2008年03月24日

陣営1と陣営2のお話

先日読んだ「物理学」の本で面白い表現がありましたので、ここでちょっと引用させていただきます。

陣営1「実在派」
物理学の数式の背後にはモノが「実在」していて、物理学は、その実在を解き明かす仕事である!

陣営2「実証派」
物理学の数式は実験と比較するためのものでしかなく、物理学は、実在を云々する学問ではない!


これをもっと一般化すると

世の中にはいろいろなことに「理由」を求める人と、そうでない人がいる。例えば、犯罪事件が起きたときに、犯人の動機や犯人が置かれていた環境などを気にする人と、そんなものは気にせずに、犯人が捕まるかどうかだけに興味がある人がいる。前者が陣営1で後者が陣営2だそうな。

エンジニアリングの比喩で言うならば、回路や機械やプログラムの中身をブラックボックスにして「うまくいくならそれ以上気にしなくてもいいじゃん」と開き直るのが陣営2であり、「中身が理解できないと安心できないんだよ」と悩んで中身を調べ始めるのが陣営1らしい。

アインシュタインが死ぬまで量子論に文句を言い続けたのは彼が陣営1に属しており、ホーキングの宇宙が一般人だけでなく、専門家にもわかり難い部分が多いのは、その一つの理由に彼が典型的な陣営2のタイプの人間だから・・・だそうな。


スポナビさん。ごめんなさい。今回は別にアインシュタインの話しで終わるつもりはありません。ここまでは前振りです。


もう賢明な読者の方々ならお解かりでしょ?陣営1がどういう類で陣営2がどういう類か。

強引にネタをつけるとしたら

「陣営1」=「実在派」
は、「サッカーは常に最新のシステム、進むべき進路があるはずで、試合はそれらを探求する一つの大きな手段であり、試合の結果よりも、その真実を追究することが重要だ。その中で我々が何をすべきか?を常に模索していかねば、サッカーの進歩はそれで終わってしまう」

「陣営2」=「実証派」は、
「いいじゃん!勝てばさ!」
「とにかく勝たんと!」
「勝ってからだよ!そんなこと言うのはさ!」
「勝たないとさ!何を言ってもいいわけじゃん!」
「勝てば、その間でシステムなんてもんは出来上がってくんのよ!」


強引ですかね?まぁ、今のサッカー界に「陣営2」をバリバリに標榜する輩はそうはいないでしょうが、それでも、陣営1風でも本質は陣営2という人達は結構存在しているんじゃないですかねぇ~?

まぁ、サッカーは物理(モノ)ではないわけで、人間がするわけで、「陣営1」でも上手くいかんでしょうし、もちろん「陣営2」では早晩行き詰るでしょう。

え?お前「浦和」=「エンゲルス」を無理やり陣営2に持って行ってオチをつけようとしてないか?
ですって?

う~~ん。読まれましたか。

posted by 読裏クラブ |21:30 | サッカー戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)
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