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17.11.10 「阿部のチーム」からの脱却を & お知らせ

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 寒くなると腰やら肩やら肘やら、とにかく関節が痛んで仕方ない。  我が栃木県は宇都宮では初氷を観測した11月の初旬から中旬に移り行く頃合い、巨人は宮崎での秋季キャンプの折り返しどころへとやってきた。  若手を中心にまさに地獄の秋キャンプを敢行しており、脱落者も出てしまった。だが、若手の突き上げもなく、ベテランもさすがに年齢的にもう限界だと露呈、久方ぶりのBクラス・四位に終わったシーズン直後だけに、当然だろう。

 頭をよぎるのは79年の巨人。五位に終わったシーズン直後、静岡県は伊東で長嶋監督以下、若手20人弱がもはや首脳陣へ反抗する意欲すらなくした、かの「地獄の伊東キャンプ」の存在である。 あの時のような常軌を逸する厳しさはないにしても、今年の秋キャンプは相当厳しいものになっており、平成の巨人史の中では三本の指に入るといえよう。

 若手の育成と同時に、もう一つの課題は「阿部のチーム」からの脱却ということ。原監督が「このチームは阿部、投手では内海のチームだった」と話したのは12年の優勝インタビューでのことである。  あれから早五年の月日が流れ、来年で六年である。その当時33歳だった阿部が、38歳、来年は39歳のシーズンを迎えるが、いまだに阿部のチームから脱却できていない。  四番としての成績ははっきり言って物足りないが、それでも勝利打点がチーム一位なのだからさすがだ。ただ、いい加減阿部を隠居させる選手が出てこないと、チームの浮上の芽はない。

 若手の台頭がないから阿部のチームである状況が続いているのか、腐っても阿部だから阿部のチームである状況が続いているのか。  それは微妙なところだが、村田を自由契約にしてまで世代交代を進めていきたいという考えなのだから、結局は誰もが目を瞑りたいその域に手を突っ込まないといけない。  「阿部のチーム」からの脱却へ向けて、方策は二つあろう。一つは、阿部以外の選手に四番を打たせ、阿部は六番打者あたりを任せるという方法、もう一つは阿部をベンチで代打の切り札として扱う方法。  前者が意味するのは「四番・坂本」で戦うということであり、後者が意味するのは一塁・マギー、三塁・岡本、左翼・亀井or石川or中井で戦うということである。  ただ、現状から考えて来年はいきなり後者で戦うというのは無理がある。ならば前者か、ということだが、四番・坂本というのは最後の手段だと首脳陣は考えているように見受ける。どっちつかずで結局四番・阿部で来年も戦うなら、村田を自由契約にした意味はない。

 そこで私が考えるのは、ゲレーロの獲得だ。今季のセ本塁打王であるゲレーロを獲得し、四番・一塁、で活躍してもらえればこれに越した話はない。  そうなるとマギーは三塁での起用が濃厚となり、岡本の出番が問題になるが、その時には一塁・マギー、左翼・ゲレーロという手もある。  それに、陽と長野が二人とも大活躍してくれるとは正直思っていない。どちらかが三割近く打ち、どちらかは2割5分台という感じになると考えている。ならばそこを若い外野手が目掛けて行ってもらいたい。もちろん、ゲレーロが不発に終わったならば、内外野問わず、そこを狙って行ってもらいたい。  しかし、マシソンとマイコラス、二人とも慰留に成功した場合は外国人枠の兼ね合いもあるので、獲得すべきでないと考えるが、マイコラスの慰留は難しいだろう。そして、ゲレーロを獲得できた場合は、投手も含めて外国人の補強はそれで打ち止めにする。

 若い力は必要だが、そのために最下位になることは果たしていいことか。最下位でも構わないと思って最下位になるのと、優勝やAクラスを目指して、その結果最下位になってしまったのでは、得られるものも変わってくる。  まずは育成よりも勝利を掲げ、その中で、今年や昨年よりは育成の割合を高めること。これが必要だと思っている。そのためには、昨年の30億円補強ほどの補強は要らないが、4.5億円ぐらいの補強は必要だろう。それこそが、世代交代への近道になると思っている。  そして、その補強によりまずは阿部頼みからの脱却を図れればベストだ。阿部の功績は大きい。ただ、そろそろ代打の切り札として、あるいは勝負所でのスタメンとして出場する。そういう年齢に差し掛かったのである。

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