2008年11月30日

黄金カード

皆さんは「黄金カード」と聞いて、どの組み合わせが頭に浮かぶだろうか?「阪神vs巨人」?いや、それはちゃいますって・・・。例えば「西ドイツvsオランダ」、例えば「ブラジルvsアルゼンチン」?ある人は「マンUvsレアル」かもしれんし、「バルサvsチェルシー」ってのも今は黄金の輝きを放ちますわな。

日本のサッカーでそれを探そうとすると・・・古きオールドファンは「三菱vsヤンマー」を上げるかもしれんね。これって今の「レッズvsセレッソ」かぁ~。時代を感じます。

で、今節のJ。優勝争いや3位争いや、降格(残留)争いでおおいに盛り上がっているなか、いくつかの組み合わせが僕には印象的でした。

「横浜Mvs東京V」。昔であればやはり「日産vs読ク」。この両チームが15年前の「Jリーグ開幕カード」を飾ったわけです。集客能力NO1の黄金カードでしたよね。それが今日のカードでは、常に上位、優勝争いの一角を担っていた横浜が最近は中位クラブの仲間入りをはたし、もう一方の「東京V」は今年また降格の危機。二昔前の黄金カードの今日の姿が今節のこのカードです。

「鹿島vs磐田」。ここなんかも一時代を築いたカードですよね?2~3年の間、各タイトルの決勝っていっつもこのカードやったような印象があります。それが今や首位クラブと降格の危機に陥っているクラブとのカードに。一昔前の黄金カードは今日はこの状態に。

「G大阪vs浦和」。現在の黄金カードなんでしょうか?ちょい前の優勝候補NO1とNO2。シーズン開幕前のスーパーカップなんてこのカードが続いてませんでしたっけ?もちろん今でも「ACL」の前年覇者と本年覇者という、ビッグブランド同士のカードですから、「黄金」の名にふさわしいのですが、現在5位と8位。

こうやって思うと、サッカーの「黄金カード」ってすっごく寿命が短いんやなぁ~。逆に言うとそれだけ「ビッグクラブ」として君臨・維持するのがいかに難しいか・・・ってことになるよね。盛者必衰の典型なんでしょうか。

だから、あと数年もすれば、まったく新しい「黄金カード」が生まれるかもしれない。それはもしかしたら「新潟vs山形」かもしれないし、「大分vs熊本」かもしれない。その時、今の「黄金カード」のクラブは降格の危機に瀕しているのかもしれない。

結局、これだけ変動が激しいクラブの力を維持するのは、やはり唯一「育成システム」しかないんじゃないかな?クラブを愛する男が、結婚して、子供を産んで、その子供がクラブに通う少年になって、クラブのお兄ちゃんや、クラブのおじさんと、サッカーやバスケや、時にはマラソンなんかで、スポーツが好きになって。その多くの少年の中からサッカーに才を持つ、あるいは努力の才を持つ青年が生まれて、その中から一人のJリーガーが育っていって・・・・。こういう長く、でも太い、循環が、一回り、二回りして、本当のビッグクラブになるんだろうと思う。

そうなったクラブ同士がぶち当たるカード。それこそが、本当の「黄金カード」なんだろうね。

posted by 読裏クラブ |00:40 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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黄金カード

コメント投稿者ID :

Jリーグが出来て、まだ十数年ですから。これから徐々にそういったクラブが出てくるんじゃないかと思います。

いや、そういうふうに育てていくものだと考えます。
「本来、クラブとはそうあるべきだ!」と。

posted by ボランチ | 2008-12-01 17:45

■ボランチさんへリターンパス

コメント投稿者ID :

>ボランチ さんへ
いつもコメント有難うございます。ボランチさんの「本来像」の先を見ていくと、「黄金カード」は別に一つではないでしょうね。しっかりと育ったクラブ同士の「黄金カード」が各節に、いや、各節のJに「黄金カード」があちこちに誕生していけば・・・と、思う今日この頃です。そういう見方で物事を見ていると「あいつらには負けるな」発言なんか、絶対にできないと思いませんか?その地で育った若い力は、Jの最も大切な宝ですからね。今後ともよろしくお願いします。

posted by 読裏クラブ | 2008-12-03 00:21

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