2010年02月08日

みんなで「チームコンセプト」を考えよう!

今回は、ある大会に向けてかなり戦術を練って練習を積み、切磋琢磨するある高校サッカーチームの練習風景を追って見た。

やはり現場というものは良いものだ。なんと言っても活気がある。それに選手の表情も生き生きとしており、「これぞ青春!」という雰囲気がグラウンド中に、いや、グラウンド周辺に漂いまくっている。

ここの高校は部員も多く、ちょっと気を抜けばすぐにレギュラーの座を追われるという状況で、選手はみな、監督が掲げる「チーム・コンセプト」を理解し、そのコンセプトの体現に神経を注いでいるようだ。最近の高校生も戦術理解度というものがレギュラーの当落に大きく影響するらしい。「蹴れて・持てて・抜ければ レギュラー」だった私の若い頃とは大違いだ(苦笑)

この高校の目標は「大会ベスト4」に入ることなんだそうだ。もちろん今まではそんな高い成績を残したことはない。が、選手全員が監督の描いた「チーム・コンセプト」を本当に試合で実現できたら、この成績を残せるはずだという信念に基づいて日夜ボールを追いかけている。

その姿を見ると私の遠い日を思い出し、少しノスタルジックな気分になってしまう。



それでは、その練習風景をちょっと覗いてみよう。もうさっきからグラウンドでは元気な声がコダマしている。
私はグラウンドの横で少し距離を置きながら腰を下ろして見学させてもらった。しばらく練習を見て、このチームのコンセプトというものを自分なりにしっかり探り当てられるかどうか?自分のサッカーにおける分析力を試そうとも思ったからだ。



選手A) ヘイ!サイドから~!サイド使えよ~!チームコンセプト忘れるなよ!
選手B) いいよ!その動き!トップスピードでな!

監督)  そうだぁ~!そこは行かなきゃ!!そう!

選手C) 寄せて!寄せきってしまっていいよ~~!

   私「うん・・・なかなか活気がある練習だな。若い選手はこうでなくっちゃ・・・」

選手A) 顔出して!ボールを貰いにいこう!
選手B) フォロー!

監督)  時間を掛けるなぁ~!逆サイだよ~!

選手C) そこで上げるのはいいよ~!ナイスクロスだ~!

監督) 今のいいぞぉ~!合えば一点だ~!

   私「うん・・・?クロスを上げる練習なのか?サイドを崩す練習なのかな?」

選手D) (真ん中のスッポリ空いたスペースを使って中央のドリブルを仕掛けていく・・・)

監督)  ヘイ!ストップ!スト~~ップ~~!

   私「うん・・・?何で?いいドリだったのに・・・?」

監督)  チームコンセプトを解かってるか?サイドだろ?今ボール持ってサイド見たか?

選手D) すみません。。。でも、中がガラ空きだったんで・・・。

監督)  練習で中が空いてるからって行ってどうする?試合では空いてないよ!サイドだよ!まずサイドに開くんだ!そこからだろう!?何度言ったらわかるんだ?

選手D) はい。。。

監督)  よ~し、もう一度だ~!センターサークルからボール出して!

選手E) 縦~~!走りこめ~~!(綺麗なスルーを決める・・・)

監督)  ヘイ!ストップ!スト~~ップ~~!

   私「え?何で?いいスルーやったのに!・・・?」

監督)  そんな単純なボールが試合で通るか!?サイドが開いてただろ?ちゃんとチームコンセプト頭に入れて練習しないと何時間やっても無駄だぞ!!!よし!もう一度だ!

選手A) ヘィ!ワンツ~!
選手B) 横上がったよ~!
選手C) ハイ!フォロー廻ってるよ~!
選手D) 抜いていいよ~!勝負~!
選手A) (ライナー気味のクロスを放り込む)

監督) オッケ~~!いいよ~!いいクロスだ~!

   私「・・・・さっきから確かに何本もいいクロスが入ってるが、中に誰も詰めてない。DFはほとんど棒立ちでクロスをはね返すだけになってるな。これじゃDFは楽だろうな。」

監督) よ~し!あと10本、サイドからクロス上げたら練習終わっていいぞ!

選手A) 監督・・・中で詰める練習しなくてもいいんですか?

監督) 何?何て言った?

   私「お?言うねぇ~?あの子がキャプテンかな?」

選手A) クロスに合わせるタイミングを計っておきたいんで・・・

監督) 冗談言ってんじゃないよ!まずクロスだよ!クロスを上げることが先決だろ?クロスに合わせるのは、クロスが上がるようになってからだよ。キャプテンがチームコンセプトに忠実にやらないでどうするよ?

選手B) 監督・・・サイドからばっかりじゃ、跳ね返されてばかりなんで、たまには中で勝負してもいいと思うんですけど?

   私「そうだよ!当たり前だ!言ってやれ!君は正しいぞ!」

監督) なぁ・・・変な色気だすんじゃないよ!チームコンセプトにそんなのがあるか?レギュラー落とされてもいいんだな?コンセプトはサイドだ!あれほど口を酸っぱくして言っただろう!

選手C) 監督・・・スペースが空いてる時だけはサイドで時間を掛けずに中でスルー通せますよ。

   私「そりゃ、そうだ。選手なんて本能でスペース空いてたらボールだすよな・・・」

監督) チームコンセプトが大事なのか、練習でスルーを通すことが大事なのか、ここではっきりさせようか!?もちろんそれってレギュラー代わる覚悟で言ってるんだろうが・・・。

監督) いいかぁ~!?チームコンセプトを蔑ろ(ないがしろ)にするやつは、試合でグラウンドに立てる資格はないんだぞ!

監督) ほれ~!チームコンセプトのクロスをあと10本!
監督) チームコンセプトワンツーだ!
監督) チームコンセプト~~~!コンセプトでサイド抜け~!
監督) チームコンセプトチェイス~!チームコンセプト速攻!チームコンセプトだぁ~!
監督) コンセプトクロ~~ス!クロスコンセプト~~!

選手A)選手B)選手C)選手D)
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・なぁ?サッカーってクロス上げたら勝てるスポーツだったっけ?
選手E)
ゼェ・・・ゼェ・・・ゼェ・・・違うよ。チームコンセプトを守るスポーツさ・・・!


私は思った「駄目だ。こりゃ。」



エピローグ
私は非常にこの練習風景が印象深かったので、5ヶ月後、この高校が大会でどのような戦績だったのか?を確認してみた。結果は3戦3敗。記事の片隅にこの高校の監督の談話が載っていた。

「チームコンセプトはしっかり機能していたと思います。いいクロスもかなりあったし。ただ、残念ながらそのクロスを決めきれることが出来ませんでした。このチームはそこから先の課題を解決するには時間が足りなかったのかな・・・という思いはあります」

【教訓その一】
後悔しないうちに、皆で「チーム・コンセプト」をもう一度考えよう!!

posted by 読裏クラブ |20:47 | 日本代表 | コメント(9) | トラックバック(0)
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2010年02月06日

東アジアサッカー選手権 「中国戦」をどう見るか?

本来、このレベルの大会の試合では「採点」はしない方針なので、個々の採点は今回は控えさせていただきます。が、ちょっと感想だけを二言三言だけ・・・。


東アジア選手権の第一戦、対中国戦が行われました。
と、いうより、W杯への練習試合の2試合目が終わりました。

2試合やって「0-0」が2つです。

これをどう見るか???です。

「完封試合」を2試合連続で実現させた「守備意識の高さ」と「チームコンセプトの完成度の高さ」と見るのか?

「2試合で連動は【0】」、「2試合で見るべきところは【0】」、「2試合で攻めの形は【0】」「2試合で遠藤が全然生きていない」「2試合で大久保がかなり酷い」「2試合で○太が相当ノロい」という風に見るのか?

まぁ、人それぞれでしょう・・・。

いずれにせよ、まだまだ立ち上がったばかりです。

いずれにせよ、まだまだ選手はオフ明け同然の状態です。

いずれにせよ、まだまだ「海外組」もいません。

いずれにせよ、まだまだ時間はあります。

なんてったって、たかが練習試合です。

今日は寒かったし。



って・・・


じぇ~んじぇん、言われへんやん!!!



1)ダイレクトのパスが3本以上続きません。

2)ダイレクトがないので全部トラップするところを狙われてます。

3)そのトラップがでかくて全部セカンドタッチが要るので、そこで足を入れられます。

4)足を入れられても身体のバランスが保てないので、全部倒れます。

5)倒れても笛が吹かれないので、すぐに立ち上がって全力でボールを追いかけます。

6)すぐに全力でボールを追いかけてるので、マイボールになったときに適切なポジションが取れません

7)それを90分間続けてると

8)そりゃ、誰でもしんどくなるので、プレーに余裕が生まれません。

9)プレーに余裕が生まれないと回りが見えなくなります。

10)回りが見えなくなるとボールを貰ってから回りを見てしまうのでダイレクトのパスが出せません。

で・・・1)に戻ります(苦笑)。

これを経済用語で「負のスパイラル」と言い、金融用語で「デフレ・スパイラル」と言い、サッカー用語で「ボロボロの試合」と言います。

この状況を別の言葉で表現すると

「今の代表は、どんどん加速度的にヘタになっている」

ということになります。

まぁ、海外組が戻れば大丈夫です。
まぁ、レギュラーがちゃんと入れば大丈夫です。
まぁ、・・・・

と、思って振り返ったら、

今日のスタートのメンバー・・・、ほとんど本大会用やん!!!???
ミエミエのテスト要員とか、「掘り出しもん探し」という面子は一人もおらへん・・・。
先が思いやられます。

まぁ、救いは「稲本」が復活したぐらいかな。


PS 
それにしても中国、ごっついプレースタイル変わったよなぁ~。あのサッカーで成長した中国と4年後の予選で当ったら勝てる保証なんかどこにもあらへんよ!

posted by 読裏クラブ |21:42 | 日本代表 | コメント(18) | トラックバック(0)
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2010年02月05日

「プリウス」のブレーキが利かないと「トゥーリオ」がACミランに移籍することになる話

世間では「プリウス」のブレーキで騒がしいです。「好事魔多し」とはよく言ったもんで、プリウス旋風で闊歩していた「TOYOTA」が、一転そのプリウスのお陰で窮地に立たされようとしています。何でも一気に1500億とも1800億ともの「営業利益」(←利益でっせ!?利益!売上高とちゃいまっせ!?)がすっ飛ぶ計算になるらしいです。

この額はその辺の会社ならそれこそ「青息吐息」で、もしかしたら「御家取り壊し」になるかもしれない事態です。さすがに「TOYOTA」さんだけあってそこまで逼迫はしないでしょうが、それでも絶対「痛い」ことには変わりはないでしょう。

そこでいずこも同じ・・・で、TOYOTA内では緊急会議が開かれ、緊急経営方針の元、緊急招集がかかり、緊急臨時営業方針が出ることでしょう。これは想像ですが、世間の常識から言ってこの「緊急四連荘」はかなりの確率で発生するものと思われます。

すると、緊急の連鎖反応が起こり、胸にTOYOTAのロゴが燦然と輝くあのクラブにもその波は押し寄せてくるということも決して可能性がないではありません。

つまり、財政緊縮です。もっと言うなら節約志向、はっきり言うと経費圧縮、ぶっちゃけ言うと「金ださへんで!」となり、もしかしたら「金返して」作戦とか「まず換金しとこ・・」作戦が敢行されるかも知れません。

ただでさえ、「ACL」を見越した「大量補強」を大枚はたいて強行したのに、ACLは飛んじゃうわ・・・で、戦力的には余剰気味と外部が見て取れる状況にあるわけです。

そこで、やはり、こういう時は世の常で、そういう対象になってしまうのが、「外部雇用」となる人達。ここで言うところの「ガイジンサン」です。

加えて、こういう時はちょっとインテリっぽい、スマートそうな少し年齢的にも高い人間に噛んで含めて説得します。

そう・・・。ここでいうならケネディ。なんかがそれに当ります。可哀相に。。。

「俺たちに悪気はないんだよ。。。何もかもが巡り合わせなんだ。。。運が悪かったんだよ。。。プリウスのブレーキさえちゃんと利いていたらこんなことにはならなかったんだ。。。恨むならクラブではなしにプリウスを恨んでくれたまえ・・・」とかなんとか経営幹部に言われてね。

すると、このクラブは柱となる長身FWのポストプレーヤーを失うわけですが、そこは転んでもただでは起きない大トヨタさんグループです。ちゃぁ~~んと次の次善の策という奴を持っておりまして、別の男にはこう噛んで言い含めるわけです。

「僕達が君を迎え入れたのは、DFとしての能力はもちろんだが、君の類稀なるその攻撃能力と攻撃のスプリットなんだよ。つまり君のFWとしての能力なんだ。だからこそ、あのケネディを断腸の思いで斬ってまで君をFWにコンバートしようとしているんだ。解かってくれるね?今年開幕から君が大爆発して、もしかしたら代表でもFWを務めるようになって、それで君がもしW杯で得点王にでもなってごらん?君はもう半年後にはもしかしたらミランやレアルの一員になっているかもしれないんだよ?どうだい?この話・・・受けてくれるね?」とかなんとか言ってね。

その後のことは神のみぞ知る・・・

これがフットボール界で後々の世にまで語り継がれることになる
「プリウスのブレーキがトゥーリオをミランに送り出した」という有名な逸話の真相でした。

現代版の「風が吹けば桶屋が儲かる」やね。



え?ちょっと違う?

う~ん・・・それは皆さんの感覚と私のコメントの動きとが「少しずれている」だけで、特に安全性には問題はありません。


posted by 読裏クラブ |20:15 | Jリーグ | コメント(13) | トラックバック(0)
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2010年02月03日

サッカークラブの新入団選手の「呼称」と「お披露目」について

フットボールでクラブに新しく入ってきた選手を正式には何と言うのでしょ?ヨーロッパ辺りでは「移籍選手」=「新しい選手」でも間違いではないんやろう。だいたい新人選手なんてのは「昇格」とか「その他」のカテゴリーに入るはずで、カンテラがしっかり組織されてるクラブで大物大学生なんてのがいきなりトップチームに入るなんて考えられない環境やから。いわゆる鳴り物入りの補強選手ともなるとほぼ「移籍」という形で入ってくるからね。南米に至っては「新人なんていつ入っていつ辞めていったかも解らん」ぐらい控えというか下部というか若手がゴロゴロいるイメージやし。

で、我々日本のJリーグはどうか?そろそろ「超高校級」とか「大物新人」とかの表現は少なくなったとは言え、まだまだスポーツ紙などのフレーズに「新入団選手」みたいな書かれ方が見受けられます。

だからこれと同じ要領で大物移籍選手までもが、新しく「新入団」とか言われているみたい。いや、そういう表現を使うプレスってまだまだあるよね。

ど~~~~~~ぅも、この「新入団」という表現が僕には昔っからしっくり来んのですよ。いわゆる「プロ野球」の世界の用語を「まんま」使われているみたいで、「入団やないやろ?」「クラブは団とちゃうで!」と一人で毎年この時期に誌面に突っ込んでます。

どなたか博識で聡明で温厚なお方。

フットボールクラブに新しく入ってくる選手をどう呼べば好適なのか?をお教えいただけないでしょうか?



それと、もう一つ。今回ここでは敢えて「新入団」という表現を使うとしても、その「新入団」のお披露目の仕方。これも僕的には「もうちょっと一工夫できんもんかいなぁ~」と、思うこの頃なわけです。

割り切って「ホテルの会見場」や「クラブのプレスリリーススペース」で、ユニフォームを胸に当ててというか、ちょっと脇へ持ち上げて、「ニッコリ・ハイ・ポーズ」というスタイルで、フラッシュをパシャパシャ浴びて、抱負を一言二言述べてというのなら、それはそれで物足りなさは感じるものの、納得感と安心感、あるいは「お定まり感」があります。

でも、その「物足りなさ」もあるのか、何でも「海の向こう」に倣えとなってるのか、最近はわざわざホームのスタンドにで何千人もが集まって、ピッチに(新入団の)選手が出てきて、ユニフォーム姿で手を振ったり、ボールをポ~~ンと蹴りあげたり、というパフォーマンスが目につきます。最近ではフロンターレの稲本なんかが記憶に新しい(多分この走りは「浦和に入った時の高原」がそれだったように思うんだが・・・)

皆さん、これを見て、こう思ったことありませんか?

「何か・・・ちゅ~~とはんぱやなぁ~~」って。

もっと言うと、似合わんのよね。日本人にああいうパフォーマンスって・・・。

いや、見ている私が日本人やからそう思うのかもしれん。現にこの前「ロベ・カル」の入団発表が同じスタイルであったけど、「え~~?これだけのために、スタンドに入る(入れる)かぁ~?しかし・・・」って思っちゃったもん。


「そんだけ言うんやったら、読裏さんは何か代替案は用意してるん?」といつものようにいつものごとくご質問する方々へ・・・。

ええ。一個だけ考えてます(苦笑)
ちょっと奇抜やけど、ちょっと「ええんとちゃうのん?それも・・・いっぺん見てみたいな」ってやつを(苦笑)

「それなら早く言いなよ!」って?

ええ。それでもええのですが、今回はちょっと「ウェイト」戦術で、数日後にそのアイデアをアップさせていただきます。それまで、どなたか「知恵の回る」方がいらっしゃったら、僕と一緒に一考して、「クラブ営業企画部長」になったつもりで、ええセレモニーのアイデアとプランをプレゼンしてみてくださいませ。

どっちの案が「企画会議」に通るか・・・コンペと行きましょうや。

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posted by 読裏クラブ |20:30 | Jリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年02月02日

2月の日本代表強化・【一石二鳥案】

少しご無沙汰しておりました。が、その間にもはや2月。プロ野球はいよいよキャンプイン。です。

2月1日は昔からプロ野球の元旦の日とされ、取材記者もベテラン記者の若い頃はこの日だけはスーツ姿で取材をし、それがまた「プロ野球を知っている男」というブランド力を高めていたという話も聞きました。そしてキャンプインは各球団の新戦力物見や新メンバーのご登場の場でもあります。もしかしたら新しいユニフォームのお披露目の場になるかも知れません。

いずれにせよ、「さぁ!今日からいよいよ新しいシーズンが始まるぜ!スタートだぜ!」というメッセージが十分に発信されて、一種の風物詩になりえてます。こういうのってええよね。スポーツの種別に限らず、こういう「毎年やってくる・・・」というもの、「例年の伝統的な・・・」というものは私は結構好きで大事にせんとあかんのではないか?と思っています。

対する(対するという気持ちはさらさらありませんが、一応常套句というか流れでね・・・)フットボールはどうか?各クラブの新体制発表もほぼ出揃い、新戦力での相互理解や連携を深めていく上で、またこれからの一年間を闘っていく体力を身につける意味でもこの2月は大事な時期でもあります。

でもフットボールの場合はそれだけではありません。やはり、非常に重要な「代表」という存在があります。3月の開幕に向けて、ひたすら各クラブが、個々の選手が、自身を鍛え上げるというだけではなく、日本という国のフットボールを鍛え上げるために、日々代表はその成長と前進を持続させなければなりません。

それがまた難しくもあり、面白くもあるのですが。

その代表の試合が2月に4試合も組まれています。選手のためにはどうかはさておき、代表のためにはこの4試合は非常に貴重な位置づけとなるでしょう。

が・・・その対戦相手は・・・

ベネゼエラと東アジアの3ヶ国です。

現在海の向こうでは、アーセナルやマンUやチェルシーが・・・、レアルやセビージャやバルサが・・・、ユーベやミランが・・・、凌ぎを削ってます。もう毎週がハイレベルな戦いを続けている、まさに佳境です。

そんなときにこの4つの試合の対戦相手の名前を見ると、ちょっと「・・・」という気持ちになります。

ぶっちゃけて言うと
「金で呼べる南米」と「近場の連中」との親善試合。もっと言うと練習マッチです。東アジアでの韓国辺りは「そうやないやろ?」と言えるのかも知れませんが、彼等だっていつでもどこでも日本と聞いただけで「ガチ」になるのはちと昔のことなんじゃないでしょうか?


【平日の火曜に大分でベネゼエラ】

大分の方々には大変申し訳ないが、これにどんな意味があるん?って思います。

興業の匂いがプンプン。
やらせ感がプンプン。
だから僕もプンプン。
です。

「ほんならお前はどうしたいって言うねん?」
と、お聞きになられる方に・・・私案の試案を思案しました。

それは、せっかくの2月。毎年せっかくのクラブが強化モードに入る今だからこそ、新しいチャレンジや新しいトライに積極的に動いていける今だからこそどうせなら・・・。

「日本代表」vs「Jリーグ選抜」。とか

「日本代表」vs「鹿島アントラーズ」とか

「日本代表」vs「ザスパ草津」とか・・・。

「プチドリーム」な、それでいて「プチガチ」な試合を組んで代表もクラブもこの試合を通じてお互い自分達の完成度や達成度を確認する試合を組むというのはどうでっしゃろ?

「ああ・・・今年ももう2月かぁ~。早いよなぁ~。え?今年は「代表」は「リーグ選抜」と「名古屋」と「岡山」とやるん?確か名古屋はまだ代表とはやってなかったよな?今の代表の○○って、去年の2月に「リーグ選抜」でこの試合に出て活躍したから代表に入ったんやもんなぁ~」なんて。

この「代表」vs「○○○」という「練習マッチ」兼「興業マッチ」兼「代表生き残りマッチ」兼「代表椅子獲得合戦マッチ」兼「代表監督よ!俺もおるぜ!どうや?マッチ」を2月に3試合、毎年やる!

ねぇねぇ、CXさんよ。その毎年の権利を持つ方が数字取れると思うなぁ~。


これ どう?



posted by 読裏クラブ |00:06 | 日本代表 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2010年01月28日

J2白書

突然ですが、現在書店その他にて「J2白書 51節の熱き戦い」が好評絶賛発売中です。皆さんはもうご覧になりましたか?300頁余あるんですが、そんなボリューム感を感じず、一気に読めそうな構成になっています。

J2クラブの各担当ライターが1年間自分達のクラブとともに過ごし、感じ、戦った(?)日々の思いや日常を綴った本です。もちろん各クラブ(当然ながらJ2)の情報も満載されております。

これを読むと、「J2」の過酷さがまざまざと伝わってきます。何といっても51節やからね!週に1回試合したら1年間かかる数やから。でも、読むと「J2」のひたむきさ・・・と、「J2」の面白さ、そして厳しさがひしひしと伝わってきます。

もしかしたら「J2」こそ、ホンマのJリーグかも知れん・・・って。
「J2」から見たら「J1なんてヌルイ」かも・・・って。

サッカーを愛し、サッカーに挑み、サッカーで生きる・・・。J2での生き様。
みなさんも是非一度ご一読あれ!お奨めです。


ええ。今回は完全に宣伝です。
この本に僕が応援している人が記事を載せてるもんで・・・。

宣伝コピーはこれです。

「世界で唯一のONLY【J2本】!読まなあかん!」

posted by 読裏クラブ |20:33 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2010年01月26日

Jリーグの日程を決める「日程君」の現場を見学しました。

「Jリーグの日程を決める人」が実は機械君(いわゆるソフト)で、その名も「日程君」と呼ばれている・・・と、いうことを恥ずかしながら、この私(わたくし)、初めて知りました。

「え~?サッカーのブログやっててそんなんも知らんかったん?」と、仰る方々に一言。

ええ。「じぇぇ~んじぇん、知りませんでした」。

どう?これ。この潔さ。清々しいでしょ?知らないことをちゃんと知らないと言える勇気・・・だけは皆んな持っておこうね!知らんのに知ったかぶりする男ほど、見ていて滑稽で哀れなもんはないから。だから、僕は本当に自分の人生訓でかなりの優先順位をつけてこれを守っています。

「知らない(かった)ものはちゃんと知らない」と言える人間でありたい!と。

これ、僕の「男の美学」です。

別の言い方なんですが、僕のモットーとしてあるのは、「知らんことは格好悪いことではない!知ろうとしないことこそ格好悪いことや!」です。だからいつでも「知らんから教えて!」と平気で言える人間でありたいと真に思っています。

そこで、「知らんかったら知ろうとする」人生訓を実行するために、私はこの「日程君」の仕事内容とその機能と能力を勉強しようと、日程君の現場に潜入・見学してきました。

人生訓ならぬ日程君です(しょうもな・・・)


それでは見てきたまんまをリポートしてみましょう。題して「働くおじさん」ではなく「働く日程君」


尚、日程君と同じ場所で働いていた男の人は日程君にデータを入力するオペレーターさんでした。以下が日程君とオペレーターさんのやりとりの一部です。※日程君には会話する能力はありませんが、僕が横で見学していたら、そんな風に答えているように見えたんで、この部分だけ私が代弁させていただいております。

それでは現場の再現映像をご覧下さい

オペレーター 以下オ)

オ) さぁ~てと・・・。今年もそろそろやろかぁ~。

日程君  以下 日)

日) ハイ・・・。ジュンビ、オッケーデス。

オ) 今年は3つ落ちて3つ入ったからまずそのクラブの本拠地の入力からやな。

日) データニュウリョクカンリョウデス。

オ) おっと、今年はそれに、「開幕当初盛り上げカード」というファクターが入るからっと・・・。

日) エ?ナンデスカ?ソノ「カイマクモード」ッテ・・・?

オ) 開幕モードやないがな!開幕盛り上げカードや!何聞いてるねん!

日) スミマセン。。。ヒサシブリナンデ。。。

オ) まぁ、ええわ。9カード組むうち、最低3カードは「おお!?最初っから贅沢なカードやな?」と、思わせるカードを実現させるプログラムや

日) ソンナ、プログラム・・・ワタシニハ、ハイッテイマセン。

オ) だからぁ!俺がそれを今入れるんやないか!?ほれ!!

日) ウウ・・・コレガソノプログラムカ・・・!

オ) ああ。そうや。今年は6月にW杯があるから、J中断の直前カードはそれなりに盛り上げんとあかんし、そのデータ入力とプログラムも走らせんとな。

日) エ?ナンデスカ?ソノチュウダンモリアガリ・・・コレモワタシノソースプログラムニハアリマセンガ・・・

オ) だから!それも今から俺が放り込んだるから!黙ってロードしたらええんや!

日) ウウ・・・コレガ・・ソノプログラムカ・・・。ハシラセルノニクロウスルナ・・・。

オ) つべこべ言わんとプログラムを実行させたらええねん!え~っと、それからW杯が終わったらサポーターの目が4年間で一番肥える時期やから、リーグ再開の時はちゃんと実力が拮抗したクラブ同士で、伯仲する試合になるフラグを立ててと・・・。

日) ア!ソンナフラグデータヲ、カクノウスルエリアガ、アリマセン!

オ) 黙ってぃ!つべこべ言わんとやったらええんや!

日) ウウ。。。ハイ。。。

オ) あ、そや。夏休みに甥っ子が遊びに来るときに、サッカーが見たいって言ってたな。あの子はクラブ○○○のサポーターやから、この日にはちゃんと○○○がアウェーでここに来るようにしてっと・・・。

日) ソンナジッコウヲスレバ、エラーガオコルカモシレマセン!

オ) 誰に言うてるんや!機械は黙って処理せんかい!ほんま、機械のくせに文句の多いやっちゃで。

オ) 確か秋のこの連休の時期にあのプロデューサーから「数字の獲れるカードがあったら地上波で流しますよ」って、去年の暮れに銀座のあそこで頼まれてたから・・・。すると、この連休のこの日はこことここを対戦させて・・・と。

日) ソレハ、ツウジョウプログラムデハ、ジッコウデキマセン。ジッコウデキマセン。

オ) ええっと、あの人に頼まれてたあのカードをここのホームでやって、あの人のあの頼みはこれで、あの人が言ってたのは、あ~、そうか。こっちにこれを入力したら・・・っと。

日) ジッコウフノウ!ジッコウフノウ!プログラムエラーデス。デバックシテクダサイ!

オ) なんや?処理が遅くなってきたな・・・。これももう旧くなったかな?

オ) 最後の仕上げや。さぁ~って、優勝クラブの最後の盛り上がりをどうするかやが・・・。ま!こことこことここが残るようにだけセッティングして、あとはデータの組み替えで決めるようにさえしとけばええわ。3つのクラブのどれが優勝したって、ちゃんと「秘密のパーティー」呼んでくれる手はずにはなってるからな。ヒヒヒ・・・。あとの二つにはどうせ、全部「日程君」が決めてるから、やっぱり最後の最後のところでは僕では限界があるんですよ!ってごまかしたらええし。ほい!これで入力完了っと!さて、こいつが処理する間、ちょっと飯でも食ってこよっと!

日) マタンカイ!コンナンヤッテラレルカ!ボ○!


う~ん。さすが何千万も経費をかけた最新のソフトだけあって、日程君、実に見事な働きぶりでした。いやいや・・・感動しましたね。やっぱり「百聞は一見にしかず」とは良く言ったもんです。今回の現場は非常に勉強になりました。


それにしても・・・やはりコンピューターはあくまでコンピューター。データを放り込んで命令実行するのは人間です。僕、今度生まれ変わったら・・・

絶対・・・

「日程君のオペレーターになりたい!」


※このエントリーはフィクションで構成されており、当該団体や個人とは一切関係がありません。



posted by 読裏クラブ |21:10 | Jリーグ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年01月25日

Jリーグの日程を決めるのは誰?

早いもんで、年が明けた1月も、もう4週目に突入しました。来週からはもう2月です。早いねぇ~。で、2月は短いし、冬季オリンピックで騒いだら、あっという間に3月が来て、3月になればJリーグの開幕です(ちょっと強引でしたか・・・苦笑)。

そのJリーグの開幕戦のカードが先日発表されました。

カードの内容は、以下の通り(左がホーム)

鹿島  VS 浦和
F東京 VS 横浜FM
川崎  VS 新潟
湘南  VS 山形
磐田  VS 仙台
G大阪 VS 名古屋
広島  VS 清水
大宮  VS C大阪
神戸  VS 京都

です。

ちなみにこれを前年順位で表わすとこうなります。

1位  VS  6位
5位  VS  10位
2位  VS  8位
J2   VS     15位
11位 VS  J2
3位  VS  9位
4位  VS  7位
13位 VS  J2
14位 VS  12位

いきなり「鹿島」対「浦和」なんてのがあったり、「湘南」対「山形」なんてのも面白そうやし、「G大阪」VS「名古屋」なんて、開幕からある種「天王山」みたいなカードもあって、一見すると「目白押し」感が漂いますが、なんか冷めた目でこんな風に思うのは僕だけやろうか?「なんかバラバラやな。これって一体誰がどうやって決めてるん?」って。

例えば開幕は前年上位(組の上から)対前年下位(組の上から)という規則に基づき、1位-10位、2位-11位とか、あるいはもっと極端に1位-18位、2位-17位(17や18は当然今年はいないので、ここに昇格組が入るわけやけど)という組み合わせでカードを決めて、年の半ばに前年1-2位の対決があり、一巡して年の最終節がそのカードのホーム&アウェーの裏返しにする・・・というのも一つのやり方だとは思うんだけど。

「上位に入れば来年の開幕はホームで」という権利を自動的に与えるとか。プロ野球の「セ・リーグ」型の考え方ですな。

ただ、そうやって余りに「規則通り」に組んじゃうと、移動距離とか、ホーム側の特殊事情とかが絡んで、それなりに「動かす」ことになることは充分に考えられるわけで、それだったら最初っから「こっちを先にしてそれからこっち」とか「この日は駄目だからこっちの日でホームを」とか「この順番で逆算したら開幕はこことここ」とかもあるんだろうねぇ~。

そんなこんなを考えていたら、次の素朴な疑問に出くわしました。

「Jの日程って、誰が(何人ぐらいで)、どうやって(各クラブの事情をどこまで勘案して)、決めてるんやろ?」って。

プロ野球のカードもある程度の「恒例」や「パターン」はあるものの、やはり微妙にその年その年の事情を考慮して組み上げています。もちろん移動距離やパターンを考えてね。例えば東のチームが西へ遠征するときは、徐々に東に帰ってこれるように、九州⇒広島⇒関西という9連戦を組むとか。高校野球の間の阪神の遠征はあまりにも有名ですし。

Jリーグの場合は原則1週間に1試合とは言え、「前日には最低現地入り」という条件を考えながら、もう一つの原則である、ホーム⇒アウェー⇒ホーム~~~という順番を考慮すると、僕らが思っている以上に考慮する要素が絡み合って、ちゃんと組むのには人知れぬ苦労があるような気もします。

一年分がちゃんと組めて、一年分をちゃんと無事終了させたら、「スケジューラー」としては「スケジューラー冥利に尽きる」というか、一人で感涙で「一人酒」みたいな状況になっているのかも知れないね。

でも、もう一方では、「あっちを立てればこっちが立たず」「こっちにいい顔、あっちもいい顔」なんてことでは成り立たない世界かもしれないから、気の弱い八方美人タイプや優柔不断タイプでは務まりっこもなく、「俺がスケジューラーや!」みたいな厚顔と独断と傲慢の資質がなければ務まらないかも知れん。

例えば・・・

スケジューラー(以下 ス)

ス)「おう~!久しぶりやな!○○さんやないか?え?GWにホームで?ガンバとやりたいって?それ、自分、手ぶらでそんな話もってきたんか?」

とか

ス)「ほぅ~、この1ヶ月、遠征費を考えて、4カード連続でアウェーをこなしたいって?それ、自分とこの勝手で言うてるんやろ?皆んなそうしたいのを我慢して、ホームとアウェーを繰り返すんやで?全体のバランスが崩れるんやなぁ~・・・そんなこと一つが言うたら。ま!苦しい事情があるのは解かるし、考えんでもないけどな。スケジュール組むのは今からやから・・・。ところで、せっかく東京に出てきたんや!美味い「しゃぶしゃぶ」でも食いながらゆっくり話ししよか?今日は時間あるんやろ?」

とか

ス)「え?夏休みの○○祭りの日にホームを入れて欲しい?う~ん・・・そんな要望聞いてたらスケジュールなんか組まれへんのよね。ほう~~、こらまた高価なダイヤのネックレスやないか。え?うちの家内に?そんな~、気なんか使わんでええのに~。で・・・?その○○祭りっていつなん?」

とか

この手の会話がないともあるとも限らないが、ないとは言い切れないかもしれないという想像は難くないとは言えないこともないともないかもしれないこともない。

今年のJ1の全18クラブが、各々どんな順番で、どんな移動をしながら、一年を通じて戦っていくのか?を、スケジューラーの苦労を想像しながら見ていくのも一つの楽しみ方かも知れんね。

それにしても・・・人に言えぬ苦労があるとはいえ・・・僕、今度生まれ変わったら・・・

絶対・・・

「Jリーグのスケジューラーになりたい!」


※このエントリーはフィクションで構成されており、当該団体や個人とは一切関係がありません。

posted by 読裏クラブ |20:46 | Jリーグ | コメント(9) | トラックバック(0)
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2010年01月22日

小野伸二の脳内年齢は何歳?

「清水新体制」の発表があり、新たに清水に移籍した「小野」のコメントがプレスを通じて発表されました。「男はこれから」とはまた新鮮で心地よいコメントです。僕らのようなもう絶対に現役選手には戻れない年齢から見たら「おう!そやそや!30歳なんて今からやで!」と、思わず応援したくなる小野の表情でした。

ところで、小野ってまだ30歳なんやね?なんかまったく僕の「脳内年齢」と違ってました。もう彼って僕の中では「36歳~37歳」ぐらいのイメージがあったんやけど。29歳の時点でW杯にもう3回も出て、国内や海外で複数のクラブを経験して・・・。大昔から第一線のトップクラスのスーパースターで、プレーの内容も既にもう「老成」の域に入って・・・というイメージがね。

この「脳内年齢」って結構大事やと思うなぁ~。

いつまでも「若手」と見られる選手と、いつでも「ベテラン」に見られる選手と。
もちろん選手は年齢で判断されるものではなくって、肉体的な能力を始めとして、アスリートとしての総合的な能力で判断されるんやけど、「彼ももう歳だからなぁ~」って、「どうせなら若手を使おうかなぁ~」なんて、ちょっとでも監督のイメージにそれがよぎられたら、損やもんね。

もしかしたら「若手」と思われた選手が28歳で、「もう歳=ベテラン」と思われた選手が27歳なんてこともなきにしもあらずかもしれずかもしれず・・・。



ちなみに僕の「脳」の中での「脳内年齢」をちょっと覗いてみていただくと

●いつでも年齢高組=昔からベテランの4文字が似合いそうな選手 
・遠藤 ・楢崎 ・伊東(輝) ・駒野 ・今野 ・藤本(主) ・宮本(恒) ・山田(卓) ETC

●いつまでも年齢低組=いつまでも元気な(そして成長中の)若手というイメージの選手
・川口 ・田中(達) ・前田(遼) ・本山(雅) ・中村(憲) ・山瀬(功) ・佐藤(勇) ETC

てな感じです。あ・・・冒頭の小野はもちろん「ベテラン」ね。
(注)あくまで僕の脳内イメージ年齢ですんで、誰が何歳か?は、まったく確認しておりません(苦笑)



皆さんの中でも特別な「脳内年齢」の高い選手と低い選手っています?



posted by 読裏クラブ |20:00 | サッカー ヨモヤマ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年01月20日

今年初めての「悪魔」と「天使」の会話

人は誰でも二重人格である。
一人の人間の中には、あらゆる葛藤がある。

「愛情」と「憎しみ」
「熱き心」と「冷たき心」
「慈しみ」と「蔑み」
「悪」と「善」
「強気」と「弱気」

それを人は「悪魔」と呼び、それを人は「天使」と呼ぶ。
そう、我々の中には、必ず「悪魔」と「天使」が同居しているのだ。

で、今年初めての「悪魔」と「天使」はやはりこの男の元に降りてきたようである。

ボード上でマグネットを動かしながら一人頭を捻っている男がいた・・・(以下 男)

男)う~ん・・・。ここをこうやれば、4-3-○-○になるんだが、そうすると前が1枚足りないしなぁ~。でも4-2-○でここにこれを動かすと・・・う~ん。。。これは一回やって失敗したし・・・。やはりこの「4」から動かさなければならないのかぁ~・・・。これをこうして、ここがこう・・・。う~ん。

悪)おう、おう!またやってるんやな!?

男)え?また?またあの声か?

悪)「また?」とはえらいご挨拶やないか?こう見えても俺様もそれなりにこの世界では名が通ってるんやで?

男)あ、いや、そういう意味では・・・。でも君は僕が悩んでいる時に限って現れるんだな。

悪)あったり前やないか?俺はアンタの中に棲んでるんやで?俺はアンタの一部であり、アンタは俺の分身でもあるんや!アンタと俺はある意味一体なんやで?

男)そうか。でも、それなら、僕の悩みを聞いてもらってもいいよな?

悪)もちろんや!何でも俺に言うてみ!何をそんなに悩んでるんや?さっきからマグネットを動かしてばかりいるやないか?何やこれ?ほぅ~、名前付きか。どれどれ?え~っと、これは「俊輔」、これは「遠藤」、これは「内田」って書いてあるな。

男)そうだよ。選手の名前なんだ。

悪)で?これをこっちにカチャチャ、そっちにカチャカチャ動かして、悩んでたんか?

男)いわゆるシステムと連動性のシミュレーションだとか、応対能力の問題だとか、チームの課題の克服なんかをこれを動かしながら確認するんだ。

悪)なんや、それやったら悩む必要もないやないか?ちゃうか?

男)それはそうなんだが、実はどうしても試してみたいオプションがあってね。

悪)だから、情けないやっちゃなぁ~・・・。自分が試したかったら試したらええやないか!?

男)うん。。。まぁ・・・。。。それはそうなんだが・・・。

悪)何や何や~!煮え切らんやっちゃなぁ~・・・。何を躊躇してんねん?

男)実は、ここだけの話なんだが、その試したいと思ってたオプションが、ある有名な雑誌に載ってたんだよ。

悪)・・・で?

男)そのぉ~、つまり、僕がそれを試したら「雑誌に載った案を本当にあの男は使ったぜ!?」って、ちょっとその、何て言うか、だから、いわゆる・・・

悪)はっきり言わんかいな!

男)う。。。うん。。。だから、その馬鹿にされるんじゃないかって。かりそめにも代表の監督が雑誌に載ったオプションをまんま使ったぜ!って。「人真似監督」とか言われるんじゃないかって。「自分がないんじゃないのか?」って。でも、違うんだ!あの雑誌が出る前に僕はそのオプションを考えてたんだ!これは本当なんだ!

悪)それはどういうオプションなんや?

男)うん。ほら、見てくれ・・・。ここがどうしても「余る」んだよ。これと、これ。で、これも使いたいからこうすると・・・ほら、ボードに載っているマグネットの数は12個にもなってしまうんだよ(苦笑)。

悪)そら不便なことやな。で?そうなったら1個外すしかないよな?

男)そうなんだが、実は試したいというのは、その外すのは、この「4」つならんだ一番右側で、ここを外してこの「長谷部」って書いてあるだろ?このマグネットをこの4つの中に入れてみようかと思ってるんだ。

悪)今までやってこなかった外し方になるな?それにこの「内田」ってのは自分のお気に入りで外したことなかったんやないのか?それを外してまで「長谷部」をここに置きたいんやな?

男)置きたいというのはちょっとニュアンスが違うかな。ここに置いた方が彼も生きるし、ここの、これ・・・「稲本」って書いたやつがあるだろ?これを使えるんだよ。それに「長谷部」がチャンピオンズリーグで担ってた仕事は充分にこの右サイドの仕事をこなせる内容だったんだ。まして、一番大事な相手のロッベンやファンペルシーなんかと正対するには、より身体的に対応できる「長谷部」の方がいいと思ってるんだ。

悪)それならそうしたらええやないか?

男)そうなんだ。そうなんだけど、う~ん・・・。「サル真似」とか言われるかもしれないし。あ~、あの雑誌にさえ載っていなかったらなぁ~。

悪)あのな。考えててもしゃあないやろ?よっしゃ!ここは俺様が知恵を貸してやるわ。いっぺん冷静になろうやないか。ええか?これは「ゲーム理論」というて、立派な学問の分野なんやで。つまりこういうことや。もしこの長谷部を右で使ったとして、結果は?○か×かの二つに一つやな?

男)ああ。たぶんそうなるだろうね。

悪)よっしゃ。ここまではええな?次に長谷部を右で使わへんケースもあるわな?つまり現状維持や。その場合の結果も○と×があるよな?

男)その通りだね。

悪)すると・・・君に与えられる結果はこの4通りの中のどれかになるわな?で?この中でまず「使う」ケースを考えよか?使って×だったらどうなる?

男)僕は叩かれるだろうね。多分。「人真似して失敗しよった!」って。

悪)なるほど・・・。えらいまた自虐的やな。じゃ、使って○だったら?

男)×だった時ほどは叩かれないだろうが、それでも「雑誌に載ってたからそうした」っていう誹謗というか「今度はどんな真似をするのか?」なんて中傷は避けられないだろうな。

悪)つまり?

男)つまり僕にはどっちにころんでも「称賛」はないってことになる。

悪)そうやな。そうなるわな。この論理で進めていったら、君が称賛されるのは「現状維持」で結果が○になった時だけや!そやろ?現状維持でも結果が×なら・・・それは言わんでもええわな。

男)そうか!そうだね!つまり、長谷部を右サイドで使っても僕には何のメリットもないんだ!?なんだ!簡単なロジックじゃないか!

悪)ようやく気付いたようやな?これが「ゲーム理論」や!解かるか?

男)ありがとう!なんだか気が楽になったよ!

悪)まぁ、礼は要らんで。お互い持ちつ持たれつやからな!

男)うん。わかったよ。変な迷いで自分を見失うところだった。このまま現状維持でいいんだね?

天)待ちなさい!騙されたらだめです!

男)え?またこの声だ!貴女も・・・。貴女も私の中に棲んでいるというのか?

天)もちろんそうです。私は貴方の情熱の表れであり、貴方の勇気、信念、希望の表れでもあるのですから。

男)その貴女が僕に何を?僕が騙されているって?

天)何故、自分を信じないのですか?自分が目指す途を見つけたら何故そこへ向かって進まないのです?

男)だって・・・僕には何のメリットも・・・

天)メリットですって?貴方はメリットでその職を受けたのですか?貴方の目指すものがあったからでしょう?今貴方が求めているものはメリットなの?称賛を浴びたいから?そうじゃないでしょう?自分の信念を貫いて、自分のフットボールで皆を歓びの中に導きたいからでしょう?

男)も・・もちろん、もちろんそうです!その通りだ!

天)それじゃ何故人の目を気にするのです?人真似でもいいじゃないの!芸術は模倣から始まるのですよ。非難を浴びても中傷を受けても構わないじゃないの。貴方が正しいと思うことを実行に移すべきです!

男)た・・・確かに・・・言われてみれば・・・。

天)貴方はそれを見送って後悔しないと言いきれるのですね?

男)いや。。それは。。そうではないです。。後悔するかも知れません。。

天)それなら迷うことはありません。貴方が信じたこと、貴方が考えたことを実行に移すのです!

男)つまり・・・長谷部を右サイドで使えと・・・。

天)マガトも同じことを言っていたんですよ。貴方が考えてもまったく不思議ではありません!

男)でも、これは雑誌に・・・

天)雑誌が出る前に考えていたんでしょう?だったらそれでいいじゃありませんか?貴方は人の目を気にして選手を選ぶの?選手のポジションは世間の目で決めるのですか?

男)いや!そんなことはない!僕は自分のサッカーを信じている!自信があるんだ!

天)だったら・・・長谷部を右で使うのです!今からでも遅くはありません!

悪)遅い!まったく遅すぎるで!それにもし長谷部を右にしたら内田はどうなる?完全に死ぬんやで!?もう長谷部を元に戻しても内田が平穏な気持ちでプレーできるはずがないやないか?そんなリスクを冒す必要がどこにあるねん?

天)リスクというのは常につきまといます。それに選ばれた11人以外には大なり小なり精神に大きな負担を負わせているのですよ?

悪)今、そんなことをしたら、それこそ「今まで何やったんや?まだこの期に及んで自分のシステムも決められへんのか?」って選手が動揺するやろ?動揺だけならまだええで。選手がアンタに不信感を抱く可能性だってあるんや!それを見越してもやるってゆうんならやったらええがな。

天)そんな誘惑や脅しに屈したらだめです!確固たる自分の信念は邪悪な感情に打ち克てる力があるはずです!

悪)邪悪やない!常識や!常識的な物の考え方を言ってるんや!

天)信念を貫いて長谷部を右で使ってみなさい!

悪)あ○!やめとけ!後悔するで!

天)やってみるのよ!

悪)やめとけ!

天)やってみなさい!使うのよ!

悪)後悔先に立たずや!止めるなら今のうちやで!

天)やりなさい~!

悪)やめとけ~!

男)ああああ~~!止めてくれ~~!まただ!君達が出てくるとアタマが混乱するんだ!長谷部を右で使いたい。でも長谷部を使えばそれなりのリスクが・・・。長谷部でない長谷部ならいいんだが、それでは長谷部でなくなるし・・・ああ~どうしたらいいんだぁ~~?

男)!!!!

男)そうか!!そうだ!!長谷部でなかったらいいんだ!どうしてそれに気付かなかったんだろう!昔、仰木彬さんが「鈴木」を「イチロー」にして、彼を一流に育て上げたっけ。だったら僕も長谷部を「ベーセハ」にすればいいんだ!そうすれば、僕も後世に名が残る名監督になれるかもしれない!いや、「ベーセハ」よりももっと強そうで巧そうな名前の方がいいな。「ベーセハルド」なんかはどうかな?いや、やはり渋く「ベッセハッチ」なんかでも。でも、イメージ的にはやはりガットゥーゾのような削り屋の要素も入れたいし。うん!「ベッセーハ」の方がいいな・・・うん。ちょっと発音も似ているし。よし!決めた!これで誰も僕を「雑誌の真似監督」なんて言わせないぞ!なんと言っても「ベッセーハ」は僕のオリジナルな案なんだから!よ~し!いくぞ~~!明日から「ベッセーハ」だぁ~!ガハハハハハァ~~!

悪)天)・・・・ダメだこりゃ。

悪)終っとんな・・・。

天)ええ。相当なもんね。もうノ○ローゼ一歩手前なんじゃない?

悪)ちょっと悪いことしたかな。

天)まぁ?悪魔が仏心だしてどうするのよ。

悪)ちょっとこの男に長居し過ぎたかもしれんな。

天)そうね。それだったらちょっとヨーロッパの方に行ってみない?

悪)ヨーロッパ?どにに?

天)フランスよ。いや、今はバルセロナにいるからスペインね。

悪)おう!もしかしてあの男の所かい?

天)ええ。どうも「手」のことで悩んでるらしいの。

悪)面白ろそうやな。よっしゃ!決めた!行こ行こ!

天)それじゃ・・・

悪)天)ヒュルルルルゥ~~~






posted by 読裏クラブ |22:35 | 悪魔と天使の会話 | コメント(8) | トラックバック(1)
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