2012年02月06日

俄然やる気になってきたロンドン五輪予選

06のドイツW杯の予選ぐらいから、どうも我々は「ヌルく」なってきてたんじゃないか?

どれだけ「絶対に負けられない~~」と力んでも、やはりどこか「まぁ、勝てるやろ・・・」という戦いだったし、もう一つ言えば、ほとんどすべての戦いが「自力突破」を前提とし、自力突破継続が続いた戦いだった。

どれだけ戦前リポートやスタッフや選手や首脳陣が「簡単な戦いではない」とか「苦しい戦いになる」と言っても、どこかで「それでも突破はするやろ」という前提で僕らは戦ってきた。北京もやっぱりそうだったし、南アフリカもそうだった。

負ければ終わりなんていう試合にはここ10年あまり出くわしたことがなかったし、自力が消えても、それでも目の前の試合の勝ち点を3つ積み上げるしか、残された道がないという、あの惨めで、しかし前を向くしかない、閉塞感の状況ももう10年経験できなくなってきた。

これは幸せなことなんだろうが、「幸せなこと」と「強くなること」とは同義語ではない。僕らはこの10年、「幸せ感」を求めたがために、代わりに「切羽詰まり感」からくる「精神的、身体的強化」を放棄していた。

でも今・・・。ちょっとだけ、不幸せな状況に追い込まれたような状況になり、ちょっとだけ強くなれる状況に出くわせた。

久しぶりやないか・・・?こんな感覚も。いっつもいっつも「負けられない」とか「苦しい戦い」とか言い続けるよりも、こういう状況を経験することの方がよっぽど精神的には強くなれるだろう。

「点差を思いっきりつけんとアカン!」という試合に挑むのも久しぶりだ。正直シリアに勝って残り2試合で勝ち点1を獲れば五輪切符!なんて甘々コースを歩むよりも、マレーシアに6-0のつもりが2-0ぐらいでしか勝てなくて、最後のバーレーンにも前半で0-1で、「このままならプレーオフ行もアウトか?」ぐらいに追い込まれた時に、自分の焦燥感がどこまで膨らむのか?味わってみたい!

そらもう久しぶりの心臓バクバク、になるやろうなぁ~。前園や川口のサウジ戦、ドーハのイラン戦。あれぐらいの心臓バクバクをこの年代(ロンドン組)も経験したら、きっとロンドンででっかい事をやり遂げられる!!なんて勝手に思ってます。

そう思ったら「これでこそアジア予選や!これでいよいよホンマモンの予選らしなったやないけ?」と、俄然やる気が湧いてきませんか?不思議に僕は今そう思ってます。




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最近はしっかり別館「読裏新聞」のネタを日々更新中!サッカー以外のネタ(もちろんスポーツネタもありますが)もお楽しみいただければ幸いです。お暇な方は是非お立ち寄りください。こことはまた別の「読裏ワールド」が待ってます(^^;)

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2011年11月29日

清武が心配だ!

最近僕は「清武」に心を砕いている。

彼の事を秘かに「日本のディ・マリア」と称している僕とすれば、今、彼の事が心配でなかなか落ち着かないのだ。

彼は今非常に微妙な立場に置かれている。

セレッソの主軸としての存在感を日に日に求められる立場がまず一つ。

そしてその次のステップとしての日本代表における2列目の活性要素としての立場(ちょうどレアルのディ・マリアの立ち位置とよく似ている)。

そして更にもう一つ、ロンドン五輪の主役としての顔を持つ。

さらにさらに、今年の5月に電撃入籍した彼は最近父親になった。


これだけの立場と役割を担うだけでも負担が大きいはずなのに、彼には最近、毎朝、非常に困難な状況が発生しているのだ。

それは駅のキオスクに林立するスポーツ新聞の見出しである。「清武解任!」とか「清武暴露!」とか「清武提訴!」とか。こう毎日毎日自分の名前がスポーツ新聞の1面を飾っていると、それはそれで平常心を保つのが難しいだろう。

「え?何で俺の名前が??」と思ってドキッっとするだろうし、「清武/(~~~)←ここは折り目で見えない」しか見えなければ「え?俺の記事が載ってるの?」と思ってドギマギするかも知れない。

電車に座って正面を見ると自分の名前が!ベンチに座ってるおっさんを見たら自分の名前をじっくりと眺めている。街を歩けば「清武」、TVをつければ「清武」、ラジオを聞けば「キヨタケ」。


清武よ、今一番大事なんは平常心やで!君がナベツネと闘うわけやないんやから、気を楽に!な!?


※え?「しょうもな~~」って?いやいや・・・。先日このエントリーにて宣言したように、これからも僕は「しょうもないネタ」を続けていきますよってに!


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2011年11月27日

シリア戦で感じたこと

ロンドン五輪予選で3戦3勝。麻雀で言えばリーチ!将棋で言えば「詰めろ」と言ったところか。

この試合を振り返ってみて、「日本って強くなったなぁ~」と、改めて思うね。

その理由はいろいろあるが、一つはもちろん「予選半分の3つやって3つ全て勝ち切った」事。これ、なかなか出来そうで出来ない。だいたい一つぐらいは「分け」が入るもんです。

で、次にその折り返し直前、3つ目の試合の勝ち方が同点に追いつかれて突き放したこと。これも僕のイメージの中で長年染み込んでいた代表の「勝負弱さ」や「詰めの甘さ」から大きくかけ離れている。というより見ていて「このまま分けにはならんやろ・・・」と思いながら自分で見ていることがもう昔とは大きく違う。

そしてこの試合、結局前後半通じて「ラスト5分」に点を入れたこと。「サッカーでは笛が鳴ってからの5分と笛が鳴る前の5分が最も点が入る可能性が高い」と良く言われるが、「入れる」ことより「入れられた」ことの方が多かったのは過去の話で、この10年間は「入れられる」より「入れる」方がはるかに多い。で、この試合もその典型となったわけで。

「強くなった」はこの他にも「上背の遜色のなさ(現に1点目はヘッド!)」や「相変わらずのボール支配」、そして「90分間の闘いで体力差をほとんど感じない」ことも。そしてそして・・・何と言っても「この面子、まだベストメンバーやないんやで?」という余裕というか、上から目線というか。「これでまだ山村出てへんねんで?清武もおらへんねんで?」というこの余裕。もっと言えば「宮市だってまだ呼んでないしな・・・」感。どうよ?これ!今回の大津なんていうシンデレラボーイだってこのまま絶対的なレギュラーの保証はまったくないしね。

そんな中の勝ち点9。次の2月5日の大勝負も、なんとなく「このまま一発でツモる(=勝つ)やろ」と思っている自分がいます(苦笑)。

う~ん、それにしても大津、あそこを頭で行くかぁ~・・・。俺やったら絶対足で行くなぁ~。だってポスト目に入ってめちゃめちゃ怖いやん?(笑)

posted by 読裏クラブ |23:47 | 日本代表 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2011年10月07日

ベトナム戦で唯一皆さんに言いたいこと

ベトナム戦についてちょこっとだけ。

従来から申し上げているように、この手の試合に批評も論評も良いも悪いもあまり言及するつもりはありまへん。

完全に練習試合やし。

例えていうなら、もし代表が合宿中に「流通経済大学」と45分×2本やって、1-1や2-1の結果になっても、よしんば0-0や0-1の結果であっても、何にも騒がないのとほとんど同じです。

国歌が流れて、カメラが入って、ピッチサイドに名波がいるからといって、それが上記のそれと大きく違うとは思ってないので。

もちろんそんな試合だから採点の対象にもしないし、

3-4-3の論評も、それをこの試合でやっても価値があるとも思えまへん。

ただ、この試合で、唯一僕としては、凄く印象に残って、是非皆さんにその気持ちを共有したいことがあったとすればそれは・・・


ベトナム!

思ってたより相当、メチャメチャ、ごっつぃ巧いやん!?

ベトナム!

やるやん!?

でした。

posted by 読裏クラブ |23:51 | 日本代表 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2011年09月11日

星一つです~。

「なでしこ」がロンドン五輪の出場を決めたことで、これから1年間、彼女達の動向や、五輪に向けた準備等がまた報道されることなんでしょう。彼女達にとっては有難迷惑な時もあるのかも知れませんが、日本サッカーのために、ちょっとだけ我慢して、今後自分達の姿を夢見て、サッカーを目指そうとする「女の子」や「男の子」のために、その雄姿をいろんな場面で見せて行って欲しいもんです。

さて、その「雄姿」といえばもちろん「ユニフォーム」姿が一番「決め」なんでしょうが、そのユニフォーム・・・皆さんもお気付きの方は気付いているでしょうし、気付いていない方はどこかでまた確認して欲しいところがあります。

そう、彼女達の胸に光輝く、エンブレム。

右にはワールドカップを型取ったものと、左には「ヤタガラス」のJFA、日本サッカー協会のエンブレム。で、そのヤタガラスの上にあしらわれている★一つ。

これ、もちろん何の意味かは皆さん承知の助でしょう!

ブラジルのユニでは5個

イタリアのユニには4個

ドイツでは3個

アルゼンチンは2個

付いています。いや、付けることが許されているという表現の方が正しいかも。
逆に言うと付けることが出来ない国々ももちろんあって、その方が圧倒的に多い!

もちろんこの★は、『W杯の優勝』を意味しているわけです。だから★を付けたくても付けられない国がたくさんあるのも当たり前。

今まで僕(達)は、W杯に出場することが夢でした。W杯出場回数○回。なんていうのが、その国のサッカー協会の勲章だと思ってました。

でも、W杯も4回も連続で出ちゃったりすると、人間やはり欲どおしいもんで、更にその先、その上を見てしまう。そう、あの★のエンブレム。

「なぁ、あの★なんで、ついてるん?ちょっと格好エエやん?今度俺らもつけようぜ!?」

てな事で付けようもんなら、

「君ら何にも知らんねんなぁ~。あの★はW杯に優勝した国しか付けたらあかんねん!それぐらいごっつぃ値打ちのあるもんなんや・・・。大洋ホエールズの田代のヘルメットに貼ってた★のシールと訳がちゃうねんで?田舎もんはこれやから困るわ~」

って、世界のサッカー人から笑われてしまう。

だから僕(達)は、黙って指を咥えて、あの格好エエ★をただ見守るしかなかった。

なのに・・・

あの「なでしこ」のユニに・・・。

★が付いてる!

あのヤタガラスの上に★が!!!

「ああ~。やっぱり、俺(彼女?)達、W杯で優勝したんやなぁ~~」って、改めてジワジワと実感が強まる次第なわけです。

で、ここで、読裏さんに聞きました。

「読裏さん、今日のお味、お気持ち、星、幾つでしょう?」


★!一つです~~!!



久しぶりに、別館「読裏新聞」のネタを更新しております。お暇な方はこちらにも是非お立ち寄りくださいませ。(^^;)
 


posted by 読裏クラブ |22:45 | 日本代表 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2011年08月27日

23人にあの二人が入ってない!?

いよいよブラジルW杯のアジア3次予選が目前に迫ってきた。その初戦の北朝鮮とウズベキの試合に召集された23人が先日発表されている。

メンバーについてはここに来られる賢明な読者貴兄であれば、既にご承知の上だと思うので、敢えて列記はしないが、今回の召集メンバーを見て私なりに感じたことを少しばかり・・・。

まず何と言っても「遠藤」が無事選出されたことに安堵を感じている。ザック就任以来「出づっぱり」状態だったので、ここで外れるなんて考えられず召集は「鉄板」だとは思っていたが、やはりこのように召集メンバー表に「遠藤」の文字が入っていると、何か全てが収まるところに収まった、自然が自然のまま美しい姿を見せているような、人間として人としての何とも言えない幸せな落ち着き感を覚えるのは私だけだろうか?

さて、そんな遠藤の安堵感とシンクロしてかなり「悦んだ」のが、憲剛のリストアップだ。これはかなり「憎いことしよんなぁ~」的な選考である。ザック自身が会見でも述べているが、これが「年齢に関係なく誰でも代表の門戸は開かれている」という証しとなる選考になったのは間違いない。

「え?憲剛が入ったん?ホンマ?ほんなら俺にもまだチャンスはあるなぁ~」みたいな心理状態になった中堅所や元代表現役選手はきっと多いに違いない。

だいたい「誰にでも~~~」と、コメントはしてもそれを実現するような選考自体はかなり少なく「リップサービス」と「ポージング」に近いことはよくあるが、ザックの「僕はほとんどのJリーグの試合を見て選手を把握している」という事が本当にそうだったんだとこれで多くの選手が信じただろう。

これはごっつええ事だと思う!

「サッカー選手を年齢とイメージで決めつけるなよ!」というのが私の持論だからだ。「ええ選手はいくつになってもええ選手やし、期待の若手と言ってもピッチで表現できない選手は、永遠に期待だけで終わる選手なんだから、要は「次の試合でどこまでやってくれるか?」の1点で選手を選考して欲しい。

「世代交代」とか「若手への切り替え」 なんてのは、結果的にそうなることはあっても、意識して、計画的にそんなことをしても意味がないと思っているからだ。

さて、そういう意味で、今回の23人の発表で実は僕はショックを受けている事がある。というよりも常に思っていた疑問が、ここに来て決定的になってしまった。

それは「闘莉王と中澤、何で呼ばへんねん?」ということだ。

就任早々のアルゼンチンなんかに呼ばれなくても何とも思わなかった。

年が明けたアジアカップに吉田や今野や栗原が入っていても「次のCB探しにアジアカップは格好の場所」ぐらいにしか思わなかった。「次ぐらいからは呼ぶんやろうなぁ~」と、普通に思っていた。

ところが先日のキリンチャレンジや韓国戦にも呼ばず、ついに「3次予選」の本番にもお呼びがかからなかった。

「彼等の実力はもう解っているので、何の心配もしていない」と言いながら一度もこの二人を呼んでいない。

「3次予選だから」「本番(最終予選)には必要な二人」だと判断して今回呼ばなかったとしたら・・・もうそれは違うだろう・・・と。そんな理由でこの二人を外しているのなら、同じ理由で「遠藤」や「長谷部」が外れても全然不思議じゃない。

なのにこの二人は「出づっぱり」なのだ。皆勤召集だ。

ここまでくれば「遠藤と長谷部」は必要だが「闘莉王と中澤」はもう計算には入っていない」ということになるのではないか?

「そうなん?」

「そういうことなん?」

というのが率直な気持ちだ。

「闘莉王、要るやろ?」

「中澤、要るで!?」

というのがストレートな想いだ。


今野と栗原と吉田と伊野波(と槙野)でブラジルまで突っ走るんやろうか?


なぁ、闘莉王よ。ブラジル、行きたいやろ?行きたいやん?(母国やで!?)

なぁ、中澤よ。ブラジル、行きたいやろ?行きたいやん?(留学のあの時の記憶が残ってるやろ!?)


だから、もう一回、エンジン掛けて、今から頑張ろうぜ!大丈夫やって!いざとなったら、ここ「読裏クラブのワンツー通し」で「闘莉王と中澤をもう一度代表に復帰させる会」を立ちあげたるから!!


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posted by 読裏クラブ |00:47 | 日本代表 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2011年08月21日

【続】 神様、ありがとう!

先日は、W杯アジア3次予選の組合せ決定を見て、思わず「ジーコよ、有難う!」と叫んでしまった。

その叫んだ舌の根も乾かぬうちから(←この表現が適切かどうかは少し不明ですが)、またもや僕はこう叫んでしまった。

「おお!神様!有難う!」と。

理由はもちろん「シリア失格」の「タジキスタン」の自動(繰上げ)昇格である(正確にはシリアの無資格選手の出場により、同選手が出場した2試合を0-3の敗戦と処理)。

シリアの失格理由が無資格選手の出場とはいえ、アジアサッカー連盟は登録を認めていたというから、シリアからすればとんだとばっちりで「国際スポーツ裁判所」に訴えるという事らしいが、この決定はFIFAの最終決定らしい。

そらもうその時点でシリアはジ・エンドだ。

これは泣く子も黙るFIFAの決定なのだ。これは世界で最も裁量権を持っているFIFAの裁定なのだ。インターポールよりもユニセフよりも、UNよりも力と権力を持っているFIFAが決めたことなのだ。

解るね?シリア君よ。

ここは大人しく黙って引き下がるしかないのだと思うわけだよ。

国際ルール(=FIFAの言う事)に則ることが、国際社会の一員としてのスタンダードなスタンスだと僕なんかは思うわけなのだよ。

ククククッッ~~~


グハハハハハァァァ~~~!


ヌヒヒヒヒヒィ~~~!


ドドドラッキィィ~~~~!


これで俺達の組は第4ポッドが2つ居るみたいなもんやん?

こんなん、神様から「さぁさ、日本よ、ちゃっちゃと決めておしまいないさい!」と、お手手を引いて最終予選に案内して貰ろうてるみたいなもんやん!?

おお!神様~~~!

そんなに僕らの事、大事に扱ってくれて~~!

ううう~・・・。ホンマ、おおきにぃ~~~!

そんなに過保護にせんでも、僕ら自分の実力で上に行けるしぃ~~!


でもまさか、そんな僕らを甘やかせて、最終予選でエゲツナイ抽選結果が待ってるんやないやろうね?



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2011年08月11日

韓国呪縛解放記念日

彼等はいつも僕の目の前に立ちはだかっていた。

彼等に僕はいつも打ちのめされていた。

赤い壁がいつでも僕の前にはあり、赤い壁を乗り越えたり、ましては壁をぶち破るなんてことは到底出来ないと思っていた。

木村和があの伝説のフリーキックを決めても、試合は彼等がきっちりモノにしていた。

フランス行きを懸けた、山口素のあの度肝を抜くループの試合だって、結局勝ったのは彼等だった。

ハ・ソクジュはいつでもサイドを疾風のように駆けていたし
ホン・ミョンボはいつでも格好よかった
チェ・ヨンスはいつでも驚異だったし
ユ・サンチョルはいつでも汗まみれで走っていた
アン・ジョンハはいつでも目茶苦茶男前やったし
チェ・ソンヨンはいつでもシブく攻撃の芽をつんでいた

今でも
チャ・ドゥリはやっぱり怖そうだし
パゥ・チュヨンはやっぱり巧そうだし
パク・チソンはやっぱり凄い

だからいつからか、僕の身体にはこういうものが棲みついていた
いや、棲みついていたというよりは、擦りこまれていた。

「韓国には勝たれへん・・・」と。

そう、完全なるコンプレックスである。

哀しくて情けないが、実際はそうだったのだ。

どこかで、必ず、絶対、負ける・・・と。

どんなに押していても
「韓国相手にこのままで済むわけがない」と思い

どんなに綺麗にサッカーしても
「韓国相手にこんなんしてたら絶対やられる」と思い

譬え1-0で勝ってたとしても
「このまま終る韓国やない・・・」と思っていた。

他のアジア相手にどんなに素晴らしい試合をしたって
「韓国とやったらこんな綺麗には球は廻されへん!」と思っていたし

ヨーロッパや南米の中堅どころといい勝負をしたって
「韓国に勝てるようにならんと、アジアを勝ち抜かれへん!」と思っていた。

ある意味で、日本が強いかどうか?日本が強くなったかどうか?は、
もちろんFIFAのランキングの上下なんかではなく、もしかするとそれはW杯の戦績(実績)でもなく、端的に言えば「韓国にちゃんと勝てるか?どうか?」だったのだ。

どんなフレンドリーマッチであろうが、どんなレベルの試合であろうが、こと相手が「韓国」となれば、2-0で勝っていても全然勝っている気がしなかったのだ。

僕のサッカー人生は、それぐらい韓国に恐怖感を抱いていた。

だが・・・

それが・・・

今日・・・

消えた・・・

のだ。

何も怖くなかったのだ!

「全然」怖くないのだ!

いや、「じぇんじぇん!」怖くないのだ!(じぇんじぇん!は、全然!の比較上級)

いや、「でんでん!」怖くないのだ!(でんでん!は、全然の比較最上級)



チャ・ドゥリは「全然速くない」と感じた。

パク・チュヨンなんて「普通の平凡な選手」に感じた。

ク・ジャチョルだって「あれでブンデスリーガーか?」と感じた。

イ・グノなんて「イ・グノ、どこにイグノ?」と感じたぐらい消えてた。

あろうことか、とうとうこの僕が、遂に最後の10分なんかは

「韓国も可哀相に。このままやったら帰るの辛いやろ・・・。最後に1点ぐらい入れたらええのに!」と、思って韓国の攻撃をしっかり見届けようとしても、あの韓国が最後に「ふかす」。最後に「ミスる」。シュートが枠にも行かへん!

これがあの韓国か?え?

この僕の半生を苦しめた、あの「赤い悪魔」か?


だから今日、僕は、ここに高らかに宣言する。

広島に原爆が落とされた8月6日の4日後
長崎に原爆が落とされた8月9日の翌日。

8月10日。

この日は僕の「対韓国呪縛解放記念日」となった。



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posted by 読裏クラブ |01:08 | 日本代表 | コメント(20) | トラックバック(1)
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2011年08月09日

やっぱりどうも相性が合わない「あの男」について

松田直樹の通夜に1,800人もの参列があったという。先日のJリーグの試合では全試合の前に「黙祷」が捧げられ、来る韓国戦でも日本代表は喪章をつけたユニフォームで戦うという。

松田の死がいかにサッカー界に衝撃を与え、またそのサッカー界の仲間から愛されたか・・・を、如実に表わすニュースがいろいろと飛び込んでくる。

だからと言って彼が還ってくるわけでもないし、彼のプレーは二度と見られることはないんだけれど、ここまでサッカー界が彼を一時的とはいえ想ってくれることが、彼を好きだった僕の心をどこかで鎮めてくれる。

きっと彼だって「そんなにされるほど、俺、たいした選手じゃねぇ~って!」なんて照れ隠しで言いながら、あの笑顔を見せているかもしれない。

俊輔のコメントも心に残ったし、ヒデのあのセリフもヒデらしい。中澤は彼の人格を表わす言い回しで松田を想っていたし、なんとあの「ヤット」さえもが「サッカー選手として格好良かった」とコメントしていたことが、また僕の中で松田という男の存在感を一回り大きくしていた。

そんな数々の松田を想う男達のコメントの中で、何故か僕は、このコメントだけが、変に心に引っ掛かりを覚えてしまった。

「松田選手は五輪代表から私の采配の下でたくさんの試合に出場し、強い存在感を残してきた。4年にわたった私の「実験室」のすべてを知っていた選手」

というコメントや

「私の日本での素晴らしい経験の中で強い存在感を残してきた選手」

というコメント・・・。

「彼を見ていた時、私の現役時代を思い出していた。プレー、性格とも(私と)似ている部分がたくさんあった」

何で全部のコメントに「私の」を付けんとあかんねん!?

もうええねん!

ええ加減、この「オレガ」「オレガ」コメント、止めてくれへんかなぁ~・・・。

FC琉球やら深圳やら、で、自分のサッカー成就してたらええんとちゃうん?

いつぞやは「このチームはヒデ以外は全員幼い子供」と言い切り、今回は「強い存在感を残してきた選手」と言うこの男。

『マツモト・ヤマガ』の松田の死を悼みながら、どこかで自分を表現したこの言い方。

僕、どうもあかんねん!2001年ぐらいから、彼とはずぅ~~っと、相性が合わんねん!

だから、松田の死の前にこういうことされると、普段以上にアカンねん!

なぁ、そこまで言うんなら、そこまでしてもう一回日本でやりたいんやったら、もう一回どこかのチームで一からその実力を見せてくんなまし!

あ、その時は、チームの名前も解り易く、

『フィリップ・オレガ』にしたら?


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2011年08月04日

「(財)松田直樹を代表に復帰させる会」永久存続のお知らせ

また一人、日本サッカーの歴史を刻んだ男が星になりました。松田直樹。なんと享年34歳。あまりにも早すぎ、あまりにも突然な出来事に呆然とします。

僕は何を隠そう、南アW杯の代表選考の際にも「何で松田を入れへんねん!?」と、周りに力説し、冷笑を喰らっていた一人でした。

その前の2009年8月4日には、「(財)松田直樹を代表に復帰させる会」の発足及び宣言についてをエントリーし、私の想いを強く仲間に訴えました。

彼の基本的な敵対能力、敵対相手を怖れぬそのポテンシャル・・・。「日本人離れした身体能力、いや、精神能力」に、私は真の「サムライ」としての原点を感じていたものでした。

が・・・

まさか・・・

その2年後・・・

同じこの8月4日が、彼の命日になろうとは・・・

偶然とはいえ、あまりにも・・・

に、絶句します。。。



彼の死を痛み、彼を想い、冥福を祈るとともに、ここに「(財)松田直樹を代表に復帰させる会」を、「読裏クラブ~~」では、永久に存続させていただくことにし、ここにお知らせします。

合掌。


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posted by 読裏クラブ |15:19 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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