2011年12月23日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
♪チャカチャンリン、♪チャンリン、♪デンデン!
悪魔)以下は悪) どうも~~!悪魔です~!(パチパチパチ)
天使)以下は天) ようこそお出でくださいましたぁ~。私が天使ですぅ~(パチパチパチ)
悪)天) 二人合わせて悪魔と天使でぇ~す!
悪)お久しぶりでございますぅ~!
天)随分とご機嫌を伺いませんで・・・。
悪)いやぁ~、それにしても寒ぅなったねぇ~!
天)ほんとほんと!11月で10度。12月で5度。このままどんどん月毎に5度下がっていったら、来年の5月なんかはマイナス20度やわぁ~!
悪)そんなアホなことあるかいな!
天)あっちゃぁ~!
悪)って・・・。何で二人でこんなベタな入り方せんとあかんねん!?
天)私だってこんな入り方したくもないわよ!
悪)それにしてもごっつぃ出番がなかったんとちゃう?
天)いつ以来なのかしら?
悪)それでちょっとワシ、前にいつ出たか調べてみてん!
天)すると?
悪)な・・・なんと!ワシら、この前の出番、去年の12月7日や!っちゅう話や!【あのカリスマ監督と「悪魔」と「天使」の会話】以来、いっこも出番があらへんねん!
天)え~?するともう1年以上になるじゃないの?
悪)そうなんや!1年間もこのブログの名物コーナー、いや、もう有名人と言ってもええぐらいのワシら悪魔と天使が登場しとらへんねん!今年は一回も出てへんわけやねん!これどう思う?
天)まぁ、事情もそれなりにあるんでしょうけど、ちょっと酷い話よね?だいたい私達の事をどう考えているつもりなのかしら?
悪)こんばんわぁ~!ちょっとお邪魔しますぅ~
天)私達を知らないとは言えないわよね?
男)以下読)おお~!久しぶりやんか!?どないしたん?突然?
悪)それはこっちの台詞やで!この1年間、何でワシらの出番がないわけ?どういうことなん?
天)悪魔はいいけど、せめて私、天使だけでも登場させてもいいんじゃないの?私こう見えても昔から「ピン」の仕事の方が性にあってるし!昔はグラビアの仕事だって廻ってきたし、今でもイベントのMCぐらいなら平気で1日通して受けちゃうし!
悪)い・・いつからそんなバイトしてるん?
天)バイトじゃないもん!どんな仕事でも全力で受けるのが私の良いところなんだもん!この前もそうやってマネージャーから誉められたもん!
悪)自分、何歳やねん?
読)それで?今日は何の用?年も押し迫ってるし、僕、そろそろ「今年の10大ニュース」のネタを練らんとアカンし、そのアップの準備で忙しいんやけど・・・。
悪)それやがな!それってどないなん?って話や。ほんなら今年は「悪魔」と「天使」シリーズ、無しかいな?それはアカンやろ?読者に、いや、ワシらのファンに申し訳がたたへんのとちゃうか?
天)いろいろあるでしょ?やろうと思えば・・・。例えば「ロペス問題で揺れる関西地方での悪魔と天使の会話」とか「移籍で悩む1FCケルンの日本人DFと~~~」とか。もっと遡れば「なでしこのW杯決勝戦前夜」だって登場のチャンスはあったし、マニアックなポイントを突くなら「熊本から千葉に移籍を考える男の悪魔と天使の会話」だって出来たはずだわ!
悪)そやそや!だいたいこのコーナー、人が何と言おうが、自分が一番気に入ってたやん?【今年初めての「悪魔」と「天使」の会話】や【手で悩む男と「悪魔」と「天使」の会話】なんてええ感じやって自分でも満足してたやん!?だから、自分でやろうと思えば、自分が書けば、ワシらはまた表舞台に登場できたんや!努力が足りへんのや!
読)まぁ、それはそうなんやけど。その・・・何て言うか・・・、気に入っていただけに中途半端なネタではやりたくないわけよ。いわゆる完成度っていうやつかな?そういう、ある一定の自分が考えているレベルを上回らないとアップする気がしないんよね。つまり君らを、君らのキャラを大事に思うからこその出番の少なさと思ってくれれば大変嬉しく思う次第でありまして・・・。
悪)い・・・言い訳やん!そんなん只の言い訳やん!?スランプなんやろ?結局ネタが出来へんからそうやって格好つけてるだけなんや!違うか?
天)まぁ、まぁ、そんなに責めなくても。
悪)何庇ってるねん!?そんな風に優しくしたらつけ上がるだけや!甘やかしたらアカンで!こんな言い訳許してたら、ワシら次はいつ出て来れるか解らへんねんで!?
天)そらそうなんだけど、いろいろ仕事も忙しそうだし。
悪)仕事?そんなん関係あらへん!徹夜の一つや二つしてでもワシらのネタは書くべきなんや!毎年最低1回は出番作らんとワシらオマンマの食い上げやねんで!?
天)でも、私イベントのMCもあるし、撮影会だってあるし・・・
悪)そやから、それ何のバイトやねん!?バイトで食い繋いで持つんか?ちゃんとした「小屋」を持ってこその芸人やないか!?
天)げ・・芸人!?私芸人じゃないもん!タレントだもん!
読)まぁ、まぁ、そう揉めんと!いや、そらまぁ僕だっていろいろ考えてたわけよ。例えばマルキーニョスが帰るか残るか迷ってる時にも君らの出番かな・・・って思ってたらちょっとタイミング逃したり、ロシアの金髪君を使うか、ドイツの若武者を使うか、どっちにしよう・・・なんて迷ってたから今度こそ君らの出番かな?って思ってたら金髪君が勝手に怪我でこけちゃってこの問題に一旦決着ついちゃったし、最近では「10年も経つし、このまま残ってファーガソンになるかそれとも新しい環境で代表監督を視野に入れるか?」なんて迷う男前監督の頭の中こそが君らの舞台や!って思ったらあっさり契約解除になってこのネタがお蔵入りしてさ。結局縁がなかったんよね、今年は。
悪)そらしゃあないな・・・ってそんなんで簡単に納得するかぁ~!ちゃんとレギュラーとしての地位を保証してくれんとアカンで!
天)年に1回の出番でレギュラーって言われるぐらいなら不規則でもバイトで呼ばれる方がいいわ!
悪)バイトなんかアカン!レギュラーや!ちゃんとしたレギュラー扱いや!今年中に出番作らんとアカン!
天)いいえ、ギャラの低いレギュラーなんかより、割りのいいバイトの方がいいわ!
悪)アホ!レギュラーや!
天)いいえ!バイトよ!日当の方が嬉しいもん!
悪)レギュラーじゃ!
天)バイトよ!
悪)レギュラー!
天)バイト!
読)ああ~~!止めてくれ~~!って・・・こんなベタオチで終わるわけにもいかんやろ。今回はこの辺でええんとちゃう?一応バイトかどうか解らんけど、特別友情出演ということでちゃんと二人とも台詞もしっかり貰ったし。
悪)そら・・・まぁ・・・
天)ギャラが出るんなら・・・
読)一応今年はこれで終わりっていうことで・・・。またさ、来年出番作るからさ!悪魔君だってキャラは際立ってるんだから、そう自分を安売りせずにさ、ど~んと構えて、来年いい仕事しようよ!な?
悪)そら・・・まぁ・・・そこまで言うなら・・・。
読)天使ちゃんだって、来年はバンバン仕事廻すしさ!ちゃんと頑張ってよ・・・。まだまだグアムかどっかで水着着て写真撮らなきゃいけないんだから!な?
天)きゃ~!グアムぅ~~!
読)良かったらそこのロケ弁当も、食べて行っていいよ!何なら2つぐらい持って帰る?
悪)え?ええんでっか?いつもすんまへん!
天)私、ダイエットするから要らないもん!我慢するんだもん!
読)そんじゃ!お疲れ!また!来年ね!
悪)天) はぁ~~~~い!
※というわけで・・・知っている人は知っている、知らない人は全然知らない・・・という「悪魔」と「天使」シリーズはとうとう今年は見送りとなりました。筆者としては甚だ遺憾であり、慙愧に耐え得ません。しかし来年こそ二人の活躍の場を作る所存でございます。ので、どうぞ「悪魔」と「天使」をこれからもご贔屓に・・・。今後の二人に是非ご期待くださいませ。
最近はしっかり別館「読裏新聞」のネタを日々更新中!サッカー以外のネタ(もちろんスポーツネタもありますが)もお楽しみいただければ幸いです。お暇な方は是非お立ち寄りください。こことはまた別の「読裏ワールド」が待ってます(^^;)
posted by 読裏クラブ |00:55 |
悪魔と天使の会話 |
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2010年12月07日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
今、一人の男が苦悩の表情を浮かべながら、しかし最も充実した表情をさせながら、机上のボードを使って自分の考えをまとめあげていた。彼の迷いと悩みがどこまで深いかはまさしく彼自身しか知りえないかもしれない。そんな中---。彼自身の内側からまさしく「声」が聞こえてきた・・・。
悪魔)以下は悪) こんばんわぁ~!
男)ん?何だ?今誰か僕に声を掛けたのか?
悪)どうも初めましてぇ~!
男)君は誰なんだ?
悪)ワシでっか?ワシはアンタの頭の中、アンタの心の中にいるモンです。人はワシのことを「悪魔」と呼ぶときもあれば「真実の声」と呼ぶときもあるわな。
男)あ・・・そう。悪魔ね。その悪魔が僕に何の用だい?
悪)え?驚かへんのん?普通、自分の中に悪魔がいる!なんて聞けば「そんなもんが僕の心に棲みついていたのか!?」なんて驚いて、そんでもって、定番的にワシが「そんなもんとは失礼やな!」みたいな感じで会話が始まるんやけど。今までこのシリーズ、全部それで始まってるんやけどなぁ~。例えばこの前の『W杯を振り返る男と天使と悪魔の会話』なんてのもそうやったな。他には『代行監督のあの男に舞い降りる悪魔と天使の会話』とか『しばらく日本に居座りそうな悪魔と天使の会話』なんかもそうや。そういうパターンというもんは、こういうシリーズでは大事にしてもらわんと。
男)人は人だろう?僕は人と比較されることには何の興味もないもんでね。それに誰でも自分の中には悪魔が棲みついているはずさ・・・。当然だよ。僕の中でそういう部分がなくなれば、もう僕の仕事は引退だね。
悪)そ・・そら・・そうでんな。。。(何か調子狂うんやけど)
男)で?その悪魔が僕に何の用なんだい?
悪)え?あ、うん!そうやった!実は前々からサインを貰おうと・・・いや、そうやない!そうやないっす!何や悩んでるように見えたんでワシに手助けできることがあるんやったら言うてもらおうかな?って思ったもんで。
男)う~ん。君に相談してもしょうがないと思うからいいよ。別に。それじゃ!
悪)い・・・いや!ちょっと待ってぇ~な。ワシ、結構これでも凄い力持ってるねんで!?アンタの力の及ばんところの世界にもワシやったら踏み込んで色々世話できるはずなんや。例えば『マドリッド方面での悪魔と天使の会話』なんか読んでもろたらよう解るはずなんやけど。
男)そうか。それじゃ話だけでも聞いてもらおうかな?
悪)そう!そうこなくっちゃ!言うてみ!?何でも!どんな悩みでもワシが一発回答や!いろんな悩みがあるんやろ?
男)現在の我々のチームのビルドアップの時間が、僕が思っている時間の2/3に短縮されたのは君も知っているね?だが、その分そのスピードについていけないために、どうしても右サイドのオープンスペースを創る動きにズレが生じていることについて、どのように持っていけばいいのか?ということがまず問題さ。ベンゼマ?彼がそこに入ることは許されない!それをすれば全ての順番が狂うからね。だから今のところクリロナとディ・マリアが巧くスピードに変化をつけながら、出入りを繰り返しているんだが、やはりここに一つの楔が入る必要がある。そこでその楔のためにセルヒオ・ラモスが今よりも5メートル前にポジションを取ったとしたら、いったい全体のバランスはどこに変化が生じるんだろう?上がったセルヒオのスペースはカルバーリョが埋めるのか?それともアロンソがあと少しエリアを広げて受け持つのか?ディアッラは充分に知性のあるプレーを見せているものの、やはり全体のラインを今より5メートル上げて、そこのスペースはカシージャスに見させるのか?ともかくそこのコントロールを現在アロンソの個人的な感覚に任せているんだが、チームとしてスピードダウンがどこかで必要だろう?アロンソのサイドチェンジがそのダウンになればいいのだが、彼のサイドチェンジは次のカウンターの伏線だからね。ただ今の我々はそこまでポゼッションの呪縛に振り回される必要はないのさ。基本的には今のフットボールのほとんどの部分を我々は築き上げている。君もこの辺りまでは同意するよね?
悪)え?ええ・・・。まぁ・・・。
男)僕自身は今完全に我々は我々の完成形に向っているということだけは確信が持てるのさ。ただ、我々は我々のスタイルというものを実は持つ必要があるのかどうか?これは非常にデリケートな問題だよ。フットボールが一つのスタイルだけで勝ち続けることが出来るという幻想は遥か昔のことだからね。君の意見もそうだろ?
悪)はぁ。そら。もう・・・。
男)さて、実は困った問題がここに生じだしているのを君は気付いているかい?
悪)困った問題?そら来た!言うてぇ~な!ワシに出来ることやったら何でもするで!?悩んでるんやろ?迷うてるんやな?そんな時こそワシら悪魔の出番やがな!
男)他でもないカカの存在だよ。実は彼が入るとオプションが現在のそれよりも5つも増えることぐらいは君に説明しなくても解かるよね?問題はそのオプションの2つめと3つめの使いどころをどこに持っていくか?だと思っているんだ。エジルが思ってた以上に黒子的な役割を果してくれている。彼のフリーランニングはかなり相手にとって脅威なんだよ。そのエジルとカカの脅威を何倍にもするオプションのキーを握るのが他ならぬマルセロだろう?ここまでは君と考えは同じだと思うんだ。そこで問題はそのマルセロのポジショニングと向きなんだが、今のポジショニングからどうだろう?2メートル20センチ、中に入ったほうがボールの流れがスムーズに動くことにどの時間帯まで相手DFが気付かずにいられるか。それが前半の半ばなのか、後半の15分ぐらいまでなのか?こればかりは相手がどんな能力のあるMFをこのポジションに据えるかで変ってくるんだよ。どうだい?この辺りの君の意見を聞かせてくれるかい?
悪)え・・え~っと、前半の半ばは25分ぐらいにやってきて、後半の15分ぐらいまできたら残りは多分30分ぐらいやと・・・。
男)君の意見がどうであろうと、僕はだいたいこの問題に対処する方法は固めているんだけどね。多分それは相手DFの能力ではなしに、カカのスプリントが平均7メートルを超えるかどうか?だと思うんだ。結論的にはね。ただ彼に7メートルのスプリントを6メートル30センチに止まらせるかどうか?どうだい?悩ましいだろ?
悪)ほんま、悩ましいこって。
男)でも本当に悩ましいのは、カカのこのオプションをCLで使うのかリーガで使うのか?なんだよ。これが実に悩ましい。理由は言わなくても解かるよね?
悪)おお~~!それやがな!実はそれが聞きたかってん!それ!CLとリーガ。そらもうどっちを狙うかでやり方から何から全部変ってしまうからな?アンタとしてはCLを狙うべきやというのがワシの結論なんやけど、どう思う?
天使) 以下天) ちょっと待って!(やっと出番だわ!ず~っと、幕の袖で待ってたのよ!)
男)ん?もう一人声がするけど?
天)私のこと?私は貴方の情熱であり、貴方の勇気であり、信念、希望、正義、貴方の全ての良心です。人は私のことを天使とも呼びます。
男)天使?なるほどね。その天使が僕に何の用なのかな?
天)え?天使って聞いて安心しないの?だって悪魔の後に天使が出てきてるのよ?これ、結構定型パターンで、人々は安心するの。『手で悩む男と悪魔と天使の会話』でもそうだったわ。それを使って私達は心の葛藤を暴いていくという・・・
男)他の人間のことは興味がないんだよ。ただ、僕の中に天使がいるのはもしかしたら意外かもしれないし、もしかしたら当然かも知れないね。フットボールの情熱という意味では誰よりも僕の中には天使がいてもおかしくないだろう。ところで君達に言っておきたいんだが、悪魔とか天使とか、僕の中でいろいろ声を掛けるのはいいんだが、僕の仕事の邪魔だけはしないでくれるかい?
悪)じゃ・・・邪魔って・・・。ワシ、悪魔なんやで?出て行って欲しいって思わへんのん?
男)別に。
天)そりゃそうよね!?天使がいるんだもの!だから安心して悪魔とも対峙できるんだわ!そうでしょ?
男)いや、別に。
男)僕は誰だからどうとか、こうだからどうとか、そういう外形や名前や権力や、そういうものには興味がないのさ。僕が興味があるのは、僕の考えが正しいのかどうか?僕の考えで未来を変えることができるのかどうか?僕の哲学は選手たちと一緒に前に進めるだけの力があるのかどうか?ただそれだけさ。
天)なら、聞くけど貴方は、CLとリーガとどっちを獲ろうとしているのかしら?悪魔が言うようにCLを狙うの?違うわよね?やっぱりクラブの監督として一番の勲章は「リーグ」の制覇だわ!貴方にはその仕事をやり遂げてもらうためにクラブがオファーを出したんでしょ?
男)そうだろうね。
悪)クラブとしての価値からすれば、リーガよりCLに決まってるやん?何当たり前の眠たいこと言うてるねん!スペインのリーグを制覇してもイタリアのツワモノやプレミアの猛者、ドイツやフランスの強豪に負けたら何の値打ちもなくなるんやで!?
男)それもそうだろう。
天)じゃ、CLを狙ってリーガを捨てるとでも?それが許されるクラブかしら?
男)それは違うね。
悪)あのな、リーガなんて中堅以下のクラブとやるときは手ぇ抜いても勝てるんや!そんな勝利で積み上げたリーガよりも一瞬たりとも気を抜けないCLのあの緊張感、あれこそがフットボールやん!それにアンタはCLを制覇したら2連覇になるねんで!?監督としてCLの2連覇を狙える資格がある人間はアンタだけなんや!
男)もちろんそうさ。
天)クラシコはどうなるの?あんな負け方をして、その上リーガを獲れなければ、CLの勝利なんて何の慰めにもならないわ!リーガよ!リーガを制してこそ、貴方の目標であった4冠達成と言えるんじゃなくって?
男)それは真実だね。
悪)い~や!CLや!
天)い~え!リーガよ!
悪)CLを狙うんやろ?CLにせんとアカン!絶対CLや!
天)リーガよ!リーガを狙わなきゃだめ!絶対リーガだわ!
悪)CLや!!(だんだんワシらのペースになってきたやん?)
天)リーガよ!!(ええ。こうこなくっちゃ!)
男)あああ。止めてくれないか!!
悪)天)やった!やった!とうとうこの男の心の葛藤を炙り出したで!(炙り出したわ!)
男)そんな愚問に答えるほど僕は暇じゃないんだよ!
悪)ぐ・・・愚問って!悪魔に対して何て失礼な!
天)暇って!天使に暇ってどういうことよ!?私達だって忙しいのよ!?
男)君達は僕の中に棲んでるんだろ?
悪)そ、そうや~。
天)そ、そうよ!
男)おかしいと思わないかい?僕の中に棲んでいる君達が何故僕の心を把握していないんだい?
悪)そ・・そらまぁ、その・・・。でも、自分、迷ってるやん!?迷ってたやん!?
男)迷ってたのは、カカのオプションの使いどころだけだろ?
天)だって、貴方、その使いどころがCLかリーガかって迷ってたじゃない?
男)もちろんさ。どっちに最初に使ったほうが全体を見て有利かを判断しなくちゃいけないからね。
悪)だからCL。
天)い~え、リーガ。
男)君達、もういいかい?この辺で・・・。
悪)この辺って・・・。答え聞いてへんで!どっちにするか!
天)そうよ!聞いてないわ!
男)そんなこと聞かなくても解かってるじゃないか。君達は僕の分身だろ?もちろん両方だよ。何言ってるんだい?
悪)はは。両方って。そんな○○な。
天)それが出来れば世話ないわよねぇ~?
悪)「二兎を追うもの一兎も~」って諺、ポルトガルには無いんかいな!?
男)僕に言わせれば「二兎を追わなきゃ絶対に二兎を得ず」だね。
悪)・・・・。
男)それじゃ聞くけどどうして片方しか狙ったら駄目なんだい?
天)それはエネルギーが分散して、どちらも勝てないからよ!そんなの常識よ!?
男)CLのチャンピオンになるという事はヨーロッパのチャンピオンになるということだよね?
悪)当たり前やん!
男)ヨーロッパのチャンピオンがどうしてその中の一つの国のリーグでチャンピオンになれないんだい?そっちの方がおかしいじゃないか?
天)だから、何回言えば解かるの?そんなことをすれば
男)リーガを落す?どうして?我々はあれだけのポテンシャルを持った選手が私の戦術の元に有機的に機能するチームなのに?何故それが片方でチャンピオンになったら片方で敗者になるんだい?矛盾だよ。片方でチャンピオンになれるのならもう片方でも必然的にチャンピオンになれるはずだろ?
悪)じ・・・自分、自分を何やと思ってるねん?
天)そ!そうよ!あんまりフットボールを甘く見ちゃ駄目よ!?
男)ん?僕かい?僕はジョゼさ。ジョゼ・モウリーニョ。僕の心の中にいる君達の苗字も当然モウリーニョなんだろ?このモウリーニョの頭脳に棲んでいてあんまり「ぬるい」事を言うようなら、僕のこの名前に泥を塗るようなことを言うのなら、僕のところから出ていってもらうことになるがそれでもいいかね?
悪)(ポッカ~~ン)
天)(アングリ~~)
悪)(カッコええ~~~)
天)(ステキぃ~~~)
悪)なぁ、天使さんよ、こらアカンわ。ワシらの負けや。
天)そうね。凄いわ。この人。こんな人もいるんだ。
悪)ほんならお邪魔にならんうちに、「さいならぁ~」(ヒュルルルルルゥ~~~~)
天)私もそれじゃ・・・って、その前に「サイン!サイン頂戴!」
久しぶりに、別館「読裏新聞」のネタを更新しております。お暇な方はこちらにも是非お立ち寄りくださいませ。(^^;)
posted by 読裏クラブ |00:54 |
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2010年09月06日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
今、一人の男が、大切な役目を終えながらも、最後の仕事を明日に控え、安堵と不安と戸惑いと期待が入り混じった感情のために、なかなか眠れないでいた。そんなとき・・・
悪魔)以下は悪) 自分、やったやん!
男)ん?何だ?今誰かが僕に声を掛けたのか?
悪)だから、自分、ちょっとやってもたやん!ごっつよかったで!
男)ダメだ・・・。やはり知らず知らずに神経をすり減らしていたんだな。考えてみればこの2ヶ月弱はいろいろと交渉や何やらで自分が気付かないストレスが溜まってたのかも知れない。
悪)おいおい!人が誉めてるのに、何やねん!その言い方は!ストレスで片づけてどないすんねん!
男)誰だ?誰なんだ?その声は!
悪)ワシか?ワシはアンタの頭の中、アンタの心の中にいるモンや!人はワシを悪魔と呼ぶこともあれば「真実の声」と呼ぶこともあるわ。まぁ、人それぞれやな!
男)悪魔?そんなもんが僕の心に棲みついていたのか?
悪)そんなもんとは失礼やな!これでもいろんなパワー持ってるねんで!何なら自分の今の気持ち、言い当てたろか?
男)悪いが疲れてるんだ。さぁ、出ていってくれないか?
悪)疲れてる?ウソついたらアカンで!興奮してるんやろ?それで眠られへんのやろ?
男)何だって?
悪)昨日の試合があれほど素晴らしい内容になってホッとしてるんやろ?いや、違うな・・・。そうやない。。。もっと欲が出てきたんやろ?
男)勝手な想像は止めてくれ。確かに昨日の試合は僕が見ても「いい試合」だったよ。しかしそれは選手が素晴らしかったからだ。誉めるのなら選手に言ってやってくれないか。
悪)自分、それでええんか?
男)え?
悪)それでええんか?って聞いてるねん!自分の気持ちに正直にならんとアカンで!
男)正直?どういうことだい?
悪)気持ちよかったやろ?試合終了の笛が鳴った瞬間は。代表監督として聞いた笛は。勝利の笛の味は格別やったやろ?
男)そうだな。もちろんそうだよ。だから明日の代行監督としての最後の試合も勝利で終わりたいものだ。
悪)そんなんでええのん?明日も勝ったらどないすんねん?
男)代行は終わって、いい形で正式に彼の監督でこのチームはスタートするのさ
悪)自分がそのままやったらええやん!?
男)え?
悪)自分のサッカー、よかったで!別に人に譲ることあらへんやん!?
男)馬鹿なことを言わないでくれよ!僕は臨時なんだ。それも僕がもっと素早く仕事をしていたら、この試合から彼が仕事を始められたかもしれないんだ。それが申し訳なくてね。
悪)自分、ええやっちゃなぁ~。ちょっとファンになりそうやわ。
男)悪魔にファンになられても困るよ!
悪)まぁ、ええわ。でもな、次のグアテマラの試合にも勝ったら、自分、考え直した方がええで!
男)何を言ってるのか解らないな・・・
悪)そやから、別に代理でやらんでもええやん!?って事やん?
男)ははは・・・。冗談も休み休みで言ってくれよ。次の監督を、彼に就任を頼んだのは僕だよ?その僕がどうして代理じゃない監督が出来るんだい?
悪)そんなん簡単や!ワシのパワーを持ってすれば、いろんな事情を作ってそうさしたるがな!別にアンタが悪モンにならんでもええようにな!どや?監督このままやってみぃひんか?攻撃的サッカーをやりたいんやろ?人に任せるより、自分でそれを実現するほうが手っ取り早いやろ?ちゃうか?
男)さ!もう出て行ってくれないか!悪い冗談に付き合ってる暇は悪いけど僕にはないんだよ!次の試合ももうすぐなんだ。いろいろ準備もあってね!
悪)そうか。。。ほんなら、今日のところはこれで失礼するわ。そやけど、自分、覚えときや!次の試合に勝ったら、もう一回自分のとこに来るから!
男)ふぅ~~。僕はよっぽど疲れてるんだな。。あんな幻聴を聞くなんて。僕が監督だって・・・?僕が?代表の監督・・・?ハラ・ジャパン?
天使)以下は天) ねぇ~、ちょっと~!私が携帯でメールしてた隙に、どこかに行って変なことしてたでしょ~!?
悪)え?何のこっちゃ?知らんで?
天)私が知らないわけないでしょ?彼のとこに行ってきたんでしょ?
悪)彼って誰やねん?勝手にワシの行動を決めつけんといてんか!
天)私、こう見えても彼のファンなんだから!彼の哲学って結構昔から好きだったんだもん!
悪)ちょっとだけやん!ちょっとだけ「いじって」来てん!そやかて自分、メール忙しそうやったし!
天)ちょっと待ってよ~!私、ヒロミスタなのよぉ~!(怒)勝手なこと一人でしないでよぉ~!
悪)何やそれ!天使が人間のファンになってどないすんねん!
天)貴方だって、ちょっと会っただけで、ファンになったとか言ってたじゃない!?
悪)いや・・・まぁ、そらそうやけど・・・。
天)今度はちゃんと二人で行くんだかんね!約束だかんね!
悪)自分、どこの地方出身やねん!
天)今度いつ行くのよぉ~?
悪)次の試合終って、代行が終るときや。
天)それ、面白ろそうじゃない!?ねぇねぇ、どうやって「イジ」るの?
悪)まぁ、それはこれからいろいろ考えよかなって思ってるねん・・・
天)それじゃ、今から打ち合わせしましょうよ!
悪)ええで。
天)じゃ、あそこのスタバで!あ、今回は貴方の奢りよ!私に黙って勝手に動いたからそのペナルティー!
悪)なんやそれ!結局タダでコーヒー飲みたいだけやん!
天)何言ってるの!?コーヒーだけじゃないわ!メープルシフォンケーキも食べるんだから!
悪)えげつな・・・。自分の方がよっぽど悪魔やん!
posted by 読裏クラブ |20:24 |
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2010年08月02日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
今、失意の中で自分を見つめ直そうとしながらも、どうしても振り返ってしまう過去との戦いに苦悩している、あの男にも・・・。
男)うう。何故あんなことになったんだろう・・・。
男)不運ですませることができたらどれだけ楽だろう・・・。うう・・・。
男)僕がまだまだ未熟なんだろうか?それとも・・・。
男)僕の何が足りないのか・・・。うう・・・。
悪魔)以下は悪) 何や?どないしたんや?また辛気臭い顔してからに!
男)ん?今誰かが僕に声を掛けたのか?誰だ?この浜辺には僕一人しかいないはずだが・・・。
悪)どこを探しても誰もおるかいな!ここや!ここ!アンタの頭の中、心の中にいるんや!アンタが悩んだり、苦しんだりする時には、たいていはワシが活躍している時なんやで!
男)僕の中に?だ・・・誰なんだ?君はいったい?
悪)人はワシを「悪魔」と呼ぶときもあれば、「救いの神」と呼ぶときもあるわな!まぁ、聞く人間の心がけ次第で、ワシの姿もいろんな風に見えるっちゅうこっちゃ!
男)そんなものが僕の心に棲みついていたのか・・・。
悪)そんなもんとは失礼な言い方やないか!?アンタの悩みを解消してやろうって思ってるんやで?これでもいろんな力を持って、いろんな人間を救ってきたんや!
男)そう・・・なのか?
悪)ちなみに、アンタの今の苦悩を言い当てたろか?何でW杯があんな戦績で、あんな負け方で終わってしまったんや?って、考えてるんやろ?自分自身が完全に不完全燃焼ってわけやな?この不完全燃焼が完全な状態であるというのは、考えてみれば矛盾した状態やわな。完全な不完全であり、不完全が完全なわけや!これって形而上学的には非常に珍しいことで、別の言い方をすると、エントロピーが最小であり、最大であるという、まさしく「神」の領域なんやで!?それはええけど、この話、ちゃんとワシについてきてるか?
男)ちょ・・ちょっと、シンドイ部分もあるけど、僕の思ってることは言い当ててるよ・・・。でも、な・・・なんでそれを!?
悪)だから、言ったやないか?アンタの考えている事は全部ワシには解かるんや!
男)そう・・・なんだ・・・。
悪)ついでに言うたら、「出来るものならもう一回やり直したい!もう一度やり直させてくれ!」って思ってるやろ?
男)え!?そ・・・そこまで解かるのか?
悪)だから、ワシを誰やと思てるねん!ついでにもっと言い難いことも言うたろか?「何や!?あれ?シャビが何ぼのもんや!?イニエスタがどうやっちゅうねん!?俺のドリブルが世界一や!俺の無回転がナンバーワンや!」って、今この瞬間も思ってるやろ?もう一回やらせてくれたら、それを証明できるのに!って思ってるやろ?顔に書いてあるで!
男)う・・・ま・・・まぁ、それはそうだけど・・・。でも、ダメだよ。僕は何もできなかったんだ。僕はまだまだ自分で思っているほどの偉大な選手にはほど遠い存在なのさ。
悪)ふふ・・・。やっぱりまだ気がついてへんねんな!?それやったらあと何回W杯をやり直しても、結果は同じやで?
男)え?気がついてないって?どういうことなんだい?僕のプレーに欠陥があったのか?教えてくれ!それを僕は一番知りたいんだ!
悪)まぁ、まぁ、そう焦らんと。そんなに難しい話やない。そやな・・・それじゃ、ヒントを出したろか?
男)ああ!頼むよ!
悪)BB5って知ってるか?
男)ん?何だいそれ?「チョコラBB」の新製品かい?
悪)ア○か?自分、それ、相当しょうもないで!?
男)違うのかい?
悪)まぁ、間違えるのも無理はないわな。ほんならこれは?DM10は?
男)・・・?解からないけど・・・、ダイレクト・メール10月号?
悪)自分、天然なんか?ホンマもんなんか?
男)うう!
悪)でも間違えるのも無理はないわ。BB5は「ベッケン(B)バウワー(B)背番号(5)」や!DM10は「ディエゴ(D)マラドーナ(M)背番号(10)」のことやないか!?
男)そんなの聞いたことがないよ!
悪)そらそうや!今、ワシが考えたんやからな!?
男)どうでもいいけど、僕をそうやっておちょくるのなら、僕の中から今すぐ出て行ってくれないか!?(怒)
悪)自分、ここまで言ってもまだ気がつけへんのか?ちょっと重傷やな?あのな、こんな歴史的な選手だって自分が言うように「アルファベットと英数字」でのニックネームなんかついてないんや!それなのに、自分には「CR9」って言うごっつぃ有名なブランドがあるやないか!?自分、これだけでも、一流やと何で自分で思わへんねん?
男)ああ・・・それはそうだけど、ブランドでフットボールができたら世話ないんだよ。頭の中でしゃべるだけの君には解からないだろうけどね!フットボールはそんなに簡単なものじゃないんだよ!
悪)おいおい!まだ気がつけへんのか?大丈夫か?自分がW杯で何故失敗したのか?え?
男)・・・?
悪)自分、CR9なんやろ?で?W杯でCR9でプレーしたか?もう一回思い出してみ?簡単やないか!?自分、W杯の時にはCR7やってんで?つまり、CR9がCR7でプレーをしたっちゅうこっちゃ!これで満足なプレーができるわけないやろ?スペックが替わってたんや!つまり本来の性能がなくなってたんや!解かるか?
男)つ・・・つまり、僕が背番号「7」だったのがそもそもの間違いだったと?
悪)ふぅ~~~!こんな簡単なことを説明するのに、どんだけ「文字数」使わせたら気がすむねん?
男)つ・・・つまり、僕がまた背番号「9」でポルトガルでプレーすれば、あのシャビやイニエスタなんか簡単に捻り潰せると?
悪)同じこと何回も言わせたらあかんわ。
男)そ!そうだったのか!そんなことだったんだ!
悪)そうや!簡単やろ?そやから、もう一回W杯をやり直すんやったら、CR9でやり直したらええねん!どや?ワシがもう一回やり直させたろか?どこからにする?ブラジル戦か?コートジボワール?いや、前半は割愛していきなりスペインとの一騎打ちからにする?どこからでもええで!
男)そ・・・それならやはり、最初っから・・・。
天使)以下は天)お止しなさい!何を考えているの?誘惑に負けてどうするのです!?
男)あ・・・あなたは?貴女は誰なんだ?
天)私は貴方の情熱であり、貴方の勇気であり、信念、希望、正義、貴方の持つフットボーラーとしての誇りであり、貴方という人間の本当の姿を知っているものです!
男)その貴女が僕に何の用なんです?
天)貴方は本当にW杯をやり直すつもりなの?本当に?そんなことで貴方は満足するのですか?
男)だ・・・だって、僕は本当の僕ではなかったんだ!本当の僕が本当なら、あんなイニエスタやシャビなんか、イチコロだってことを、世界中の人間に証明したいんだ!
天)CR9になればそれができるとでも・・・?CR7だったから出来なかったというの?
男)うう。。。だって、この人が・・・。僕の全てを解かっているこの人がそう言うんだ!
天)この人(悪魔)の言うことなんて全部マヤカシです!私はこの人とも随分付き合いが長いの!この人のことなら貴方以上に知っているのよ!?
悪)ウソや!信じたらアカン!マヤカシはこの女の方や!
天)それなら言いましょうか?貴方は「マンU」では「CR9」だったかしら?
男)え!?そ・・・それは・・・。
天)CR7だったんじゃなくって?CR7で貴方はマンUでは何も手に入れることが出来なかったかしら?
男)そ・・・そう言えば・・・。
天)アスリートが、ジンクスや縁起に逃げるようになったら、それこそ本当に終わりだわ!貴方、「7」を「9」にしたら全てが上手く回るほど、フットボールが簡単なものだと本気で信じているの?
男)そ・・・それを言われると・・・。
天)貴方は貴方なのです。「9」であろうと「7」であろうとね。それにもし貴方が「9」でやり直そうとしたら、リエジソンの気持ちはどうかしら?彼が「7」を付ければ済む問題かしら?
悪)おいおい!何を悩む必要があるんや!?やってみたらええやないか?そしたらどっちが正しいか証明できるんや!イニエスタをこのまま放っておいてエエんか?プジョルなんて本気で抜いたらカンカン抜きやろ?そうやろ?
天)貴方が、本当に、世界に証明する必要があるのは、貴方の番号ではなく、貴方のプレーです。貴方は「9」でも「7」でもいいのです!どちらでも貴方は貴方なのです!だったら、この私が・・・。私から貴方にチャンスを与えましょう!
男)え?チャンス?
天)そうです!CR7でも貴方が貴方であるチャンスを・・・
男)でも代表の試合はもうしばらく・・・
天)何を言っているのですか?試合は代表だけではないでしょ?もうすぐ長いシーズンが始まろうとしています。どうして過去に戻って証明しようとするの?貴方が戦う場所は未来でしょ?未来で貴方の力を証明するのです!CR7として!
男)はは・・・。申し訳ないけど、僕はクラブでは「CR9」なんだ。
天)どうして決めつけるの?「7」は?「7」を付けたらいいじゃないの?
男)はは・・・。そうできたらいいんだけどね・・・。このクラブの「7」は特別・・・あああ!!!
天)私が何もできない只の女だと思っていたんじゃないでしょうね?彼をシャルケに移したのは何のためだと思っているの?
男)そ!それじゃ、あの移籍は貴女が!!!??
天)「7」を付けるかつけないかは貴方次第です。でも「7」はもう「彼」のものではなくなりました。彼はドイツに行ったのですから!
男)そ!そうだったのか!そうだ!僕は元々CR7だったんだ!
悪)お前は円谷プロか!?何言うてんねん!安モンのヒーローショーとちゃうねんで!CR9や!
天)安物はどっちかしら?それこそ安モンのサイボーグみたいだわ!
悪)CR9や!これしかあらへん!
天)7よ!セブンだわ!
悪)ナインや!
天)いえ!セブンで勝負よ!
悪)9!
天)7!
男)や・・・やめろ~~!やめてくれ~~!どうして君達の間で僕が苦しまなくっちゃいけないんだ!こうしてバケーションのために、地中海の浜辺で心を癒そうとしているのに~~!「9」ならW杯?「7」でもう一度あの栄光を?ああ~!どうしたらいいんだ~?僕はどっちでプレーすれば本当の僕になれるんだぁ~~!
男)!!!!
男)そ!そうか!なんだ!簡単なことじゃないか!「9」と「7」の挟間で苦しむのなら、いっそ中を取って「8」でやればいいんだ!そうか!そうだよ!「CR8」さ!響きもいいじゃないか?「シーアールエイト!」。いや!それなら「97」というのはどうだ?ロナウジーニョだってあんなに大きな番号を付けているんだ!僕だってつけて悪いという法はないはずさ!「79」もあるのかな?いや、これは「ナク(泣く)」で縁起が悪いからだめだな・・・。ん?いっそ「897」はどうだ?いや、これはいくらなんでも長すぎて「897(吐くな)」。それじゃ789は?798もあるじゃないか?うん!これはいいぞ!789ならチャンタも狙えるし、456が入れば一気に一気通貫だって狙えるんじゃないか?いや、「88」だってないこともない!「原」さんだって、この番号で運気が上昇していったんだもんな!そうか!どうして僕はこんな単純なことに気がつかなかったんだろう!?よ~~し!今日までの僕はもうサヨナラさ!明日から僕は生まれ変わって「クリロナエイト!」になるんだ!なんか、ちょっとマイナーな深夜番組の番組名みたいだけど、いいさ!それが僕の生まれ変わった姿なのさ!おお~~!燃えてきたぞ~~!僕は天下無敵の「クリロナエイト」だ~~!
天)だから、こういう「いじり」方するの止めましょうよ!って言ったのよぉ~!
悪)何言うてんねん!自分が「一遍クリロナに会いたい!クリロナの割れた腹筋を生で見たい!」って言ったんやないか!?
天)確かに言ったけど、でも、彼がここまで「天然」だって、思ってみなかったもの~!
悪)そら、あんだけ落ち込んでいるとこに、ワシらみたいな二人がやって来たら無茶苦茶にもなりますわな・・・。
天)ふ~~。W杯が終わってちょっと気が抜けてたけど、ようやく私達も普通に戻ってきたかしら?
悪)ああ。でもまぁ、こうやって「失意の男」と話すのもそれはそれで一興やし面白い(オモロイ)な。今度はまたどこぞで失意に暮れている男を励ましてやろか?
天)そうね!それじゃ・・・クリロナのサイン貰ったら、はやくこの身体から出ましょうよ!
悪)天) ヒュルルルルゥ~~~~!
思うところあって、このたび、別館「読裏新聞」を発刊いたしました。サッカー以外のネタ(もちろんスポーツネタもありますが)もお楽しみいただければ幸いです。お暇な方は是非お立ち寄りください。どこまで続くか解りませんが、しばらく「二足のわらじ」で頑張ります(^^;)
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悪魔と天使の会話 |
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2010年05月07日
実はこの「読裏クラブのワンツー通し」。お陰様をもちまして、つい先日、目出度く「600回目」のエントリーを達成しました。雨の日も風の日も、雪の日も曇りの日も、暑さ寒さにもめげず、ひたすら「フットボール愛」を貫いてきました。こうやって、ここまで、続けることが出来たのも、これひとえに皆様の温かいご支援と、激励と賛同の熱きコメントの数々と、何より私の人徳と才能のなせる業というのは言うまでもありません(苦笑)。
というわけで、この600回を記念して、ここまでエントリーしてきた中で、私「読裏」が選んだ「ベストエントリー10選」、「読裏お気に入り10選」を改めてご紹介しようと思います。旧くからこちらに来られている方々には「おぉ~!懐かしいやないかぁ~」と思っていただき、最近お越しの方々には「へぇ~、これ、面白いやん!?こんなんも書いてたん?」と思っていただければ幸いです。
「あの~~・・・。これ、手抜きとちゃうのん?昔のバックナンバーそのまま編集し直してお茶を濁してるだけとちゃうのん?」という方。あの~・・・。こういうのって世の中にはよくあることなんよ?TVの番編の再放送なんかその顕著な例なんよ?この前の「文○春秋」の「ナ○バー750号記念」なんかそれの最たるもんなんよ?それもこれも、こうやって600本のエントリーを達成したからこそできるわけなんよ!だから、僕がこういう「記念企画」をやっても全然不自然でもなんでもないんよ?解かる?解かるよね?
「でも何で600回でやるの?500回の時には何にもしなかったやん?」と仰る方。よくぞ聞いてくださった!それはね・・・。500回の時には気付かなかったんよ!つまり僕が人間らしい、人間味溢れる男だという証でもあるんよ!あかん?あかんのん?
前置きと掴みが長くなりました・・・。ええ・・・。この前置きさえも前回のコピペです(苦笑)。そこまでやるか?というぐらいのコピぺの嵐です(苦笑)。
それでは、私が選んだ「バックナンバー10選エントリー」をご紹介します。
今回はその10回目。「10選」なので、とうとう最後の1個とあいなりました。まぁ、「多分最後はあのネタなんやろうなぁ~」と、予想されている方もいらっしゃったでしょうし、予想なんか全然しなかった方もいらっしゃったでしょう。というより「エエ加減この手抜き企画・・・終わらんかいな」という思いだけを持たれてる方もいらっしゃるでしょう。で、最後の1篇は、やはり私のお気に入りの「この二人」に登場していただくことにしました。この二人を登場させるのには、毎回それなりのエネルギーが必要になるのですが、やはり登場させた時はいつもより充実感と満足感で満たされる私です(苦笑)。それでは私のお気に入りの二人「天使と悪魔」の会話をお楽しみください。
●2009年10月20日
■しばらく日本に居座りそうな「悪魔」と「天使」の会話
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
前回オランダで一人の男の決断を促していたこの「悪魔」と「天使」。その男を追ってここ東京にやってきた。
男)うう。どうもスッキリしないな。心が晴れない。
悪魔)以下は悪) 何や?どないしたんや?また辛気臭い顔になってるがな・・・
男)え?また?またあの声が・・・。
悪)そら、アンタの心に棲みついているんやから、この声はいつでもアンタに聞こえるようになってるんやで?
男)そうなのか。そんなものが僕に棲みついていたなんて・・・
悪)そんなもんとは失礼な言い方やな!?これでもいろんな力を持ってるんやで?
男)いろんな力?
悪)ああ。そうや。何ならその力、見せてやってもええんやで?とにかくその辛気臭い顔をせんと、何を悩んでるんか言うてみ?
男)いろいろ試しているんだよ。チームコンセプトも、戦術もね。しかし、最近つくづく思ってくるようになったんだ。サッカーとは結局はゴールなんだ・・・とね。ゴールの数が多い方が勝つんだ。戦術が優れているとか、チームコンセプトが浸透しているとかを競うスポーツでも何でもないんだとね。
悪)おお!解かってるやないか!ちょっとは成長したみたいやな?
男)ああ・・・まぁ・・・お陰さまでね。
悪)おっしゃる通りや!サッカーで最も重要で、何よりも優先されるもの、それはつまり「ゴール」や!もっと言うと「ゴール」を上げるFWの存在やな!
男)それはもちろんそうなんだが、これこそ『言うは易し・・・』というやつでね。
悪)何を文学ぶってるんや!簡単やないか!?そんなこと・・・
男)え?簡単?
悪)そや!ワシの力を持ってすればそんなんお茶の子サイサイや!何ならワシがその点を取るFWを作ったろか?
男)え?そ・・・そんなことが・・・できるのか?
悪)ワシを誰やと思ってるねん!?伊達に何年も悪魔やってきたんとちゃうで?それに実績も見て貰いたいわな。君知ってるやろ?ブラジルのルイス・ファビアーノ。あれかってワシとドゥンガで契約結んで生まれてきた男なんやで?フェルナンド・トーレスも2年前にワシが契約した男や!みんなそうなんやで?みんなワシと「1試合に必ず1点獲る男」の契約を結んで生まれた選手なんや。
男)そ・・・そうなのか?本当に?
悪)ああ。もちろんそのためにはドゥンガはワシにあるもんを契約で売ったんやけどな。ルイス・ファビアーノ、つまり「1試合で必ず1点を獲る男」と引き換えに。
男)それは・・・?契約金か何かかい?
悪)ア○か!何で悪魔が「お金」を必要としてんねん!「お金」なんかその気になったらなんぼでも手に入るがな!
男)そ・・・それなら・・・何と引き換えなんだ?
悪)アンタのサッカーコンセプトや!アンタのサッカーの哲学と言ってもええかな。つまりアンタの持つサッカーに対する理論、まぁ、カッコ良く言えばアンタのサッカーの理想であり、シンプルに言えばアンタのサッカーの魂やな。アンタの魂と交換というこっちゃ!
男)はは・・・魂か。悪いけどそれだけは売ることはできないよ。
悪)ほうぅ~~!?何を綺麗事言うてるんや?ええのんか?そんなに簡単に断って!これはそんなに何回もある話やないねんで?あのドゥンガも売ったし、ベニテスも売ったし、去年までファーガソンも契約してたんやで?アンタが断ったらワシも暇やないねんから、すぐに韓国にでもオーストラリアにでも飛んで行くけど?アンタ世界のベスト4目指してるんやろ?ええのんか?この契約なくても・・・。1試合1点の保証もなくてベスト4に入れると本気で思ってるんか?え?まぁ、本気でそう思ってるんやったら頑張ったらええがな。ほんならまた!
男)ま・・・待ってくれ!ちょっと待ってくれ!
悪)何や?契約するんかいな?
男)ほ・・・本当に・・・1試合で1点入るのか?魂を売れば・・・。
悪)ア○やな!1点だけやないで!1試合に3点の時もあるし、4点の時もありや。とにかく「0封」とはもうオサラバやで!
男)コンセプトなしに?戦術も要らないのか?
悪)そんなもんは契約書さえあれば、必要あらへんがな!よくジャストミートしたボールがポストに当たったり、バーに撥ね返されるのを見たことあるやろ?あれはワシとの契約が切れた証拠なんやで?
男)それが、本当なら・・・け・・・契約・・・させて・・・くれ。
悪)そやろ~~?な?早よ言わんかいな!よっしゃ!ほんなら、ほれ、ここ。ここにサインして、ハンコ押してくれるか?あ・・・実印やなくても認めでええで!
男)ここ・・・で・・・いいんだな?
天使)以下は天) 待って!早まってはいけません!
悪)誰や?アンタ!人の商売の邪魔せんといてくれるか!?
天)そんな契約書にハンコを押してはなりません!落ち着いてよく考えなさい!
男)え!?
天)これがいったいどんな契約か解ってるのですか?
男)だから・・・1試合に必ず1点が・・・。
天)それでどうなるのです?1試合に3失点してしまったら?1点入れても2点入れられたら試合には負けるのですよ?
男)た・・・確かにその通りだ。
天)本当に必要なものが何なのか?もう見えなくなってるのですか?サッカーで本当に必要なもの、それは絶対に点を防ぐDFです!点さえ入れられなければ絶対に負けないのですよ?
男)はは・・・。それはそうだが、そんなことがあるわけがないからね。
天)どうしてそんなに断言できるのですか?私がそれを提供しましょうと言ったら?私は天使ですよ。人が望むものを与えるのが仕事なのです!
男)え?本当に?
天)もちろんです!ドゥンガは私との契約でルシオを手に入れました。他にもファーデナンド、プジョル、テリーなんかも私との契約書で生まれたのよ?
男)ドゥンガはそこまで・・・。
天)皆必死なのです!人生を、いや、魂を掛けて戦っているのです!アナタはそんな人達と戦うのですよ?いいのですか?FWだけで。屈強なDFは要らないのですね?
男)しかし、もう僕には闘莉王と中澤という人間を見つけたんだ。他を今から探すつもりはないんだよ。
天)ほほほ!また眠たいことを仰ってるのね。その闘莉王の太腿の筋肉を私が操れないとでも思っているのかしら?中澤が必ずピッチに立っているという保証をアナタはどこで取り付けているの?彼等が万一ピッチに立てなくなったとき、アナタは誰をDFに入れるつもりなの?誰も用意をしてないんじゃないかしら?そうなったらどうなるか?なんなら私が証明してあげましょうか?
男)お・・・脅すつもりですか?それじゃまるで脅迫じゃないか!?
悪)ほんまやなぁ~。こんな契約したらエライ目に遭うで!な?こっちの契約書にサインしとき!FWや!ゴールが欲しいやろ?
天)何を言っているの?サッカーはDFです!屈強なDFから組み立てるのですよ!解かってるでしょ?
悪)いいや!FWや!点を入れるスポーツなんやで!ゴールを量産したら勝利は我がものや!
天)馬鹿おっしゃい!DFです!「0封」よ!
悪)いや!点や!ゴールや!
天)守備です!
悪)攻撃や!
天)守備!
悪)攻撃!
男)や・・・やめてくれ~~!だいたいそんなこと決められるわけがないじゃないか!この二つはサッカーの最も基本なんだよ!どっちが大切でどっちが大事だなんて決められるわけがない!両方を揃える理想を追ってサッカーは進歩しているんじゃないか!
天)まぁ!何てタイミングがいいの!?
悪)ほんまや!アンタツイてるで!
男)・・・?え?
天)あまりにもそんな要望を出す人が多いので、実は今、私達、キャンペーン中なの!つまりセットで契約をお勧めしてるのよ!?
悪)そや!一試合に必ず一点入る契約と、一試合で絶対に一点も入れさせない契約とが今ならセットで契約できるんやで?
男)セット?でもそれなら魂が二つ要るじゃないのか?
天)本来ならね・・・。でもそこがキャンペーンなの。今ならこの二つのセットを一つの魂と一つのコンセプトで契約できるの!今しかやってないキャンペーンなのよ!?12月に組み合わせが決まるじゃない?そしたらなかなかそんなことも出来なくなるから、今だけの秋のキャンペーン期間中。どう?お得だと思わない?
男)魂1個とコンセプト1個でいいのか?
悪)今だけやで!?こんな契約!期間が切れたらもう出来へん契約や。こんな話聞けるだけでアンタも随分ラッキーな人やなぁ~!でも残り僅かな数しか残ってへんから、早いもん勝ちなんやけどな?どうする?セットなんてもう今後売ってくれへんで!?最強のセットや!サインするんか?ドゥンガは即断やったで?
天)コンセプトは数個は持ってるでしょ?だからそのうちの1個ぐらいを魂と一緒に売り渡してもおそらく大丈夫だわ。ね?だからほとんどこれは魂1個分で最強FWと最強DFが手に入る契約内容なの。
男)それはサインと印鑑だけでいいのか?
悪)そや!それと魂とな!
天)別にこんなこと説明しなくてもいいんだけど、実は魂を売っても、それが人に必ず知れるとは限らないわ。スペインやイタリア、フランスにイングランド。オランダもそうだわ。この中に魂を売った人がいるけど、アナタにそれが解る?
男)え?みんな哲学を持ってサッカーをしているように見えるけど・・・
天)ね?そんなものなのよ!所詮サッカーは勝てば官軍なの!勝てば素晴らしいサッカーに見えるし、コンセプトがあるように見えてしまうものなのよ。だから気軽に契約する人が最近では増えているのよ!?
男)そうなんだ。そうだな。いや、うん・・・。そうかも知れない!え~っと・・・。住所は?年齢は書かなくてもいいのかい?あ、生年月日はここだね。ちょっと待ってくれ!今印鑑取ってくるから。。
悪)楽勝やな!
天)ええ。軽いもんだわ!
悪)それにしてもセット販売とは考えたやないか?
天)何言ってるのよ!私だってこんなことしたくないけど、最近の不況で今までと同じことしててもやって行けないでしょ?
悪)それに、四年に一度の今のこの時期が一番稼ぎ時やしな!
天)まぁ、私達の息の合い方ならまだまだこの商売やっていけそうね!
悪)ああ。そうやな!そや!今度はあのアルゼンチンに行かへんか?あそこ今お祭り騒ぎやからドサクサに紛れて契約取れるかもしれんで?
天)だめよ!あそこは・・・。だってあの男は「自分が神」だと思っているもの。私達「天使」や「悪魔」の言うことなんか聞きゃしないわ!
悪)それもそやな。ほんならどうする?
天)しばらくここに居るつもりよ。それに目を転じれば、このセットを欲しがる人間って、川崎にも鹿島にも大阪にも清水にも新潟にも広島にもいると思うの。やりようによっては天国だわ!荒稼ぎできると思わない?
悪)な~るほど・・・。天使が天国って言うぐらいやねんから、しばらくここに居座ってみよか!
思うところあって、このたび、別館「読裏新聞」を発刊いたしました。サッカー以外のネタ(もちろんスポーツネタもありますが)もお楽しみいただければ幸いです。お暇な方は是非お立ち寄りください。どこまで続くか解りませんが、しばらく「二足のわらじ」で頑張ります(^^;)
posted by 読裏クラブ |20:28 |
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2010年02月23日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
今一人の男が休日ののどかな昼下がり、道端に出されたバールのテーブルで一人エスプレッソを味わいながらたたずんでいる。そう、実はこの男は逞しい肉体と精悍な顔つきからは想像できないほどの、心の悩みを抱えていたのだ。(以下 男)
男)・・・・はぁ~~・・・(ため息)
男)・・・・ふぅ~~・・・(ため息)
悪魔 )以下は悪) 何や?どないしたんや?えらいまた物思いにふけってからに。それとも「手」持ちぶたさで時間を潰しかねてるんか?
男)・・・!!??誰?誰だ?何か声がしたんだが。
悪)おっと!こら、驚かせてしもうたかな?「手」短かに自己紹介といこか。ワシは悪魔。アンタの心の内に潜んでいるもう一人のアンタや。
男)え?何だって?君が僕だって?僕が君で、君は悪魔ってことは、僕の中に悪魔がいると?
悪)ちゃんと理解してくれて助かるわ。ややこしい「手」間が省けるからな。まぁ、そういうこっちゃ!
男)僕は君になんか用はないよ。さぁ、早く出ていってくれ!
悪)おいおい。「手」荒い扱いせんでもええやないか。アンタとワシとは一心同体なんやで。いや、君が右「手」で、ワシが左「手」っちゅう感じかな。
男)そ・・その悪魔がいったい僕に何の用があるんだ?
悪)アンタ、悩んでるやろ?それも相当に深い悩みやと思うな。ちゃうか?
男)え?そ・・・そんなことは・・・ないさ。僕は今いろいろと忙しくて「手」一杯なんだ。ああ!ああ~~今、「手」と・・・「手」と言ってしまったぁ~!
悪)な?そやろ?アンタ、心の奥底にトラウマを抱えてるんや。それが深層心理に影響して、ワシを呼び寄せたっちゅうわけやな。「手」が掛かるやっちゃで!
男)ああ!「手」と・・「手」と・・言わないでくれぇ~!
悪)そやかて、自分、これから先、一生「手」と付き合わんと生きていくつもりか?「手」と「手」を切るなんて、そんな「手」を焼くことを、いくら「手」を尽くしても、ワシの「手」を借りんと、それをやるなんて無理やで。それとも何か?別のええ「手」でもあると言うんか?そんな「手」があるんなら、お「手」を煩わせてしまうけど、ワシに教えてくれるか?
男)「手ぇ・・・手ぇ・・・」言わないでくれ!
悪)自分の「手」の内をさらけ出してみぃ!悩みの解消なんてのはまず自分の心を開放するところから「手」をつけていくんや。
男)な・・・なんなんだ!この「手ぇ・・・手ぇ」と聞こえてくるのは!僕はとうとうおかしくなってきたのか?あまりに「手」の事ばかり考えていたから、「手ぇ手ぇ病」に罹ってしまったのか??
悪)自分、何言うてるんや?せっかくワシが「手」を貸してやろうとしてんのに。
男)だ・・・だから、「手ぇ・・・手ぇ・・・」言わないでくれ!
悪)そんなに叫ばんでもええやろ。それで、何を悩んでるんや?ワシに言うてみ?
男)ま・・・まさしく、その「手」のことで悩んでいるんだ。僕は「手」でボールを止めて、ゴールに蹴り込んでしまったんだ。でも、僕は別に意識してそうしたんじゃない!あれは偶然だったんだよ。だけど・・・そのゴールで、多くの人生の希望を奪ってしまったし、多くのフットボールの仲間達の努力を貶める結果になってしまった。僕はそんな栄光に「手」を染めてしまったんだ。あああ!また「手」と言ってしまったぁ~~!僕のこの「手」が・・・。この「手」のせいで・・・。
悪)そら、「手」が焼けるこっちゃな。
男)だ、だから、「手ぇ・・・手ぇ・・・」言わないでくれ!ああ・・・。こんな僕がW杯に出場する資格があるんだろうか?僕は「手」を引くべきなのでは?ああ!また「手」と・・・!!!何か別の「手」を考えないと・・・ああ~~!また「手」と言ってしまったぁ~~!
悪)「手」ぬるいで!そんな考えは!
男)え?何だって?
悪)アンタ、犯罪犯したんか?え?「手」が後ろに回ることでもしたんか?
男)いや。まさか。そんなことは。。。
悪)そやろ?別に悪いことをしたんでも何でもない!ルールの中で、真っ当に戦ったんや!それで勝利を「手」にしたんや!違うか?
男)そ・・・そうだ。もちろんそうだよ。
悪)アンタは「手」の込んだ悪意のある罠に引っ掛かっただけや!あの試合は本当に「手」に汗握る試合やった。最後の最後まで誰もが結果を「手」にすることだけを望んで戦ったんや!違うか?
男)そ・・・そうだ。もちろんそうだよ。
悪)そしてアンタは勝利という美酒を「手」に入れたんや。誰に恥じることもない!誰に後ろ指を指されることもない。正々堂々と闘って、「手」に入れた栄光なんや!そやろ?
男)そ・・・そうだ。そうだった。
悪)悪意のある連中の「手」に乗ってどないすんのや!「手」怖いアンタのその得点力を恐れてアンタを陥れようとしてるんやで!あんな連中が使う「手」は、こちとら「手」に取るようにお見通しや!そやろ?
男)そ・・・そうか。そうだったんだ。
悪)だからW杯のピッチに入る時は堂々と「手」を振って入ったれ!チームメートと「手」に「手」を取って入場してもええな。ブラジルがやってるやろ?
男)う・・・ん。そうか。そうだよな。僕もあのブラジルの入り方は格好エエなと思ってたんだ。
悪)そや!その調子や!その調子で南アもウルグアイも「手」玉にとったれ!
男)うん!そうさ!やるよ!僕は悪くない!僕は正しいんだ!
悪)おう!その意気や!ピッチで「手」に負えない活躍をして、「手」柄を立てたるんや!
男)やるとも!不思議と「手」が気にならなくなってきたぞ!
天使) 以下 天) そんな「手」の平を返すような真似がよくもできるものね。
男)あ・・・あなたは?貴女は誰なんですか?
天)私は天使です。貴方の心に棲んでいる貴方の良心。貴方の本当の心の内です。貴方は貴方の望むものを人生で「手中」にすることが出来るのですよ?あ、これは「しゅちゅう」と読んでね。「てちゅう」じゃないから、安心し「手」ね。
男)手・・・いや・・・「て」んし?
天)そうです。「て」んしです。貴方の心とずっと一緒にいました。貴方が望めば、私はいつでも貴方の「手」が届くところに居るのですよ?
男)この人も「手ぇ」って言ってる・・・。
天)貴方は今までどうして悩んでいたの?良心の呵責があったからでしょう?多くの犠牲の上に立つ栄光がいかに空しいものか。それを考えてたのでしょ?それでもいいのですか?貴方の愛する家族や子ども達に、その生き方が良い「手」本として自信を持って言えるかしら?
男)でも、僕は悪くない!ルールの中で正当に戦っただけなんだ!
天)そんなお「手」盛りの考え方で、自分自身を納得させて、満足?本当に心休まる日々が迎えられるの?
男)ぼ・・僕にどうしろと・・・?
天)貴方は本当は解かっているはずです。W杯を辞退することこそが真の安らぎをもたらすということを。
男)でも、僕にとってはW杯は全てなんだ。夢だと言ってもいい!それに僕の年齢になれば、今を逃すともう二度と出場できないかも知れない。それだけはどうしても納得できないよ。
天)それならどうしてそこまで悩んでいたのかしら?本当は解かってるんでしょう?辞退すれば、自分がどれだけ救われるかということを。何ならその決断に私が「手」を貸しましょうか?
男)それだけは納得できない・・・うう。。。
天)W杯から「手」を引くのです。その方がずっと心が安らぐわ。人生はW杯が終わった後の方がずっと長いのよ?「手」厳しい批判からも解放されるのよ?
男)そ・・・そうか。確かに。。僕の人生はW杯が終わってからも続くんだ・・・。
天)フットボールが人生の全てではないことに気付くべきです!
男)うん。何だか全てがすっきりしたよ!そうだ!これからの僕の人生は僕が決めるんだ!
天)良かったわ。気付いてくれて・・・。もう少しで「手」遅れになるところだったわ。
男)ありがとう!やっぱり僕の天使だね!
悪)そんな「手」に乗ったらあかん!全部まやかしや!この女は出会う人間を「手」当り次第惑わすんや!「手」練と「手」管の女なんやで!
天)そんな「手」が私にあると思っ「手」?私を信じ「手」!私の言うことに耳を貸し「手」!
悪)ほら、見「手」みぃ!アンタを惑わし「手」いるんは、このワシやない!こんな「手」招きに誘われたら一生後悔するで!そうなったらもうこのワシでも「手」当てできへんのや!
天)いいえ!辞退するのよ!
悪)いいや!出場するんや!
天)辞めなさい!
悪)出るんや!
天)やめ「手」!!
悪)出ろっ「手」!!
男)あああああ~~~!止めてくれぇ~~~!「手ぇ~手ぇ~言わないでくれ~~!」
悪)今日はこの辺にしといたろか?
天)そうね。そろそろこちらも「手」詰まりになってきたし。
悪)でも、この先、この男がどうするか?興味あるからしばらくここに居座ろか?
天)ええ。私もそう思ってたの。だってガウディもまだ全部見ていないし!
店員 以下店) お客様、どうされました?汗がびっしょりですよ?
男) え??。。。ああ。。。僕はどうしたんだ。。??白昼夢とはこのことを言うのか?いや、あれはそういうものでもない。いったいあの二人は本当に私の中にいるんだろうか?
店) お客様、もしよろしければ、当店オリジナルの「手」作りケーキなどをお出ししましょうか?
男) おお~!「手ぇ~手ぇ~」言うなぁ~~~
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2010年01月20日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
で、今年初めての「悪魔」と「天使」はやはりこの男の元に降りてきたようである。
ボード上でマグネットを動かしながら一人頭を捻っている男がいた・・・(以下 男)
男)う~ん・・・。ここをこうやれば、4-3-○-○になるんだが、そうすると前が1枚足りないしなぁ~。でも4-2-○でここにこれを動かすと・・・う~ん。。。これは一回やって失敗したし・・・。やはりこの「4」から動かさなければならないのかぁ~・・・。これをこうして、ここがこう・・・。う~ん。
悪)おう、おう!またやってるんやな!?
男)え?また?またあの声か?
悪)「また?」とはえらいご挨拶やないか?こう見えても俺様もそれなりにこの世界では名が通ってるんやで?
男)あ、いや、そういう意味では・・・。でも君は僕が悩んでいる時に限って現れるんだな。
悪)あったり前やないか?俺はアンタの中に棲んでるんやで?俺はアンタの一部であり、アンタは俺の分身でもあるんや!アンタと俺はある意味一体なんやで?
男)そうか。でも、それなら、僕の悩みを聞いてもらってもいいよな?
悪)もちろんや!何でも俺に言うてみ!何をそんなに悩んでるんや?さっきからマグネットを動かしてばかりいるやないか?何やこれ?ほぅ~、名前付きか。どれどれ?え~っと、これは「俊輔」、これは「遠藤」、これは「内田」って書いてあるな。
男)そうだよ。選手の名前なんだ。
悪)で?これをこっちにカチャチャ、そっちにカチャカチャ動かして、悩んでたんか?
男)いわゆるシステムと連動性のシミュレーションだとか、応対能力の問題だとか、チームの課題の克服なんかをこれを動かしながら確認するんだ。
悪)なんや、それやったら悩む必要もないやないか?ちゃうか?
男)それはそうなんだが、実はどうしても試してみたいオプションがあってね。
悪)だから、情けないやっちゃなぁ~・・・。自分が試したかったら試したらええやないか!?
男)うん。。。まぁ・・・。。。それはそうなんだが・・・。
悪)何や何や~!煮え切らんやっちゃなぁ~・・・。何を躊躇してんねん?
男)実は、ここだけの話なんだが、その試したいと思ってたオプションが、ある有名な雑誌に載ってたんだよ。
悪)・・・で?
男)そのぉ~、つまり、僕がそれを試したら「雑誌に載った案を本当にあの男は使ったぜ!?」って、ちょっとその、何て言うか、だから、いわゆる・・・
悪)はっきり言わんかいな!
男)う。。。うん。。。だから、その馬鹿にされるんじゃないかって。かりそめにも代表の監督が雑誌に載ったオプションをまんま使ったぜ!って。「人真似監督」とか言われるんじゃないかって。「自分がないんじゃないのか?」って。でも、違うんだ!あの雑誌が出る前に僕はそのオプションを考えてたんだ!これは本当なんだ!
悪)それはどういうオプションなんや?
男)うん。ほら、見てくれ・・・。ここがどうしても「余る」んだよ。これと、これ。で、これも使いたいからこうすると・・・ほら、ボードに載っているマグネットの数は12個にもなってしまうんだよ(苦笑)。
悪)そら不便なことやな。で?そうなったら1個外すしかないよな?
男)そうなんだが、実は試したいというのは、その外すのは、この「4」つならんだ一番右側で、ここを外してこの「長谷部」って書いてあるだろ?このマグネットをこの4つの中に入れてみようかと思ってるんだ。
悪)今までやってこなかった外し方になるな?それにこの「内田」ってのは自分のお気に入りで外したことなかったんやないのか?それを外してまで「長谷部」をここに置きたいんやな?
男)置きたいというのはちょっとニュアンスが違うかな。ここに置いた方が彼も生きるし、ここの、これ・・・「稲本」って書いたやつがあるだろ?これを使えるんだよ。それに「長谷部」がチャンピオンズリーグで担ってた仕事は充分にこの右サイドの仕事をこなせる内容だったんだ。まして、一番大事な相手のロッベンやファンペルシーなんかと正対するには、より身体的に対応できる「長谷部」の方がいいと思ってるんだ。
悪)それならそうしたらええやないか?
男)そうなんだ。そうなんだけど、う~ん・・・。「サル真似」とか言われるかもしれないし。あ~、あの雑誌にさえ載っていなかったらなぁ~。
悪)あのな。考えててもしゃあないやろ?よっしゃ!ここは俺様が知恵を貸してやるわ。いっぺん冷静になろうやないか。ええか?これは「ゲーム理論」というて、立派な学問の分野なんやで。つまりこういうことや。もしこの長谷部を右で使ったとして、結果は?○か×かの二つに一つやな?
男)ああ。たぶんそうなるだろうね。
悪)よっしゃ。ここまではええな?次に長谷部を右で使わへんケースもあるわな?つまり現状維持や。その場合の結果も○と×があるよな?
男)その通りだね。
悪)すると・・・君に与えられる結果はこの4通りの中のどれかになるわな?で?この中でまず「使う」ケースを考えよか?使って×だったらどうなる?
男)僕は叩かれるだろうね。多分。「人真似して失敗しよった!」って。
悪)なるほど・・・。えらいまた自虐的やな。じゃ、使って○だったら?
男)×だった時ほどは叩かれないだろうが、それでも「雑誌に載ってたからそうした」っていう誹謗というか「今度はどんな真似をするのか?」なんて中傷は避けられないだろうな。
悪)つまり?
男)つまり僕にはどっちにころんでも「称賛」はないってことになる。
悪)そうやな。そうなるわな。この論理で進めていったら、君が称賛されるのは「現状維持」で結果が○になった時だけや!そやろ?現状維持でも結果が×なら・・・それは言わんでもええわな。
男)そうか!そうだね!つまり、長谷部を右サイドで使っても僕には何のメリットもないんだ!?なんだ!簡単なロジックじゃないか!
悪)ようやく気付いたようやな?これが「ゲーム理論」や!解かるか?
男)ありがとう!なんだか気が楽になったよ!
悪)まぁ、礼は要らんで。お互い持ちつ持たれつやからな!
男)うん。わかったよ。変な迷いで自分を見失うところだった。このまま現状維持でいいんだね?
天)待ちなさい!騙されたらだめです!
男)え?またこの声だ!貴女も・・・。貴女も私の中に棲んでいるというのか?
天)もちろんそうです。私は貴方の情熱の表れであり、貴方の勇気、信念、希望の表れでもあるのですから。
男)その貴女が僕に何を?僕が騙されているって?
天)何故、自分を信じないのですか?自分が目指す途を見つけたら何故そこへ向かって進まないのです?
男)だって・・・僕には何のメリットも・・・
天)メリットですって?貴方はメリットでその職を受けたのですか?貴方の目指すものがあったからでしょう?今貴方が求めているものはメリットなの?称賛を浴びたいから?そうじゃないでしょう?自分の信念を貫いて、自分のフットボールで皆を歓びの中に導きたいからでしょう?
男)も・・もちろん、もちろんそうです!その通りだ!
天)それじゃ何故人の目を気にするのです?人真似でもいいじゃないの!芸術は模倣から始まるのですよ。非難を浴びても中傷を受けても構わないじゃないの。貴方が正しいと思うことを実行に移すべきです!
男)た・・・確かに・・・言われてみれば・・・。
天)貴方はそれを見送って後悔しないと言いきれるのですね?
男)いや。。それは。。そうではないです。。後悔するかも知れません。。
天)それなら迷うことはありません。貴方が信じたこと、貴方が考えたことを実行に移すのです!
男)つまり・・・長谷部を右サイドで使えと・・・。
天)マガトも同じことを言っていたんですよ。貴方が考えてもまったく不思議ではありません!
男)でも、これは雑誌に・・・
天)雑誌が出る前に考えていたんでしょう?だったらそれでいいじゃありませんか?貴方は人の目を気にして選手を選ぶの?選手のポジションは世間の目で決めるのですか?
男)いや!そんなことはない!僕は自分のサッカーを信じている!自信があるんだ!
天)だったら・・・長谷部を右で使うのです!今からでも遅くはありません!
悪)遅い!まったく遅すぎるで!それにもし長谷部を右にしたら内田はどうなる?完全に死ぬんやで!?もう長谷部を元に戻しても内田が平穏な気持ちでプレーできるはずがないやないか?そんなリスクを冒す必要がどこにあるねん?
天)リスクというのは常につきまといます。それに選ばれた11人以外には大なり小なり精神に大きな負担を負わせているのですよ?
悪)今、そんなことをしたら、それこそ「今まで何やったんや?まだこの期に及んで自分のシステムも決められへんのか?」って選手が動揺するやろ?動揺だけならまだええで。選手がアンタに不信感を抱く可能性だってあるんや!それを見越してもやるってゆうんならやったらええがな。
天)そんな誘惑や脅しに屈したらだめです!確固たる自分の信念は邪悪な感情に打ち克てる力があるはずです!
悪)邪悪やない!常識や!常識的な物の考え方を言ってるんや!
天)信念を貫いて長谷部を右で使ってみなさい!
悪)あ○!やめとけ!後悔するで!
天)やってみるのよ!
悪)やめとけ!
天)やってみなさい!使うのよ!
悪)後悔先に立たずや!止めるなら今のうちやで!
天)やりなさい~!
悪)やめとけ~!
男)ああああ~~!止めてくれ~~!まただ!君達が出てくるとアタマが混乱するんだ!長谷部を右で使いたい。でも長谷部を使えばそれなりのリスクが・・・。長谷部でない長谷部ならいいんだが、それでは長谷部でなくなるし・・・ああ~どうしたらいいんだぁ~~?
男)!!!!
男)そうか!!そうだ!!長谷部でなかったらいいんだ!どうしてそれに気付かなかったんだろう!昔、仰木彬さんが「鈴木」を「イチロー」にして、彼を一流に育て上げたっけ。だったら僕も長谷部を「ベーセハ」にすればいいんだ!そうすれば、僕も後世に名が残る名監督になれるかもしれない!いや、「ベーセハ」よりももっと強そうで巧そうな名前の方がいいな。「ベーセハルド」なんかはどうかな?いや、やはり渋く「ベッセハッチ」なんかでも。でも、イメージ的にはやはりガットゥーゾのような削り屋の要素も入れたいし。うん!「ベッセーハ」の方がいいな・・・うん。ちょっと発音も似ているし。よし!決めた!これで誰も僕を「雑誌の真似監督」なんて言わせないぞ!なんと言っても「ベッセーハ」は僕のオリジナルな案なんだから!よ~し!いくぞ~~!明日から「ベッセーハ」だぁ~!ガハハハハハァ~~!
悪)天)・・・・ダメだこりゃ。
悪)終っとんな・・・。
天)ええ。相当なもんね。もうノ○ローゼ一歩手前なんじゃない?
悪)ちょっと悪いことしたかな。
天)まぁ?悪魔が仏心だしてどうするのよ。
悪)ちょっとこの男に長居し過ぎたかもしれんな。
天)そうね。それだったらちょっとヨーロッパの方に行ってみない?
悪)ヨーロッパ?どにに?
天)フランスよ。いや、今はバルセロナにいるからスペインね。
悪)おう!もしかしてあの男の所かい?
天)ええ。どうも「手」のことで悩んでるらしいの。
悪)面白ろそうやな。よっしゃ!決めた!行こ行こ!
天)それじゃ・・・
悪)天)ヒュルルルルゥ~~~
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2009年10月20日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
前回オランダで一人の男の決断を促していたこの「悪魔」と「天使」。その男を追ってここ東京にやってきた。
男)うう。どうもスッキリしないな。心が晴れない。
悪魔)以下は悪) 何や?どないしたんや?また辛気臭い顔になってるがな・・・
男)え?また?またあの声が・・・。
悪)そら、アンタの心に棲みついているんやから、この声はいつでもアンタに聞こえるようになってるんやで?
男)そうなのか。そんなものが僕に棲みついていたなんて・・・
悪)そんなもんとは失礼な言い方やな!?これでもいろんな力を持ってるんやで?
男)いろんな力?
悪)ああ。そうや。何ならその力、見せてやってもええんやで?とにかくその辛気臭い顔をせんと、何を悩んでるんか言うてみ?
男)いろいろ試しているんだよ。チームコンセプトも、戦術もね。しかし、最近つくづく思ってくるようになったんだ。サッカーとは結局はゴールなんだ・・・とね。ゴールの数が多い方が勝つんだ。戦術が優れているとか、チームコンセプトが浸透しているとかを競うスポーツでも何でもないんだとね。
悪)おお!解かってるやないか!ちょっとは成長したみたいやな?
男)ああ・・・まぁ・・・お陰さまでね。
悪)おっしゃる通りや!サッカーで最も重要で、何よりも優先されるもの、それはつまり「ゴール」や!もっと言うと「ゴール」を上げるFWの存在やな!
男)それはもちろんそうなんだが、これこそ『言うは易し・・・』というやつでね。
悪)何を文学ぶってるんや!簡単やないか!?そんなこと・・・
男)え?簡単?
悪)そや!ワシの力を持ってすればそんなんお茶の子サイサイや!何ならワシがその点を取るFWを作ったろか?
男)え?そ・・・そんなことが・・・できるのか?
悪)ワシを誰やと思ってるねん!?伊達に何年も悪魔やってきたんとちゃうで?それに実績も見て貰いたいわな。君知ってるやろ?ブラジルのルイス・ファビアーノ。あれかってワシとドゥンガで契約結んで生まれてきた男なんやで?フェルナンド・トーレスも2年前にワシが契約した男や!みんなそうなんやで?みんなワシと「1試合に必ず1点獲る男」の契約を結んで生まれた選手なんや。
男)そ・・・そうなのか?本当に?
悪)ああ。もちろんそのためにはドゥンガはワシにあるもんを契約で売ったんやけどな。ルイス・ファビアーノ、つまり「1試合で必ず1点を獲る男」と引き換えに。
男)それは・・・?契約金か何かかい?
悪)ア○か!何で悪魔が「お金」を必要としてんねん!「お金」なんかその気になったらなんぼでも手に入るがな!
男)そ・・・それなら・・・何と引き換えなんだ?
悪)アンタのサッカーコンセプトや!アンタのサッカーの哲学と言ってもええかな。つまりアンタの持つサッカーに対する理論、まぁ、カッコ良く言えばアンタのサッカーの理想であり、シンプルに言えばアンタのサッカーの魂やな。アンタの魂と交換というこっちゃ!
男)はは・・・魂か。悪いけどそれだけは売ることはできないよ。
悪)ほうぅ~~!?何を綺麗事言うてるんや?ええのんか?そんなに簡単に断って!これはそんなに何回もある話やないねんで?あのドゥンガも売ったし、ベニテスも売ったし、去年までファーガソンも契約してたんやで?アンタが断ったらワシも暇やないねんから、すぐに韓国にでもオーストラリアにでも飛んで行くけど?アンタ世界のベスト4目指してるんやろ?ええのんか?この契約なくても・・・。1試合1点の保証もなくてベスト4に入れると本気で思ってるんか?え?まぁ、本気でそう思ってるんやったら頑張ったらええがな。ほんならまた!
男)ま・・・待ってくれ!ちょっと待ってくれ!
悪)何や?契約するんかいな?
男)ほ・・・本当に・・・1試合で1点入るのか?魂を売れば・・・。
悪)ア○やな!1点だけやないで!1試合に3点の時もあるし、4点の時もありや。とにかく「0封」とはもうオサラバやで!
男)コンセプトなしに?戦術も要らないのか?
悪)そんなもんは契約書さえあれば、必要あらへんがな!よくジャストミートしたボールがポストに当たったり、バーに撥ね返されるのを見たことあるやろ?あれはワシとの契約が切れた証拠なんやで?
男)それが、本当なら・・・け・・・契約・・・させて・・・くれ。
悪)そやろ~~?な?早よ言わんかいな!よっしゃ!ほんなら、ほれ、ここ。ここにサインして、ハンコ押してくれるか?あ・・・実印やなくても認めでええで!
男)ここ・・・で・・・いいんだな?
天使)以下は天) 待って!早まってはいけません!
悪)誰や?アンタ!人の商売の邪魔せんといてくれるか!?
天)そんな契約書にハンコを押してはなりません!落ち着いてよく考えなさい!
男)え!?
天)これがいったいどんな契約か解ってるのですか?
男)だから・・・1試合に必ず1点が・・・。
天)それでどうなるのです?1試合に3失点してしまったら?1点入れても2点入れられたら試合には負けるのですよ?
男)た・・・確かにその通りだ。
天)本当に必要なものが何なのか?もう見えなくなってるのですか?サッカーで本当に必要なもの、それは絶対に点を防ぐDFです!点さえ入れられなければ絶対に負けないのですよ?
男)はは・・・。それはそうだが、そんなことがあるわけがないからね。
天)どうしてそんなに断言できるのですか?私がそれを提供しましょうと言ったら?私は天使ですよ。人が望むものを与えるのが仕事なのです!
男)え?本当に?
天)もちろんです!ドゥンガは私との契約でルシオを手に入れました。他にもファーデナンド、プジョル、テリーなんかも私との契約書で生まれたのよ?
男)ドゥンガはそこまで・・・。
天)皆必死なのです!人生を、いや、魂を掛けて戦っているのです!アナタはそんな人達と戦うのですよ?いいのですか?FWだけで。屈強なDFは要らないのですね?
男)しかし、もう僕には闘莉王と中澤という人間を見つけたんだ。他を今から探すつもりはないんだよ。
天)ほほほ!また眠たいことを仰ってるのね。その闘莉王の太腿の筋肉を私が操れないとでも思っているのかしら?中澤が必ずピッチに立っているという保証をアナタはどこで取り付けているの?彼等が万一ピッチに立てなくなったとき、アナタは誰をDFに入れるつもりなの?誰も用意をしてないんじゃないかしら?そうなったらどうなるか?なんなら私が証明してあげましょうか?
男)お・・・脅すつもりですか?それじゃまるで脅迫じゃないか!?
悪)ほんまやなぁ~。こんな契約したらエライ目に遭うで!な?こっちの契約書にサインしとき!FWや!ゴールが欲しいやろ?
天)何を言っているの?サッカーはDFです!屈強なDFから組み立てるのですよ!解かってるでしょ?
悪)いいや!FWや!点を入れるスポーツなんやで!ゴールを量産したら勝利は我がものや!
天)馬鹿おっしゃい!DFです!「0封」よ!
悪)いや!点や!ゴールや!
天)守備です!
悪)攻撃や!
天)守備!
悪)攻撃!
男)や・・・やめてくれ~~!だいたいそんなこと決められるわけがないじゃないか!この二つはサッカーの最も基本なんだよ!どっちが大切でどっちが大事だなんて決められるわけがない!両方を揃える理想を追ってサッカーは進歩しているんじゃないか!
天)まぁ!何てタイミングがいいの!?
悪)ほんまや!アンタツイてるで!
男)・・・?え?
天)あまりにもそんな要望を出す人が多いので、実は今、私達、キャンペーン中なの!つまりセットで契約をお勧めしてるのよ!?
悪)そや!一試合に必ず一点入る契約と、一試合で絶対に一点も入れさせない契約とが今ならセットで契約できるんやで?
男)セット?でもそれなら魂が二つ要るじゃないのか?
天)本来ならね・・・。でもそこがキャンペーンなの。今ならこの二つのセットを一つの魂と一つのコンセプトで契約できるの!今しかやってないキャンペーンなのよ!?12月に組み合わせが決まるじゃない?そしたらなかなかそんなことも出来なくなるから、今だけの秋のキャンペーン期間中。どう?お得だと思わない?
男)魂1個とコンセプト1個でいいのか?
悪)今だけやで!?こんな契約!期間が切れたらもう出来へん契約や。こんな話聞けるだけでアンタも随分ラッキーな人やなぁ~!でも残り僅かな数しか残ってへんから、早いもん勝ちなんやけどな?どうする?セットなんてもう今後売ってくれへんで!?最強のセットや!サインするんか?ドゥンガは即断やったで?
天)コンセプトは数個は持ってるでしょ?だからそのうちの1個ぐらいを魂と一緒に売り渡してもおそらく大丈夫だわ。ね?だからほとんどこれは魂1個分で最強FWと最強DFが手に入る契約内容なの。
男)それはサインと印鑑だけでいいのか?
悪)そや!それと魂とな!
天)別にこんなこと説明しなくてもいいんだけど、実は魂を売っても、それが人に必ず知れるとは限らないわ。スペインやイタリア、フランスにイングランド。オランダもそうだわ。この中に魂を売った人がいるけど、アナタにそれが解る?
男)え?みんな哲学を持ってサッカーをしているように見えるけど・・・
天)ね?そんなものなのよ!所詮サッカーは勝てば官軍なの!勝てば素晴らしいサッカーに見えるし、コンセプトがあるように見えてしまうものなのよ。だから気軽に契約する人が最近では増えているのよ!?
男)そうなんだ。そうだな。いや、うん・・・。そうかも知れない!え~っと・・・。住所は?年齢は書かなくてもいいのかい?あ、生年月日はここだね。ちょっと待ってくれ!今印鑑取ってくるから。。
悪)楽勝やな!
天)ええ。軽いもんだわ!
悪)それにしてもセット販売とは考えたやないか?
天)何言ってるのよ!私だってこんなことしたくないけど、最近の不況で今までと同じことしててもやって行けないでしょ?
悪)それに、四年に一度の今のこの時期が一番稼ぎ時やしな!
天)まぁ、私達の息の合い方ならまだまだこの商売やっていけそうね!
悪)ああ。そうやな!そや!今度はあのアルゼンチンに行かへんか?あそこ今お祭り騒ぎやからドサクサに紛れて契約取れるかもしれんで?
天)だめよ!あそこは・・・。だってあの男は「自分が神」だと思っているもの。私達「天使」や「悪魔」の言うことなんか聞きゃしないわ!
悪)それもそやな。ほんならどうする?
天)しばらくここに居るつもりよ。それに目を転じれば、このセットを欲しがる人間って、川崎にも鹿島にも大阪にも清水にも新潟にも広島にもいると思うの。やりようによっては天国だわ!荒稼ぎできると思わない?
悪)な~るほど・・・。天使が天国って言うぐらいやねんから、しばらくここに居座ってみよか!
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2009年09月07日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
以前から登場しだしたこの「悪魔」と「天使」。
前回はスペインはマドリッドにその居所を構えていたが、同じヨーロッパということで、ちょっと今回はオランダにその足を伸ばしたらしい。まぁ、「悪魔」と「天使」は次元も距離をも超越している存在であるわけで、どこにでも彼らは瞬時に移動できるわけだが。
男) ううう。正直ここまでだとは。。
悪魔)以下は悪) 何や?どないしたんや?辛気臭い顔で・・・
男) え?誰もいないのに・・・誰?誰かいるのか?
悪) そんな辛気臭い顔しとったら、疫病神がとり憑いてしまうで?
男) そんな事言われたって・・・しかしなぁ。あんな試合見せつけられたら・・・。理想と現実とはこうも違うものかという、ショックがまだ抜けきれん。
悪) 何や!そんなことで悩んでるんかいな!?そんなん当たり前や!自分の理想通りに物事が運んだら、人間稼業もラクでしゃぁないで!現実の壁にぶち当たったら、当然それに対処していくんや!立ちすくんでたらそれまでや!そんなん当たり前やろ?
男) と、言うことは、今のやり方では駄目だと?
悪) 今のやり方でええんなら、今回もそれなりの結果が出てるんとちゃうか?出てへんから悩んでるんやろ?ほんならやり方を変えなしゃぁないやないか?
男) いや、少しは、少しはその良い方向も見えたときもあったんだ。でもそれが最後まで続けられなかった・・・
悪) 最後まで?続けられない?何言うてるねん!最後なんかボロボロやないか!?あれは「ズタボロ」って言うんや!「ボコボコ」にやられて、好き放題にチンチンにいわされて、「フルボッコ」やないか!何が良い方向や!寝ぼけるんにもほどがあるで!
男) うう。。何もそこまで言わなくても。。
悪) でもすっきりしたやろ?これで!ええやないか!明日からまた違う方向で再スタートや!
男) え?でも、それでは「変節」になるのでは?そんな簡単に最初の「貫徹」を崩していいのだろうか?変えたら今までの事が無駄に終わるのでは?
悪) あのな・・・どんな人間でも、どんな組織でも、どんなもんでも、「変わって」行くんや。変節やない!成長なんや!解かるか?上手くいかへんかったら、やり方変えるんや!当たり前やろ?変えへんかったらただの「○ホ」や!そやろ?
男) しかし・・・
悪) 往生際の悪いやっちゃで!今のままでは駄目やと解かってて、それでも、今のやり方を貫いて、無残な結果を招くのは・・・それは、「玉砕」って言うんや!勇敢でも賢明でも何でもない!「玉砕」や?解かるか?「ギョ・ク・サ・イ!」!
男) ううう。。そんな。。
天使)以下は天) また惑わされているのですね。
男) おお!貴女は!?
天) 途中で変えたら永遠に結果は見えません。最後までやり遂げて、こそ、そのやり方の結果は出てくるのです。そうじゃないですか?
男) ええ。そ・・そう・・・そう思います。
天) 駄目なら変える、それを繰り返すと、結局元の木阿弥になります。貴方が信じるものがあるのなら、それを貫くのです!
男) そ・・・そう、ですよね?
天) 失敗は成功すれば、すべて成功の一過程となります。いいですか?この世界に「失敗」とか「挫折」とかという言葉はないのですよ?それは貴方の幻想なのです。全ては「成功」の一里塚なのです。「シーモ」もそう歌っているでしょ?「♪負けたら終りじゃなくて、やめたら終わりなんだよね!どんな夢でもかなえる魔法、それは続けること~♪」って。
男) そ・・・うか。そうだよね?
悪) あまぁ~~い!甘すぎるで!B29に竹槍で立ち向かって勝てると思うか?え?相手は欧米や!そもそも基本的な能力が違うんや!ケタ違いやったやろ?それを経験したんとちゃうんか?え?それを味わったんとちゃうか?え?夢みたいなこと言うて、全員を失意のどん底に落す権利がおまえにあるんか?え?変えろ!変えるんや!やり方は一つやないやろ!?
天) 誘惑に乗ったらダメです!楽な方に走ったらダメです!苦しくても続けるのです!結果が出るまで続けるのです!30分持ったのなら、次は45分です。45分出来たら次は60分です。一歩一歩です。最初から成功なんてありません!成功は続けたものだけにやってくるのです!
悪) 無理や!結果なんか永遠に出ぇへんで!成功や生き残りは変化を選んだもんに微笑むんや!適者生存や!解かるか?環境に適せなければ自分を変えていくんや!変えんと結果も成功もあるかい!
天) いいえ!信じれば、続ければ、夢は叶います!
悪) 変えろ!変えるんや!
天) だめです!続けましょう!
悪) 変えろ!
天) 続けて!
男) ああああ~~!止めてくれ~~~~!解かった!こうしよう!次のガーナ戦。次のガーナ戦が終わったら、そのことをシュンスケと相談するということでどうだろう?こんな大事な事を私一人で決めることは出来ないんだ!我々のチームは我々皆のものだからね!
悪) でたぁ~~!またここにも自分で決められへん「優柔不断」な「迷える子羊」がおるで。まぁ、とことん迷ったらええがな。どっちに転んでも、迷う人間にはそれなりの結果しか神さんは与えへんもんや!
天) まったくですわ。最近、悪魔さんとは意見がよく合うわよね!
悪) それに、俺たちの息も、だんだんとピッタリになってきたしな。
天) 本当ね。今日なんかぶっつけ本番で、打ち合わせも無しだったし。
悪) ホンマや。まるで、ベテランの「夫婦漫才」みたいやったな。
天) まぁ!それって、私にプロポーズしてるの?(苦笑)
悪) ア・・ア○なこと言わんといてや!ア・・・ア○ちゃうか!そ・・・そんなんやないわい!(ポッ・・・照)
posted by 読裏クラブ |21:01 |
悪魔と天使の会話 |
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2009年08月25日
人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。
「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」
「ジュン」と「ネネ」
「リンリン」と「ランラン」
「いとし」と「こいし」
「やすし」と「きよし」
それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。
そこで、このシリーズ。
題して「悪魔」と「天使」の会話。
このシリーズ第二回目は、海を渡り、遠くマドリッドのある男の中にいる「悪魔」と「天使」の会話である。
もちろん「悪魔」と「天使」は、次元も距離も超越している存在であるわけで、どこにでも彼らは存在するしどこにでも彼らは出没するのだ。
さぁ、人間の葛藤を、人間の矛盾を、この「悪魔」と「天使」の囁きから感じ取ろうではないか。
マドリッドの男の名はペジェグリーニ。以下はペ)
大) ふぅ~~・・・ぅぅぅ・・・。さぁぁぁて。・・・・いよいよかぁ・・・。
悪魔=(以下は悪)
悪) どうしたんや?え?さっきから落ち着きがないやないか?
ペ) ああ・・・。どうにも落ち着かないんだ。ここまででやり残したことはなかったんだろうか?これでよかったのかな?いや、実際この私が今の椅子に座って今年をどう戦っていくのだろうと思うだけで、気もそぞろになってくるんだよ。
悪) 往生際の悪い奴やな。何をそんなに悩んでるんや?俺に話すことで楽になるんなら、いつでも話ぐらいは聞いたるで?
ペ) 世界で最も優秀な攻撃陣を持つ監督はどういう気持ちなんだろう?人も羨む陣容を持つ私は何故こんなに不安になるんだろう?これはこの私だけが、この椅子に座る身の男だけが感じる感情なんだろうか?
天使=(以下は天)
天) 貴方の不安はまったく正直な気持ちです。貴方は自分に正直なだけなのです。その感情、その直感こそ大事にしなければなりません。貴方が信じるサッカーをこのチームで出来るかどうか?が、不安なのでしょう?
ペ) ああ!まさに、そうなんだ。まさにそれなんだよ。私はこのようなクラブでこのようなチームを率いることを本当に望んでいたのだろうか?もっと自分が信じる、自分に正直なチームで、自分のサッカーを貫くべきだったのでは?と、まだ今でも思ってしまうんだ。
悪) おいおい!何を寝ぼけたこと言うてるんや?誰がこんな贅沢を味わえる?え?クリロナやど?カカやど?ベンゼマやど?ニステル・ローイやど?ラウールもおるんや!おお!ロッベンもまだおるやないか!?誰がこんな贅沢を味わえる?「このうちの一人でもうちにいてくれたら・・・」と、指を咥えている監督が世界にはゴマンといるんやで?アンタ、この面子をもって悩むなんて、人を馬鹿にしてるんか?
ペ) ああ。。それを言わないでくれ。。それは百も承知なんだ。。こんなチームを率いることは、僕の人生でもきっと二度とないだろう。それは絶対にそうなんだ。でも、それが本当に正しいことなんだろうか?
悪) ははぁ~~ん!解かったで!アンタ、この面子を使い切る自信がないんとちゃうか?え?そうなんやろ?正直に言うてみいや!
ペ) それは・・・そうか・・も・・・いや!そんなことはない!私はキャリアだけは自分なりに積んでいるし、あのリケルメだって斬るときは斬ってきた男なんだ。自分のサッカーというものの自負は、他の誰よりも持っているつもりだよ。
天) そうです。貴方の人生は今まで正しい道を選んできました。貴方の信じる道は貴方の感じるところにあるのです。だから貴方は自分に正直になるべきです。「このFWを全員使うことは不可能だ」と。「夢は夢で終わる」ということを貴方は知っています。クリロナとカカが出れば、ラウールとニステル・ローイは試合には出られないという、ロッベンまでは必要ないという、この単純な事実を貴方はもう知っているはずです。
悪) おいおい!冗談も休み休みにしぃや!?誰がお遊びや道楽でここまでの選手をかき集めたと思ってるんや!?夢やろ?全世界の監督や全サッカーフリークの夢がアンタの腕にかかってるんやで!使わんかい!この贅沢さを味わうんや!全員を使って、全員が光り輝いてこその、夢のメンバーやろうが!?
ペ) それは・・・それはそうなんだ。ああ。そのために私は乞われたわけだからね。
悪) なんやぁ~~、解かってるんやないか?ははぁ~~ん!解かってるのに、ちょっと悩む男を演じて酔ってるわけやな!?そいつは悪趣味やで!まぁ、ええわ。そこまで解かってるんやったら俺も何にも言わんけどな。
天) 貴方はそれが正しいことだと今でも信じているのですか?貴方の目指すサッカーは、闇雲に個人を並べて、あとはその結果を腕を組んでみているだけのサッカーなのですか?戦術は?ゲームの流れは?システムは?貴方はそれを求めたからこそ、あのビジャレアルで勝利を味わったのではないですか?
ペ) ビジャレアルか・・・。良かったなぁ~。あの頃は・・・。クリロナもいなかったし、カカもいなかった。もちろんラウールも。あの時は「レアルって何てすごいクラブなんだろう」って憧れを持って思い描いていたんだが・・・。まさかこの自分が・・・。ああ。私はやはり、戦術が好きなんだ。やりくりして、相手を研究して、システムで崩す・・・。そんなサッカーが出来たらどれだけ安心するだろう!
悪) やりくり??研究??そんなんで悩むこと自体が人間の弱さの証やろうが!個人や!個人の圧倒的な力でサッカーは何とでもなるんや!戦術?そんなもん、「ヘタレ」な選手が集まってどうしようもないやろ?世界で最も優秀で、最も素晴らしい選手を信じてサッカーさせたらんかい!システムなんていうしょうもない自己満足で、人間の能力を縛り付けるんか?お前はそんなに愚かな男か?え?
天) 誘惑に負けてはいけません。サッカーはバランスです。サッカーは組織です。各々の役割をしっかりと全うするからこそ、最後に全員が歓喜に浸れる勝利の美酒が待っているのです。それは貴方が一番知っているでしょう!?
悪) 個人や!個人の力や!
天) 組織です!バランスです!
悪) クリロナや!カカや!ロッベンや!ベンゼマも使ったらんかい!
天) まず守備です。ディフェンスはどうするのですか?個人に頼ってはいけません!
悪) 夢のメンバーを使ってこそがお前の仕事やろうが!
天) 貴方は貴方のチームを率いることが貴方の仕事なのですよ!
悪) 使わんかったら選手はバラバラやで!不満分子を押さえる度量があるんか?え?
天) 勝利が全員の絆を結ぶのです。試合に出ることがクラブをまとめることではありません。
悪) 使え!使わんかい!
天) 必要なことを考えるのです。
悪) どないすんねん!
天) どうするのですか?
ペ) 「アアアア~~~止めてくれ~~~!もうすぐ開幕や。。あかん。。どないしょ?もういっそ辞めてしもたろうか!そしたらどんだけ楽になれるやろ!」って・・・何で今私は使ったこともない日本の「関西弁」が口から出てくるんだろう!そういえばこれって悪魔の言葉にイントネーションが似ているな。ああ・・・とうとう私は悪魔に心を奪われてしまったのだろうか!ああ。神よ。私の未来を、レアルの将来を守りたまえ!
悪) へへ。。迷うとる!迷うとる!この男。。ちょっと興味あるな。。なぁ、天使はんよ。。しばらくこの男に乗り移って行く末を見てみぃへんか?
天) もう・・・。本当に悪魔さんは人が悪いんだから。。そういう私も、ちょっと最近欲求不満だから、この人いじって、ストレス発散しようかしら。そうと決まれば今日はこの辺にして、そのあたりの「バール」で、ちょっと一杯やらない?
悪) お!いいねぇ~!最近天使はんも飲むようになったんやな!よっしゃ!今日はワシの奢りや!さぁ!いこ!いこ!飲みながらリーガの予想でも二人でしながら盛り上がろうやないか!
posted by 読裏クラブ |21:53 |
悪魔と天使の会話 |
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