2008年01月09日
取り上げるには遅い話題ではあるが、日本、韓国、中国のプロサッカーリーグが協力し、この3か国の選手については、お互いに外国籍扱いしないという「アジア選手枠」を創設する計画が浮上している。
個人的には賛成である。
ゆくゆくはアジアサッカー連盟(AFC)傘下の国籍を持つ選手すべてに対象を広げたい意向のようであるが、いち早く実現して欲しい。
個人的には現状の外国人枠3に加え、アジア枠2~3を希望する。
アジア枠に賛成する理由に
(1)マーケットの拡大
(2)リーグのレベルアップ
を挙げたい。
2007年のJリーグ公式戦入場者数が8,590,510人と過去最多を記録した。
しかし、多くのクラブが財政難に苦しんでいる。
そもそも試合数が限られるサッカーでは入場者の増加がクラブの収益の増加につながる割合は少ないと感じる。
グッズ販売や放映料、スポンサーの獲得の方がクラブの収益に大きく貢献するだろう。
アジア人を受け入れる事で、Jリーグのマーケットは国内に留まらずアジアに広がることになる。
グッズの販路が国外にも出来ること
スポンサーの露出が国内に留まらず、更なるスポンサーの拡大につながること
アジア各国での放映権が獲得できること
などが期待できる。
また、アジア人枠はJリーグのチーム数の増加に伴うレベルの低下に対する有効な対策と言えそうだ。
08年からさらに2つのクラブがプロリーグに加わるなど、近年のプロサッカークラブの増加は、日本のサッカーのレベルアップを上回る勢いであると思う。
これだけ急激にクラブ数が増えれば、リーグの質の低下は否めない。
クラブの増加により人件費は拡大し、高年俸な選手を抱えることが難しくなったことも、リーグのレベル低下の一因だろう。
正直、現在のJリーグは日本人にとって決して競争が激しいとはいえないと思う。
近年の東南アジア勢の成長などを見ると、Jリーグで活躍できるだろう選手は多い気がする。
厳しい競争を勝ち抜いてこそ日本サッカーの成長はある。
Jリーグは地域密着を掲げて活動を続けている。
もちろん利点は多くあったと思う。
しかしその結果、自治体への負担、選手年俸の低下、リーグのレベル低下などがあったことも否めない。
特に財政面では多くのクラブを維持していくことは難しくなりつつある。
身の丈経営とは聞こえが良いが、ある程度の華やかさがなければサッカー選手を目指す人というのは多くはないだろう。
今後は地域密着を継続しながらもよりリーグやクラブにお金が入ってくるような仕組みを作らなくてはならない。
その為にはアジア人が憧れるようなアジアのトップリーグになることが欠かせないように思う。
欧州が世界のトップリーグであることは変わらない。
Jリーグが世界一になることは不可能に近いが、欧州が注目するようなアジアの見本市としてのブランドを確立して欲しい。
アジア人枠はその為の第一歩になりうると思う。
posted by yorimi |17:10 |
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2007年11月17日
今回はクラブがとるべきサッカースタイルについて考えたいと思う。
国によって様々なサッカースタイルがある。
それはより多くの国民に支持されるスタイルなのだと思う。
イタリアのカテナチオ。
ドイツやイングランドの肉弾戦。
スペインのとにかくパスを繋げるサッカー。
中東のスピードあるカウンターサッカー。
などなどはやはり、国民が支持するからこそ国のスタイルとして根付いているのだと思う。
ではクラブではどうなのか?
単純に考えるとそれは国のサッカーと同じだと思う。
そのクラブがある地域に支持されるサッカーをするべきではないか・・・
しかし一概にそうだとも言えないのも事実だ。
■監督の色
クラブは特に監督の影響力が非常に大きい。
監督は結果を出さなければ首が切られる。
それならば外野の声を意識するよりは、自分の信じるスタイルを貫き通す方を選ぶだろう。
それが地域のファンの望むスタイルであってもなくても、チームは監督の色に染め上げられるものだ。
■監督の人材不足
欧州のクラブであると結果は出していても、地域のファンの望むサッカーをしていなければ首を切られる。
レアルマドリードのカペッロ監督が良い例だ。
この場合クラブは自分たちの目指すサッカースタイルを支持している監督を探すことになる。まずは「結果が出せること」それが一番分かりやすいのは実績があることだろう。さらに「理想のスタイルを共有している」こと。そして移籍金だったり年俸だったりの折り合いをつけていくことになると思う。
しかし、日本ではサッカーの歴史も浅く、監督をできるような人材は多くない。駒が少なければ条件も限られてしまうわけでなかなか国内で監督を見つけることは難しい。
かと言って海外から呼ぶのにはリスクも高いし、地域のファンの支持を集められるサッカーをできるのかもよくわからない。
■観戦側のレベル
そもそも日本ではまだまだサッカーがプロ化され見世物になってからの日が浅い。
どうしても見る側のレベルが低いわけだ。
そんなファンたちの声など聞いていたらきりがないし結果が出ない。
理想が高すぎて実現できるレベルではない等があるだろう。
まだまだ観客がクラブを育てるフェイズではなくクラブが観客を育てるフェイズといえるかもしれない。
だからと言って、うちはこういうスタイルでやっていく!その良さが分かるやつだけ付いて来いではやっていけない。必ず地域性などもあると思われるので、そのへんを考慮していかなくてはいけないと思う。
それぞれの地域のファンが好むサッカーといっても曖昧なのでなんともいえないが。
う~ん、難しい…
■Jで特色あるチーム
やはり真っ先に上がるのはヴァンフォーレ甲府だろう。
どのような経緯であのようなスタイルを確立したのかは分からないが、あのサッカーが地域のファンも支持し「ウチのサッカーこそ日本一、世界一だ!」と思っているのならば本当に素晴らしい。正に地域に根ざしたサッカーであり、地域のサッカー文化をより深めていくのではないかと思う。
もう1つあげると一貫してブラジル人監督を使い続ける鹿島アントラーズ。
目指す先がハッキリしているように思うし、一貫した姿勢を貫くことが伝統や歴史を作っていくと思う。ただそれが地域のファンの声かと言われると良くわからない。
■卵が先か?鶏が先か?
地域のファンが支持するサッカースタイルをクラブがとるべきなのか?
クラブのサッカースタイルを支持する人がファンとなるべきのか?
個人嗜好の多様化、情報伝達の高速化で物理的な距離というものの意味が薄れる現代。クラブの支持者を本拠地に限らず広く集めるというのは悪くないと思います。事実日本に居ながら海外のクラブが1番好きという方も多いし、それが海外のクラブの資金集めの戦略にもなっている。
Jのクラブだってちまちま地域に媚売っていないで全国にファンを求めたら良いという考えもナシではないでしょう。
でも個人的にはサッカークラブというものが自分が住んでいる地域住民のコミュニティであって欲しいなあと思う。その為にもやはり、地域のファンがこんなサッカーが見たい!というサッカーをクラブにはして欲しい。
Jのクラブにも地域性を打ち出した特色あるスタイルをトンドン生み出していって欲しい。
■最後にアルビの例を
昨シーズンからアルビの指揮を執る鈴木監督は素晴らしい監督だと思う。
戦力的には降格争いをしていてもおかしくないチームを現在5位につけさせているのだ。
しかし、鈴木監督の丁寧にパスをつなぐサッカーは新潟で支持されているかと言うとそうでもない。
どうも新潟人にはポゼッションサッカーは受け入れられないようなきがする。
ホームで、必要だと思われる場面でも、バックパスをしたとたんスタジアムをため息が包む。
アルビがDFでボールを回しているとすぐにブーイング。
どうもさっさと前線にボールを入れて欲しいようだ。
意図の見られないロングボールが前線に放り込まれていてもブーイングが出ないのを見ていると
かつてサッカー不毛の地と言われていた(らしい)新潟の見る側のレベルがそ追いついていないのか、もっとゴリゴリ行くのが新潟のスタイルだと思っているのかは分からなくなってしまう。
しかし、今シーズンは過去最高の成績を出しそうなシーズンにも関らず観客数は伸び悩んでいる事実がある。
新潟人に支持されるスタイルをもう一度考え直す必要がある気がする。
ボルトンみたいな立てポンサッカーをするチームがJにあっても良いではないか!例え日本人の特性を考えた時に世界に通用するような戦い方ではなくてもJを沸かせ、地域を沸かせてくれればそれで良い気がする。
posted by yorimi |13:20 |
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2007年11月01日
クラブの普段見ることの出来ない選手の試合をしている姿を見ることが出来るサテライトの試合。
昨日2回目のサテライト、アルビレックス新潟VSザスパ草津の試合を見に行った。
観客は1700人とちょっと。
クラブハウスでやる練習試合も同じようなメンバーだが、
やはりスタンドのある会場での試合は緊張感が違う。
そして試合を包む雰囲気はリーグ戦などとは違った良さがある。
■観客のリアクション
サテライトの試合を見に行った事ある人は知っていると思うが
リーグ戦などと違いサポーターの応援がそれほど激しくない。
ゲームを集中している人のほうが多く、プレーへのリアクションが会場に響く。
良いプレーへの歓声
ミスをした時のため息
粘り強いプレーへの拍手など
そういう観客のリアクションがいちいち会場を包む。
これが個人的にはなんともいえないくらい良い。
観客は1700人と大勢ではないが、本当にサッカーが、そしてクラブが好きな人たちが見に来ているんだなぁという微笑ましさがある。
行った事ないのでなんとも言えないが、欧州のスタジアムとはこんな雰囲気なのではないのかなと思う。
もちろんリーグ戦での鳥肌の立つような応援も好きだ。
あの応援は選手たちを間違いなく後押ししているだろうし
サッカーを初めて見に来た人でも試合に参加している気持ちになれるだろう。
しかしサテライトの、サッカー・クラブが好きな人だけが集まる空間は多少排他的ではあっても、まるでサッカーの本場の様な雰囲気を作っているのだ。
■クラブの若手の品定め
当然サテライトでの楽しみは普段見れない若手などの成長を目の当たりに出来る絶好の機会だ。
リーグ戦とは背番号が違うので私はメンバー表を片手に必死だ。
しかし、会場の観客の大半は若手選手にも詳しい。
やれ誰々はどんなだ、なんでリーグで使わないんだというような会話が。
さらには、対戦相手の草津のサテライトチームの元新潟の選手まで評価の対象になっている。
恐るべきだ(笑)
才能が磨かれていく瞬間を見ることが出来るのは幸せだ。
■なかなかの内容
確かに試合のレベルは高くはない。
凡ミスも決定的なミスも多い。
しかし、勝敗にそこまでこだわっていない(と思う)ので
各チーム共に持ち味を出そうとオープンな試合になることが多い。
Jでのガチガチな試合いとは違い、仕掛けるプレーも多く結構見所は満載なのだ。
またJの壁も感じる。
それはJでのキャップが多い選手はレベルが1つ違うということだ。
前に見たサテライト「新潟VS大宮」での新潟の千葉選手。
今回の新潟の深井選手。
などはサテライトでは際立ち、レベルの高さが覗えた。
■サテライトとは
サテライトとはサッカーまたはクラブが地域にどれくらい根付いているのかを図る良い対象だと思う。
もちろん、チーム練習まで駆けつける人や後援会、サポーターズクラブなどの人数も大切かもしれないが、
入場料を取って、それなりの会場でサッカーを見るサテライトの方が取っ付きやすい気がする。
出待ちもできるし(笑)
チームを後押しする応援も大切だが、食い入るようにサッカーを見る
そこで起こるリアクションがダイレクトに会場に伝わるサテライトは
観客のサッカーへの理解度、レベルがあらわになる場だ。
皆さんも是非一度サテライトへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
1700人でも結構雰囲気出てますよ~
posted by yorimi |14:25 |
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