず健康にシーズン過ごすことが重要だ。
しかし、レッドとボーガットがまた長期欠場するようなことがあれば最下位確定とみている。
【序盤戦プレビュー】
驚異の新人、ブランドン・ジェニングスが大活躍を見せており予想外の善戦を披露している。レッドが欠場気味にもかかわらず約100点を奪うオフェンスとスコット・スカイルズの指導が実ったかディフェンスも悪くはないようだ。ジェニングスはルーキー史上2位の55点を叩き出すなどまさに驚異。体格も小さいので、まるでアレン・アイバーソンがデビューした頃を思い出してしまった。奇しくも、ジェニングスのアイドルはアイバーソン。衝撃的な活躍に、ミルウォーキーも沸いているに違いない。
ただボーガットの長期離脱が囁かれており、レッドもコンディションが整ってない今、ジェニングスが研究されてくるのも時間の問題か。
また、今までは比較的相手に恵まれて勝利してきた面もあるので、一気に崩れる可能性もある。だが、それにしても今季の今の順位は予想外である。
posted by yorkmilds |19:55 |
『クロスオーバー』独自予想 |
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2009年11月18日
まさかのタイプミスで記事を消去してしまいました。
泣きそうです…。
ですが、もう一度頑張って書きます。そして頻繁に下書きを残します。
それでは以前予告していた通り、遅ばせながらレギュラーシーズンの順位予想及び、序盤戦のプレビューを書いていきたいと思います。
①ボストン・セルティックス(57勝~62勝)
オフェンス=A
ディフェンス=A+
ポテンシャル=A
ケミストリー=A
経験=A+
体力(スタミナ・健康状態)=C
総合力=A
【戦力分析】
昨年、連覇を目指し絶好調であったセルティックスだが、KGことケビン・ガーネットの怪我もあり失速。結局プレイオフにも復帰できず、大きな戦力ダウンを強いられたセルティックスは、残ったメンバーそれぞれが王者のプライドを見せ奮闘したものの、ドワイト・ハワード率いるオーランド・マジック相手に力尽き、カンファレンスセミファイナルで散ることとなった。
そして、オフシーズンにデトロイト・ピストンズからラシード・ウォーレスと契約。インサイドのさらなる充実を図った。これによって、レイジョン・ロンドとのピック&ロールからの3ポイントなど新たなオフェンスバリエーションを見せてくれるだろう。
また、インディアナ・ペイサーズからは複数ポジションをこなせるマーキス・ダニエルズを補強し、控えガード陣の底上げに成功。レオン・ポウの抜けた穴も、新たに獲得したシェルデン・ウィリアムズと昨プレーオフで活躍し再契約したグレン・ディビスでその穴は十分埋まる
今季はKGもシーズン当初から復帰し、補強も成功しグレードアップした。モチベーションも高いし、非常に期待の持てるシーズンだ。健康さえ保てれば、賜杯奪回も近い。
そのために期待したいのはKGとラシードのインサイドプレイ。両者とも高いシュート力とオフェンス技術を備えているため、PFとしては広いオフェンスエリアを誇る。器用でもあり、それはそれで大きな武器となり良いのだが、最近はあまりにもポストプレイの頻度が落ちてきている気がする。ラシードは3ポイント乱発型に変貌しているし、ガーネットはミドルシュートが中心。ポストプレイでもアウトサイド側にターンしてフェイダウェイという難しいプレイが増えた。KGにはミネソタ・ティンバ-ウルブズ時代のような、インサイド側にターンしてフックショットなど力強いプレイを徐々に取り戻して欲しい。ラシードもたまには長い腕をめいいっぱい伸ばしながら放つターンアラウンドを再びたくさん見せて欲しい。彼らのポストでのスキルはNBA屈指なのだから。ただ、生え抜きエースのポール・ピアースやスターティングセンターのケンドリック・パーキンスのプレイエリアを考えた上でのポジショニングということもあるので、決してポストプレイばかりしろとは言っていない。今より頻度を増やして欲しいということである。
重複するが、間違いなく今季の優勝候補であり、チャンスである。
【序盤戦プレビュー】
開幕戦でライバル、クリーブランド・キャバリアーズと対戦。苦手のアウェーでの勝利は大きい。以後も持ち味の堅守は健在で、8勝3敗と好調なスタートを切った。3敗したのは、フェニックス・サンズとアトランタ・ホークス、インディアナ・ペイサーズで走るチームや身体能力抜群のチームに少し苦手意識があるのかもしれない。これからこのような傾向があるのかに注目してシーズンを見ていきたいと思う。
個人スタッツを見たところ、出場時間については上手く管理されているようだ。KGの成績は近年下降していく一方だが、無理せずプレイオフに照準を合わせ、ゆっくり調整して欲しい。
気にかかるのはラシード。まだシュートの確率が上がってきていないようだ。3ポイントの乱発癖も拍車がかかっている気がする。4割決めてくれれば文句は言えないが、まだ約3割である。また、プレイオフでの活躍と徐々に経験を得てきていることから、自信を得た成長株のPG、レイジョン・ロンドは一見期待通りの活躍を見せているがFTの確率の悪さが激しい。去年も7割を切るパーセンテージであったが、今季は12本放って成功はわずか3本。25パーセントというNBAのガードレベルでは信じられない数字だ。早急に改善しなければならない点である。
これからも大きな怪我さえなければ、安定した戦いぶりが期待できる。現在は連敗中だが、早めに立て直し、連勝街道を築きたいところだ。
②トロント・ラプターズ(40勝~44勝)
オフェンス=A
ディフェンス=D
ポテンシャル=A
ケミストリー=C
経験=C
体力(スタミナ・健康状態)=B-
総合力=C+
【戦力分析】
ブライアン・コランジェロ好みのチームロスターがひとまず揃ったといえるオフシーズンの激しい動きだった。
大黒柱のクリス・ボッシュ、一流PGに成長したホセ・カルデロン、そして昨年後半戦、才能を開花さつつあり、ダーク・ノビツキー2世といわれる所以を見せつけた06年のドラフト1位指名、アンドレア・バルニャーニ以外はほぼ新戦力だ。昨年ファイナリストのオーランド・マジックで貴重な働きをしたヒディエット・ターコルーを迎え、堅実なPGのジャレット・ジャックやシューター陣も補強し、完全なオフェンス型重視のチームを完成させた。駒は揃ったし、ポテンシャルも高いが懸念材料も多いチームで、正直予測しにくい。
ケミストリーとディフェンス、SGには大きな不安が残る。
ただ、スティーブ・ナッシュが激変させたフェニックス・サンズのような
展開もなくはない話で、もしカルデロンが上手くチームをまとめることができたら…、もしルーキーのデマー・デローザンが即戦力になれたら…。非常に楽しみなチームになる。ボッシュに移籍を決意させないためにも、チームの命運がかかったシーズンともいえる。
【序盤戦プレビュー】
5勝4敗とまずまずのスタート。オフェンスは見事噛み合っているようで平均107点というリーグトップクラスを記録している。エースのボッシュは平均25点以上を記録していて、よりアウトサイドのシュートに磨きをかけたか、3ポイントは現在6本中6本決めている。1試合に1本のペースではないが、十二分に評価できる。FTも約8割で、リバウンドも絶好調。まさに大黒柱といわれる活躍ぶりだ。
またバルニャーニもチームのプレイスタイルが合っていることもあるのか、平均20点近くをマークしており、FG、3FG、FT共に超高確率を記録している。オフェンスに関しては、完全に開花し始めたと見ていいかもしれない。しかし、この二人のインサイド陣にはもう少しディフェンスを頑張ってもらいたい。ボッシュは優れたディフェンダーではないが、ディフェンダーに必要なメンタルは持ち合わせているので、より向上心を持って取り組んで欲しい。
チーム全体としてもブロックの数は多くはないし、スティールは少ない。また、デローザンは評判通りFTは確率は悪く、まだブレイクするのは先になりそうだが、全試合スターターで起用されている今のチャンスを大事にしてほしい。もしかしたら、平均13~15点あたり狙えるかとも期待していただけに奮起してほしいところだ。
③フィラデルフィア・セブンティーシクサーズ(40~45勝)
オフェンス=C
ディフェンス=B
ポテンシャル=B
ケミストリー=D
経験=C
体力(スタミナ・健康状態)=B
総合力=C
【戦力分析】
ベテランであり、アイバーソン後のシクサーズを支えてきたアンドレ・ミラーと再契約を結ばず、ほとんど補強という補強をできなかった。
昨年からの上積み材料としては、エルトン・ブランドの復帰とルーキーのジュルー・ホリデーの存在(即戦力になれれば)と、ブレイクしつつある若手の選手たちの存在である。(タデウス・ヤングやルイス・ウィリアムズ、マーリス・スペイツ)
しかし、機動力に秀でたメンバーだが、シュート力という点まで考えると怖さを感じない布陣だ。また、例年シクサーズというチームはスロースターターで、序盤戦に負けが込むことが多い。
エルトン・ブランドがチームの新システムに適応できるかどうかが最大のポイントである。
【序盤戦プレビュー】
4勝6敗というスタート。うち、リーグで唯一の全敗しているチーム、ニュージャージー・ネッツから挙げた2勝を考えると、出来が悪いといわざるを得ない。ブランドもシステムに馴染めていないようで、キャリアワーストの成績だ。また、アウトサイドのシュートはチームとしてかなりの低確率である。ディフェンスに優れたチーム相手には全く点数が獲れていなく、プレーオフ進出も厳しいかもしれない。
④ニューヨーク・ニックス(30勝~35勝)
オフェンス=B
ディフェンス=E
ポテンシャル=C
ケミストリー=D
経験=D
体力(スタミナ・健康状態)=C
総合力=D-
【戦力分析】
ニューヨークという大都会にフランチャイズを構えているのに、この戦力はファンを馬鹿にしている。あれほど貢献している、またニューヨークのファンに愛されるべきハッスルプレイヤーでもあるデビット・リーとも1年契約で済ませ、ネイト・ロビンソンとは開幕近くに再契約。特にロビンソンは金額も良い条件ではなかったので、モチベーションが低下していないか、大きな懸念材料である。しかし、それでもレブロン・ジェームズを来年迎え入れるためといえば、誰もが納得してしまうのかもしれない。
それなりのポテンシャルや実績を残してきた選手も多いが、チームとしてまとまっているのかは大きな疑問。非常に気になる点でもある。
来年のFAのためのアピール合戦になって、個人プレーに走りまくる…。そんなことを想像するとなぜか気になるチームでもあり、シーズンの行方をしっかり見守りたいと思う。
【序盤戦プレビュー】
1勝9敗という昨年よりも遥かに劣る、最悪な逆ロケットスタートだ。マイク・ダントーニでもこのチームをまとめるのは大変なようだ。
スターターに抜擢されたダニーロ・ガリナリが2年目を迎え絶好調だという点が一番の救いだ。昨年のチーム得点王のアル・ハリントンはベンチ起用に変更されたが、それでも今季もチームで一番のスコアラーというのはさすがというべきか。
ちなみに、03年の2位指名、ダーコ・ミリチッチは10分も出場時間を与えられていないようだ…
ネッツとどちらが最下位になるか見ものである。
⑤ニュージャージー・ネッツ(20勝~25勝)
オフェンス=E
ディフェンス=C
ポテンシャル=C
ケミストリー=D
経験=E
体力(スタミナ・健康状態)=D
総合力=E
【戦力分析】
かつてネッツに存在したBIG3も全員移籍し、完全に再建期に突入した。去年ブレイクしたデビン・ハリスと、2年目にしてチームを担っていくことになるだろう、センターのブルック・ロペスがチームの中心。
ここにヴィンス・カーターとのトレードで獲得したコートニー・リー、期待のルーキー、テレンス・ウィリアムズなど将来性豊かなチームである。
これから数年は我慢の年になりそうだ…
【序盤戦プレビュー】
フランチャイズ史上最悪なスタートであり、リーグで唯一の全敗チームだ。再建期に入ったのに、期待の選手が怪我だらけという稀にみる悪いチーム状況。試合ができるのが精いっぱいな状況だ。
怪我人さえ戻れば、ニックスを逆転する可能性もあるので、今は必死に耐えて欲しい局面である。
posted by yorkmilds |03:17 |
『クロスオーバー』独自予想 |
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