2008年05月17日

「私の中のマラドーナ」その1 【痩せたじゃないか!マラドーナ!】

私の中でディエゴ・アルマンド・マラドーナは特別である。

それは私がアルゼンチン人だということを抜きにしても充分お釣りがくるぐらいに。

だからして、このエントリーでも極力彼についてはその言及をより慎重にしていた。
マラドーナを自分としてどう扱い、どう表現し、どうすればよいのか?と考えると、つい・・・ね。

で、とうとう、今日「私の中のマラドーナ」その1をエントリーさせてもらった次第です。




先日マラドーナがチャリティーマッチに出場したとのことで、その映像を見たのですが、その時思ったのが
「おお!痩せたじゃないか!マラドーナ!」でした。

往年のスーパースターがこの手のマッチに出場して
「あの人は今」
のような状態でその姿を露出するとき、大概は
「なんだ?この太りようは・・・見るも無残な」
というもので、それはどこか初恋の女性が子ども連れでスーパーのバーゲンセールのワゴンをあさりまくっている姿を見たときと相通じるものがあったもんです。
自分の我が姿を省みずに、往年のスターは常にあの時の姿でいてもらえるという幻想がそのときガラガラと崩れるわけですな。

最近の例では「礒貝」がそうでしょ。
どこか「中小建築不動産」の現場監督兼社長のようなイデタチに我が目を疑ったものね。

が、マラドーナは違う!

彼が異様な肥満体になった姿を見せつけられた後に
あのような姿を見ると、冒頭の感慨に入ってしまうわけです。

「ここまで痩せたか・・・」と。

「ボールを蹴ってるじゃないか!!・・・」と。



そう思っていると、実際、どれが本物のマラドーナなのか?

ワールドユース日本で我々に初めてその姿を見せてくれた18歳のときのそれか?
82W杯でその胸板の厚さと信じられないドリブルを見せてくれたあの時のマラドーナか?
94W杯でゴールを決めた際にカメラに向かって怒号を迫ったあの「切れた」それか?
ズブズブに太った姿で美女を左右にはべらかせ、完全にイった目でスタンドに姿を現したときか?
危篤の報が入ったときのあの見るに耐えられない姿の彼か?


私の中にはいろいろなマラドーナが存在しており、そのどれもが「神」の化身だ。





posted by 読裏クラブ |21:04 | コメント(4) | トラックバック(0)
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